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子どもの不登校は親のせい?中学受験後に娘が学校へ行けなくなった40代母親の相談事例

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子どもが学校へ行けなくなったとき、親はどうしても自分を責めてしまうことがあります。

「あのとき、もっと違う声かけをしていれば」

「無理をさせすぎてしまったのではないか」

「私のせいで、この子は学校へ行けなくなったのではないか」

頭では、子どもの不登校にはさまざまな要因があると分かっていても、目の前で子どもがつらそうにしている姿を見ると、親の心には大きな罪悪感が残ることがあります。

今回のご相談者様は、関東にお住まいの40代女性Rさんです。

相談方法は対面で、よりびとは田中はるです。

相談テーマは、子どもの不登校問題でした。

Rさんは、娘さんに中学受験をさせようと考え、塾通いを頑張らせていました。

けれど、その中で娘さんの体調が悪くなることが増え、学校へ行けなくなってしまいました。

中学受験はあきらめることになりましたが、Rさんの中には「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまった」という思いが強く残っていました。

本当は、娘さんが元気に学校へ通い、中学受験にも挑戦し、志望校に合格してくれたら。

そんな願いがあったからこそ、思うように進まなくなった現実を前に、Rさんは深く自分を責めていました。

眠りも浅くなり、夫婦で悩みを抱え込みながら、「この先ずっと不登校のままだったらどうしたらよいのだろう」と不安を感じていました。

田中はるは、Rさんの罪悪感をすぐに否定したり、無理に前向きな言葉でまとめたりするのではなく、まずはそのまま気持ちを吐き出していただく時間を大切にしました。

田中はるの聴き方は、安心できる雰囲気の中で、お相手のペースに合わせてゆっくり聴き、話がまとまっていなくても否定せず穏やかに受け止めることを大切にしています。

「私が悪かったのではないか」

「娘の未来を壊してしまったのではないか」

「親として、これから何をすればいいのか分からない」

そんなRさんの言葉になりきらない不安や罪悪感を、ひとつずつ丁寧にお聴きしていきました。

今回の相談事例では、中学受験をきっかけに娘さんが学校へ行けなくなり、「親のせいなのでは」と自分を責めていたRさんが、ひとりで抱え込まずに相談先を頼っていいと気づいていく過程をお話ししていきます。

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投稿者プロフィール

田中はる
田中はるよりびと
■ 対応しやすい時間帯:① 10:00〜14:00|朝昼タイム ② 14:00〜18:00|午後タイム
※土日祝対応(枠が埋まりやすいため、事前予約をお勧めします)
※シフトは2週間単位で掲載します、詳しくは待機カレンダーを確認ください。

■ 年齢:40代

■ キャッチコピー:安心できる雰囲気でゆっくり丁寧にお聴きします。

■ 得意なテーマ

- ペットロス・グリーフケア(死別や離別による悲嘆反応)
- 身近な人間関係の悩み(親子・配偶者やパートナー・女性同士など)
- とにかく話を聴いてほしいとき

■ 聴き方・スタイル

- お相手のペースに合わせてゆっくり聴きます
- 話がまとまっていなくても大丈夫
- 否定せず、穏やかに受け止めます
- 沈黙も気まずくしないスタイルです

■ 経験

- 自分自身のペットロスとグリーフの経験によりグリーフケアを学び、対象別自助グループ傾聴ボランティアに参加(ペット・配偶者やパートナー・子ども・親・きょうだいを亡くされた方々が参加する会)
- 死別経験(妊娠後期流産・義父・義母・父・愛犬)
- 病気で介護状態になった父の身元引受人の経験
- 結婚生活20年以上
- 犬の飼育経験
- 子育て経験
- 両親の離婚や母の再婚により複雑な家庭環境で過ごした経験
- 資格・認定:認定傾聴カウンセラー/グリーフケア心理カウンセラー/ペットロス専門士/グリーフ専門士/グリーフケア・アドバイザー/心のサポーター/かかわり愛サポーター

■ 大切にしていること

- どんなお話も否定しません
- 話したくないことは無理に聞きません
- 気持ちが整理されていなくてもそのままで大丈夫
- 泣いても沈黙してもOK

■ 人柄・ユニークポイント

- 好きなもの:犬/お花/映画やドラマ鑑賞
- よく言われる性格:「やさしい」「落ち着いている」「話しやすい」「頼もしい」
- ちょっとしたこだわり:自分時間を大切にしてコーピングを増やすこと
- 聴き手としての密かな強み:「お相手の気持ちを受け止め共感すること」

■ メッセージ

今おひとりで抱えているつらいお気持ちや社会では理解されにくいことなど、どのようなお話でも大丈夫です。うまく言葉にならなくても泣いてしまっても問題ありません。あなたのペースで、安心してお話しくださいね。

目次

中学受験のあと、娘の体調不良と不登校が始まった

Rさんが相談に来られた背景には、娘さんの中学受験がありました。

親として、子どもに少しでも良い環境を用意してあげたい。
将来の選択肢を広げてあげたい。
志望校に合格して、自信を持って進んでほしい。

そんな思いから、Rさんは娘さんの塾通いを支え、受験に向けて一緒に頑張ってこられました。

けれど、頑張りが続く中で、娘さんの体調が悪くなることが増えていきました。
学校へ行くことも難しくなり、Rさんは中学受験をあきらめることになりました。

望んでいた未来とは違う現実を前に、Rさんの心には大きな戸惑いと罪悪感が残っていました。

「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまったのではないか」

その思いが、Rさんの中で何度も繰り返されていました。

私はまず、Rさんがこれまで娘さんのために頑張ってきたこと、そして今、どうしようもない不安の中にいることを、急いで整理せずにお聴きしていきました。

娘の将来を思って、中学受験を支えていた

Rさんは、娘さんを追い詰めたいと思っていたわけではありませんでした。

むしろ、娘さんにとって良い道を選びたい。
できることなら、元気に学校へ通いながら中学受験にも挑戦し、志望校に合格してほしい。
そう願って、塾通いを支えていました。

親が子どもの将来を考えるとき、「今ここで頑張ることが、この子のためになるのではないか」と思うことがあります。

特に中学受験は、親の関わりも大きくなりやすいものです。
塾の予定、宿題、模試、成績、学校生活。
気にかけることが増えるほど、親も子どもも知らないうちに力が入りすぎてしまうことがあります。

Rさんも、娘さんを大切に思うからこそ頑張っていました。

けれど、あとから振り返ったとき、Rさんの心には「よかれと思っていたことが、娘を苦しめてしまったのではないか」という思いが残りました。

その苦しさは、親として真剣に向き合ってきたからこそ出てきたものでもありました。

体調不良が増え、学校へ行くことが難しくなった

塾通いを頑張っていた娘さんは、次第に体調を崩すことが増えていきました。

最初は、疲れが出ているだけかもしれない。
少し休めばまた通えるかもしれない。
そんなふうに思う場面もあったかもしれません。

けれど、体調不良が続くと、学校へ行くことそのものが難しくなっていきます。

子どもが学校へ行けなくなると、親の頭の中には一気にたくさんの不安が押し寄せます。

勉強はどうなるのか。
友達関係は大丈夫なのか。
このまま長く休むことになったらどうしよう。
中学受験どころではなくなってしまったのではないか。

Rさんも、娘さんの様子を見ながら、これまで思い描いていた道を手放さなければならなくなりました。

中学受験をあきらめることは、受験そのものをやめるだけではありません。

娘さんの体調、学校生活、これからのこと。
いくつもの不安を同時に抱えることでもありました。

その中でRさんは、親として何が正しかったのか分からなくなっていきました。

「私が無理をさせたのでは」と自分を責めていた

Rさんの中で一番強く残っていたのは、娘さんに対する罪悪感でした。

「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまった」

その言葉が、何度も頭の中に浮かんでいました。

子どもがつらそうにしている姿を見ると、親はどうしても自分の選択を責めてしまいやすくなります。

あのとき塾を休ませていれば。
もっと早く気づいていれば。
受験をすすめなければ。
娘の気持ちを、もっと分かってあげられていたら。

そんな「もしも」がいくつも浮かんで、心が休まらなくなります。

Rさんは眠りも浅くなり、夫婦で悩みを抱え込んでいました。

特につらかったのは、「この先ずっと不登校のままだったらどうしたらよいのか」という不安でした。

私は、Rさんの罪悪感をすぐに打ち消すのではなく、まずはその重さをそのまま言葉にしていただくことを大切にしました。

親としての後悔も、不安も、うまく整理できない気持ちも、安心して出せる時間が必要だと感じたからです。

「私のせいで不登校になったのでは」と母親が罪悪感を抱え込んだ

娘さんが学校へ行けなくなってから、Rさんの心の中には「私のせいではないか」という思いが強く残っていました。

中学受験を考えたこと。
塾通いを頑張らせたこと。
娘さんの体調が悪くなってから受験をあきらめることになったこと。

ひとつひとつを振り返るたびに、Rさんは自分の選択を責めるようになっていました。

子どものためを思っていたはずなのに、その子どもが苦しそうにしている。

その現実を前にすると、親はどうしても「私がもっと早く気づいていれば」「無理をさせなければ」と、自分に矢印を向けてしまうことがあります。

私は、Rさんの罪悪感を急いで否定するのではなく、まずはその思いをそのまま出していただくことを大切にしました。

親としての後悔、不安、怖さ。

それらを口にする時間が、Rさんには必要だと感じたからです。

「私が中学受験をさせようとしたから」という思いが離れなかった

Rさんの頭の中で繰り返されていたのは、「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまった」という言葉でした。

娘さんの将来を思って選んだことだったとしても、今の娘さんが学校へ行けなくなっていると、その思いは一気に自分を責める材料になってしまいます。

親にとって、子どもが元気でいることは何より大切です。

だからこそ、体調を崩している姿を見るたびに、「私が押しすぎたのかもしれない」「娘の気持ちより受験を優先してしまったのかもしれない」と感じてしまうことがあります。

Rさんも、自分の中で何度も振り返りながら、答えの出ない問いを抱えていました。

私は、その言葉をすぐに「そうではありません」と打ち消すのではなく、Rさんがどれほど娘さんを大切に思っていたのか、その中でどれほど苦しくなっていたのかを、ゆっくりお聴きしました。

罪悪感の奥には、娘さんを思う深い気持ちがありました。

夫婦で抱え込み、不安が外に出せなくなっていた

Rさんは、娘さんの不登校について夫婦で抱え込んでいました。

子どものことだから、家庭の中で何とかしなければならない。
親である自分たちが、どうにか道を見つけなければならない。

そう感じるほど、外に助けを求めることが難しくなることがあります。

特に不登校の悩みは、周りに話しにくいものです。

「学校へ行けていないことを知られたらどう思われるだろう」
「親の関わり方を責められるのではないか」
「家庭の問題だと思われるのではないか」

そんな不安があると、ますます夫婦だけで考え込んでしまいます。

でも、夫婦だけで考え続けるほど、視野が狭くなり、不安が大きくなっていくこともあります。

Rさんも、「この先ずっと不登校のままだったらどうしたらよいのか」という思いを抱え、心が休まりにくくなっていました。

私は、Rさんが話す言葉だけでなく、言葉の合間にある迷いや怖さも大切にしながらお聴きしました。

話すことで、抱えていた不安が少し外に出ていくことがあります。

眠りが浅くなるほど、先の見えない不安が強くなっていた

Rさんには、眠りが浅いという体の反応も出ていました。

日中は何とか過ごしていても、夜になると考えが止まらなくなることがあります。

娘はこのまま学校へ戻れるのだろうか。
勉強は遅れてしまわないだろうか。
友達との関係はどうなるのだろうか。
将来に影響してしまうのではないか。

静かな時間ほど、不安は大きく感じられるものです。

眠りが浅くなると、心の余裕も少なくなります。
心の余裕が少なくなると、また自分を責めやすくなります。

Rさんも、娘さんの不登校だけでなく、自分自身の心身の疲れも抱えていました。

私は、Rさんが「親として何とかしなければ」と頑張っていることを大切にしながらも、Rさん自身が休めなくなっていることにも目を向けていきました。

子どもの不登校に向き合うためには、親がひとりで自分を責め続けないことも大切です。

Rさんの話を聴きながら、まずは抱え込んでいた思いを言葉にするところから、少しずつ整理していきました。

不登校は親だけで抱えず、相談できる場所を頼っていい

Rさんのお話をお聴きしていて強く感じたのは、娘さんのことを思う気持ちが大きいからこそ、Rさん自身がとても苦しくなっていたということでした。

「私が中学受験をさせようとしたから」

「私の関わり方がいけなかったのではないか」

そう考え続けていると、不登校の問題がすべて親の責任のように感じられてしまいます。

もちろん、親として振り返ることは大切です。
子どもの様子を見直したり、関わり方を考えたりすることにも意味があります。

けれど、そこで親が自分を責め続けてしまうと、次に何をすればいいのかが見えにくくなってしまいます。

私はRさんに、夫婦だけで抱え込まず、不登校の問題を専門的に扱っている相談先や、同じような悩みを抱える保護者が集まる場を探してみることも一つの方法だとお伝えしました。

親だけで何とかしようとしなくても大丈夫です。

子どもの不登校は、家庭だけで完結させなければいけない問題ではありません。

「親のせい」と決めつけるほど、身動きが取れなくなる

子どもが学校へ行けなくなると、親はどうしても原因を探したくなります。

何がいけなかったのか。
いつから変わってしまったのか。
自分がもっと早く気づいていれば、違う未来になっていたのではないか。

Rさんも、「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまった」という思いを抱えていました。

その気持ちは、娘さんを大切に思っているからこそ出てきたものです。

ただ、「親のせい」と決めつけてしまうと、心はどんどん狭いところへ追い込まれてしまいます。

反省することと、自分を責め続けることは少し違います。

反省は、これからの関わり方を考えるためのものです。
でも、自分を責め続けることは、親の心をすり減らしてしまいます。

私は、Rさんが悪かったと決めるためではなく、今の娘さんにとって何が必要かを考えるために、少しずつ視点を外へ広げていけるようにお聴きしていきました。

「私のせいかもしれない」という場所から、「これから何を頼れるだろう」という場所へ。

そこに意識が向いていくことが、大切な一歩になると感じました。

不登校に悩む保護者は、ひとりではない

Rさんは、娘さんの不登校について夫婦で抱え込んでいました。

家の中で起きていることだから、親が何とかしなければならない。
人に話したら、親として責められるのではないか。
周りの家庭はうまくいっているのに、どうしてうちだけ。

そんなふうに感じると、ますます相談しにくくなってしまいます。

けれど、不登校に悩む保護者は決して少なくありません。

子どもが学校へ行けなくなったとき、親も同じように戸惑い、不安になり、眠れなくなるほど悩むことがあります。

「この先どうなるのだろう」

「勉強は遅れないだろうか」

「いつまでこの状態が続くのだろう」

そうした不安を抱えながら、毎日を過ごしている保護者はたくさんいます。

だからこそ、Rさんにも「同じように悩んでいる保護者がいること」「頼れる場所があること」を知ってほしいと思いました。

ひとりで抱えていると、自分たちだけが取り残されているように感じてしまいます。

でも、話せる場所につながることで、「うちだけではないのかもしれない」と感じられることがあります。

その感覚は、親の心を少し支えてくれます。

専門的な相談先や保護者の集まりを探すことも選択肢になる

Rさんには、不登校の問題を扱っている相談機関や、同じような悩みを持つ保護者が集まる場を探してみることも、選択肢の一つとしてお伝えしました。

もちろん、すぐに答えが出るとは限りません。

子どもの状態や家庭の状況によって、必要な関わり方は変わります。
合う場所、合わない場所もあります。
一度相談したからといって、すべてがすぐに解決するわけではありません。

それでも、夫婦だけで考え続けるより、外の視点を入れることで見えてくることがあります。

学校との関わり方。
家庭での声かけ。
子どもの休ませ方。
親自身の心の守り方。
今すぐできることと、少し時間をかけて考えること。

そうしたものを分けて考えられるようになると、不安に飲み込まれにくくなります。

Rさんも、お話のあとに「一人で抱えずに専門的に相談できる場所を探してみます」と言ってくださいました。

その言葉には、問題がすべて解決したというよりも、ひとりで背負い続ける状態から少し外に目を向けられた変化がありました。

私は、その小さな変化をとても大切な一歩だと感じました。

子どもの不登校に悩む保護者が、ひとりで背負いすぎないために

Rさんのお話は、娘さんの不登校がすぐに解決したというものではありません。

学校へ行けるようになった、受験の問題がきれいに整理された、という結末ではなく、むしろ「まだ分からないことがある」中で、Rさんが少しだけ自分たち以外の場所にも目を向けられるようになった相談事例です。

子どもの不登校に向き合うとき、親はどうしても「早く何とかしなければ」と思いやすくなります。

学校に戻れるのか。
勉強は遅れないのか。
将来は大丈夫なのか。
親として何をすればいいのか。

考えることが多すぎて、心が休まらなくなることもあります。

でも、親だけで全部を背負おうとすると、罪悪感も不安も大きくなってしまいます。

Rさんはお話のあと、「一人で抱えずに、専門的に相談できる場所を探してみます」と言ってくださいました。

その言葉には、すべてを解決できた安心ではなく、ひとりで抱え込む状態から一歩外へ出ようとする変化がありました。

私は、その一歩こそ、とても大切だと感じています。

「相談できる場所を探してみます」と言えたことが大切な一歩だった

Rさんが相談の最後に話してくださった「一人で抱えずに相談できる場所を探してみます」という言葉は、とても大きな変化でした。

それまでRさんは、娘さんの不登校を夫婦で抱え込み、自分のせいではないかと責め続けていました。

もちろん、その一言で不安がすべて消えたわけではありません。

娘さんがこの先どうなるのか。
どんな支援が合うのか。
学校との関わりをどうしていくのか。

考えることは、まだ残っています。

それでも、「自分たちだけで何とかしなければ」という場所から、「頼れるところを探してみよう」という場所に少し移れたことには、大きな意味があります。

悩んでいる最中は、正解をすぐに見つけなければならないように感じることがあります。

けれど、最初の一歩は、正解を出すことではなく、抱えている荷物を少し外に出すことでもいいのです。

私は、Rさんが自分を責め続けるだけでなく、外の力を借りる方向へ目を向けられたことを、とても大切な変化として受け止めました。

不登校の悩みは、親だけで抱えなくていい

子どもの不登校は、家庭の中で起きているように見えるため、親だけで何とかしなければと思いやすい悩みです。

特に中学受験が関わっている場合、親の判断や関わり方を自分で責めてしまうことがあります。

「もっと早く受験をやめていれば」

「塾に行かせなければ」

「私が期待しすぎたのかもしれない」

そんなふうに考えていると、親の心はどんどん苦しくなっていきます。

けれど、不登校の背景は一つではありません。

子どもの体調、気持ち、学校での疲れ、家庭での様子、受験のプレッシャー、環境の変化など、さまざまなことが重なっている場合があります。

だからこそ、親だけで原因を探し続けるより、相談機関や学校以外の支援先、同じ悩みを持つ保護者の集まりなど、複数の視点を持つことが助けになることがあります。

頼ることは、親として足りないという意味ではありません。

むしろ、子どもと家族を守るために、使える支えを増やしていくことでもあります。

Rさんにも、「ひとりで抱えなくていい」ということを、相談の中で少しずつ感じていただけたらと思いながらお聴きしていました。

親の罪悪感を少しゆるめることが、子どもを支える力にもなる

子どもが学校へ行けなくなったとき、親の心に罪悪感が出てくるのは自然なことです。

大切に思っているからこそ、苦しそうな子どもの姿を見ると、自分の関わりを振り返ってしまいます。

ただ、その罪悪感が強くなりすぎると、親自身が疲れ切ってしまいます。

親が自分を責め続けていると、子どもへの声かけも慎重になりすぎたり、逆に焦りから強く言ってしまったりすることがあります。

だから、子どもを支えるためにも、まず親の心が少し休めることは大切です。

Rさんは、「この先ずっと不登校のままだったらどうしたらよいのか」という不安を抱えていました。

その不安は、すぐに消せるものではありません。

けれど、誰かに話すことで、頭の中でぐるぐるしていた思いが少し整理されることがあります。

「私だけが悪い」と思っていた気持ちが、「これから頼れる場所を探してみよう」に変わっていくこともあります。

私は、Rさんの罪悪感を責めず、急かさず、まずは言葉にしてもらうことを大切にしました。

親が少し呼吸できるようになることは、子どもに向き合う力を取り戻すことにもつながっていくと感じています。

子どもの不登校を親だけで抱え込まないために

子どもが学校へ行けなくなったとき、親はどうしても自分を責めてしまうことがあります。

「私の関わり方が悪かったのかな」

「もっと早く気づいていれば」

「受験をすすめなければ、こんなことにはならなかったのかもしれない」

そんなふうに、何度も同じことを考えてしまう方もいると思います。

特に中学受験のように、親の関わりが大きくなりやすい出来事があったあとだと、「親のせいなのでは」と感じてしまうことがあります。

けれど、子どもの不登校は、ひとつの出来事だけで決まるものではありません。

体調、気持ち、学校での疲れ、受験のプレッシャー、家庭での過ごし方、本人の性格やタイミング。

いろいろなことが重なって、ある日、学校へ行くことが難しくなる場合があります。

だからこそ、親だけで原因を探し続けなくても大丈夫です。

もちろん、振り返ることは大切です。

でも、振り返ることと、自分を責め続けることは違います。

親がひとりで罪悪感を抱え続けてしまうと、心も体も休まらなくなってしまいます。

今回のRさんも、娘さんの不登校を前に、「私が中学受験をさせようとしたから、この子の体調が悪くなってしまった」と感じていました。

眠りが浅くなるほど不安が強くなり、夫婦で悩みを抱え込んでいました。

それでも、気持ちを言葉にしていく中で、Rさんは少しずつ「一人で抱えず、相談できる場所を探してみよう」と思えるようになっていきました。

子どもの不登校に悩む保護者は、決して少なくありません。

同じように、どうしたらいいか分からず悩んでいる方はたくさんいます。

親として不安になることも、後悔することも、眠れなくなるほど考えてしまうことも、おかしなことではありません。

まずは、今抱えている気持ちを、安心して言葉にできる場所を持つことが大切です。

話がまとまっていなくても大丈夫です。

「子どもの不登校が心配です」

「中学受験のあとから、娘の様子が変わってしまいました」

「親としてどうしたらいいのか分かりません」

そんな言葉からでも大丈夫です。

一人で抱え続けていると、出口が見えにくくなることがあります。

でも、誰かに話すことで、今できることと、少し時間をかけて考えることが分けやすくなることがあります。

予約を考えている方は、LINE公式アカウントを友だち追加していただくと、スマートフォンから簡単に予約へ進めます。

「少し話してみようかな」と思ったタイミングで、無理のない形でご利用ください。

子どもの不登校を、親だけで背負い続けなくて大丈夫です。

あなた自身の不安や罪悪感も、安心できる場所で少しずつ言葉にしていきましょう。

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