子どもの発達が気になる…違和感から始まった私の体験談|不安・葛藤・受け入れまでのリアル

「なんか、うちの子ちょっと違うかも…」
はっきり言葉にできるわけじゃないけど、ふとした瞬間に感じる違和感。
周りの子は普通にできていることが、どうしてこの子はこんなに難しいんだろう…と戸惑う日々が続いていました。
列に並べない、大きな声で泣き続ける、切り替えができない。
そのたびに「育て方が悪いのかな」と自分を責めてしまうこともありました。
でも同時に、「やっぱり何か違う気がする」という感覚も消えませんでした。
初めての子育てで、わからないことばかり。
誰に聞けばいいのかも分からず、不安だけが積み重なっていく――そんな毎日でした。
これは、子どもの発達に違和感を感じた私が、不安や葛藤を抱えながらも、少しずつ向き合い方を見つけていった体験談です。


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■ メッセージ
日々の中で感じるモヤモヤや不安は、
一人で抱え込むほどつらくなってしまうものです。
どんな気持ちも、そのままで大丈夫です。
安心できる時間の中で、少しずつ気持ちを整理していけたらと思います。
目次
- ○ 小さな違和感が積み重なっていった日々
- ・比べたくないのに、どうしても比べてしまう
- ・「育て方が悪いのかも」と自分を責めていた
- ・わからないまま進む子育ての不安
- ○ 不安と疲れが積み重なり、余裕がなくなっていった頃
- ・子どもの行動に振り回されてしまう毎日
- ・理不尽に感じる出来事と、行き場のない気持ち
- ・「もう限界かも」と思った心と体のサイン
- ○ 誰かに話せたことで、少しずつ見え方が変わっていった
- ・「話してもいいんだ」と思えたときの安心感
- ・情報は待つものではなく、自分から取りにいくもの
- ・一人じゃないと感じられたことが支えになった
- ○ 完璧じゃなくていいと気づいたとき、少しラクになれた
- ・「できていない」ではなく「できている」に目を向ける
- ・自分の気持ちを後回しにしないという選択
- ・同じように悩む人へ伝えたいこと
- ○ 読者へのメッセージ
小さな違和感が積み重なっていった日々
「なんか、他の子と少し違うかもしれない」
そんな感覚は、ある日突然はっきりと気づくものではなく、日常の中でじわじわと積み重なっていきました。最初は気のせいかなと思ったり、「そのうちできるようになるよね」と自分に言い聞かせたりしていました。でも、同じくらいの年齢の子どもたちと関わる場面が増えていく中で、その違和感は少しずつ無視できないものになっていきました。
列に並ぶことが難しかったり、気持ちの切り替えがうまくいかなかったり。周りの子が自然にできていることが、なぜこの子にはこんなにも大変なんだろうと感じる場面が増えていきました。そのたびに戸惑いと同時に、「私の関わり方がよくないのかな」と自分を責める気持ちも強くなっていきました。
初めての子育てで、正解がわからない。誰かに聞きたくても、何をどう聞けばいいのかすら分からない。そんな中で、不安だけがどんどん膨らんでいきました。これは、はっきりとした答えが見えない中で、違和感と向き合い続けた当時の私の記録です。
比べたくないのに、どうしても比べてしまう
本当は比べたくなんてないのに、気づけば他の子と比べてしまっていました。
同じ年頃の子どもたちが、当たり前のように順番を守って並んでいる姿を見たとき、「どうしてうちの子はできないんだろう」と思ってしまう自分がいました。できていないところばかりが目についてしまい、焦りや不安がどんどん大きくなっていきます。
周りの子は落ち着いているのに、うちの子は大声で泣き続けてしまう。少しのことで気持ちが切り替えられず、その場から動けなくなってしまう。そのたびに周りの視線が気になって、申し訳なさや居心地の悪さを感じることもありました。
「まだ小さいから」「そのうち落ち着くよ」そんな言葉をかけてもらうこともありましたが、心のどこかでは納得しきれない自分もいました。安心したい気持ちと、やっぱり何か違う気がするという感覚。その間で揺れ続けていたのを覚えています。
「育て方が悪いのかも」と自分を責めていた
うまくいかない場面が増えるほど、「もしかして私のせいなのかもしれない」と思うようになっていきました。
子どもが泣き止まないとき、切り替えができないとき、周りの人に迷惑をかけてしまったと感じたとき。そのたびに、「もっと違う関わり方があったんじゃないか」「ちゃんとできていないのは私のせいかもしれない」と考えてしまいました。
子育てには正解がないと分かっていても、うまくいかない現実を目の前にすると、自分を責める方向にしか考えられなくなってしまいます。誰かに相談したい気持ちはあっても、「こんなことで悩んでいるなんて思われたくない」と感じてしまい、なかなか言葉にすることができませんでした。
気づけば、不安や焦りを一人で抱え込むようになっていて、心にも余裕がなくなっていました。子どものことで悩んでいるはずなのに、いつの間にか「ちゃんとできていない自分」を責め続ける時間の方が長くなっていたように思います。
わからないまま進む子育ての不安
当時の私にとって一番つらかったのは、「これからどうなるのか分からない」という不安でした。
今だけの問題なのか、それともこの先も続いていくのか。何か対応が必要なのか、それとも見守ればいいのか。その判断すらつかないまま、日々の子育てを続けていくことに大きな不安を感じていました。
「様子を見ましょう」と言われることもありましたが、その“様子を見る期間”がどれくらいなのか、何を基準に判断すればいいのかも分かりません。ただ時間が過ぎていくことに、焦りを感じることもありました。
本当は、誰かに話を聞いてほしかったのかもしれません。でも、「これって相談していいことなのかな」と迷っているうちに、どんどん一人で抱え込んでしまっていました。
わからないことをわからないままにしておくことのしんどさ。先が見えないまま進んでいく不安。それが、当時の私の中でずっと重くのしかかっていました。
不安と疲れが積み重なり、余裕がなくなっていった頃
気づけば、毎日がいっぱいいっぱいでした。
子どもの行動に戸惑いながら対応し、そのたびに周りに気を使い、自分を責める。そんな繰り返しの中で、少しずつ心も体も疲れていったのを覚えています。
特にしんどかったのは、「どうしたらいいのか分からないまま頑張り続けること」でした。明確な答えがないまま、ただ目の前のことに対応し続ける日々。うまくいかないことがあるたびに、また自信をなくしてしまう。その繰り返しで、どんどん余裕がなくなっていきました。
本当は少し立ち止まりたかったのに、「親なんだから頑張らないと」と無理に踏ん張っていた気がします。でも、気づかないうちに心は限界に近づいていて、小さなことでイライラしたり、急に涙が出てきたりすることも増えていきました。
「もう無理かもしれない」と思いながらも、どうしたらいいのか分からない。そんな状態が続いていました。
子どもの行動に振り回されてしまう毎日
毎日の中で一番大変だったのは、子どもの行動にどう対応すればいいのか分からないことでした。
例えば、保育園のあとに気持ちが爆発してしまい、家で大暴れすることもありました。何か特別な理由があるわけではないのに、急にスイッチが入ったように泣き続けたり、落ち着かなくなったりする。そのたびに、どう声をかければいいのか、どう関わればいいのか分からず、戸惑うばかりでした。
「落ち着いてほしい」と思って声をかけても、逆にヒートアップしてしまうこともありました。なだめても、抱きしめても、うまくいかない。そんな経験が続くと、「私のやり方が間違っているのかな」と自信を失っていきます。
周りの子どもたちは穏やかに過ごしているように見えるのに、なぜうちはこんなに大変なんだろう。そう思うたびに、孤独感も強くなっていきました。
理不尽に感じる出来事と、行き場のない気持ち
子育ての中で、どうしても納得できない場面もありました。
子どもの行動によって周りに迷惑をかけてしまい、謝ることが増えていく中で、「どうして私たちだけこんな思いをしないといけないんだろう」と感じることもありました。もちろん子ども自身も苦しんでいるのは分かっているのですが、それでも親としてのしんどさは消えるわけではありませんでした。
時には、心ない言葉をかけられることもありました。理解されないことへのつらさや、「ちゃんとしつけてください」といったニュアンスを感じる言葉に、深く傷つくこともありました。
でも、その気持ちをどこに出せばいいのか分からない。怒りや悲しみを感じる自分に対して、「そんなふうに思ってはいけない」とさらに自分を押さえ込んでしまうこともありました。
気づけば、どんどん気持ちの行き場がなくなっていきました。
「もう限界かも」と思った心と体のサイン
今振り返ると、あの頃は明らかに限界に近い状態でした。
夜になると動悸がしたり、なかなか眠れなかったり。日中も疲労感が抜けず、何をしていても頭がぼんやりするような感覚がありました。ちょっとしたことで涙が出てきたり、気力が湧かなくなったりすることも増えていきました。
それでも、「親なんだから」「頑張らないと」と思って無理を続けていました。休むことに対してもどこか罪悪感があって、自分のしんどさを後回しにしてしまっていたのだと思います。
でも、あるときふと「このままじゃ本当にダメかもしれない」と感じる瞬間がありました。
子どもを大切にしたい気持ちはあるのに、余裕がなくて優しくできない自分。そんな自分に対してさらに落ち込んでしまう。その繰り返しに、心も体もついていけなくなっていました。
あの頃の私は、助けを求めることすら難しいくらい、いっぱいいっぱいだったのだと思います。
誰かに話せたことで、少しずつ見え方が変わっていった
あの頃の私は、「どうにかしなきゃ」と思いながらも、どこに頼ればいいのか分からずにいました。
でもあるとき、思い切って人に話してみたことが、大きなきっかけになりました。特別なアドバイスをもらったわけではありません。ただ、これまで抱えてきた気持ちをそのまま言葉にして、否定されずに聴いてもらえた。それだけのことなのに、不思議と心が少し軽くなったのを覚えています。
それまでは、「ちゃんとしなきゃ」「頑張らなきゃ」と力が入りすぎていたのかもしれません。でも、誰かに受け止めてもらうことで、「このままの自分でもいいのかもしれない」と少しずつ思えるようになっていきました。
そこから、少しずつ行動や考え方も変わっていきました。いきなり何かが劇的に変わったわけではないけれど、小さな気づきの積み重ねが、少しずつ日々の見え方を変えてくれたように感じています。
「話してもいいんだ」と思えたときの安心感
それまでの私は、「こんなことを話してもいいのかな」とずっと迷っていました。
子どものこと、自分のしんどさ、うまくいかない日々。どれも誰かに話すほどのことじゃないんじゃないか、もっと大変な人もいるんじゃないか、そんなふうに思っていたからです。でも実際に話してみると、「それだけ大変だったんですね」と受け止めてもらえたことが、とても印象に残っています。
何かを解決してもらったわけではないのに、「分かってもらえた」と感じるだけで、こんなにも気持ちが落ち着くんだと初めて知りました。
それまで一人で抱えていた気持ちが、少し外に出ただけで、こんなにも軽くなるんだと感じた瞬間でした。
その経験を通して、「無理に一人で抱えなくてもいいんだ」と思えるようになったことが、私にとってはとても大きな変化でした。
情報は待つものではなく、自分から取りにいくもの
話をする中で気づいたのは、「知らないことが多すぎた」ということでした。
それまでは、「そのうち分かるだろう」「必要な情報は自然と入ってくるだろう」とどこかで思っていました。でも実際には、待っているだけでは何も変わらないことがほとんどでした。
発達のこと、関わり方のこと、支援のこと。少しずつ自分から調べたり、知っている人に聞いたりすることで、「こういう選択肢もあるんだ」と視野が広がっていきました。
もちろん、全部を完璧に理解できたわけではありません。それでも、「分からないことは聞いていい」と思えるようになったことで、不安が少しずつ減っていきました。
知らないままでいる不安と、知ろうとする安心感。この違いはとても大きかったです。
一人じゃないと感じられたことが支えになった
同じように悩んでいる人と出会えたことも、大きな支えになりました。
それまでは、「こんなことで悩んでいるのは自分だけかもしれない」と思っていました。でも実際には、同じように子どものことで悩み、葛藤しながら向き合っているお母さんやお父さんがたくさんいることを知りました。
話をしていると、「それ分かります」と言ってもらえることがありました。その一言だけで、「自分だけじゃなかったんだ」と感じられて、気持ちが少し楽になったのを覚えています。
誰かと比べるのではなく、「一緒に頑張っている人がいる」と思えること。それが、思っていた以上に心の支えになっていきました。
子育ては一人で抱えるものじゃない。そう実感できたことで、少しずつ気持ちに余裕が生まれていったように感じています。
完璧じゃなくていいと気づいたとき、少しラクになれた
今振り返ると、あの頃の私は「ちゃんとしなきゃ」に縛られすぎていたように思います。
子どものために、いい親でいなきゃいけない。周りに迷惑をかけないようにしなきゃいけない。そんな思いが強くなればなるほど、自分自身を追い込んでしまっていました。
でも、いろんな人と関わり、話をする中で、「完璧じゃなくていいんだ」と少しずつ思えるようになっていきました。
うまくいかない日があってもいい。イライラしてしまう日があってもいい。全部をきちんとやろうとしなくても、子どもと一緒に過ごしているだけで十分なんじゃないか。そう思えるようになってから、少しずつ気持ちが軽くなっていきました。
今も悩みがなくなったわけではありません。受け入れられていない部分がある日もあります。それでも、「それでもいい」と思えるようになったことが、以前との大きな違いです。
「できていない」ではなく「できている」に目を向ける
以前の私は、どうしてもできていないことばかりに目が向いていました。
他の子と比べてしまい、「なんでできないんだろう」と思うことが当たり前になっていたんです。でも、少しずつ視点を変えていく中で、「できていること」に目を向ける大切さに気づきました。
小さなことでもいい。今日は少し落ち着いて過ごせた、笑顔でいられた時間があった。それだけでも十分だと思えるようになると、見える景色が変わっていきました。
子どもだけでなく、自分自身にも同じことが言えると感じています。ちゃんとやれていないことばかりを見るのではなく、「今日もここまでやった」と認めてあげること。
それだけで、気持ちが少し楽になることを知りました。
自分の気持ちを後回しにしないという選択
子どものことを優先するあまり、自分の気持ちをずっと後回しにしてきたことにも気づきました。
でも、自分に余裕がない状態では、子どもに優しく関わることも難しくなってしまいます。だからこそ、「自分のための時間や距離も必要なんだ」と思えるようになりました。
イライラしたときは少し離れる。しんどいときは無理をしない。そんな当たり前のことを、自分に許せるようになったのは大きな変化でした。
前は「ちゃんとやらなきゃ」と思っていたことも、今は「今日はここまででいいか」と少し肩の力を抜けるようになりました。
それは決して手を抜いているわけではなく、自分を守るための大切な選択なんだと感じています。
同じように悩む人へ伝えたいこと
もし今、同じように悩んでいる方がいたら伝えたいです。
一人で抱えなくていいということ。分からないままでもいいし、すぐに答えが出なくても大丈夫だということ。
私も今でも迷うことはありますし、すべてを受け入れられているわけではありません。それでも、少しずつでも向き合っていく中で、見えてくるものがあると感じています。
そして、誰かに話すことは思っている以上に大きな力になります。
アドバイスじゃなくてもいい。ただ話を聴いてもらえるだけで、気持ちが整理されたり、「これでいいのかもしれない」と思えたりすることがあります。
子育ては一人で頑張り続けるものではないと、今は心から思います。
あなたも、あなたのペースで大丈夫です。
読者へのメッセージ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
子どものことで悩んでいるときって、「これでいいのかな」「誰かに聞きたいけど、何から話せばいいんだろう」と立ち止まってしまうこと、ありますよね。
私自身もそうでした。
不安やモヤモヤを抱えたまま、時間だけが過ぎていく感覚。
でも、一歩外に出てみると、少しずつ見えるものが変わっていきました。
「話すほどのことじゃないかも」と思うようなことでも大丈夫です。
むしろ、そういう気持ちほど大切にしてほしいなと思っています。
もし「少し話してみたいな」と感じたら、気軽に一歩踏み出してみてください。
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無理に何かを変えようとしなくて大丈夫です。
あなたのペースで、安心できる時間を持てるきっかけになればうれしいです。
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