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発達障害の子育てで怒りが止まらないママへ|話を丁寧に聴くことで見えてくる自分の変化

発達障害の子育てで怒りが止まらないママへ|話を丁寧に聴くことで見えてくる自分の変化

子育てをしていると、毎日の中で思うようにいかないことがたくさんありますよね。

特に、発達障害のあるお子さんの育児では、園や学校とのやりとり、家庭での対応、書類の準備など、気を張る場面が多くなることもあると思います。

本当は誰かに話したいけれど、身近にゆっくり聞いてくれる人がいない。

気づけば、怒りや不安、モヤモヤを一人で抱えてしまっている。

そんなふうに感じることはありませんか?

私は、先入観を持たずに、どんなお話でも丁寧にお聴きすることを大切にしています。

うまく話そうとしなくても大丈夫です。

気持ちが整理できていなくても、同じ話を何度しても大丈夫です。

否定せず、落ち着いてお話を受け止めながら、その方が今いちばん何に困っているのかを一緒に見つめていけたらと思っています。

お話をすることで、自分でも気づかなかった気持ちが見えてきたり、少し離れたところから自分を見られるようになったりすることがあります。

今回は、発達障害のあるお子さんを育てるお母さんとの関わりの中で感じた、「話すことで少しずつ生まれる変化」についてお伝えしたいと思います。

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■ 待機時間:10時~22時(シフト制)
※土日祝対応(枠が埋まりやすいため、事前予約をお勧めします)
※シフトは2週間単位で掲載します、詳しくは待機カレンダーを確認ください。

■ 年齢:50代

■ キャッチコピー:「安心して話せる場所で、あなたの気持ちにゆっくり寄り添います」

■ よりびとナビ対応テーマ

※よりびとナビ対応よりびと
※よりびとナビとは、よりびとの経験や視点をもとに、気持ちや考えを一緒に整理していくオプションサービスです。

・子育ての悩み・育児ストレス
・親子関係・夫婦関係・家族関係
・不安やモヤモヤの整理・自己理解

※海外での子育て経験を活かしたご相談にも対応しています。

■ こんな話をよく聴いています

・子育ての悩みや育児への不安
・夫婦関係や家族との関係の悩み
・ママ友など人間関係のモヤモヤ
・漠然とした不安や気持ちの整理
・親しい人には話しにくい気持ち
・愚痴や誰かに聞いてほしい話

■ 聴くときに大切にしていること

・否定や批判をせず、まずは受け止めること
・安心して話せる雰囲気づくり
・話したくないことを無理に聞かないこと
・気持ちが整理できていなくても大丈夫だと伝えること
・その人のペースを尊重すること

■ 関わり方のスタイル

・ゆったりと落ち着いてお話を聴くスタイル
・沈黙も大切な時間として受け止めます
・気持ちを整理するお手伝いをしながら寄り添います
・「こんなこと話してもいいのかな」という内容も歓迎です

■ 資格・職歴

・歯科衛生士
・心理カウンセラー
・子育て支援員
・公的機関にて子育てSOS電話相談員を経験
・社会的養護施設に勤務
・傾聴ボランティア活動中

■ これまでの経験

子育て支援や相談支援の現場で、多くの方の悩みや不安に寄り添ってきました。

また、海外での子育て経験があり、文化や環境の違いの中で感じる戸惑いや孤独感も経験してきました。

私自身、子どもの頃は自分の気持ちを十分に話せない環境で育ちました。だからこそ、「気持ちを聞いてもらえない苦しさ」や「本音を言えないつらさ」に寄り添いたいと思っています。

■ こんな方におすすめ

・子育てに疲れてしまっている
・家族や夫婦関係で悩んでいる
・自分の気持ちを整理したい
・誰かに話を聴いてほしい
・安心して本音を話せる場所を探している
・親しい人には言えない気持ちを抱えている

■ メッセージ

気持ちを話すことは、決して弱いことではありません。

誰かに話すことで、自分でも気づかなかった気持ちが見えてきたり、心が少し軽くなったりすることがあります。

うまく話そうとしなくても大丈夫です。言葉がまとまっていなくても大丈夫です。

あなたのペースを大切にしながら、安心して話せる時間をご一緒できればうれしく思います。

目次

話せる人がいない子育てのつらさに、まず寄り添う

子育てをしていると、「誰かに聞いてほしい」と思う瞬間が何度もあります。

でも、いざ話そうとすると、どこから話せばいいのかわからなかったり、「こんなことを言ったら責められるかな」と不安になったりすることもあると思います。

特に、発達障害のあるお子さんを育てているお母さんは、毎日の中で気を張る場面が多いのではないでしょうか。

園や学校とのやりとり、先生への説明、家庭での対応、書類の準備、周りの人との温度差。

ひとつひとつは何とかこなせていても、それが毎日続くと、心の中に怒りや不安、疲れがたまっていきます。

そして、その気持ちを身近な人に話せないままでいると、いつの間にか「私だけが大変なのかな」「どうしてわかってもらえないんだろう」と、孤独感が大きくなってしまうことがあります。

私は、そんなまとまりきらない気持ちも、否定せずに丁寧にお聴きしたいと思っています。

うまく話そうとしなくても大丈夫です。

怒りが出てきても、涙が出ても、同じ話を何度しても大丈夫です。

まずは、今の気持ちをそのまま外に出してみること。

そこから少しずつ、自分が本当は何に困っているのか、どんな思いを抱えていたのかが見えてくることがあります。

私が大切にしているのは、先入観を持たずに聴くことです。

「こうすればいい」とすぐに答えを出すのではなく、その方の背景や日々の積み重ねを想像しながら、落ち着いてお話を受け止めることを意識しています。

話すことで、気持ちが少しゆるんだり、自分を少し離れたところから見られるようになったりする。

そんな時間になればいいなと思っています。

「話す相手がいない」と感じると、気持ちはどんどん内側にたまっていく

子育ての悩みは、毎日の生活の中に入り込んでいるからこそ、簡単には切り離せないものだと思います。

朝の準備がうまく進まない。

学校からの連絡に対応しなければならない。

子どもの様子が気になって、家にいても心が休まらない。

そうした小さな負担が積み重なると、心の余裕は少しずつ削られていきます。

それでも周りからは、「お母さんなんだから」「みんな大変だよ」と言われてしまうこともあります。

そうすると、本当はつらいのに、つらいと言えなくなってしまいます。

「私が弱いだけなのかな」

「もっとちゃんとしないといけないのかな」

そんなふうに、自分を責める方向へ気持ちが向いてしまうこともあります。

特に、ご主人以外に話せる人がいない場合、家庭の中だけで気持ちを抱えることになります。

もちろん、ご主人が話を聞いてくれることも大切です。

でも、身近な相手だからこそ遠慮してしまったり、逆に感情がぶつかってしまったりすることもあると思います。

だからこそ、安心して話せる時間が必要なのだと思います。

話の内容がまとまっていなくても、怒りが強く出ていても、その奥には必ず理由があります。

「わかってほしかった」

「助けてほしかった」

「一人で抱えるのが苦しかった」

そんな本音が隠れていることもあります。

私は、表に出ている言葉だけで判断しないようにしています。

怒っているから悪い、感情的だから困った人、というふうには見ません。

その怒りが出てくるまでに、どんな出来事があったのか。

どれだけ頑張ってきたのか。

そこを丁寧に聴いていくことで、少しずつ気持ちの形が見えてくることがあります。

否定されずに聴いてもらえるだけで、人は少し安心できる

誰かに話すとき、一番怖いのは「否定されること」かもしれません。

「それは考えすぎじゃない?」

「もっと前向きに考えたら?」

「あなたにも悪いところがあるんじゃない?」

そんな言葉を受けると、もうそれ以上話せなくなってしまうことがあります。

もちろん、相手に悪気がない場合もあります。

励ましたい気持ちや、何とかしてあげたい気持ちから出た言葉かもしれません。

でも、気持ちがいっぱいになっているときには、正しいアドバイスよりも、まず「そう感じていたんですね」と受け止めてもらうことの方が必要なことがあります。

私は、お話を聴くときに、すぐに判断しないことを大切にしています。

その方の言葉を大事にしながら、「今、どんなことで一番困っているのか」「何が一番つらかったのか」を一緒に確認していくようにしています。

話があちこちに広がることもあります。

怒りの話から学校の話になり、ご主人の話になり、過去の出来事に戻ることもあります。

それでも、その流れの中に大切な気持ちが含まれていることがあります。

だから、無理に遮らず、でも必要なときには根本に戻れるような質問をします。

「そのとき、一番困ったのはどんなことでしたか」

「学校に対して、何をわかってほしかったのでしょうか」

「今いちばん不安に感じているのは、どの部分でしょうか」

そんなふうに、状況を少しずつ整理できるように関わっていきます。

否定されずに話せると、人は少しずつ落ち着いてきます。

最初は強い怒りでいっぱいだった声が、だんだん穏やかになったり、最後には少し笑いが出たりすることもあります。

その変化を見るたびに、話すことには大きな力があるのだと感じます。

怒りの奥にある「本当はわかってほしい気持ち」を大切にする

怒りは、とても強い感情です。

だから、怒っている人を見ると、周りはつい「落ち着いてほしい」「怒らないでほしい」と思ってしまいます。

でも、怒りの奥には、悲しさや不安、悔しさ、寂しさが隠れていることがあります。

特に子育ての中で出てくる怒りは、ただ相手を責めたいだけではない場合が多いように感じます。

子どものことを心配しているからこそ、学校の対応に敏感になる。

一人で頑張ってきたからこそ、ご主人の言葉に傷つく。

何度も説明してきたのに伝わらないからこそ、怒りとして出てしまう。

そんなふうに、怒りは「本当はわかってほしかった」という気持ちのサインでもあると思います。

私がお話を聴くときは、怒りそのものを否定しないようにしています。

「そんなに怒らなくても」と言うのではなく、まずはその怒りが出てきた背景を大切にします。

そして、声のトーンや言葉の選び方、話すスピードにも意識を向けます。

言葉では「大丈夫」と言っていても、声が震えていたり、急に早口になったりすることがあります。

その中に、まだ言葉になっていない気持ちがあるのかもしれません。

だからこそ、沈黙も急いで埋めないようにしています。

考えている時間、言葉を探している時間も、その方にとって大切な時間だからです。

怒りを受け止めながら、少しずつ話を整理していくと、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。

「私は学校に怒っていたんじゃなくて、不安だったのかもしれない」

「本当は、誰かに一緒に考えてほしかったのかもしれない」

そんな気づきが生まれると、感情に飲み込まれるだけでなく、自分を少し離れたところから見られるようになっていきます。

その変化は、とても大きな一歩だと思います。

発達障害のある小学生ママが抱えていた怒りと孤独感

今回お話しするのは、発達障害のある小学生の男の子を育てているお母さんとの関わりです。

その方は、保育園の頃から何度かお電話をくださっている方でした。

毎回お話の中には、ご主人への怒り、園や学校の対応への怒りがありました。

「どうしてわかってくれないんだろう」

「何度言っても伝わらない」

「私ばかりが動いている気がする」

そんな思いが、言葉の端々から伝わってきました。

発達障害のあるお子さんを育てていると、日々の小さな困りごとが積み重なりやすいと思います。

学校との連絡、先生への説明、家庭での対応、必要な書類の確認。

ひとつずつは何とか対応できたとしても、それが毎日のように続くと、心も体も疲れてしまいます。

さらに、書類の処理や学校とのやりとりが苦手だと感じている場合、そこに強い負担が重なります。

周りから見ると「連絡するだけ」「書くだけ」と思われることでも、本人にとってはとても大きなエネルギーを使うことがあります。

それをうまく言葉にできないまま頑張り続けていると、怒りという形で気持ちがあふれてしまうこともあるのだと思います。

私は、その怒りをすぐに止めようとはしませんでした。

怒りの言葉だけを見るのではなく、その奥にある疲れや不安、孤独感を想像しながらお聴きしました。

話がそれていくこともありましたが、その中にも大切な気持ちが含まれていることがあります。

だからこそ、まずは受け止めること。

そして必要なときには、「今いちばん困っていることはどこなのか」に戻れるような質問をすることを意識していました。

何度もお話を重ねる中で、その方の中に少しずつ変化が生まれていきました。

最初は外に向いていた怒りが、ある時ふと「また学校に怒りをぶつけてしまいそうで怖い」という言葉になったのです。

それは、自分の気持ちを少し離れたところから見られるようになった、とても大切な変化だったように感じました。

怒りの言葉の奥には、伝わらなかったつらさがある

お話を聴いていると、怒りの言葉がたくさん出てくることがあります。

「学校がわかってくれない」

「先生の対応に納得できない」

「主人が全然動いてくれない」

そんな言葉が続くと、聞いている側はつい「どうしたら落ち着けるだろう」と考えてしまうかもしれません。

でも私は、怒りを急いでおさめようとはしないようにしています。

なぜなら、怒りはその人にとって大切なサインでもあるからです。

本当はもっと早く気づいてほしかった。

一人で抱えずに済むように、誰かに助けてほしかった。

子どものことを一緒に考えてほしかった。

そうした思いが、うまく伝わらないまま積み重なると、怒りとして出てくることがあります。

特に子育ての中では、自分のことだけではなく、子どもの将来や学校生活への不安も重なります。

だからこそ、対応ひとつ、言葉ひとつに敏感になることもあるのだと思います。

そのお母さんも、ただ誰かを責めたいだけではなかったように感じます。

お子さんのことを大切に思っているからこそ、園や学校の対応が気になる。

自分だけが動いているように感じるからこそ、ご主人への怒りが強くなる。

困っているのにうまく助けを求められないからこそ、気持ちがあふれてしまう。

そんな背景を想像しながら、私はお話をお聴きしていました。

怒りの言葉をそのまま受け止めることは、相手の言い分を全部正しいと決めることではありません。

まずは、「それくらい苦しかったんですね」と気持ちの部分を受け止めることだと思っています。

そうすることで、話している方も少しずつ落ち着いて、自分の中にある本当の困りごとに近づいていけることがあります。

怒りを否定されずに話せる時間は、自分の気持ちを整理するための入り口になるのだと思います。

話がそれていくときほど、困りごとの中心を一緒に探していく

気持ちがいっぱいになっているとき、話はあちこちに広がりやすくなります。

学校への不満を話していたはずが、ご主人への怒りになったり、過去の園での出来事に戻ったり、書類の話や先生とのやりとりに移ったりすることがあります。

話している本人も、何に一番困っているのかがわからなくなっている場合があります。

でも、それは決して悪いことではないと思います。

頭の中にたくさんの出来事や感情があるからこそ、順番通りに話せないことがあるのだと思います。

私自身も、的を得ない話が長く続くときには、「この方は今、何に一番困っているのだろう」とわかりにくくなることがあります。

だからこそ、ただ聞くだけではなく、状況を把握できるように質問を工夫することを大切にしています。

「その中で、今いちばん負担になっていることは何ですか」

「学校とのやりとりで、一番困っている場面はどこですか」

「ご主人には、どんなふうに関わってほしいと思っていますか」

このように、話を止めるのではなく、少しずつ中心に近づけるように質問をします。

話している方の言葉を大事にしながら、こちらの言葉でまとめて確認することもあります。

「今のお話を聞いていると、学校への怒りもあるけれど、本当は一人で対応している感じがつらい、ということでしょうか」

そんなふうに確認すると、ご本人が「そうです」と言われることもあれば、「そこではなくて、実はこっちなんです」と教えてくださることもあります。

そのやりとりの中で、少しずつ困りごとの輪郭が見えてきます。

話がそれることは、遠回りに見えるかもしれません。

でも、その遠回りの中に、その方の生活や気持ちの背景が表れていることがあります。

だから私は、急いで結論を出すよりも、落ち着いて一緒に整理していくことを大切にしています。

身近な人に話せない孤独は、怒りを強くしてしまうことがある

そのお母さんには、ご主人以外に話をする人があまりいないようでした。

身近に話せる人が少ないと、気持ちの逃げ場がなくなってしまいます。

ちょっとした不満や不安も、その日のうちに誰かに話せれば、少し軽くなることがあります。

でも、それを話せないまま何日も何週間も抱えていると、心の中でどんどん大きくなっていきます。

そして、ある出来事をきっかけに一気に怒りとして出てしまうことがあります。

「どうして私ばかり」

「誰もわかってくれない」

「もう限界」

そんな気持ちになるまでには、きっとたくさんの我慢があったのだと思います。

特に、子どものことに関する悩みは、誰にでも簡単に話せるものではありません。

発達障害のこと、学校での困りごと、家庭での対応。

話した相手に理解してもらえるか不安だったり、逆に心ない言葉を言われるのが怖かったりすることもあると思います。

その結果、話せる相手がどんどん限られてしまうことがあります。

私は、そんな方にとって、安心して話せる時間でありたいと思っています。

ただ明るく励ますのではなく、育児や家事の大変さをねぎらいながら、「ここまで本当によく頑張ってこられましたね」という気持ちでお聴きしています。

毎回すぐに答えが出るわけではありません。

大きな変化がその場で見えるとも限りません。

それでも、話し始めより少し声が落ち着いたり、最後に笑いが出たりすると、それだけでも大切な一歩だと感じます。

安心して話せる時間があることで、怒りに飲み込まれるだけではなく、「私は何に困っていたんだろう」と自分を見つめる余裕が少しずつ生まれていくことがあります。

その小さな変化を、私はとても大切にしたいと思っています。

否定せず丁寧に聴き続ける中で生まれた、自分を少し離れて見る力

何度かお話を聴かせていただく中で、私はそのお母さんの変化を少しずつ感じるようになりました。

最初の頃は、ご主人への怒り、園や学校への怒りが強く出ていました。

「どうしてわかってくれないのか」

「また同じことを言わなければいけない」

「私ばかりが大変な思いをしている」

そんな気持ちが、何度も言葉になって出てきていました。

もちろん、その怒りには理由がありました。

お子さんのことを一生懸命考えているからこそ、周りの対応に納得できない。

学校とのやりとりや書類のことが負担になっているのに、うまく助けを求められない。

ご主人以外に話せる人が少なく、気持ちを抱え込む時間が長くなっていた。

そうした背景を想像すると、怒りとして表に出てくるのは自然なことのようにも感じました。

私は、怒りを否定せずに受け止めながら、話の中にある本当の困りごとを一緒に探すようにしていました。

話が広がっていくときには、無理に止めるのではなく、声のトーンや言葉の変化を感じ取りながら、必要なところで質問をしました。

「今いちばん気になっているのは、学校の対応でしょうか」

「そのとき、ご主人にはどんなふうに関わってほしかったですか」

「怒りが出る前に、どんな不安がありましたか」

そんなふうに、状況を少しずつ整理していきました。

するとあるとき、そのお母さんが「また学校に対して怒りをぶつけてしまいそうで怖い」と話されたことがありました。

私は、その言葉を聞いたとき、とても大きな変化だと感じました。

それまで外に向いていた怒りを、ご自身で少し離れたところから見つめられていたからです。

自分の感情に飲み込まれるだけではなく、「このままだと怒りをぶつけてしまうかもしれない」と気づけたこと。

それは、何度も話す中で少しずつ生まれた、自分を俯瞰して見る力だったのではないかと思います。

怒りを止めるのではなく、まずはそのまま受け止める

怒りを話している人を前にすると、つい「落ち着いてほしい」「考え方を変えてほしい」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、私は最初から怒りを止めようとはしないようにしています。

なぜなら、怒りはその人がそれだけ困ってきたこと、我慢してきたこと、必死に頑張ってきたことの表れでもあると思うからです。

そのお母さんも、毎回何かに対して怒っているように見える場面がありました。

でも、その奥には、お子さんのことを大切に思う気持ちや、学校に理解してほしい思い、ご主人に一緒に考えてほしい気持ちがあったように感じます。

ただ怒っているのではなく、伝わらなかったつらさが積み重なっていたのだと思います。

私は、お話を聴くときに、まずはその気持ちを受け止めることを大切にしています。

「そんなふうに感じていたんですね」

「そこまで一人で考えてこられたんですね」

「毎日のやりとりの中で、かなり疲れていたのかもしれませんね」

そうやって気持ちを受け止めていくと、少しずつ声の強さが変わってくることがあります。

最初は早口で、怒りがあふれるように話されていた方が、だんだん言葉を選びながら話すようになることがあります。

怒りを否定されないことで、「ここでは話してもいいんだ」と安心できるのかもしれません。

もちろん、怒りをそのまま誰かにぶつけていいということではありません。

でも、怒りそのものをなかったことにしようとすると、その奥にある本当の気持ちまで見えにくくなってしまいます。

だから私は、まずは怒りを入口として受け止め、その背景を一緒に見ていくことを大切にしています。

怒りが少し落ち着いたとき、ようやく「本当は不安だった」「助けてほしかった」「どうしていいかわからなかった」という気持ちが出てくることがあります。

その瞬間を急がず待つことも、私の大事にしている関わり方のひとつです。

話を整理する質問で、自分の困りごとが少しずつ見えてくる

気持ちがいっぱいになっているときは、自分でも何に一番困っているのかわからなくなることがあります。

学校への怒りを話しているつもりでも、よく聴いていくと、ご主人にわかってもらえないつらさが大きかったりします。

書類の話をしているようで、本当は「自分だけが責任を背負っている感じ」が苦しかったりします。

ひとつの悩みに見えても、その中にはいくつもの困りごとが重なっていることがあります。

だから私は、話をただ聞き流すのではなく、状況をくわしく把握できるように質問を工夫しています。

「それはいつ頃から続いていますか」

「その中で一番しんどかった場面はどこですか」

「学校に対して、何を一番わかってほしかったですか」

「今すぐ変えたいことがあるとしたら、どの部分でしょうか」

このように質問していくと、話している方自身も少しずつ整理できることがあります。

もちろん、質問攻めにするのではなく、相手の言葉の流れを大切にしながら行います。

その方が使った言葉をできるだけそのまま拾い、必要なところで言い換えたり、まとめて確認したりします。

「今のお話を聞いていると、学校への怒りもあるけれど、一人で対応している感じがつらい、ということもありそうですね」

そんなふうに確認すると、「そうなんです」と言われることもあれば、「それもあるけれど、一番はここなんです」と返ってくることもあります。

そのやりとりを重ねることで、困りごとの中心が少しずつ見えてきます。

今回のお母さんも、話がそれていくことはありました。

でも、その中に必ず大事な気持ちがありました。

私は、迷子になった話を無理にまとめるのではなく、一緒に道を探していくような気持ちで聴いていました。

そうして少しずつ整理されていく中で、ご自身の中にも「私は今、こういう状態なんだ」と気づく力が育っていったのではないかと思います。

「また怒ってしまいそうで怖い」と言えたことは、大きな変化

あるとき、そのお母さんが電話で「学校に対して、また怒りをぶつけてしまいそうで怖い」という内容を話してくださいました。

私はその言葉を聞いたとき、とても印象に残りました。

それまでは、怒りの矛先がご主人や学校に向いていることが多かったように感じます。

でも、そのときは違いました。

自分の中に怒りがあることに気づき、その怒りが外に出てしまうかもしれないと、ご自身で感じていたのです。

これは、簡単なことではないと思います。

感情が強いとき、人はその感情に飲み込まれやすくなります。

「相手が悪い」

「どうしてわかってくれないの」

「私は間違っていない」

そんな気持ちでいっぱいになることもあります。

もちろん、それだけ苦しかったということでもあります。

でも、そこから一歩進んで、「私は今、怒りをぶつけそうになっている」と気づけたこと。

これは、自分を少し離れた場所から見られるようになったサインだと思いました。

私は、何度もお話を聴かせていただく中で、その方が少しずつ変わっていく様子を感じていました。

ご本人は、その変化に気づいていなかったかもしれません。

でも、受け手としては、声の調子や言葉の選び方、話の流れの中に、小さな変化を感じることがあります。

怒りをただぶつけるだけだったところから、「このままだとぶつけてしまうかもしれない」と気づけるようになる。

それは、とても大切な一歩だと思います。

すぐにすべてが解決するわけではありません。

同じ悩みを何度も話すこともあります。

それでも、話すたびに少しずつ気持ちが整理され、自分を俯瞰して見られる瞬間が生まれることがあります。

私は、その変化をとても嬉しく感じました。

時間はかかるかもしれません。

でも、自分の気持ちに気づき、自分の反応を少しずつ見つめられるようになることは、とても素敵な変化だと思います。

育児の悩みを一人で抱えず、安心して話せる時間を持つこと

発達障害のあるお子さんを育てていると、日々の中で気を張る場面が多くなると思います。

学校とのやりとり、先生への説明、家庭での対応、ご主人との温度差、書類の準備。

ひとつひとつは何とかこなしていても、それが何度も続くと、心の中に疲れや怒り、不安がたまっていきます。

そして、その気持ちを話せる相手が少ないと、いつの間にか「私だけが頑張っている」「誰もわかってくれない」という思いが強くなってしまうことがあります。

今回のお母さんも、最初はご主人や園、学校への怒りをたくさん話されていました。

私は、その怒りを否定せずに受け止めることを大切にしました。

怒っている言葉だけを見るのではなく、その奥にある不安や疲れ、わかってほしかった気持ちを想像しながらお聴きしました。

話がそれていくときには、無理に止めるのではなく、必要なところで質問をしながら、今いちばん困っていることに戻れるように関わっていきました。

何度かお話を重ねる中で、そのお母さんは「また学校に怒りをぶつけてしまいそうで怖い」と話されました。

それは、自分の怒りに飲み込まれるだけではなく、自分の状態を少し離れたところから見られるようになった、とても大切な変化だったと思います。

話すことで、すぐに問題が解決するわけではありません。

でも、安心して話せる時間があることで、気持ちが少し落ち着いたり、自分でも気づいていなかった本音が見えてきたりすることがあります。

私は、そんな小さな変化を大切にしたいと思っています。

話し始めより声が少し明るくなったり、最後に笑いが出たりするだけでも、その方の中で何かが少しゆるんだのだと感じます。

一人で抱え込んでいる気持ちがあるなら、うまく話そうとしなくても大丈夫です。

どんな内容でも、まずはそのままお話ししてみませんか。

すぐに解決しなくても、話すことで気持ちは少し動き出す

悩みを話すとき、「何か答えを出さなければいけない」と思ってしまう方もいるかもしれません。

でも、私は必ずしもすぐに解決することだけが大切だとは思っていません。

もちろん、困っていることが少しでも楽になる方法を一緒に考えることは大事です。

けれど、気持ちがいっぱいになっているときには、まずその気持ちを外に出すこと自体が必要な場合があります。

怒り、不安、悲しさ、悔しさ。

そうした感情を心の中だけに置いていると、どんどん大きくなってしまうことがあります。

頭では「落ち着かなきゃ」と思っていても、気持ちがついてこないこともあります。

そんなときに、否定されずに話せる時間があると、少しずつ心の中にすき間ができていきます。

今回のお母さんも、毎回すぐに大きな変化があったわけではありません。

同じような怒りを話されることもありました。

話があちこちに広がることもありました。

それでも、何度もお話を聴かせていただく中で、声のトーンや言葉の選び方が少しずつ変わっていくのを感じました。

話し始めは怒りが強くても、最後には少し落ち着いた声になったり、笑いが出たりすることがありました。

私は、その変化をとても大切にしています。

悩みが完全になくならなくても、話す前より少し呼吸がしやすくなる。

自分の気持ちを少しだけ整理できる。

「私は今、こういうことで苦しかったんだ」と気づける。

それだけでも、大きな一歩だと思います。

無理に前向きにならなくても大丈夫です。

答えを急がなくても大丈夫です。

まずは、自分の中にある気持ちを言葉にしてみること。

そこから少しずつ、次に見える景色が変わっていくことがあります。

自分を俯瞰して見られるようになることは、大切な変化

今回のお母さんが「また学校に怒りをぶつけてしまいそうで怖い」と話されたとき、私はその言葉に大きな変化を感じました。

それまでは、怒りの矛先が外に向いていることが多かったように思います。

学校が悪い。

ご主人がわかってくれない。

園や先生の対応に納得できない。

もちろん、その気持ちには理由がありました。

お子さんのことを思っているからこそ、周りの対応が気になり、不安や怒りが強くなるのは自然なことだと思います。

でも、その中で「自分が怒りをぶつけてしまいそう」と気づけたことは、とても大きな一歩でした。

それは、自分を責めるための気づきではありません。

「私はダメだ」と落ち込むためのものでもありません。

今の自分の状態に気づけるようになった、ということです。

自分の感情に飲み込まれているときは、自分を外から見ることが難しくなります。

怒りでいっぱいになると、「相手が悪い」「わかってくれない」という思いだけで頭がいっぱいになることがあります。

でも、少し落ち着いて自分の状態を見られるようになると、「私は今、不安が強いのかもしれない」「本当は助けてほしいのかもしれない」と気づけることがあります。

私は、話を聴く中でその変化をとても大切にしています。

ご本人は気づいていなくても、何度かお話を重ねる中で、少しずつ言葉が変わっていくことがあります。

怒りだけだった言葉の中に、不安や迷い、自分への気づきが混ざってくることがあります。

それは、安心して話せる時間の中で、自分の気持ちを少しずつ見つめられるようになってきた証なのではないかと思います。

自分を俯瞰して見られるようになると、感情を否定するのではなく、扱いやすくなることがあります。

怒ってはいけないのではなく、「私は今、怒っているんだな」と気づく。

そのうえで、「では、どう伝えたらいいだろう」と少しずつ考えられるようになる。

その変化は、時間をかけて育っていくものだと思います。

どんな話でも安心して話せる場所が、心の支えになる

子育ての悩みは、きれいにまとまっていることばかりではありません。

同じ話を何度もしたくなることもあります。

自分でも何に困っているのかわからないまま、ただ苦しさだけがあふれてくることもあります。

怒りながら話してしまうこともあれば、途中で涙が出ることもあると思います。

でも、私はそれでいいと思っています。

うまく話そうとしなくても大丈夫です。

順番通りに説明できなくても大丈夫です。

「こんなことを話してもいいのかな」と思うようなことでも、まずはそのまま出してみることが大切なときがあります。

私は、先入観を持たずに、どんな内容でも丁寧にお聴きすることを大切にしています。

話している方の言葉をできるだけ大事にしながら、必要なときには「今のお話は、こういうことでしょうか」と確認します。

声のトーンや沈黙にも意識を向けながら、その方が言葉にしきれていない気持ちも大切にしたいと思っています。

また、私自身が感情移入しすぎないことも意識しています。

一緒に苦しくなりすぎるのではなく、落ち着いてそばにいること。

その方が安心して話せるように、少し離れた場所から一緒に気持ちを見つめること。

それが、私にできる関わり方なのだと思います。

話すことで、すぐに現実が変わるわけではないかもしれません。

学校とのやりとりが急になくなるわけでも、ご家庭の状況が一気に変わるわけでもないと思います。

それでも、話せる場所があるだけで、心の負担は少し軽くなることがあります。

「ここでは否定されない」

「まとまっていなくても聞いてもらえる」

「自分の気持ちを出しても大丈夫」

そう思える時間があることは、子育てを続けていく中で大きな支えになるのではないでしょうか。

一人で抱えていることがあれば、どんなことでも一度お話ししてみませんか。

時間はかかるかもしれません。

でも、話すことを重ねる中で、自分の中の変化に少しずつ気づける日が来るかもしれません。

一人で抱え込まず、まずは話してみることから

子育ての悩みは、すぐに答えが出るものばかりではありません。

特に、発達障害のあるお子さんの育児では、学校とのやりとりや家庭での対応、周りとの温度差に疲れてしまうこともあると思います。

「こんなことで悩んでいいのかな」

「うまく話せるかわからない」

「また同じ話になってしまうかもしれない」

そんなふうに思うことがあっても大丈夫です。

気持ちがまとまっていなくても、怒りや不安がそのまま出てきてもかまいません。

まずは、今抱えている思いを言葉にしてみること。

それだけでも、心の中に少し余白が生まれることがあります。

私は、先入観を持たず、どんなお話も丁寧にお聴きすることを大切にしています。

否定されずに話せる時間の中で、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてきたり、少し離れたところから自分を見られるようになったりすることがあります。

一人で抱え込んでいることがあれば、まずは一度お話ししてみませんか。

ご予約は、LINE公式アカウントの友だち追加から簡単に行えます。

忙しい毎日の中でも、思い立ったときに確認しやすく、予約まで進めやすい方法です。

「少し話してみようかな」と感じたタイミングを、大切にしていただけたら嬉しいです。

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