不登校・反抗期・ゲーム依存…思春期の子どもを持つ親の悩みに寄り添ったカウンセリング事例集

思春期を迎えた子どもは、心も体も大きく変化する時期にあります。その変化に戸惑い、親に対して反抗的な態度を取ったり、学校に行けなくなったり、ゲームにのめり込んで現実から目を背けてしまうことも少なくありません。親としては「どう接すればいいのか」「このままでは将来が心配」と不安でいっぱいになり、時には自分の育て方を責めてしまうこともあります。頭では「思春期は一時的なもの」と理解していても、日々のやり取りに疲れてしまい、どうしていいかわからなくなるのは自然なことです。
今回ご紹介するのは、不登校、反抗期、父親との関係の変化、受験の挫折、そしてゲーム依存といった、思春期の子どもに多く見られる悩みをテーマにしたカウンセリング事例です。電話やオンラインでのカウンセリングを通して、親御さんが少しずつ安心を取り戻し、子どもたちも自分のペースで笑顔を取り戻していった実際のプロセスをまとめました。どの親御さんも最初は「どうすればいいのかわからない」と悩んでいましたが、専門家と一緒に気持ちを整理し、接し方を見直すことで、親子関係に少しずつ変化が現れていきました。
思春期の子育ては、決して一人で抱え込む必要はありません。この記事を通じて「同じように悩んでいる家庭がある」「適切なサポートで乗り越えられる」と感じていただければ幸いです。
思春期の子どもへの対応で親が気をつけるべきポイントは何ですか?
親は子どもの変化を理解し、過度な干渉を避けながらも、安心して話せる環境を整えることが重要です。子どもを尊重し、無理なくコミュニケーションを取ることが、親子関係の改善につながります。
思春期の子どもが不登校になった場合、どのようにサポートすれば良いですか?
不登校の子どもには、無理に学校に行かせるのではなく、まず子どもの気持ちを理解し、受け入れる姿勢を持つことが大切です。専門家のカウンセリングを受けることも効果的です。
反抗期の子どもと良好な関係を築くにはどうすればいいですか?
反抗期の子どもには、感情を否定せずに受け止めることが大切です。共感的な態度を持ち、子どもの自立心を尊重しながら対話を続けることで、良好な関係を築きやすくなります。
父親と子どもの関係性が変化した場合、どう対処すれば良いですか?
父親と子どもの関係が変化した場合、積極的にコミュニケーションをとり、子どもの気持ちや状況を理解しようと努力することが重要です。時間をかけて信頼関係を再構築することが求められます。
子どものゲーム依存に対してどのように対処すれば良いですか?
ゲーム依存には、子どもの様子をよく観察し、適切なルール設定と時間管理を行うことが必要です。また、親子でのコミュニケーションを増やし、遊び以外の健全な活動に誘導することも有効です。
投稿者プロフィール

- 心理カウンセラー
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■ 一言キャッチコピー
ストレス・人間関係・自己肯定感の悩みに寄り添い、“話を聴いてもらえる安心”から考え方のクセを整える心理カウンセラー
■ 経歴・実績
心理カウンセラーとして、ストレス、不安、うつ傾向、人間関係、自己肯定感の低さ、仕事やキャリアの悩みなど、幅広いご相談に対応しています。
オンラインを中心にカウンセリングを提供し、安心して本音を話せる時間を大切にしています。
また、人材紹介会社にてキャリアコンサルタントとして転職相談に従事してきた経験もあり、仕事の悩みやキャリアの迷い、職場での人間関係についても、現実的な視点を持ちながらサポートしています。
■ 保有資格
産業カウンセラー
■ 主な相談内容
ストレス・メンタル不調
不安・うつ・気分の落ち込み
職場・家族・恋愛などの人間関係の悩み
自己肯定感の低さ・自己否定
HSP気質・繊細さによる生きづらさ
仕事の悩み・キャリアの迷い
本音が言えない・自分の気持ちが分からない悩み
誰かに話を聴いてほしい時の気持ちの整理
■ カウンセリングの特徴・強み
私が大切にしているのは、まず安心して話せることです。
悩みを抱えている時、人はすぐに答えがほしいとは限りません。アドバイスよりも先に、「まずは話を聴いてほしい」「分かってほしい」と感じていることがあります。
そのため、否定せず、急かさず、話がまとまっていなくても受け止めることを大切にしています。
そのうえで、ストレスや不安の背景にある気持ちを一緒に整理し、自分でも気づきにくい“考え方のクセ”や“認知の歪み”に気づけるようサポートします。
ただ聴くだけで終わるのではなく、話すことで心を整え、必要に応じて日常で実践できる具体的な対処法も一緒に考えていきます。
■ アプローチ方法
クライアント中心療法、来談者中心療法を大切にしながら、認知行動療法、CBTの考え方も取り入れています。
特に、感情・思考・行動のつながりを一緒に見える化し、ストレスや不安が強くなるパターンを整理していきます。
「なぜ同じことで悩みやすいのか」
「どうして自分を責めてしまうのか」
「人間関係で疲れやすい理由は何か」
そういった部分を、無理に決めつけるのではなく、対話を通して一緒に見つけていきます。
■ カウンセラーになったきっかけ
子どもの頃から、自分の気持ちや「嫌だ」という思いをうまく言えない環境で育ちました。
本当はつらいと感じていても、それを言葉にすることが難しく、気持ちを飲み込んでしまうことが多くありました。
その経験から、「自分の気持ちを安心して話せる場所があること」「否定されずに話を聴いてもらえること」が、人にとってどれほど大切なのかを、身をもって感じるようになりました。
大人になってからは、人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして転職相談に携わりました。
そこでは、仕事の悩みやキャリアの迷いだけでなく、職場の人間関係、将来への不安、自信のなさなど、さまざまな思いを抱えた方のお話を聴く機会が多くありました。
相談を受ける中で感じたのは、多くの方が「答え」だけを求めているわけではないということです。
まずは自分の気持ちを整理したい。誰にも言えなかった不安を聴いてほしい。否定されずに、今の思いを受け止めてほしい。
そういった気持ちを抱えながら、一人で頑張っている方がたくさんいることを実感しました。
話を聴いてもらうことで、表情が少し和らいだり、自分の本音に気づいたり、次の一歩を考えられるようになったりする姿を見て、傾聴には人の心を支える力があると感じました。
子どもの頃に感じていた「うまく言えない苦しさ」と、キャリア相談の現場で出会った「誰かに聴いてほしい思い」。
その両方の経験が重なり、安心して本音を話せる場所をつくりたい、一人で抱え込んでいる方の力になりたいと思うようになったことが、心理カウンセラーを目指すきっかけです。
■ 大切にしていること
安心して本音を話せる場づくり
否定せず、そのままを受け止めること
一人ひとりの価値観やペースを尊重すること
話すことで心を整える時間を大切にすること
「話してもいいんだ」と感じられる経験を積み重ねること
■ メッセージ
ストレスや不安、人間関係の悩みの多くは、自分でも気づかない“考え方のクセ”が影響していることがあります。
ただ、そのクセに気づくためには、まず安心して話せることが大切です。
整体で身体を整えるように、心もまた、話すことで少しずつ整っていくことがあります。
「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか分からない」
「誰かに聴いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」
そんな段階でも大丈夫です。
話がまとまっていなくても、同じ話を繰り返しても、途中で言葉に詰まってもかまいません。
安心して話せる場所として、そして自分の本音に気づき、少しずつ自分らしく生きるための時間としてご利用ください。
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目次
- ○ 事例1:中学2年生の娘が不登校になったケース
- ○ 事例2:反抗期で怒りっぽい息子に悩むケース
- ○ 事例3:父親を避ける思春期の娘と家族関係の改善
- ○ 事例4:高校受験の挫折で心を閉ざした息子
- ○ 事例5:ゲーム依存で勉強に身が入らない娘
- ○ 思春期の悩みを一人で抱え込まないでください
事例1:中学2年生の娘が不登校になったケース

相談の背景
中学2年生の娘さんが数か月前から学校に行けなくなり、不登校が続いていました。お母様は「このままでは勉強の遅れや将来が不安」と強い悩みを抱えていました。家庭内でも娘さんが塞ぎ込み、笑顔が減ってしまったことに心を痛めていました。
初期の様子
娘さんは朝になると強い不安を訴えて登校を拒み、自室にこもる日々。お母様が無理に学校へ行かせようとすると涙を流して「放っておいて」と拒絶する状況でした。お母様は「甘やかしてはいけない」と自分を責め、疲弊していました。
カウンセリングの対応
カウンセラーは、娘さんが不登校になった背景にいじめによるストレスがあることを確認しました。そして「不登校でも将来の選択肢はありますよ」と伝え、お母様が無理に登校させることにこだわらないよう助言しました。さらに、声かけは「どうして行けないの!」ではなく「つらいね」と共感する形に変えることを提案しました。また、家庭では娘さんの安心感を優先し、一緒にテレビを観たり好きな食べ物を用意したりと、リラックスできる雰囲気作りを推奨しました。
結果
お母様が焦りを抑え娘さんを受け止める姿勢へと変化したことで、娘さんも少しずつ笑顔を取り戻しました。やがて自分からリビングに出て家族と過ごす時間が増え、好きな漫画の話題でお母様と会話する場面も見られるようになりました。その後は通信教材に取り組むなど、勉強への意欲も芽生え始めました。お母様は「久しぶりに娘の笑顔を見られました」と安堵され、家庭の雰囲気も改善しました。
事例2:反抗期で怒りっぽい息子に悩むケース

相談の背景
中学3年生の息子さんが激しい反抗期に入り、家庭内で「うるさい!」と怒鳴ったりドアを乱暴に閉めたりするようになりました。以前は穏やかだったため、お母様は「育て方が悪かったのでは」と悩み、進路の話もできずに不安を抱えていました。
初期の様子
会話はほとんど成り立たず、些細な声かけにも強く反発される状態でした。繰り返し声をかけるほど息子さんは反発心を強め、家族全体が疲弊していました。
カウンセリングの対応
カウンセラーは「反抗期は精神的に自立しようとする自然なプロセス」と説明し、お母様に安心感を与えました。そして必要以上に干渉せず、子どもの距離感を尊重することを提案。さらに反抗的な言葉に過剰反応せず、感情的に言い返さない工夫を一緒に練習しました。
結果
お母様が冷静に見守る姿勢を取ると、息子さんは次第に態度を和らげました。以前は「うるさい」と突き放されていた会話にも短い返事が返るようになり、やがて学校での出来事を話してくれることも増えてきました。お母様は「反抗期も成長の一部」と受け止められるようになり、家庭に穏やかさが戻りました。
事例3:父親を避ける思春期の娘と家族関係の改善

相談の背景
中学1年生の娘さんが突然お父様を避けるようになり、父娘の関係がぎくしゃく。お父様は「嫌われた」と落ち込み、家庭内で孤立しているような状況に悩んでいました。
初期の様子
娘さんはお父様の声かけを「別に…」「普通」と素っ気なく返し、休日に誘っても拒絶。お父様の寂しさからの関わりが逆効果となり、ますます距離が広がっていました。
カウンセリングの対応
カウンセラーは「思春期の娘が父親を避けるのは自然な現象」と説明し、お父様の安心感を支えました。そして無理に距離を縮めようとせず、娘さんを一人の女性として尊重して接することを助言しました。具体的には、過度なスキンシップを控えることや身だしなみに気を配ることを提案しました。
結果
お父様が距離を取り、挨拶や必要な声かけに留めて静かに見守る姿勢を取ると、娘さんは少しずつ警戒心を緩めました。やがて自分から学校の出来事を話したり、宿題を頼む場面も現れました。以前のように避ける一方ではなく、自然な会話が戻り始め、家族の絆も回復していきました。
事例4:高校受験の挫折で心を閉ざした息子

相談の背景
高校1年生の息子さんが第一志望校に不合格となり、自信を失って塞ぎ込むようになりました。お母様は「立ち直れないのでは」と強い不安を抱えていました。
初期の様子
学校へは通っていましたが、家では閉じこもりがちで勉強にも手がつかず。お母様が励ますと「どうせ俺なんか…」とネガティブな言葉を漏らす状態でした。
カウンセリングの対応
カウンセラーは「受験の失敗で人生が終わるわけではない」と伝え、お母様の視野を広げました。さらに息子さんの悔しさに寄り添い、「つらかったね」と共感する言葉を勧めました。焦らせるのではなく、好きなゲームや音楽の話題を通じて安心感を与える関わりを提案しました。
結果
お母様が共感の姿勢を続けることで、息子さんは本心を打ち明けるようになりました。「第一志望に行きたかった」と涙を見せる息子さんに、お母様が気持ちを受け止めると、その後は少しずつ前向きさを取り戻し、勉強にも意欲を見せるようになりました。親子の絆が強まり、家庭に笑顔が戻りました。
事例5:ゲーム依存で勉強に身が入らない娘

相談の背景
中学2年生の娘さんが長時間スマホゲームに没頭し、勉強や会話がおろそかになっていました。お母様は「このまま依存になるのでは」と危機感を抱いていました。
初期の様子
スマホを取り上げようとすると激しく反発し、親子で口論になることもしばしば。信頼関係が損なわれ、会話が減っていました。
カウンセリングの対応
カウンセラーは、ゲームは現実のストレス逃避にもなっていると説明。頭ごなしに禁止するのではなく、娘さんと一緒に利用ルールを決めることを提案しました。さらに、ゲームの話を否定せず聞く姿勢や、ゲーム以外の楽しみを一緒に作る工夫を勧めました。
結果
二人で決めたルールにより、娘さんは少しずつ夜更かしを減らしました。お母様がゲームの話を聞いてくれることで信頼が回復し、勉強にも取り組むようになりました。「ゲームも楽しいけど他のこともやってみたい」と話す娘さんの変化に、お母様も希望を感じています。
思春期の悩みを一人で抱え込まないでください
思春期のお子さんとの関わり方に悩むのは、どの親御さんにとっても自然なことです。学校に行けなくなったり、反抗的な態度を見せたり、夢中になりすぎて現実から目を背けてしまったり…。そんな子どもの姿を前に、どう接すればいいのか分からず、不安や孤独を感じることもあるでしょう。
リ・ハートの電話・オンラインカウンセリングでは、親御さんの気持ちに寄り添いながら、お子さんの状況や性格に合わせた関わり方を一緒に考えていきます。無理に解決策を押し付けるのではなく、まずは安心して話せる時間を持つことから始めていただけます。
「この接し方でいいのかな」「誰かに聞いてほしい」と感じている方は、ぜひご相談ください。小さな一歩が、親子の関係を優しく変えていくきっかけになります。




