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子どもにイライラしてしまう母親へ|怒ってしまう自分を責めないための考え方と関わり方

子どもにイライラしてしまう母親へ|怒ってしまう自分を責めないための考え方と関わり方

「また怒ってしまった…」
そんなふうに、子どもに対して後悔する時間が増えていませんか。

本当は、優しく関わりたい。
笑って過ごす時間を増やしたい。
そう思っているのに、気づけば注意ばかりしてしまう。

今回ご紹介するのは、関東にお住まいの30代後半の女性・Rさんの事例です。
小学生の息子さんは、いわゆる発達グレーゾーンと呼ばれる特性があり、日々の支度や宿題、生活のサポートが欠かせません。

朝の準備では同じことを何度も声をかけ、
宿題や片付けもなかなか進まず、気づけばイライラが募っていく。

一方で、夫は子どもと遊ぶ関わりが多く、
「パパが好き」と言われる場面に、どこかやるせなさを感じてしまうこともありました。

「なんで私は優しくできないんだろう」
「また怒ってしまった」

そんな言葉が、頭の中で何度も繰り返されていたといいます。

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投稿者プロフィール

さとうなみ
さとうなみよりびと
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※土日祝対応(枠が埋まりやすいため、事前予約をお勧めします)
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■ 年齢:30代

■ キャッチコピー:「子育てや人間関係の中で揺れる気持ちに、やさしく寄り添います」

■ よりびとナビ対応テーマ

※よりびとナビ対応よりびと
※よりびとナビとは、よりびとの経験や視点をもとに、気持ちや考えを一緒に整理していくオプションサービスです。

・子育ての悩み(発達グレー・発達特性)
・夫婦・家族・ママ友などの人間関係
・気持ちの整理・ママのメンタル

■ こんな話をよく聴いています

・子どもの発達や関わり方への不安
・発達グレー・発達特性に関する悩み
・夫婦関係や家族との関係のモヤモヤ
・ママ友など対人関係の悩み
・育児の中で感じる孤独感やしんどさ

■ 聴くときに大切にしていること

・どんな気持ちも否定せずに受け止めること
・安心して話せるあたたかい雰囲気づくり
・「こんなこと思っていいのかな」という気持ちも大切にすること
・その人のペースで気持ちを整理していくこと

■ 関わり方のスタイル

・やさしく寄り添いながら、じっくり聴くスタイル
・気持ちや状況を一緒に整理していく関わり
・必要に応じて、考え方のクセにも気づいていくサポート

■ 資格・職歴

・小学校教諭(特別支援学級)
・特別支援教育コーディネーター
・特別支援学校教諭
・メンタル心理カウンセラー

■ これまでの経験

学校現場において、特別支援教育に関わりながら、
子ども一人ひとりの特性や背景に寄り添ってきました。

また、保護者の方の悩みや不安に触れる中で、
子育ての中で感じる孤独や葛藤にも向き合ってきました。

さらに、私自身も特性のある子どもの親として、日々子育てに向き合っています。

■ こんな方におすすめ

・子どもの発達について悩んでいる
・発達グレーや特性について不安がある
・育児や家庭のことで気持ちがしんどい
・人間関係(夫婦・ママ友)に疲れている
・安心して話を聴いてほしい

■ メッセージ

子育ての中で感じる悩みや不安は、
まわりにうまく話せず、一人で抱えてしまうことも多いと思います。

どんな気持ちも、そのままで大丈夫です。
少しでも安心できる時間の中で、一緒に気持ちを整理していけたらと思います。

目次

「また怒ってしまった…」優しくしたいのにできない自分に苦しくなるとき

「今日は怒らないようにしよう」
そう思っていたはずなのに、気づけばまた声を荒げてしまう。

子どもに対してイライラしてしまう自分に、落ち込んだ経験はありませんか。

本当は、もっと穏やかに関わりたい。
笑って過ごす時間を増やしたい。
そう思っているのに、現実は思うようにいかない。

今回ご紹介するRさんも、同じような思いを抱えていました。
関東に住む30代後半の女性で、小学生の息子さんの子育てに日々向き合っています。

朝の準備、学校の支度、宿題や片付け。
何度声をかけても進まない様子に、ついイライラしてしまう。

気づけば注意や叱る場面が増え、
そのたびに「また怒ってしまった」と自分を責める。

そしてふとした瞬間に、
「私は母親としてダメなんじゃないか」
そんな思いがよぎるようになっていました。

優しくしたい気持ちがあるからこそ、うまくできない自分が苦しくなる。
そんな葛藤の中で、Rさんは少しずつ疲れを溜めていったのです。

毎日の積み重ねが、気づかないうちに余裕を奪っていく

子育ては、一つひとつは小さな出来事の連続です。

朝起きて、準備をして、送り出して。
帰ってきたら宿題や片付けを見て、次の日の準備を整える。

どれも特別なことではないけれど、
その一つひとつに手がかかる状態が続くと、心の余裕は少しずつ削られていきます。

Rさんの場合も、息子さんの特性から、同じことを何度も伝える必要がありました。
「さっき言ったよね」と思いながらも、また声をかける。

その繰り返しの中で、
「なんでできないの?」という気持ちが積み重なり、イライラにつながっていきます。

最初は小さなストレスでも、毎日続くと重なっていくもの。
気づいたときには、少しのことで感情が揺れやすくなっていることもあります。

それは決して、心が弱いからではありません。
それだけ日々、頑張っているというサインでもあるのです。

「優しくできない自分」が一番つらいという気持ち

Rさんが一番苦しんでいたのは、
子どもの行動そのものではなく、「怒ってしまう自分」でした。

本当は優しくしたい。
頭ではわかっている。

それなのに、気づけば強い言い方になってしまう。
そのたびに、自己嫌悪に陥る。

「なんで私は優しくできないんだろう」
「またやってしまった」

そんな言葉が、何度も頭の中で繰り返されていました。

子どもに対してイライラすることよりも、
その後にやってくる「自分を責める時間」の方が、実は大きな負担になることもあります。

そしてその負担がさらに余裕を奪い、
また次のイライラにつながっていく。

このループに入ると、なかなか抜け出せなくなってしまうのです。

家族の中で感じる「役割の偏り」と孤独感

Rさんの中には、もう一つの感情がありました。

それは、「私ばっかり」という感覚です。

日常の生活管理や声かけは、ほとんど自分。
一方で、夫は子どもと遊ぶ時間が多く、楽しい関わりが中心。

子どもが「パパが好き」と言うたびに、
どこか報われないような気持ちが残る。

もちろん、夫を責めたいわけではない。
でも、自分だけが“嫌な役”を担っているように感じてしまう。

この「役割の偏り」は、気づきにくいけれど、じわじわと心に影響を与えます。

誰かに分かってほしい。
でも、うまく言葉にできない。

そんな思いが積み重なると、
孤独感や疲れは、さらに深くなっていきます。

Rさんもまた、その中でひとり頑張り続けていたのです。

「どうしてこんなに余裕がないの?」自分を責める前に見えてきた視点

イライラしてしまう。
優しくできない。
そんな自分を責め続けていると、「変わらなきゃ」と思うほど、さらに苦しくなっていきます。

Rさんも最初は、「自分の性格の問題なんじゃないか」と感じていました。
短気だからダメなんだ。
母親として向いていないのかもしれない。

そんなふうに、自分の中に原因を探そうとしていたのです。

けれど、話を重ねていく中で、少しずつ見えてきたのは、
「性格」だけでは説明できない背景でした。

毎日の役割の重さ。
繰り返される対応。
そして、気づかれにくい負担。

それらが重なって、今の状態が生まれているとしたら——

「自分がダメだから」ではなく、
「そうなりやすい状況の中にいる」と考えられるかもしれません。

この視点の変化は、小さく見えて、実はとても大きな意味を持っています。
ここから、Rさんの感じ方は少しずつ変わり始めていきました。

「性格のせい」と思っていたものが、少し違って見えてきた

これまでRさんは、イライラする自分のことを
「短気だから」「余裕がないから」と捉えていました。

でも、それだけで説明しようとすると、どうしても自分を責める方向に向かってしまいます。

本当にそうなのか。
その前に、どんな状況が積み重なっているのか。

一つひとつ振り返っていくと、
朝から晩まで、ほとんど休む間もなく子どもに関わり続けている日常がありました。

同じことを何度も伝える。
進まないことに向き合い続ける。
その中で、感情が動くのは自然なことです。

もし同じ状況に置かれた人がいたら、
まったくイライラせずにいられるでしょうか。

そう考えたとき、
「これは性格の問題だけじゃないかもしれない」
そんな見方が少しずつ生まれていきました。

「私ばっかり」という気持ちは、わがままではない

Rさんがぽつりとこぼした言葉があります。

「私ばっかり、嫌な役をやってる気がするんです」

この言葉には、たくさんの思いが詰まっていました。

本当は、責めたいわけじゃない。
でも、しんどさを抱えているのは自分ばかりに感じてしまう。

生活を回すために必要なことを担うほど、
注意する役割が増えていく。

一方で、遊ぶ時間を担当する人は、
自然と“いい関係”を築きやすくなる。

これは、誰かが悪いという話ではなく、
家庭の中で起きやすい「役割の偏り」です。

この構造に気づくことで、
Rさんの中にあった「私がダメだから」という考えが、少しだけゆるみました。

感じていたしんどさは、決して間違いではなかった。
そう思えたことが、大きな一歩になっていきます。

気持ちをそのまま言葉にすることで、少し整理されていく

最初の頃、Rさんは自分の気持ちをうまく言葉にできずにいました。

ただ「しんどい」「イライラする」と感じていても、
それがどこから来ているのかまでは、はっきりしていなかったのです。

でも、ゆっくりと話していく中で、
少しずつ言葉が増えていきました。

「怒りたくて怒っているわけじゃない」
「本当は優しくしたい」
「でも余裕がない」

そうやって、自分の中にある気持ちをそのまま外に出していくと、
頭の中で絡まっていたものが、少しずつほどけていきます。

不思議なことに、気持ちを整理しようと頑張るよりも、
そのまま話していく方が、自然と見えてくることがあります。

Rさんも、「話してみて初めて気づきました」と言うように、
自分の状態を少しずつ理解できるようになっていきました。

その理解が、「どうしたらいいか」を考える土台になっていったのです。

「私だけが悪いわけじゃないのかも」少し力が抜けた瞬間

自分を責め続けていると、どこかで「もっと頑張らなきゃ」と力が入り続けてしまいます。

Rさんも同じように、
「ちゃんとしなきゃ」「優しくしなきゃ」と思うほど、苦しさを強めていました。

でも、これまでの話を一つひとつ整理していく中で、
少しずつ見え方が変わっていきます。

怒ってしまうのは、自分の性格だけが原因ではない。
日々の役割や状況の中で、自然とそうなっている部分もある。

その視点を持てたとき、Rさんの中でふっと力が抜ける瞬間がありました。

「私だけが悪いわけじゃないのかも」

この言葉は、責任を手放すというより、
必要以上に背負いすぎていたものを少し下ろせた、そんな感覚に近いものでした。

ここからRさんは、「どう変わるか」ではなく、
「どう楽になれるか」に目を向けられるようになっていきました。

「怒っている自分」を無理に変えようとしなくていい

これまでRさんは、
「怒らないようにしなきゃ」と何度も思ってきました。

でも実際には、その意識が強くなるほど、
うまくいかなかったといいます。

感情は、抑え込もうとするほど反発するものです。
特に、疲れや余裕のなさがあるときはなおさらです。

そこで大切にしたのは、
「怒ってしまう自分を無理に消そうとしない」という視点でした。

怒ること自体を否定するのではなく、
「そうなるだけの理由がある」と見ていく。

そうすると、不思議と少し余裕が生まれます。

完全に怒らなくなることを目指すのではなく、
「少しでも違う関わりができる時間をつくる」

そのくらいの距離感の方が、現実的で続けやすいのです。

Rさんも、「全部を変えなくていい」と思えたことで、
気持ちが少し軽くなっていきました。

ほんの短い時間でも「穏やかに関わる時間」をつくってみる

大きく変わろうとすると、どうしても負担が大きくなります。

だからこそ、Rさんが試してみたのは、
「短い時間だけ意識してみる」という方法でした。

例えば、
5分だけでもいいから、穏やかに関わる時間をつくる。

その時間は、注意や指摘をいったん脇に置いて、
ただ一緒に過ごすことを大事にしてみる。

最初は「こんなことで意味あるのかな」と感じていたそうですが、
少しずつ変化が出てきました。

子どもの表情がやわらぐ。
自分の気持ちも、ほんの少し落ち着く。

長い時間じゃなくても、
「こういう関わりもできる」と実感できることが、大きな意味を持ちます。

完璧じゃなくていい。
ほんの一瞬でも違う時間があることが、次につながっていくのです。

「できたこと」に目を向けると、少しずつ自己否定が減っていく

これまでのRさんは、
できなかったことばかりに目が向いていました。

また怒ってしまった。
優しくできなかった。
そんなふうに、自分を評価していたのです。

でも、見方を少し変えてみると、
「できていること」も確かに存在していました。

忙しい中でも子どもに向き合っていること。
何度も声をかけていること。
関係をよくしたいと考えていること。

それらはすべて、すでに大切な関わりです。

さらに、「今日は少し穏やかに話せた」
そんな小さな変化にも目を向けていく。

そうすると、自己否定の回数が少しずつ減っていきます。

人は、自分を責め続けている状態では変わりにくいものです。
少しでも「できている」と感じられることが、次の一歩につながります。

Rさんも、少しずつその感覚を取り戻していきました。

「怒ってしまう私でもいい」そう思えたとき、少しだけ子育てが楽になる

「また怒ってしまった」
そんな日が続くと、自分に自信がなくなっていきます。

ちゃんとできていない気がする。
母親として足りていない気がする。

でも、Rさんが少しずつ感じられるようになったのは、
「怒ってしまう自分を完全になくさなくてもいい」という感覚でした。

大切なのは、完璧に変わることではなく、
自分の状態に気づきながら、少しずつ関わり方を選べるようになること。

余裕がない日があってもいい。
感情的になる日があってもいい。

それでも、ほんの少しでも違う関わりができた日があれば、
それはちゃんと意味のある一歩です。

「ダメな母親だから変わらなきゃ」ではなく、
「今の自分のままで、できることを少しずつ増やしていく」

そんな視点に変わったとき、子育てはほんの少しだけ、やわらかくなっていきます。

「完璧な親」を目指さない方が、うまくいくこともある

子育てをしていると、どうしても「こうあるべき」が増えていきます。

怒らない方がいい。
優しく関わるべき。
ちゃんと育てなきゃいけない。

もちろん、どれも大切なことです。
でも、それを全部完璧にやろうとすると、どこかで無理が出てきます。

Rさんも、「ちゃんとしなきゃ」と思うほど、
自分を追い込んでいた時期がありました。

でも、少し視点を変えて、
「できない日があってもいい」と思えるようになったとき、
気持ちの張りつめが少しゆるんでいきました。

完璧を目指すより、続けられる形を見つける方が、結果的に安定しやすい。

子どもにとっても、
“いつも完璧な親”より、
“揺れながらも関わり続けてくれる親”の方が、安心につながることがあります。

しんどさは「我慢するもの」ではなく、気づいていいもの

Rさんが変わっていった背景には、
自分のしんどさを認められるようになったことも大きく関係しています。

それまでは、
「これくらい普通」
「みんなやっていること」
そう思って、自分の大変さにフタをしていました。

でも、本当はずっと余裕がなくて、
疲れがたまっていたのです。

しんどいと感じることは、弱さではありません。
むしろ、「ここまで頑張っている」というサインです。

そのサインに気づけるようになると、
無理をしすぎる前に、少し立ち止まることができます。

誰かと比べなくていい。
基準は「自分がどう感じているか」でいい。

そうやって、自分の状態に目を向けられることが、
結果的に子どもとの関わりにも余白を生んでいきます。

少しずつでも「自分を責める回数が減ること」が大きな変化

大きく変わることよりも、
実は一番大事なのは「自分を責める回数が減ること」かもしれません。

Rさんも、怒ることがゼロになったわけではありません。
忙しい日には、感情的になってしまうこともあります。

それでも、以前のように
「私はダメだ」と強く責め続けることは減っていきました。

その代わりに、
「今日はちょっと余裕なかったな」
「でも、さっきは少し落ち着いて話せた」

そんなふうに、自分に対する見方が変わっていきます。

この変化はとても静かで、
一見すると小さく見えるかもしれません。

でも、日々の積み重ねの中では、確実に大きな違いになります。

子育ては、すぐに結果が出るものではありません。
だからこそ、自分に対しても、少しやさしくなれること。

それが、長く続けていくための大事な土台になっていきます。

読んでいる方の中にも、
同じように悩んでいる方がいるかもしれません。

もし今、うまくできない自分に苦しさを感じているなら、
まずは「それだけ頑張っているんだ」と、少しだけ認めてあげてください。

そこから、ほんの少しずつで大丈夫です。

読者へのメッセージ

最後に、ここまで読んでくださったあなたへ。

子どもにイライラしてしまうとき、
一番つらいのは「うまくできない自分」を責めてしまうことかもしれません。

本当は優しくしたい。
ちゃんと向き合いたい。

そう思っている時点で、すでに十分に向き合っている人です。

ただ、その頑張りが続きすぎると、
心の余裕はどうしても少なくなってしまいます。

だからこそ、ひとりで抱え続けなくていいんです。

気持ちを整理しようとしなくても大丈夫。
うまく話せなくても大丈夫。

誰かに話すことで、
「あ、こう感じてたんだな」と気づくこともあります。

傾聴ラウンジ「ここより」では、
あなたのペースで、あなたの言葉を大切にしながら、
今感じていることを一緒にたどっていきます。

アドバイスをもらう場所というより、
「そのまま話していい場所」として使ってもらえたら嬉しいです。

少しでも心に余白を取り戻したいと感じたとき、
いつでも思い出してください。

あなたが、あなたのままでいられる時間が、
少しでも増えていきますように。

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