失恋から立ち直れないのはなぜ?引きずる心理と考え方のクセを整理する方法

失恋してからしばらく時間が経っているのに、「まだ相手のことを考えてしまう」「あのときこうしていればと何度も後悔する」「新しいことを始めても気持ちが戻ってしまう」と感じることがあります。
周囲からは「もう忘れたほうがいいよ」「次に進もう」と言われても、自分では簡単に切り替えられない。そんな状態が続くと、「どうして自分だけ立ち直れないんだろう」と、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
失恋を長く引きずってしまう背景には、相手への未練だけではなく、突然失った安心感や未来への期待、別れへの後悔、そして「全部自分が悪かった」「もうこんな人には出会えない」といった考え方が関係していることがあります。
大切なのは、無理に忘れようとすることではありません。なぜ自分はこれほど苦しいのか、どんな出来事を何度も考えているのかを少しずつ整理していくことで、自分でも気づいていなかった心の引っかかりが見えてくることがあります。
この記事では、失恋から立ち直れない理由や、失恋を長引かせやすい考え方のクセ、気持ちと思考を整理する方法について分かりやすく紹介します。
「早く立ち直らなければ」と急ぐのではなく、まずは今の自分の心で何が起きているのかを知るところから始めてみましょう。

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投稿者プロフィール

- 心理カウンセラー
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■ 一言キャッチコピー
ストレス・人間関係・自己肯定感の悩みに寄り添い、“話を聴いてもらえる安心”から考え方のクセを整える心理カウンセラー
■ 経歴・実績
心理カウンセラーとして、ストレス、不安、うつ傾向、人間関係、自己肯定感の低さ、仕事やキャリアの悩みなど、幅広いご相談に対応しています。
オンラインを中心にカウンセリングを提供し、安心して本音を話せる時間を大切にしています。
また、人材紹介会社にてキャリアコンサルタントとして転職相談に従事してきた経験もあり、仕事の悩みやキャリアの迷い、職場での人間関係についても、現実的な視点を持ちながらサポートしています。
■ 保有資格
産業カウンセラー
■ 主な相談内容
ストレス・メンタル不調
不安・うつ・気分の落ち込み
職場・家族・恋愛などの人間関係の悩み
自己肯定感の低さ・自己否定
HSP気質・繊細さによる生きづらさ
仕事の悩み・キャリアの迷い
本音が言えない・自分の気持ちが分からない悩み
誰かに話を聴いてほしい時の気持ちの整理
■ カウンセリングの特徴・強み
私が大切にしているのは、まず安心して話せることです。
悩みを抱えている時、人はすぐに答えがほしいとは限りません。アドバイスよりも先に、「まずは話を聴いてほしい」「分かってほしい」と感じていることがあります。
そのため、否定せず、急かさず、話がまとまっていなくても受け止めることを大切にしています。
そのうえで、ストレスや不安の背景にある気持ちを一緒に整理し、自分でも気づきにくい“考え方のクセ”や“認知の歪み”に気づけるようサポートします。
ただ聴くだけで終わるのではなく、話すことで心を整え、必要に応じて日常で実践できる具体的な対処法も一緒に考えていきます。
■ アプローチ方法
クライアント中心療法、来談者中心療法を大切にしながら、認知行動療法、CBTの考え方も取り入れています。
特に、感情・思考・行動のつながりを一緒に見える化し、ストレスや不安が強くなるパターンを整理していきます。
「なぜ同じことで悩みやすいのか」
「どうして自分を責めてしまうのか」
「人間関係で疲れやすい理由は何か」
そういった部分を、無理に決めつけるのではなく、対話を通して一緒に見つけていきます。
■ カウンセラーになったきっかけ
子どもの頃から、自分の気持ちや「嫌だ」という思いをうまく言えない環境で育ちました。
本当はつらいと感じていても、それを言葉にすることが難しく、気持ちを飲み込んでしまうことが多くありました。
その経験から、「自分の気持ちを安心して話せる場所があること」「否定されずに話を聴いてもらえること」が、人にとってどれほど大切なのかを、身をもって感じるようになりました。
大人になってからは、人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして転職相談に携わりました。
そこでは、仕事の悩みやキャリアの迷いだけでなく、職場の人間関係、将来への不安、自信のなさなど、さまざまな思いを抱えた方のお話を聴く機会が多くありました。
相談を受ける中で感じたのは、多くの方が「答え」だけを求めているわけではないということです。
まずは自分の気持ちを整理したい。誰にも言えなかった不安を聴いてほしい。否定されずに、今の思いを受け止めてほしい。
そういった気持ちを抱えながら、一人で頑張っている方がたくさんいることを実感しました。
話を聴いてもらうことで、表情が少し和らいだり、自分の本音に気づいたり、次の一歩を考えられるようになったりする姿を見て、傾聴には人の心を支える力があると感じました。
子どもの頃に感じていた「うまく言えない苦しさ」と、キャリア相談の現場で出会った「誰かに聴いてほしい思い」。
その両方の経験が重なり、安心して本音を話せる場所をつくりたい、一人で抱え込んでいる方の力になりたいと思うようになったことが、心理カウンセラーを目指したきっかけです。
■ 大切にしていること
安心して本音を話せる場づくり
否定せず、そのままを受け止めること
一人ひとりの価値観やペースを尊重すること
話すことで心を整える時間を大切にすること
「話してもいいんだ」と感じられる経験を積み重ねること
■ メッセージ
ストレスや不安、人間関係の悩みの多くは、自分でも気づかない“考え方のクセ”が影響していることがあります。
ただ、そのクセに気づくためには、まず安心して話せることが大切です。
整体で身体を整えるように、心もまた、話すことで少しずつ整っていくことがあります。
「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか分からない」
「誰かに聴いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」
そんな段階でも大丈夫です。
話がまとまっていなくても、同じ話を繰り返しても、途中で言葉に詰まってもかまいません。
安心して話せる場所として、そして自分の本音に気づき、少しずつ自分らしく生きるための時間としてご利用ください。
目次
- ○ 時間が経っても失恋を引きずってしまう
- ・「もう忘れたはずなのに」と思った日に気持ちが戻る
- ・周りと比べるほど「自分だけ前に進めない」と感じやすい
- ・「まだ好きだから」だけが立ち直れない理由とは限らない
- ○ 忘れられない背景には「考え続けてしまう理由」がある
- ・「あのときこうしていれば」と過去を何度もやり直してしまう
- ・楽しかった記憶ばかりが強く残ると、相手を美化しやすくなる
- ・「もしかしたら復縁できるかも」が気持ちを止めることもある
- ○ 失恋を苦しくしている「考え方のクセ」に気づく
- ・「全部自分が悪かった」と自分だけに原因を求めてしまう
- ・「もう誰にも愛されない」と未来まで決めつけてしまう
- ・「あの人しかいない」という考えから少し距離を取ってみる
- ○ 出来事・感情・考えを分けて、自分の気持ちを整理する
- ・まずは「実際に起きたこと」だけを取り出してみる
- ・「悲しい」だけではない気持ちにも目を向けてみる
- ・「私はどう考えている?」に気づくと見え方が変わることがある
- ○ 同じことを何度も考えてしまうときは、リハートカウンセリングへ
- ・「自分が悪かった」という考えを、一人で抱え続けない
- ・失恋を繰り返し考えてしまうパターンを一緒に整理する
- ・LINE公式アカウントを追加して、簡単に予約できます
時間が経っても失恋を引きずってしまう

失恋から何週間、何か月と時間が経っているのに、ふとした瞬間に相手を思い出してしまうことがあります。朝起きたとき、仕事の帰り道、以前よく行った場所を通ったときなど、何気ないきっかけで気持ちが戻ってくることもあるでしょう。
「もう終わったことなのに」「そろそろ立ち直らないと」と思うほど、自分だけが前に進めていないように感じてしまうこともあります。ただ、失恋から立ち直るまでの時間には個人差があります。
大切だった相手との関係には、思い出だけでなく、自分の安心感や将来への期待、日常の習慣なども結びついています。そのため、単純に時間が経てばすべて消えていくとは限りません。
まずは「まだ引きずっている自分は弱い」と決めつけず、なぜ気持ちが残っているのかを少しずつ見ていくことが大切です。
「もう忘れたはずなのに」と思った日に気持ちが戻る
失恋から少し時間が経つと、以前より泣く回数が減ったり、仕事や趣味に集中できる時間が増えたりすることがあります。「少し立ち直ってきたかもしれない」と感じる日もあるでしょう。
ところが、相手の誕生日や記念日が近づいたり、偶然思い出の曲を聴いたりすると、急に寂しさが戻ってくることがあります。
そんなとき、「せっかく元気になってきたのに、また振り出しに戻った」と落ち込む必要はありません。気持ちの回復は、一直線に進むとは限らないからです。
少し元気になる日もあれば、また寂しくなる日もあります。その繰り返しの中で、以前は一日中考えていたことが数時間になり、やがて思い出しても日常へ戻れるようになることがあります。
「また思い出した=立ち直れていない」と考えるより、「今日は少し寂しさが強い日なんだ」と受け止めてみると、自分を責めにくくなります。
周りと比べるほど「自分だけ前に進めない」と感じやすい
失恋のあと、友人から「私ならすぐ次に行くけどな」「もっといい人がいるよ」と言われることがあります。励ましてくれていると分かっていても、自分の気持ちが追いついていないと、その言葉がプレッシャーになることもあります。
SNSで楽しそうな友人や新しい恋愛をしている人を見ると、「みんな前に進んでいるのに、自分だけまだ同じところにいる」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、恋愛の深さや別れ方、それまで過ごしてきた時間は人それぞれです。突然別れを告げられた人と、時間をかけて話し合って別れた人では、受け止め方も違います。
また、相手との将来を具体的に考えていた場合は、その分だけ失ったものが大きく感じられることもあります。
誰かの回復スピードを基準にする必要はありません。「何か月経ったから普通はもう平気」という決まりもないのです。比べる相手を周囲ではなく、少し前の自分にしてみると、小さな変化にも気づきやすくなります。
「まだ好きだから」だけが立ち直れない理由とは限らない
失恋を引きずっていると、「私はまだ相手のことが好きだから忘れられないんだ」と思うことがあります。もちろん、好きな気持ちが残っている場合もあります。
ただ、気持ちを詳しく見ていくと、相手そのものだけが理由ではないこともあります。
たとえば、「突然別れを告げられて納得できない」「自分を否定されたように感じた」「一人になるのが怖い」「あの人以上に好きになれる人はいないと思ってしまう」など、別れによって傷ついた部分が残っていることがあります。
中には、相手に戻ってきてほしいというより、「自分が大切にされなかったように感じること」がつらいケースもあります。
失恋を長く引きずっているときは、「まだ好きかどうか」だけで考えなくても大丈夫です。
「私は何を失ったと感じているんだろう」「何が一番悔しいんだろう」と少し違う角度から見てみることで、これまで気づかなかった本音が見えてくることがあります。
忘れられない背景には「考え続けてしまう理由」がある

失恋を引きずっていると、「まだ好きだから忘れられない」と考えがちです。しかし実際には、相手への気持ちだけでなく、「なぜ別れることになったのか分からない」「自分の何が悪かったのだろう」「もしかしたらやり直せるのでは」といった、答えの出ていない思いが残っていることがあります。
人は納得できない出来事があると、頭の中で何度も振り返り、理由や答えを探そうとすることがあります。ところが恋愛の別れには、必ずしも一つの明確な答えがあるとは限りません。
そのため、考えれば考えるほど気持ちが整理されるのではなく、同じ場面を繰り返し思い出して苦しくなることもあります。まずは「まだ好きだから」だけでなく、自分の中にどんな未解決の思いが残っているのかを見てみましょう。
「あのときこうしていれば」と過去を何度もやり直してしまう
失恋したあと、「あの日もっと話を聞いていれば」「あのLINEを送らなければ」「もっと素直になれていたら」と、過去の出来事を何度も振り返ることがあります。
振り返ること自体は悪いことではありません。次の人間関係に生かせる気づきが見つかることもあります。ただ、どれだけ考えても変えられない過去について、「自分が違う行動をしていれば別れなかったはず」と考え続けると、だんだん自分を責める方向へ進んでしまいます。
恋愛は一人だけで作るものではありません。相手の気持ちや価値観、生活環境、タイミングなど、自分ではコントロールできない要素もたくさんあります。
「あのときこうすれば」という考えが浮かんだときは、すぐに答えを出そうとせず、「私はまだ別れに納得できていないのかもしれない」と考えてみてください。後悔の奥にある悲しさや悔しさに気づくことが、気持ちを整理する手がかりになります。
楽しかった記憶ばかりが強く残ると、相手を美化しやすくなる
別れた直後は嫌だったことやすれ違いも覚えていたのに、時間が経つにつれて、楽しかった旅行や優しくしてもらった場面ばかり思い出すことがあります。
すると、「やっぱりあの人以上の人はいない」「あの関係を失ったのは人生最大の失敗だった」と感じやすくなります。
もちろん、楽しい思い出を大切にすることは悪いことではありません。ただ、記憶の中の相手と、実際に付き合っていたときの関係は必ずしも同じではありません。現実には、寂しかったこと、我慢していたこと、価値観が合わなかったこともあったかもしれません。
相手を忘れるために悪いところを探す必要はありませんが、「楽しかったことしか思い出していないかも」と気づくだけでも見え方は変わります。
「私は相手そのものに戻りたいのか、それとも幸せだった頃の自分に戻りたいのか」と考えてみると、失恋への気持ちを少し違う角度から見られることがあります。
「もしかしたら復縁できるかも」が気持ちを止めることもある
失恋後、「少し時間を置けば戻ってきてくれるかもしれない」「誕生日になったら連絡が来るかも」と期待することがあります。相手を大切に思っていたほど、関係が完全に終わったと受け止めるのは簡単ではありません。
復縁の可能性を考えること自体が悪いわけではありません。しかし、その期待によって毎日相手のSNSを確認したり、通知が来るたびに「相手かも」と期待したりすると、自分の気持ちがずっと相手の行動に左右されやすくなります。
「期待しないようにしなければ」と無理に気持ちを消す必要はありません。まずは、「私はまだ戻れる可能性を手放せずにいるんだ」と認めてみるだけでも構いません。
そして、「復縁できるかどうか」だけではなく、「もし連絡が来なかったとしても、自分はこれからどう過ごしたいだろう」と考えてみましょう。
相手の答えを待ち続ける時間から、自分の気持ちやこれからの生活へ少しずつ視線を戻していくことが、失恋を整理する一歩になります。
失恋を苦しくしている「考え方のクセ」に気づく

失恋について何度も考えているうちに、別れたという出来事そのものだけでなく、「自分には魅力がなかったんだ」「もう誰にも愛されないかもしれない」「あの人以上の人には出会えない」といった考えが、苦しさを大きくしていることがあります。
こうした考えは、つらいときほど自然に浮かびやすいものです。そのため、「こんなことを考える自分はおかしい」と責める必要はありません。ただ、強い感情の中にいると、一つの出来事から自分全体や未来まで否定的に判断してしまうことがあります。
まずは、その考えが事実なのか、それとも今の悲しさから生まれた受け止め方なのかを少し分けてみることが大切です。
失恋から立ち直るというのは、相手を完全に忘れることだけではありません。自分を苦しめている考え方に気づき、「別の見方もあるかもしれない」と少しずつ選択肢を増やしていくことも、心を整理する大切な過程です。
「全部自分が悪かった」と自分だけに原因を求めてしまう
別れを告げられると、「もっと優しくしていれば」「もっと相手に合わせていれば」「自分の性格が悪かったからだ」と、自分の中に原因を探してしまうことがあります。
改善できる部分を振り返ることは、これからの人間関係に生かせることもあります。ただ、別れの原因をすべて自分一人に背負わせてしまうと、「自分は恋愛ができない人間なんだ」「自分には価値がない」と、出来事以上に自分自身を否定する方向へ進みやすくなります。
恋愛には、二人それぞれの価値観や気持ち、タイミング、生活環境など、多くの要素が関係しています。たとえ自分に反省する部分があったとしても、それだけで関係のすべてが決まったとは限りません。
「全部自分が悪い」と思ったときは、「本当に100%自分だけが原因だったのかな」と一度立ち止まってみてください。
反省することと、自分を責め続けることは別です。「こうすればよかった」という気づきは次に生かしながらも、「だから自分には価値がない」というところまで広げないことが大切です。
「もう誰にも愛されない」と未来まで決めつけてしまう
大切な人との関係が終わると、「もうこんなに好きになれる人はいない」「自分を好きになってくれる人なんていない」と感じることがあります。
今の悲しさが大きいほど、その気持ちがこの先もずっと続くように思えてしまうものです。けれど、今感じていることと、これから実際に起こることは同じではありません。
たとえば、雨の日に外を見て「これからずっと雨が続くような気がする」と感じても、天気は変わります。それと同じように、失恋直後や気持ちが落ち込んでいる時期には、未来まで暗く見えやすくなります。
「もう誰にも愛されない」と思ったら、「今はそう感じている」と言い換えてみるのもひとつです。
「私はもう幸せになれない」と決めるのではなく、「今は次の恋愛を想像できないくらい傷ついている」と捉えると、自分への見方が少し変わります。
未来の答えを今すぐ出す必要はありません。まずは、今のつらさだけを扱う。それだけでも、自分を必要以上に追い込まなくて済むようになります。
「あの人しかいない」という考えから少し距離を取ってみる
失恋後、「自分をこんなに分かってくれる人はもういない」「あの人以上に好きになれる相手はいない」と考えてしまうことがあります。
特に長く付き合っていた場合や、自分の弱い部分まで見せられる相手だった場合、その存在がとても特別に感じられるのは自然なことです。
ただ、「大切な人だった」ということと、「この人しかいない」ということは少し違います。
今は別れによって相手を失った直後だからこそ、その人の存在が以前より大きく見えている可能性もあります。また、「相手そのもの」ではなく、一緒にいるときの安心感や、自分を必要としてもらえる感覚を失ったことが苦しい場合もあります。
そんなときは、「あの人の何が一番恋しいんだろう」と考えてみてください。
話を聞いてくれたことなのか、一緒に過ごす安心感なのか、自分を認めてもらえた感覚なのか。そこが見えてくると、「あの人しかいない」という一つの答えから、少し距離を取れることがあります。
相手を無理に悪く考える必要はありません。大切だったことは大切なままで構いません。そのうえで、「私が本当に求めていたものは何だったのか」を見つけていくことが、失恋を自分のこれからにつなげるヒントになります。
出来事・感情・考えを分けて、自分の気持ちを整理する

失恋から立ち直れないとき、頭の中では「別れた」という出来事と、「寂しい」「悔しい」という感情、さらに「自分が悪かった」「もう幸せになれない」といった考えが、ひとつになっていることがあります。
すべてが混ざった状態では、どこから整理すればいいのか分からず、同じことを何度も考えてしまいやすくなります。そんなときは、無理に前向きな答えを出すのではなく、まず「実際に起きたこと」「そのとき感じたこと」「そこから自分が考えたこと」を少しずつ分けてみる方法があります。
すると、「別れそのものが苦しいと思っていたけれど、本当は自分を否定されたように感じたことが一番つらかった」など、これまで見えなかった部分に気づくことがあります。
失恋を忘れることではなく、自分が何に傷つき、どんな意味づけをしているのかを知ること。それが、気持ちを整理していく大切な一歩になります。
まずは「実際に起きたこと」だけを取り出してみる
失恋について考えていると、「嫌われた」「自分には魅力がない」「全部失敗だった」といった言葉が浮かぶことがあります。しかし、それらは必ずしも実際に起きた出来事そのものではありません。
たとえば、「相手から別れたいと言われた」は出来事ですが、「私は誰からも愛されない」は、その出来事から生まれた考えです。この二つを同じものとして受け止めてしまうと、ひとつの別れが自分の価値全体を否定する出来事のように感じられてしまいます。
そこで、紙やスマートフォンのメモに「何が起きたのか」だけを書いてみるのもおすすめです。「〇月に別れを告げられた」「最後にこういう話をした」など、できるだけ事実に近い形で整理します。
出来事を整理することは、感情を消すためではありません。「起きたこと」と「そこから自分が考えたこと」を分けることで、自分を責めすぎている部分に気づきやすくするためです。
「悲しい」だけではない気持ちにも目を向けてみる
失恋の感情をひと言で表すと、「悲しい」になるかもしれません。でも、その悲しさを少し丁寧に見ていくと、実はいろいろな気持ちが混ざっていることがあります。
「まだ好き」という寂しさもあれば、「突然終わらせられて悔しい」という怒り、「もっと大切にしてほしかった」という悲しさ、「これから一人になるのが怖い」という不安が隠れていることもあります。
こうした気持ちは、どれが正しくてどれが間違っているというものではありません。「相手に戻ってきてほしい」と思う一方で、「もう傷つきたくない」と感じていることもあります。矛盾した感情が同時に存在していても不思議ではありません。
「私は何を感じている?」と自分に問いかけてみるだけでも、頭の中でひとまとめになっていた苦しさが少し分かれてきます。
気持ちが言葉になると、「相手がいないことより、大切にされなかったと感じたことがつらかった」など、本当に傷ついている部分に気づけることがあります。
「私はどう考えている?」に気づくと見え方が変わることがある
出来事と感情を整理したら、その間にどんな考えがあるのかにも目を向けてみましょう。
たとえば、別れたあとに強い悲しさを感じているとき、「自分は選ばれなかった」「恋愛に失敗した」「もう同じような人には出会えない」と考えていることがあります。この考えが強いほど、失恋という出来事以上に、自分自身や未来まで否定されたように感じやすくなります。
ここで大切なのは、無理に「そんなことはない」とポジティブに言い換えることではありません。
「私は今、別れたことから“自分には価値がない”と考えているんだな」と気づくだけでも構いません。そして、「それは事実だろうか」「別の見方はないだろうか」と少し距離を取ってみます。
すぐに答えが見つからなくても大丈夫です。
失恋から立ち直る過程では、相手との関係だけでなく、自分が恋愛を通して何を求めていたのか、どんなときに自分を責めやすいのかが見えてくることがあります。
その気づきは、失恋を単に忘れるためではなく、これから自分を大切にするための手がかりにもなっていきます。
同じことを何度も考えてしまうときは、リハートカウンセリングへ

失恋について自分なりに考え、気持ちを書き出したり、友人に話したりしても、「結局また同じことを考えている」と感じることがあります。「なぜ別れることになったんだろう」「私の何が悪かったんだろう」「もう誰にも愛されないのでは」と、一度考え始めると頭の中から離れなくなってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、無理に一人で答えを見つけようとしなくても構いません。失恋の苦しさには、悲しさや寂しさだけでなく、自分を責める考え方や、過去の出来事の受け止め方が重なっていることがあります。
リハートカウンセリングでは、まず今の気持ちを丁寧に聴きながら、「何が一番つらいのか」「どんな考えを繰り返しているのか」を一緒に整理していきます。忘れることを急ぐのではなく、自分の心の中で起きていることを知るところから始めていきます。
「自分が悪かった」という考えを、一人で抱え続けない
失恋すると、「もっと優しくできていたら」「あのとき違うことを言っていれば」と、自分の行動を何度も振り返ることがあります。そこから「結局、自分に魅力がなかったんだ」「私だからうまくいかなかったんだ」と、自分自身を否定するところまで考えが広がってしまうこともあります。
頭の中だけで考えていると、この考えが事実なのか、それとも失恋による悲しさの中で生まれた受け止め方なのか、自分では分かりにくくなることがあります。
リハートカウンセリングでは、「そんなふうに考えてはいけない」と否定するのではなく、まず、なぜそう感じているのかを一緒に見ていきます。
「実際に起きたこと」と「そこから自分が考えたこと」を分けてみると、「全部自分が悪かったと思い込んでいたかもしれない」など、これまでとは違った見え方が生まれることがあります。
失恋を反省材料だけにするのではなく、自分を苦しめている考え方に気づく機会にしていくこともできます。
失恋を繰り返し考えてしまうパターンを一緒に整理する
「今日は考えないようにしよう」と思っていたのに、気づけば相手のSNSを見ている。そこから過去の出来事を思い出し、「もう少しこうしていれば」と後悔する。そして最後には「自分はダメだ」と落ち込む。
失恋が長引いていると、このような流れを何度も繰り返していることがあります。
苦しいのは一つひとつの考えだけではなく、「思い出す→考え込む→自分を責める→さらに気持ちが落ち込む」というパターンができているからかもしれません。
リハートカウンセリングでは、丁寧に話を聴くことを土台にしながら、必要に応じて認知行動療法(CBT)の考え方も取り入れ、感情・思考・行動のつながりを整理していきます。
「失恋を忘れさせてもらう場所」ではありません。
なぜ同じところで苦しくなってしまうのか、自分にはどんな考え方のクセがあるのかを知り、これから似た状況になったときにも自分の心を扱いやすくしていくことを大切にしています。
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「少し話してみたい」と思っても、「何を話せばいいんだろう」「予約が面倒そう」と感じると、なかなか最初の一歩を踏み出せないことがあります。
リハートカウンセリングでは、**LINE公式アカウントを友だち追加して、そこから予約へ進むことができます。**メニューと希望する日時を選び、予約内容やお支払いを確認したら予約完了です。当日は電話またはZoomでお話しいただけます。
「失恋のことをうまく説明できない」という状態でも大丈夫です。
「何か月も引きずっている」
「自分を責めるのをやめたい」
「同じことを何度も考えてしまう」
最初は、そのくらいの言葉からでも構いません。
すでに自分の中で答えを出してから利用する必要はありません。話していく中で、気持ちや考えを一緒に整理していきます。
失恋を早く忘れるためではなく、今回の恋愛で自分が何に傷つき、どんな考え方によって苦しさが続いているのかを知るために。
一人で考えても同じところをぐるぐるしてしまうときは、LINE公式アカウントを追加して、話せる時間を予約してみてください。
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