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十人十色の普通

十人十色の普通

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は【十人十色の普通】というテーマでお話していきたいと思います。皆さんは普通という言葉はどのような時に使いますか?普通とは一般的という意味合いだったり、良くも悪くもない時などに使いますよね。

世間一般の中での普通、自分の中での普通、今回は前者の話になります。世間一般の中での普通は、実は統一されているようで統一されていないことが多いです。つまり、10人があることに対して思っている普通が、皆少しずつ違っているのです。

普通について考えていく中で、普通によって悩むことがなくなるというお話になります。興味のある人は最後までお付き合いください。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

1.明確な普通とは?

今回普通について語る上で、明確な普通というのはどういうものなのかをお話したいと思います。明確な普通というのは、いわゆるルールやマナーとして決まったことがあるものです。例えばスポーツのルールですね。ポイントのカウント方法やペナルティなど明確に決まったものがあります。

そのルールを守らないと普通ではない、ということから、例えばサッカーを遊びでする時に人数が全部で10人しかいない時に、普通は11人ずつでするものだけど、今日は特別ルールで5人ずつでやろう、というふうになります。

こう考えると、世間では過剰に普通を利用していますよね。普通はこうするもの、こうすべきものという表現をよく耳にすると思いますが、そこでいう普通とは、その組織の普通であったりその人個人の感覚による普通であったりします。

確かに多くの人がそのようにしているものはそれが普通、となってもおかしくはないですが、そうでないなら普通ではないと言い切ってしまうのは・・・、ですね。

2.普通が分からないことに悩みを抱えている人

実はこの「普通」に対して悩みを抱えている人は多くいます。大きく分けると2つあり、1つは普通が分からないことに悩みを抱えている人、そしてもう1つは普通に出来ないことに悩みを抱えている人です。まずは前者について綴っていきたいと思います。

普通が分からないことに悩みを抱えている人は、大前提として自分が普通ではないと思っている傾向があります。自分が普通ではないがために、普通はどうなんだろう?という悩みを抱えてしまうのです。

では自分が普通ではないと思っている人とはどういった人なのでしょうか?経営者、障害を持たれている人、特殊な能力を持っている人、家庭環境が複雑な人、世間一般の多数とは違った面がある人など、結構広範囲で該当する人はいます。

ここに該当する人は、普通になりたいわけではありません。ただ、上手くいかなかった時に理由が見えにくくなってしまいます。いわゆる普通の感覚が分からない、というものですね。

実際にリ・ハートの電話カウンセリングを利用される人の中でも、普通についての質問は多いです。まずは話をしっかりと聴き、その上で一緒に様々な事例について考えたりしています。そうすることで、気づきを得ることができ、別の視点から物事を見ることができるようになります。

3.普通に出来ないことに悩みを抱えている人

周りの人は普通に出来ていることが私には出来ない、これが悩みになっている人は多いのではないでしょうか。確かに、周りの人が出来ていることが自分は出来ていないとなると、焦りを感じますし自分がダメな人間のように思えてしまいますよね。

ここでは、周りの人が出来ていることに対して、「普通は出来るもの」というレッテルを貼っていることが問題になっています。「普通は出来るもの」というレッテルを貼ると、当然ながら出来なければ普通ではないとなってしまいます。

もしこれを、「頑張れば出来るようになるもの」と置き換えるとどうでしょうか?出来ないのは頑張りが足りないから、じゃあもっと頑張ろうとなりますよね。それでも出来ない場合は、頑張り方が違うのかもしれない、と考えることも出来ます。

次は、「●●があれば出来るもの」と置き換えるとどうでしょうか?出来ないのは●●がないから、諦めるか●●を手に入れる方法を考えますよね。

普通は出来るといっても無条件に出来るものはほとんどありません。普通は3ヶ月でこれだけのノルマをクリアできるものだ、となっていても、経験値が全く同じ人間ばかりが揃っているわけではありませんし、各々得手不得手が違う人もいるでしょう。こういったものはあくまで目安であり普通ではないのです。

そして、目安の基準も相手が決めていることなので、確実ではありません。それでも普通は出来ると言われているものが出来ないことに不安を強く感じてしまう場合は、「このことに対しては私は普通ではない」と思うようにすると少し楽になります。普通の範囲を限定するのです。

人それぞれ得手不得手がある中で、普通ではないことが不得手の部分であっただけ、と思うことで切り替えることが出来ます。自分ではなかなか出来ないといった人は、リ・ハートの電話カウンセリングの中で、一緒に考えていきましょう。あなたの能力を知るお手伝いを全力で致します。

4.まとめ

リ・ハートの電話カウンセリング

【十人十色の普通】についてお話してきましたが、いかがでしたか?少し話が脱線したかもしれませんが、自分自身の普通は自分の中にあるものだということです。それが【十人十色の普通】なのです。

「普通でいい」と言われる人は多いと思いますが、「普通」こそが最も難しい指標であると言えます。組織で、グループで「普通」を共有する際には、しっかりと「普通」について深く認識を話し合う必要があります。分かっているだろう、こうだろうというのは危険です。

そして、「普通」によって精神的にしんどい状態に追いやられてしまうケースも珍しくありません。そういった時には「普通は自分の中にある」ということを再認識すると良いでしょう。自分の中にある普通が見えない場合は、ぜひリ・ハートの電話カウンセリングをご活用ください。

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