「自分だけ生きづらい」と感じるあなたへ|人間関係の中で苦しくなる理由

「どうして私は、こんなに生きづらいんだろう」
人間関係がうまくいかなかったり、周りに合わせることに疲れたりすると、「自分の性格に問題があるのかもしれない」「もっと上手にできる人にならなきゃ」と、自分を責めてしまうことがあります。
でも、生きづらさは自分ひとりの中だけで生まれるものとは限りません。
家族、職場、学校、友人関係など、私たちはさまざまな人との関係の中で生活しています。否定されることが続いたり、いつも相手に合わせなければならなかったり、安心して本音を話せる場所がなかったりすると、少しずつ心が疲れていくこともあります。
「自分が弱いから」「考えすぎる性格だから」と決めつける前に、今いる環境や人との関係にも目を向けてみませんか。
この記事では、人との関係の中で生きづらさが生まれる理由と、自分の気持ちを取り戻していくために大切なことを、私たちと一緒に考えていきます。

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投稿者プロフィール

- 心理カウンセラー
-
ストレス・不安・人間関係・自己否定などの悩みを、安心して話せる対話から整理し、考え方のクセや気持ちのパターンを一緒に見つけていく心理カウンセラーです。
■経歴・資格
産業カウンセラー。
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして転職相談に携わり、仕事やキャリア、職場の人間関係など、さまざまな相談に対応してきました。
現在はオンラインを中心に、ストレス、不安、人間関係、自己肯定感、自己否定、HSP、仕事やキャリア、本音を言えない悩みなどの相談を受けています。
■得意な相談
・ストレス・不安・気分の落ち込み
・職場・家族・恋愛などの人間関係
・自己肯定感の低さ・自己否定
・HSP・繊細さによる生きづらさ
・仕事・キャリアの悩み
・本音が言えない、自分の気持ちが分からない悩み
■大切にしていること
まずは、否定されず安心して本音を話せることを大切にしています。
話を聴くだけで終わるのではなく、対話を通して気持ちを整理し、自分では気づきにくい「考え方のクセ」や、ストレス・不安が強くなるパターンを一緒に見つけていきます。
来談者中心療法の考え方を大切にしながら、必要に応じて認知行動療法(CBT)の考え方も取り入れています。
「こんなことで相談していいのかな」「うまく話せるか分からない」という段階でも大丈夫です。話がまとまっていなくても、安心してお話しください。
目次
- ○ 「自分に問題がある」と思ってしまう
- ・周囲になじめないと、自分を責めてしまう
- ・「普通にできない私がおかしい」と感じてしまう
- ・生きづらさを一人で抱え込んでしまう
- ○ 生きづらさは「人との関係」の中で生まれることがある
- ・同じ人でも、いる場所によって感じ方は変わる
- ・否定される関係が続くと、自分を信じにくくなる
- ・「合わない環境」と「自分がダメ」は別のこと
- ○ 周りに合わせ続けると、自分の気持ちが分からなくなる
- ・嫌われないように、相手に合わせてしまう
- ・本音より「期待される自分」を優先してしまう
- ・「私はどうしたい?」が分からなくなる
- ○ 安心できる関係があると、生きづらさの見え方も変わる
- ・否定されずに話せるだけで、見えてくることがある
- ・「自分だけの問題ではない」と気づける
- ・答えを急がず、自分の気持ちを確かめていく
- ○ 誰かに話しながら、自分の気持ちを確かめてみませんか
「自分に問題がある」と思ってしまう

人間関係でうまくいかないことが続くと、「相手との関係が合わなかった」と考えるより先に、「自分に何か問題があるのでは」と考えてしまうことがあります。
職場で周囲になじめない。友人との会話で気を遣いすぎる。家族の前でも本音を言えない。
そんな経験が重なるほど、「どこに行ってもうまくいかないのだから、原因は自分なのかもしれない」と感じやすくなります。
けれど、人との関係は一人だけで作られるものではありません。
自分自身だけを見るのではなく、「どんな人たちの中にいるのか」「そこでどんな関わり方を求められているのか」という視点も大切です。
周囲になじめないと、自分を責めてしまう
周りの人が自然に会話しているのに、自分だけうまく入れない。みんなが楽しそうにしているのに、自分だけ居心地が悪い。
そんな場面が続くと、
「コミュニケーションが下手だから」
「もっと明るく振る舞わないと」
「普通の人みたいにできない」
と、自分自身に原因を求めてしまうことがあります。
でも、ある場所になじめないことと、人として何かが足りないことは同じではありません。
誰と一緒にいるのか、どんな雰囲気なのか、どのような振る舞いを求められるのかによって、私たちの居心地は大きく変わります。
「普通にできない私がおかしい」と感じてしまう
私たちは知らないうちに、「みんなと仲良くできる方がいい」「職場ではうまく合わせるべき」「家族なら分かり合えるはず」といった“普通”を持っています。
その基準に自分が当てはまらないと、「自分がおかしいのでは」と感じることがあります。
けれど、その“普通”は本当に自分に合っているのでしょうか。
人とたくさん関わる方が心地よい人もいれば、少人数の関係を大切にしたい人もいます。すぐに本音を話せる人もいれば、安心できるまで時間が必要な人もいます。
違いがあること自体を、自分を責める理由にする必要はありません。
生きづらさを一人で抱え込んでしまう
「自分が変わればいい」と考え続けていると、つらくても人に話しにくくなります。
「こんなことで悩む自分が弱い」
「もっと頑張れば何とかなる」
「人に話しても困らせるだけ」
そうやって気持ちを飲み込んでいるうちに、自分が何につらさを感じているのかさえ分からなくなることがあります。
そんなときは、すぐに答えを出そうとしなくても大丈夫です。
「私は何がつらかったんだろう」
「本当はどう感じていたんだろう」
誰かに話しながら、自分の気持ちを少しずつ確かめていくことも、自分を責め続ける状態から離れるきっかけになります。
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生きづらさは「人との関係」の中で生まれることがある

「もっと前向きにならなければ」「人付き合いが上手になれば、きっと楽になれる」
生きづらさを感じていると、自分自身を変えることで何とかしようと考えることがあります。
もちろん、自分の考え方や行動を見つめることが役立つ場面もあります。でも、それだけでは見えてこないものもあります。
私たちは一人きりで生活しているわけではありません。家族、友人、職場の人など、さまざまな人との関係の中で毎日を過ごしています。
だからこそ、「自分に何が足りないのか」だけではなく、「私はどんな関係の中で苦しくなっているのだろう」と考えてみることも大切です。
同じ人でも、いる場所によって感じ方は変わる
ある場所では緊張してほとんど話せないのに、別の場所では自然に笑って話せる。
そんな経験はないでしょうか。
人は、どこにいてもまったく同じ自分でいられるわけではありません。
何を言っても否定されそうな場所では慎重になりますし、自分の話を受け止めてもらえる場所では、少しずつ本音を話せるようになることがあります。
「私は人付き合いが苦手」と思っていたとしても、すべての人との関係で同じように苦しくなるとは限りません。
まずは「自分はどんな人といると安心できるのか」「どんな場面になると苦しくなるのか」を見ていくと、自分を責めるだけでは分からなかったものが見えてくることがあります。
否定される関係が続くと、自分を信じにくくなる
「そんなこと気にしすぎだよ」
「あなたにも原因があるんじゃない?」
「普通はそんなことで悩まないよ」
自分の気持ちを話すたびに、このような反応が返ってくると、次第に話すことそのものをためらうようになることがあります。
そして、「やっぱり私がおかしいのかな」と、自分の感じ方まで疑うようになることもあります。
反対に、「そう感じていたんだね」と気持ちを受け止めてもらえるだけで、自分の中にあった感情に気づけることがあります。
人との関係は、私たちを疲れさせることもあれば、自分を取り戻すきっかけになることもあるのです。
「合わない環境」と「自分がダメ」は別のこと
合わない職場で疲れていると、「仕事ができない自分が悪い」と考えてしまう。
家族と話がかみ合わないと、「私の性格に問題がある」と感じてしまう。
友人関係で無理をしていると、「もっと人に合わせられるようにならなければ」と思ってしまう。
でも、「その環境では自分らしくいられない」ということと、「自分自身に問題がある」ということは同じではありません。
生きづらさを感じたとき、自分を変える方法ばかり探すのではなく、
「私はどんなときに無理をしているんだろう」
「誰といるときなら少し安心できるんだろう」
そんなふうに、自分と周囲との関係を見つめてみることも一つの方法です。
すぐに環境を変えられなくても、安心して話せる人との時間を持つことで、自分の気持ちが少しずつ見えてくることがあります。
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傾聴ラウンジ ここより よりびと-016 菊原 のりの自己紹介
周りに合わせ続けると、自分の気持ちが分からなくなる

人に合わせること自体は、決して悪いことではありません。
相手の気持ちを考えたり、その場に合わせて行動したりすることは、人と関わっていくうえで大切なことでもあります。
ただ、いつも「相手がどう思うか」を優先していると、少しずつ自分の気持ちが後回しになることがあります。
嫌われないように、相手に合わせてしまう
「断ったら嫌われるかもしれない」
「空気を悪くしたくない」
「相手をがっかりさせたくない」
そんな思いから、本当は嫌でも「大丈夫」と答えたり、疲れていても誘いを断れなかったりすることがあります。
一つひとつは小さな我慢でも、それが続くと、人と一緒にいることそのものが疲れるようになることがあります。
本音より「期待される自分」を優先してしまう
家族の前では「心配をかけない自分」、職場では「頼まれたら断らない自分」、友人の前では「いつも明るい自分」。
周囲から求められる役割に応え続けているうちに、その姿がいつの間にか「自分」になっていることがあります。
すると、「本当は嫌だった」「本当は休みたかった」といった気持ちにも気づきにくくなります。
「私はどうしたい?」が分からなくなる
人の希望にはすぐ答えられるのに、「あなたはどうしたい?」と聞かれると答えられない。
そんなときは、自分の気持ちがなくなったのではなく、長い間後回しにしてきたため、見つけにくくなっているのかもしれません。
すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
「本当はどう感じていたんだろう」
「何が嫌だったんだろう」
「どんなときなら少し楽なんだろう」
安心して話せる相手に言葉を届けながら、自分の中にある小さな気持ちを確かめていく。その時間が、自分自身の感覚を取り戻すきっかけになることがあります。
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傾聴ラウンジ ここより よりびと-018 やまだ えりの自己紹介
安心できる関係があると、生きづらさの見え方も変わる

生きづらさを感じているとき、「自分が変わらなければ」と考えがちです。
けれど、必要なのは自分を作り替えることではなく、安心していられる関係の中で、自分の気持ちをもう一度確かめていくことなのかもしれません。
否定されずに話せるだけで、見えてくることがある
悩みを話したとき、すぐに「こうした方がいい」と言われたり、「考えすぎだよ」と否定されたりすると、本当に感じていたことを言えなくなることがあります。
反対に、評価や否定をせずに話を聞いてもらえると、
「本当はずっと嫌だった」
「無理して笑っていた」
「寂しかったんだ」
と、自分でも気づいていなかった気持ちが言葉になることがあります。
「自分だけの問題ではない」と気づける
つらい状態が長く続くと、「全部自分のせいだ」と考えてしまうことがあります。
でも、自分の気持ちを言葉にして振り返ると、「この環境だから苦しかったのかもしれない」「この関係ではずっと無理をしていたのかもしれない」と、少し違った見方ができることがあります。
自分を責めるだけでは見えなかった背景に気づくと、生きづらさとの向き合い方も少しずつ変わっていきます。
答えを急がず、自分の気持ちを確かめていく
「どうすれば生きづらさがなくなるのか」と、すぐに答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、
「私は何に疲れているんだろう」
「どんな関係なら安心できるんだろう」
「本当はどうしたかったんだろう」
そんな問いを、自分に向けてみるところからでも始められます。
生きづらさは、必ずしも自分の性格や弱さだけから生まれるものではありません。
人との関係や置かれている環境によって、苦しくなることもあります。
だからこそ、「自分を変えなければ」と急ぐのではなく、自分がどんな場所で、どんな人との関係の中なら少し安心していられるのかを知ることも大切です。
自分を責めることから少し離れ、自分の気持ちに耳を傾けること。
そこから、生きづらさとの付き合い方が少しずつ変わっていくことがあります。
誰かに話しながら、自分の気持ちを確かめてみませんか

「自分が悪いのかもしれない」
「もっと周りに合わせた方がいいのかな」
「でも、本当はもう少し楽に生きたい」
そんな気持ちがあっても、一人で考えていると同じところを何度も行き来してしまうことがあります。
傾聴ラウンジ「ここより」は、まだ答えを出したいわけではないけれど、誰かに話を聞いてほしいときに利用できる場所です。
うまく説明できなくても大丈夫です。
「なんとなく人間関係に疲れた」
「自分でも何がつらいのか分からない」
「誰にも言えなかったことを少し話してみたい」
そんな状態からでもお話しいただけます。
私たちは、すぐに結論を出したり、あなたの気持ちを決めつけたりするのではなく、今感じていることをそのままお聴きします。
誰かに話していくうちに、
「私はずっと無理をしていたのかもしれない」
「本当はこうしたかったんだ」
「この関係が苦しかったんだ」
と、自分でも気づかなかった気持ちが見えてくることがあります。
生きづらさを感じたとき、最初から「自分を変えなければ」と考えなくてもいいのかもしれません。
まずは、自分の気持ちを言葉にしてみる。
そのための時間として、傾聴ラウンジ「ここより」を利用してみてください。
30分 2,200円
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