ブログ(こころの不思議)

Blog

年末年始の帰省がしんどい…発達グレーの子育てで感じた孤独と気づき

年末年始の帰省がしんどい…発達グレーの子育てで感じた孤独と気づき

年末年始は、家族や親戚が集まりにぎやかで楽しい時間―

そう思われがちですが、子育てをしていると「楽しみな反面、しんどさも大きい時期」だと感じる方も多いのではないでしょうか。

特に、発達グレーゾーンや特性のあるお子さんを育てていると年末年始はイベントが重なり、環境の変化や人の多さに、親も子も心がすり減ってしまうことがあります。

今日は、私自身が年末年始の集まりで強い孤独を感じた経験を通して、「わかってもらえない苦しさ」と、そこから気づいたことをお話ししたいと思います。

よりびと待機カレンダーバナー
傾聴ラウンジ「ここより」ブログバナー

投稿者プロフィール

さとうなみ
さとうなみよりびと
■ 対応しやすい時間帯
①10:00〜14:00|朝昼タイム
シフトは待機カレンダーをご確認ください。

■ 年齢
30代

■ キャッチコピー
「子育ての正解を探して疲れたとき、誰にも言えない本音をやさしく受け止めます」

■ よりびとナビ対応テーマ
・発達グレー、発達特性のある子どもの子育て
・子どもとの関わり方や将来への不安
・夫婦、家族、ママ友などの人間関係
・育児疲れ、孤独感、親としての自信のなさ
・気持ちや考えの整理

※よりびとナビとは、よりびとの経験や視点をもとに、気持ちや考えを一緒に整理していくオプションサービスです。

■ こんな話をよく聴いています
・子どもの行動や発達が気になり、心配が止まらない
・周囲の子と比べて落ち込んでしまう
・子どもにイライラした後、自分を責めてしまう
・パートナーや家族に育児の大変さを理解してもらえない
・学校や園、保護者同士の関係に疲れている
・アドバイスより、まずは気持ちを聴いてほしい

■ 聴くときに大切にしていること
・どんな感情も否定せず、そのまま受け止めること
・「こんなことを思う自分はダメ」と責めなくてよい時間をつくること
・話すペースや沈黙を大切にすること
・親としてだけでなく、一人の人としての気持ちに寄り添うこと

■ 関わり方のスタイル
・やさしく、親しみやすい雰囲気でじっくり聴く
・話がまとまっていなくても急かさない
・気持ちと状況を一緒に整理する
・専門知識を押しつけず、理解するための土台として活かす

■ 資格・職歴
・小学校教諭として特別支援学級を担当
・特別支援教育コーディネーター
・特別支援学校教諭
・メンタル心理カウンセラー

■ これまでの経験
・学校現場で、さまざまな発達特性や背景を持つ子どもたちに関わった経験
・子どもの発達や学校生活に悩む保護者と向き合った経験
・発達特性のある子どもを育てる親としての経験
・子育ての無力感、孤独、周囲の言葉に傷ついた経験
・話を聴いてもらうことで、気持ちが軽くなった経験

■ こんな方におすすめ
・発達グレーや発達特性について不安がある
・子育てを一人で抱えているように感じる
・育児のつらさを安心して話せる相手がいない
・教員経験と当事者経験の両方がある人に聴いてほしい
・頑張っている自分を責めず、気持ちを整理したい

■ メッセージ
子育てでは、どれだけ頑張っても思うようにいかず、「私の育て方が悪いのかな」と自分を責めてしまうことがあります。

イライラ、疲れ、悲しさ、逃げたい気持ちも、無理に隠さなくて大丈夫です。元教員としての経験と、発達特性のある子どもを育てる親としての経験を活かしながら、正解を押しつけるのではなく、あなたの今の気持ちを丁寧にお聴きします。


【掲載している相談事例について】

相談事例に登場する人物や背景、具体的な状況はすべて架空のものです。特定のご相談者様のお話を記事にしたものではありません。

それぞれの事例は、よりびとが日頃よくお受けするご相談のテーマや、お悩みの傾向をもとに作成しています。ご自身と重なる部分を見つけたり、「こんなことを話してもいいんだ」と感じていただくための参考としてお読みください。

ご相談いただいた内容が、そのまま記事として掲載されることはありませんので、どうぞ安心してお話しください。

目次

1.当時の状況

まだ息子が小さかった頃のことです。
その年の年末、親戚が集まる機会がありました。
久しぶりに顔を合わせる家族、楽しそうな会話、笑い声。
本来なら私も「みんなで集まれて嬉しい」と感じたかったと思います。

けれど、息子は人見知りが強く場所見知りもあり、
知らない人がたくさんいる環境に強い不安を感じていました。

会場に着いた途端に泣き出してしまい、どれだけ抱っこしても泣き止まない。
母や親戚も声をかけてくれますが、そのたびに息子の鳴き声は悪化する一方…
結局、私は息子と一緒に隣の部屋に移動し二人きりで過ごすことになりました。

ふすまの向こうから聞こえる、みんなの楽しそうな声。
笑い合う声を聞きながら、私は息子を抱っこしてただ座っていました。
息子と同じ年齢くらいの親戚の子どもたちはみんな楽しそうにしています。

「どうしてうちの子だけ…」
「私もあの輪に入りたかった」

そんな気持ちが胸に広がり、強い孤独を感じていました。

2.私の関わり方(そのときの私の心の動き)

息子は悪くない。
そう頭ではわかっていても、心はついてこなくて。
「もう少し頑張ってほしい」
「みんなと同じようにできたらいいのに」
知らないうちに、“できてほしい姿”を期待していた自分に気づきました。
そこで私は、息子に対してではなく、自分の気持ちに問いかけることにしました。

「今、私は何が一番つらいんだろう?」

そう考えたときに出てきたのは、
“理解されないこと”と“ひとりぼっちだと感じること”でした。

それに気づいてからは、

「息子にとってはいつもと変わらない毎日が1番なんだよね」
「できるだけいつもの環境に近づけて安心できるように過ごそう」

そう、自分に言い聞かせました。

3.相手の変化

期待を手放し、「今はこれでいい」と思えるようになると、
不思議と心が少し軽くなりました。

息子の泣き顔を見ながら、
「この子はこの子なりに、必死に頑張っているんだ」
そう思えるようになったのです。

周りと比べるのをやめる。
みんなと同じでなくてもいい。
いい意味で、「どうでもいい」と思うことを自分に許しました。

すると、その気持ちが伝わったのか息子の不安も少しずつ落ち着いてきて、私の腕の中で眠ってくれました。

「おつかれさま」

と母が私のためにもう一度お鍋を用意してくれ、みんなに見守られながら食べたあの味は忘れられません。

4.学んだ強み

この経験から私が強く感じたのは、
「理想や期待を手放すことで、親も子も楽になれる」ということです。

成長しない、という意味ではありません。
“できるようになるタイミングを、信じて待つ”という選択です。

無理に合わせなくていい。
比べなくていい。
今は今で、ちゃんと進んでいる。

その視点を持てたことで、私は息子のことを
「困る存在」ではなく、「愛おしい存在」として見られるようになりました。

5.読者へのメッセージ

もし今、年末年始の集まりがつらかったり、
「わかってもらえない」と感じている方がいたら、
その気持ちはとても自然なものです。

あなたが弱いわけでも、頑張っていないわけでもありません。
ただ、状況が大変なだけです。

泣き続ける子どもの隣で感じる孤独は、
同じ経験をした人にしかわからないものです。

6.利用案内

ここでは、

・愚痴でも
・まとまらない気持ちでも
・「なんでこんなにしんどいのかわからない」でも

そのまま話して大丈夫です。

年末年始に感じたモヤモヤも、
誰にも言えなかった孤独も、
安心して吐き出しに来てください。

あなたの気持ちを、ひとりにしません。

友だち追加

SHARE
シェアする

ブログ(こころの不思議)一覧

ページの先頭へ