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まだ起きていないことが不安になるのはなぜ?悪い未来を考えすぎる原因と「思考のクセ」

Two people sit closely on a couch, talking gently as worry thoughts float above—about work, the future, and being okay alone.

まだ起きてもいないことなのに、「もし失敗したらどうしよう」「悪いことが起きたらどうしよう」と考えて、不安が止まらなくなることはありませんか。

頭では「まだ何も起きていない」と分かっていても、一度気になり始めると、次々と悪い未来を想像してしまう。仕事、人間関係、恋愛、家族のことなど、不安の対象は違っても、頭の中ではいつの間にか「起こるかもしれないこと」が「起こりそうなこと」に変わっていきます。

こうした不安は、単に心配性だから起こるわけではありません。私たちは先の見えない状況に直面すると、できるだけ危険を避けようとして未来を予測します。そして、その予測の仕方には、一人ひとり異なる「思考のクセ」が表れることがあります。

この記事では、まだ起きていないことが不安になる理由を整理しながら、「なぜ自分はいつも悪い方へ考えてしまうのか」を一緒に見ていきます。不安を無理になくすのではなく、まずは不安がどのように大きくなっているのかを知るところから始めてみましょう。

もう一度、自分の心とつながり直す場所。リハートカウンセリング

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投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
■ 一言キャッチコピー

ストレス・人間関係・自己肯定感の悩みに寄り添い、“話を聴いてもらえる安心”から考え方のクセを整える心理カウンセラー

■ 経歴・実績

心理カウンセラーとして、ストレス、不安、うつ傾向、人間関係、自己肯定感の低さ、仕事やキャリアの悩みなど、幅広いご相談に対応しています。

オンラインを中心にカウンセリングを提供し、安心して本音を話せる時間を大切にしています。

また、人材紹介会社にてキャリアコンサルタントとして転職相談に従事してきた経験もあり、仕事の悩みやキャリアの迷い、職場での人間関係についても、現実的な視点を持ちながらサポートしています。

■ 保有資格

産業カウンセラー

■ 主な相談内容

ストレス・メンタル不調
不安・うつ・気分の落ち込み
職場・家族・恋愛などの人間関係の悩み
自己肯定感の低さ・自己否定
HSP気質・繊細さによる生きづらさ
仕事の悩み・キャリアの迷い
本音が言えない・自分の気持ちが分からない悩み
誰かに話を聴いてほしい時の気持ちの整理

■ カウンセリングの特徴・強み

私が大切にしているのは、まず安心して話せることです。

悩みを抱えている時、人はすぐに答えがほしいとは限りません。アドバイスよりも先に、「まずは話を聴いてほしい」「分かってほしい」と感じていることがあります。

そのため、否定せず、急かさず、話がまとまっていなくても受け止めることを大切にしています。

そのうえで、ストレスや不安の背景にある気持ちを一緒に整理し、自分でも気づきにくい“考え方のクセ”や“認知の歪み”に気づけるようサポートします。

ただ聴くだけで終わるのではなく、話すことで心を整え、必要に応じて日常で実践できる具体的な対処法も一緒に考えていきます。

■ アプローチ方法

クライアント中心療法、来談者中心療法を大切にしながら、認知行動療法、CBTの考え方も取り入れています。

特に、感情・思考・行動のつながりを一緒に見える化し、ストレスや不安が強くなるパターンを整理していきます。

「なぜ同じことで悩みやすいのか」
「どうして自分を責めてしまうのか」
「人間関係で疲れやすい理由は何か」

そういった部分を、無理に決めつけるのではなく、対話を通して一緒に見つけていきます。

■ カウンセラーになったきっかけ

子どもの頃から、自分の気持ちや「嫌だ」という思いをうまく言えない環境で育ちました。

本当はつらいと感じていても、それを言葉にすることが難しく、気持ちを飲み込んでしまうことが多くありました。

その経験から、「自分の気持ちを安心して話せる場所があること」「否定されずに話を聴いてもらえること」が、人にとってどれほど大切なのかを、身をもって感じるようになりました。

大人になってからは、人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして転職相談に携わりました。

そこでは、仕事の悩みやキャリアの迷いだけでなく、職場の人間関係、将来への不安、自信のなさなど、さまざまな思いを抱えた方のお話を聴く機会が多くありました。

相談を受ける中で感じたのは、多くの方が「答え」だけを求めているわけではないということです。

まずは自分の気持ちを整理したい。誰にも言えなかった不安を聴いてほしい。否定されずに、今の思いを受け止めてほしい。

そういった気持ちを抱えながら、一人で頑張っている方がたくさんいることを実感しました。

話を聴いてもらうことで、表情が少し和らいだり、自分の本音に気づいたり、次の一歩を考えられるようになったりする姿を見て、傾聴には人の心を支える力があると感じました。

子どもの頃に感じていた「うまく言えない苦しさ」と、キャリア相談の現場で出会った「誰かに聴いてほしい思い」。

その両方の経験が重なり、安心して本音を話せる場所をつくりたい、一人で抱え込んでいる方の力になりたいと思うようになったことが、心理カウンセラーを目指したきっかけです。

■ 大切にしていること

安心して本音を話せる場づくり
否定せず、そのままを受け止めること
一人ひとりの価値観やペースを尊重すること
話すことで心を整える時間を大切にすること
「話してもいいんだ」と感じられる経験を積み重ねること

■ メッセージ

ストレスや不安、人間関係の悩みの多くは、自分でも気づかない“考え方のクセ”が影響していることがあります。

ただ、そのクセに気づくためには、まず安心して話せることが大切です。

整体で身体を整えるように、心もまた、話すことで少しずつ整っていくことがあります。

「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか分からない」
「誰かに聴いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」

そんな段階でも大丈夫です。

話がまとまっていなくても、同じ話を繰り返しても、途中で言葉に詰まってもかまいません。

安心して話せる場所として、そして自分の本音に気づき、少しずつ自分らしく生きるための時間としてご利用ください。

目次

まだ起きていないことまで不安になるのはなぜ?

まだ起きていないことまで不安になるのはなぜ?

「来週の仕事で失敗したらどうしよう」「相手に嫌われたかもしれない」「この先、今の生活を続けていけるのかな」

そんなふうに、まだ実際には何も起きていないのに、考えれば考えるほど不安が大きくなってしまうことがあります。

最初はほんの小さな心配だったはずなのに、気づけば頭の中では悪い未来のストーリーが出来上がっている。「もしかしたら」が「きっとそうなる」に変わり、まだ起きていない出来事に対して、すでに疲れてしまっていることもあるでしょう。

でも、未来を心配することそのものは、決して珍しいことではありません。私たちの心には、これから起こることを予測し、できるだけ危険を避けようとする働きがあります。

問題になるのは、不安を感じることではなく、その不安から次々と悪い未来を想像し、自分でも止めにくくなってしまうことです。まずは、「どうして自分はこんなに考えてしまうんだろう」と責めるのではなく、心の中で何が起きているのかを少しずつ見ていきましょう。

心配するのは、未来に備えようとしているから

たとえば、明日大切な仕事の打ち合わせがあるとします。

「資料に間違いはないかな」と気になって確認する。これは、ごく自然な心配です。心配することで資料を見直し、準備を整えることができるからです。

ところが、そのあとに「もし質問に答えられなかったらどうしよう」「失敗したら評価が下がるかもしれない」「最悪の場合、今の仕事を続けられなくなるかも」と考え始めると、話は少し変わってきます。

現実ではまだ打ち合わせすら始まっていないのに、頭の中ではすでに何段階も先の未来まで進んでいます。

人の心には、分からないことをそのままにしておくよりも、「こうなるかもしれない」と予測して準備しようとする働きがあります。それ自体は、自分を守るための大切な機能です。

ただし、予測がどんどん悪い方向へ広がっていくと、備えるための心配だったものが、いつの間にか自分を苦しめる不安へと変わってしまいます。

「もしも」を考えるほど、本当に起こりそうに感じてしまう

夜、布団に入ったときに突然、昼間の出来事を思い出すことがあります。

「あの言い方、まずかったかな」

そこから、「相手は嫌な気持ちになったかもしれない」「明日、よそよそしくされたらどうしよう」「周りにも何か言われているかもしれない」と考えが広がっていく。

実際に分かっているのは、「少し気になる言い方をした」ということだけです。それなのに、頭の中ではいくつもの「かもしれない」がつながり、いつの間にか本当に何か悪いことが起きているような感覚になってしまいます。

ここが、未来への不安が大きくなる一つのポイントです。

何度も同じ場面を想像すると、その出来事が現実に起こる可能性まで高くなったように感じることがあります。しかし、たくさん考えたからといって、その未来が実際に起こる確率が上がるわけではありません。

不安が強いときほど、「これは事実なのか、それとも今の自分が想像していることなのか」を分けて考えることが大切になります。

不安になりやすい場面には、自分なりのパターンがある

「まだ起きていないことを考えて不安になる」といっても、何に不安を感じるかは人によって違います。

仕事でミスすることばかり気になる人もいれば、人から嫌われることを強く心配する人もいます。「お金がなくなったらどうしよう」「病気になったらどうしよう」「このまま一人だったらどうしよう」と、将来そのものに不安を感じる人もいるでしょう。

ここで少し注目したいのは、毎回まったく違うことで悩んでいるように見えても、その奥には似たような考え方が隠れていることがあるという点です。

たとえば、「失敗してはいけない」「人に嫌われてはいけない」「ちゃんとしていなければならない」という思いが強いと、少し先の未来まで慎重に考え続けてしまうことがあります。

私は、不安をただ消そうとするよりも、「自分はどんなときに悪い未来を想像しやすいのだろう」と眺めてみることが大切だと考えています。

不安には、その人なりの理由があります。そして、その理由をたどっていくと、次第に自分でも気づいていなかった「考え方のパターン」が見えてくることがあります。

「もし失敗したら」が止まらなくなるのはなぜ?

Young woman in a pink sweater sits at a table, anxious while looking at her phone, surrounded by thought bubbles about job stress and interviews.

未来への不安は、最初から大きなものとして始まるとは限りません。

たとえば、上司から「明日の午後、少し話せる?」とメッセージが届いたとします。書かれているのはそれだけなのに、「何の話だろう」「何かミスしたかな」「もしかして怒られるのでは」と考え始める。そして帰宅する頃には、「評価が下がるかもしれない」「仕事を任せてもらえなくなるかもしれない」と、まだ聞いてもいない話の内容まで頭の中で作り上げてしまうことがあります。

不安が大きくなる背景には、いくつかの考え方のパターンがあります。

特に起こりやすいのが、悪い結果を先に予想すること、過去の経験をこれから起こることに重ねること、そして人からどう思われるかを必要以上に気にすることです。

どれも「考えすぎないようにしよう」と思っただけで簡単に止まるものではありません。まずは、自分の不安がどんな道筋を通って膨らんでいるのかを知ることから始めてみましょう。

いつの間にか「一番悪い未来」を想像している

友人にメッセージを送ったのに、なかなか返信が来ない。

最初は「忙しいのかな」と思っていたはずなのに、数時間たつと「何か変なことを書いたかな」と気になってくる。さらに時間がたつと、「嫌われたかもしれない」「もう付き合いたくないと思われたのでは」と、どんどん悪い方向へ考えが進んでしまうことがあります。

この時点で分かっている事実は、ただ「まだ返信がない」ということだけです。

仕事中なのかもしれません。スマートフォンを見ていないだけかもしれません。返信しようと思って忘れている可能性もあります。それでも不安が強くなると、たくさんある可能性の中から、なぜか一番つらいものばかりを選んでしまいます。

これは、自分を守るために「悪いことが起きた場合に備えよう」とする心の働きでもあります。

ところが、毎回最悪の未来を想像していると、まだ何も起きていない段階から心は疲れてしまいます。「考えている未来」と「実際に起きていること」を一度分けてみるだけでも、不安との距離が少し変わってきます。

過去の失敗が「また起こる」と感じさせることがある

以前、仕事で大きなミスをして強く注意された経験があるとします。

しばらく時間がたち、新しい仕事を任されるようになっても、似たような場面になると「あのときみたいになったらどうしよう」という不安がよみがえることがあります。

「今度はちゃんと確認したから大丈夫」と思おうとしても、提出ボタンを押す直前になると何度も内容を確認したくなる。それでも安心できず、家に帰ってからも「あそこ、本当に合っていたかな」と気になってしまう。

過去の経験から学ぶことは大切です。同じ失敗を繰り返さないために準備したり、慎重になったりすることは決して悪いことではありません。

ただ、過去に一度起きたことが、これからも必ず起こるとは限りません。

当時とは環境も違えば、自分の経験や知識も変わっています。それでも心の中では、過去の出来事が「未来を予測する材料」として強く残ることがあります。

不安になったときには、「これは今起きている問題なのか、それとも以前の経験を思い出して怖くなっているのか」と考えてみると、自分が何に反応しているのかが少し見えやすくなります。

「どう思われるだろう」が不安をさらに大きくする

会議で自分の意見を話したあと、「あんなこと言わなければよかったかな」と気になった経験はないでしょうか。

誰かが少し難しい顔をしていただけで、「変なことを言ったと思われたかも」と考えてしまう。帰宅してからもその場面を思い出し、「もっと違う言い方ができたのに」と何度も頭の中でやり直してしまうことがあります。

人からどう見られているかを気にすること自体は自然です。私たちは一人で生活しているわけではありませんから、周囲との関係を大切にしようとすれば、相手の反応が気になることもあります。

ただ、「嫌われてはいけない」「失敗したら評価が下がる」「ちゃんとした人だと思われなければ」といった気持ちが強くなるほど、未来を先回りして考える場面も増えていきます。

そして厄介なのは、相手が本当はどう思っているのか、自分には分からないということです。

分からないからこそ、その空白を不安な想像で埋めてしまうことがあります。

こうして見ていくと、未来への不安は「心配性だから」という一言では説明しきれません。その人が何を怖いと感じ、何を大切にしているのかによって、不安が向かう方向も変わります。そこに気づくことが、自分の考え方のパターンを知る入口になります。

不安を大きくしているのは「出来事」より「考え方」かもしれない

不安を大きくしているのは「出来事」より「考え方」かもしれない

同じ出来事が起きても、感じ方は人によって違います。

たとえば上司から「明日少し話そう」と言われたとき、「新しい仕事の話かな」と考える人もいれば、「何か注意されるのでは」と一気に不安になる人もいます。実際に起きている出来事は同じなのに、その後の気持ちはまったく違います。

ここで注目したいのが、出来事と不安の間にある「自分なりの受け止め方」です。

私たちは何かが起こると、意識して考えるより先に、「きっとこういう意味だ」「このあとこうなるかもしれない」と判断していることがあります。その判断が悪いということではありません。これまでの経験や価値観をもとに、状況を理解しようとしているからです。

ただ、その受け止め方がいつも悪い方向へ向かっていると、まだ起きていない未来まで不安でいっぱいになってしまいます。

不安をゼロにしようとする前に、「今、自分は何を事実として見ていて、そこから何を想像しているのだろう」と整理してみる。それだけでも、頭の中で絡まっていたものが少しずつほどけていくことがあります。

「実際に起きたこと」と「頭の中で考えたこと」を分けてみる

たとえば、職場ですれ違った同僚に挨拶をしたのに、返事がなかったとします。

実際に起きたことだけを見ると、「挨拶をしたけれど返事がなかった」です。

ところが、その直後に「昨日何か悪いことを言ったかな」「もしかして嫌われた?」「他の人にも何か話しているかもしれない」と考え始めると、不安はどんどん大きくなります。

ここで大切なのは、それらすべてが事実として確認できているわけではないということです。

相手が考え事をしていただけかもしれません。聞こえなかった可能性もありますし、単純に疲れていたのかもしれません。

もちろん、本当に何か気になることがあった可能性もゼロではありません。ただ、まだ分からない段階で一つの結論に決めてしまうと、その結論を前提に次の不安が生まれます。

「返事がなかった」という事実と、「嫌われたのかもしれない」という自分の考えを一度分けてみる。

この小さな区別ができるようになると、「今の不安は、実際に起きていることへの不安なのか、それとも想像した未来への不安なのか」が少し見えやすくなります。

頭に浮かんだことが、そのまま現実とは限らない

不安が強いときほど、頭に浮かんだ考えには説得力があります。

日曜日の夜に「明日の仕事、嫌だな」と思ったところから、「またミスするかもしれない」「上司に注意されるかもしれない」「自分はこの仕事に向いていないのでは」と考えが広がっていく。

何度も考えているうちに、「そうなるかもしれない」が、いつの間にか「きっとそうなる」という感覚に変わっていきます。

しかし、頭の中に浮かんだ考えは、未来を予言しているわけではありません。

不安なときには不安な情報を探しやすくなり、「やっぱりダメかもしれない」と感じる材料ばかりが目につくこともあります。その結果、できていることや別の可能性が見えにくくなります。

そんなときは、「本当にそうなると決まっているだろうか」と問いかけてみるのも一つの方法です。

無理に「大丈夫」と思い込む必要はありません。

「うまくいかない可能性もある。でも、うまくいく可能性もまだ残っている」

そう考えられるだけでも、未来は一つではなくなります。不安から距離を取るというのは、楽観的になることではなく、見えていなかった別の可能性にも目を向けることなのです。

繰り返す不安の奥に「自分なりの決まり」が隠れている

ある人は、少し仕事で間違えただけで「自分はダメだ」と強く落ち込みます。

別の人は同じような間違いをしても、「次から気をつけよう」と切り替えられる。

この違いを見ていくと、その出来事だけではなく、普段から自分の中に持っている考え方が影響していることがあります。

「失敗してはいけない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「嫌われないようにしなければならない」

「ちゃんとしていない自分には価値がない」

こうした自分なりの決まりが強いほど、小さな出来事から大きな不安につながりやすくなることがあります。

本人にとっては長く当たり前だった考えなので、「自分にはこういう考え方がある」と気づくのは簡単ではありません。だからこそ、不安になった場面を一つひとつ振り返ってみる意味があります。

私は、不安だけを何とかしようとするより、「そのとき自分は何を怖がっていたのか」「何が起こると一番困ると思ったのか」をたどることが大切だと考えています。

何度も似たような不安を感じているなら、そこには偶然ではなく、自分なりの思考のパターンが隠れているかもしれません。それが見えてくると、不安との付き合い方も少しずつ変えていくことができます。

同じ不安を繰り返すときは「思考のクセ」を整理してみる

同じ不安を繰り返すときは「思考のクセ」を整理してみる

「また考えてしまっている」

そう気づいたことはありませんか。

仕事のこと、人間関係のこと、将来のこと。悩んでいる内容はその都度違っているように見えても、振り返ってみると「失敗したらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」「このまま悪くなったらどうしよう」と、いつも似たような不安にたどり着いていることがあります。

そんなとき、「もっと前向きに考えなければ」「気にしないようにしよう」と頑張っても、なかなかうまくいかないことがあります。それは、意志が弱いからではなく、長い時間をかけて身についた考え方が無意識に働いていることがあるからです。

大切なのは、不安になる自分を変えようと急ぐことではありません。

「どんな場面で不安になりやすいのか」「そのとき、どんな未来を想像しているのか」「何が一番怖いと感じているのか」を少しずつ整理していくことです。

自分の思考のパターンが見えてくると、これまで自動的に浮かんでいた考えにも、「本当にそうだろうか」と立ち止まれる余地が生まれてきます。

「また不安になった」ではなく、その前に何があったかを見る

不安が続くと、どうしても「また考えすぎてしまった」「いつまでこんなことを繰り返すんだろう」と、不安になった結果ばかりに目が向きます。

けれど、少し時間を戻してみると、その前には何か小さなきっかけがあることが多いものです。

たとえば、上司から短いメッセージが届いた。恋人からいつもより返信が遅かった。友人の表情が少し気になった。ニュースで将来が不安になる話を目にした。

その瞬間に、「怒られるのでは」「嫌われたのでは」「これから大変なことになるのでは」といった考えが浮かび、そこから不安が広がっていきます。

ここで注目したいのは、不安そのものよりも、出来事を見た直後に何を考えたのかです。

「上司から連絡が来た」から不安になったのではなく、「悪い話に違いない」と受け止めたことで不安が大きくなったのかもしれません。

こうして順番をたどってみると、「自分はこういう場面で、こう考えやすいんだな」と少しずつパターンが見えてきます。

不安を責めるのではなく、その前後を観察してみる。それが、自分の思考のクセに気づく最初の一歩になります。

思考のクセが分かると、不安との間に少し距離ができる

「嫌われたかもしれない」と思った瞬間、それを事実のように感じてしまうことがあります。

以前なら、そのまま「何か悪いことをしたかな」「もう関係が終わるかもしれない」と考え続けていたかもしれません。

でも、自分には「相手の反応が少し違うと、嫌われたと考えやすい」というパターンがあると気づいていると、同じ場面でも少し見え方が変わります。

「今、いつもの考え方が出ているかもしれない」

そう思えるだけでも、頭に浮かんだ考えと現実の間に、ほんの少し隙間ができます。

これは、無理に「絶対大丈夫」と思い込むこととは違います。

嫌われている可能性がゼロだと決める必要もありません。ただ、「嫌われたに違いない」以外にも、「忙しいだけかもしれない」「疲れているのかもしれない」「特に意味はないかもしれない」と、別の可能性も考えられるようになります。

不安が強いと、未来は一つしかないように見えます。

思考のクセを知ることは、その未来を無理やり明るく塗り替えることではなく、「ほかの可能性もある」と視野を広げていくことなのです。

一人では見つけにくい「いつもの考え方」を整理していく

自分の思考のクセは、自分にとってあまりにも当たり前なので、一人で考えているだけでは気づきにくいことがあります。

「普通はこう考えるものだ」

「ちゃんとしていなければいけない」

「失敗したら評価されなくなる」

そんな考えをずっと持っていると、それが一つの考え方だということさえ意識しなくなります。

だからこそ、何度も同じ不安に戻ってしまうときには、頭の中だけで答えを出そうとせず、言葉にしながら整理してみる方法もあります。

「何が起きたのか」「そのとき何を考えたのか」「なぜそれが怖かったのか」と順番に見ていくと、バラバラに見えていた悩みの中に共通するパターンが見えてくることがあります。

リハートカウンセリングでは、ただ不安について話すだけではなく、不安がどのような考え方から生まれ、なぜ同じところに戻ってしまうのかを一緒に整理していきます。

私は、不安を感じなくなることだけがゴールではないと考えています。

「また悪い未来を考えているな」と自分で気づき、一度立ち止まって別の見方を選べるようになること。その積み重ねが、未来への不安に振り回されにくくなることにつながっていきます。

同じ不安を何度も繰り返してしまうときは、リハートカウンセリングへ

同じ不安を何度も繰り返してしまうときは、リハートカウンセリングへ

「まだ何も起きていないのに、悪い未来ばかり考えてしまう」

「頭では考えすぎだと分かっているのに、不安が止まらない」

そんな状態が続いているときは、不安そのものだけではなく、その奥にある思考のクセや考え方のパターンを整理してみることが大切です。

リハートカウンセリングでは、今感じている不安についてお話を伺いながら、「何がきっかけだったのか」「そのとき何を考えたのか」「なぜその未来を怖いと感じるのか」を一緒に整理していきます。

無理に前向きになる必要はありません。

「また同じことを考えているな」と気づき、自分の考え方を少し違う角度から見られるようになること。その積み重ねが、不安に振り回されにくくなる一歩につながります。

「一人で考えていると、いつも同じところに戻ってしまう」

そんなときは、リハートカウンセリングをご利用ください。

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話がまとまっていなくても大丈夫です。今気になっていることから、一緒に整理していきましょう。

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