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【相談事例6】30代女性:勝手に涙が溢れ出てしまう

勝手に涙が溢れ出てしまう

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

こちらで挙げる相談事例は、特定の個人の相談内容とアプローチ内容、その結果を掲載しているものではなく、特定の個人のことと分からないように配慮した上で記載しています。

ただ、特定の個人のことにならないようにすると、どうしても不特定多数の方が「自分のことかも」と感じることがあるかもしれません。それだけ、個人的な背景を除けば相談内容自体は似ているものが多いためです。

リ・ハートにはこういう相談が多いんだ、というのを知ることで、自分自身の悩みを相談するのに適しているかどうかの判断にお役立て頂ければ幸いです。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

相談プロファイル

○利用サービス:電話カウンセリング
○サービス利用期間:半年
○利用頻度:数ヶ月に1回
○30代女性
○仕事:離職中
○相談内容:感情が高ぶると勝手に涙が溢れ出てしまう。特に自分の意思表示をする時に悲しいわけでもないのに勝手に涙が出てくるので困ってしまう。相手もなんで泣いているんだろうと対応に困っていると思うのでなんとかしたい。

電話カウンセリングアプローチ

まずは涙が出たケース、状況を詳しく聴く。すると、悲しみが涙になっているのではなく、抑えきれない感情の高ぶりが涙として体外に溢れ出ている、というイメージに近いことが分かる。それは、涙が出てきた時のご相談者様の感情、どんなことを考えていたかを問いかけていく中で見えてきた。

また、ご相談者様の過去の出来事を聴いていくと、感受性が非常に豊かな人、いわゆる「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」ではないかと。そしてそれは対人だけでなく、対物でも起きているため、心で感じる強度が高く、頻度も多いため生きにくさを感じている。

アプローチとしては、まずは感受性豊かであるご相談者様自身の性格をポジティブに受け入れること。実際に感受性が豊かであることで感動することも多く、鈍感な人と比べるとより多くのことを感じることができ多くの経験を積むことができるというメリットもある。

その上で、心の容量を日々できるだけ大きくしておくことを意識する。気になることが日々積み重なっていると、大きな波が来た時にすぐに溢れ出てしまう、それが突然の涙。大きな波が来ても溢れ出ないように心の容量の整理、振り返りをすること。自分だけでは難しいと感じた時は電話カウンセリングを使うことを提案。

不定期だが、溢れ出てしまいそう、もしくは溢れ出た時に電話カウンセリングを利用している。

電話カウンセリングアプローチのポイント

リ・ハートの電話カウンセリング

心の不調を感じる人は、基本的に感受性の高い人が多いです。例えば、仕事でミスをして上司に叱られた場合、感受性が高いといろいろなものを感じますが、感受性が低い、鈍感な人の場合はあまり気にしません。更に低くなると反省すらしない、話も聞いていない、ということもあります。こうなると、感受性の高い人の方が心にかかる負担が大きいのは一目瞭然ですよね。

となると、感受性が高いことは悪いことなのか、というとそうではありません。感受性が高いことでいろんなことに気づくことができたり、物事を深く考えることができます。それが成功に繋がることもあります。

まずは自分自身の個性として受け入れることが大切です。受け入れやすくするためにご相談者様の心をどのように表現するか、それがアプローチのポイントになります。

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