産後クライシスで突然の別居…夫が感じた“離婚したいと言われた理由”と向き合い方

夫婦関係がうまくいっていると思っていたのに、ある日を境に急に距離ができてしまう——そんな経験に戸惑ったことはありませんか。
今回ご紹介するのは、20代の男性・ジロウさん(仮名)からのお話です。日本国内にお住まいで、対面でお話を伺いました。テーマは「離婚問題」。きっかけは、奥さまの妊娠でした。
仕事を通じて出会い、自然と惹かれ合い、交際を経て結婚。奥さまには前の結婚で授かったお子さんがいましたが、ジロウさんはすぐに打ち解け、穏やかな関係を築いていきました。結婚後まもなく奥さまの妊娠がわかり、喜びとともに仕事への意欲も高まっていったそうです。
ただその一方で、生活は少しずつすれ違い始めます。体調を崩しがちな奥さまと、帰宅が遅くなるジロウさん。さらに里帰り出産をきっかけに、連絡が取りづらい状態が続くようになりました。
「なぜ急にこんなことに?」
そう感じながらも、状況を受け止めきれずにいたジロウさん。やがて奥さまから届いた一通のメッセージが、大きな転機となっていきます。
今回は、そんなジロウさんの体験を通して、夫婦のすれ違いの背景や、気持ちの整理のプロセスについてお伝えしていきます。


投稿者プロフィール

- よりびと
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■ 待機基本シフト:10時~24時(シフト制)
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※シフトは2週間単位で掲載します、詳しくは待機カレンダーを確認ください。
■ 年齢:30代
■ キャッチコピー:心ほぐれる、ひとときを
■ 得意なテーマ
- 気軽に誰かと話したいとき
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- お仕事のお悩み(ワーママとして、保育者として、職場の人間関係)
- 自身や家族の病気
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■ 聴き方・スタイル
- あなたのペースに合わせてゆっくり聴きます
■ 経験
- これまで10年以上、保育士として働いてきました。クラス運営、人間関係に関する悩みを多数受け、時には上司と後輩のコミュニケーションを繋ぐ役割を担っていました。
- クラス担任(一人、複数どちらも)、保育補助、加配の経験があります。
- 公的機関にて、育児相談の経験が多数あります。
- 癌サバイバーです。
- 家族の闘病。そして、家族・友人の死を経験しました。
- 保育士資格、幼稚園教諭免許を持っています。
- 現在、心理学を学んでいます。
- 恋愛相談を受けることも多くありました。
■ 大切にしていること
- “温度”が伝わるような会話を心がけています。
■ 人柄・ユニークポイント
- 好きなもの:Cafe / 旅行 /芸術鑑賞 /海を眺める/ファッション/フレグランス
- よく言われる性格:丁寧、安心感がある、物事を深く考える
- ちょっとしたこだわり:ナイトフレグランス
- 聴き手としての密かな強み: 声を褒められることが多いです。
■ メッセージ
慌ただしく過ぎる日々の中で、ふと“感情”が揺れること、ありませんか?
少しでも、あなたの気持ちが軽くなるなら。
少しでも、微笑んでくれたら。
少しでも、肩の力を抜いてくれたら。
そんなことを願いながら、「あなた」からのお電話をお待ちしています。
目次
- ○ 妊娠をきっかけに少しずつ変わり始めた日常
- ・「もっと頑張ろう」と思うほど、距離ができていった
- ・里帰りをきっかけに、つながりが見えにくくなった
- ・「何が起きているのか分からない」まま、不安だけが残っていった
- ○ 突然突きつけられた言葉に、気持ちが追いつかなかった
- ・「話し合いたい」が「責められている」に変わってしまった
- ・周囲の反応が、さらに距離を広げていった
- ・不満と悲しみが混ざり合い、整理できない感情になっていった
- ○ 気持ちを言葉にしていく中で、見えてきた本当のズレ
- ・「相手の状況」を知ることで、見方が少し変わった
- ・「伝えること」と「伝わること」は違うと気づいた
- ・「分かってほしい」にこだわらなくなったとき、少し楽になった
- ○ 無理に関係を戻そうとしない選択が、次の一歩につながった
- ・「解決する」よりも「納得できる形を探す」という考え方へ
- ・幸せは“続くもの”ではなく、“積み重ねていくもの”
- ・一人で抱え込まなくていいと気づけたことが、大きな変化だった
- ○ 「どうしたらいいか分からない」と感じたときに、ひとりで抱えなくていい
妊娠をきっかけに少しずつ変わり始めた日常
結婚してしばらくのあいだは、穏やかであたたかい時間が流れていました。お互いを思いやりながら、新しい家族としての生活を少しずつ築いていく——そんな実感があったといいます。
ジロウさんは、奥さまのお子さんとも自然に関係を深め、家の中には笑顔がある日常がありました。そして、奥さまの妊娠がわかったとき、その幸せはさらに大きくなります。「これからもっと頑張ろう」と、前向きな気持ちが強くなっていったそうです。
ただ、生活が大きく動くタイミングには、目に見えない変化も重なりやすいものです。喜びと同時に、役割や環境が少しずつ変わっていく中で、お互いの感じ方や過ごし方にズレが生まれていきます。
このときはまだ、その変化が“すれ違い”につながるとは思っていなかったジロウさん。けれど振り返ると、この頃から少しずつ、関係のバランスが変わり始めていたのかもしれません。
「もっと頑張ろう」と思うほど、距離ができていった
妊娠がわかったとき、ジロウさんの中にあったのは純粋な喜びでした。同時に、「家族を支えたい」「しっかりしなきゃ」という思いも強くなっていきます。
その気持ちはとても自然なものです。だからこそ、仕事への意欲も高まり、これまで以上に働くようになりました。帰宅が遅くなる日が増えたのも、「家族のため」という思いがあったからこそです。
ただ、その一方で、奥さまは体調がすぐれない日が増えていきました。思うように家事ができないことや、日常生活の負担が増えることに、戸惑いや不安を感じていた可能性もあります。
お互いに「相手のため」と思って動いていたはずなのに、少しずつ生活リズムや感じ方がズレていく——。この時点ではまだ言葉にされていなかったものの、小さな違和感が積み重なっていた時期でした。
里帰りをきっかけに、つながりが見えにくくなった
出産に向けて、奥さまは実家へ里帰りすることになりました。物理的な距離ができることで、夫婦の関係にも変化が出やすくなります。
ジロウさんは、最初のうちは連絡を取り合いながら様子を気にかけていました。しかし、次第に返信が遅くなったり、やり取りが減っていったりと、少しずつ違和感を覚えるようになります。
それでも、「体調が良くないのかもしれない」と相手を気遣い、無理に連絡を取ろうとはしませんでした。この“遠慮”もまた、相手を思っての行動です。
ただ結果として、コミュニケーションの回数が減ることで、お互いの状況や気持ちが見えにくくなっていきました。会えない時間が長くなるほど、心の距離も少しずつ広がっていく——そんな状態が続いていきます。
「何が起きているのか分からない」まま、不安だけが残っていった
連絡が思うように取れない状況が続くと、「どうしたんだろう」という疑問が少しずつ大きくなっていきます。
ジロウさんの中にも、「なぜ急にこうなったのか分からない」という戸惑いがありました。ただ、はっきりした理由が分からないまま時間が過ぎていくことで、不安や不満がじわじわと積み重なっていきます。
本当は状況を知りたいし、話をしたい。でも、どう踏み込めばいいのか分からない——。そんな中途半端な距離感が続くことも、しんどさにつながっていきました。
この時期は、まだ大きな衝突が起きているわけではありません。それでも、「分からないまま」という状態そのものが、心に負担をかけていきます。
そしてその積み重ねが、次の出来事へとつながっていくことになります。
突然突きつけられた言葉に、気持ちが追いつかなかった
連絡が取りづらい状態が続く中でも、「そのうち落ち着いたら戻ってくるだろう」と、どこかで信じていたジロウさん。
実際に出産を終え、子どもにも会うことができたことで、「これからまた家族としてやっていける」と感じていた部分もありました。しかし、その後も状況は変わらず、会いに行こうとしても断られる日々が続きます。
少しずつ募っていく違和感と不満。それでもはっきりした理由が分からないまま時間が過ぎていく中で、ある日、奥さまから届いた言葉がすべてを大きく動かしました。
「もう会いたくない」「子どもは実家で育てます」
それはあまりにも突然で、一方的に感じられるものでした。これまでの出来事や積み重ねを考える余裕もなく、ただ衝撃だけが残ります。
このときジロウさんの中にあったのは、「どうしてこうなったのか分からない」という戸惑いと、「話し合いたい」という強い思いでした。しかし、その気持ちはうまく伝わるどころか、さらに関係をこじらせてしまう方向へと進んでいきます。
「話し合いたい」が「責められている」に変わってしまった
ジロウさんにとって、「話し合いたい」という気持ちはとても自然なものでした。状況が分からないまま終わることは受け入れられず、自分の思いも伝えたかったのだと思います。
ただ、そのときの言葉の出し方やタイミングは、相手の状態とは合っていなかった可能性があります。
「ずっと連絡が取れなかったこと」「突然もう帰らないと言われたこと」への不満が積もっていた分、言葉はどうしても強くなってしまいました。
一方で、奥さまは出産後で心身ともに不安定な時期。少しの刺激でも強く受け取ってしまう状態だったかもしれません。
結果として、ジロウさんの「話したい」は、奥さまにとって「責められている」と感じられる形になってしまいました。
伝えたいこと自体は間違っていなくても、伝わり方によって関係が大きく変わってしまう——そんなすれ違いがここで起きていたように感じられます。
周囲の反応が、さらに距離を広げていった
夫婦だけの問題であれば、まだ話し合いの余地があったかもしれません。しかし今回の場合、奥さまのご両親の存在も大きく関わってきます。
奥さまが精神的にショックを受けたことをきっかけに、ご両親は強く反応しました。「なぜ今そんなことを言うのか」「どうして責めるのか」といった怒りが向けられ、ジロウさんとの間にさらに大きな壁ができてしまいます。
一度強い感情が入ってしまうと、冷静な話し合いは難しくなります。お互いに「分かってもらえない」という思いが強くなり、関係はどんどん硬く閉じていきました。
この時点で、ジロウさんの中には「もうどうすればいいのか分からない」という感覚が強くなっていきます。関係を修復したい気持ちはあるのに、そのための道筋が見えなくなってしまった状態でした。
不満と悲しみが混ざり合い、整理できない感情になっていった
ここまでの出来事を通して、ジロウさんの中にはさまざまな感情が積み重なっていきました。
「どうしてこんなことに?」という戸惑い
「話もできないのはおかしい」という不満
「家族としてやっていきたかった」という悲しさ
それぞれが混ざり合い、ひとつの言葉では表せない状態になっていきます。
さらに、眠れない・食欲がわかないといった体の反応も出てきており、心と体の両方に負担がかかっていました。
感情が大きくなるほど、冷静に状況を整理するのは難しくなります。「どうしたいのか」よりも、「どうしてこうなったのか」に意識が向き続けてしまうからです。
こうして、気持ちが行き場を失ったままの状態が続いていきました。そしてここから、少しずつ“整理していく時間”へと移っていきます。
気持ちを言葉にしていく中で、見えてきた本当のズレ
どうしても納得ができない。
話し合いもできないまま関係が止まってしまっている。
そんな状態の中で、ジロウさんは自分の中にある気持ちを一つひとつ言葉にしていく時間を持ちました。最初は「怒り」や「不満」といった強い感情が前に出ていましたが、話していくうちに、その奥にある「悲しさ」や「理解してほしかった気持ち」にも少しずつ触れていきます。
また、起きている出来事を時系列で整理していくことで、「どのタイミングで何が起きていたのか」が見えるようになっていきました。
すると、「自分はずっと同じ気持ちでいたけれど、相手は違う状態だったのかもしれない」という視点が少しずつ生まれてきます。
感情を否定せず、そのまま出していくことで、見えなかったものが少しずつ形になっていく——。そんな変化が、静かに起きていきました。
「相手の状況」を知ることで、見方が少し変わった
話を進めていく中で出てきたのが、「出産や産後の状態は想像以上に大変なものだったのかもしれない」という気づきでした。
ジロウさんにとっては、「連絡が取れない」「会えない」という事実が大きなストレスになっていましたが、奥さまの立場で考えると、体調やメンタルの不安定さで余裕がなかった可能性もあります。
もちろん、それですべてが納得できるわけではありません。ただ、「自分が悪い」「相手が悪い」という二択ではなく、「それぞれに余裕がなかった」という見方ができるようになったことは、大きな変化でした。
この視点が入ることで、「なぜこんなことに?」という問いが、「あのときどういう状態だったんだろう?」という問いに少しずつ変わっていきます。
責める気持ちだけでなく、状況を理解しようとする余白が生まれた瞬間でした。
「伝えること」と「伝わること」は違うと気づいた
ジロウさんは、自分の気持ちを伝えたこと自体を後悔していたわけではありませんでした。ただ、「あのとき、どう伝わっていたのか」という視点には、これまであまり意識が向いていなかったといいます。
自分の中では、「話し合いたい」「納得したい」という思いだったものが、相手には「責められている」と感じられてしまった。
このズレに気づいたとき、「気持ちを伝えること」と「相手にどう届くか」は別のものだという理解が深まっていきました。
特に、相手が余裕のない状態にあるときほど、同じ言葉でも受け取り方が変わることがあります。
「正しいことを言っているかどうか」ではなく、「今の相手にどう届くか」という視点を持つことの大切さに、少しずつ気づいていきました。
「分かってほしい」にこだわらなくなったとき、少し楽になった
話を重ねていく中で、ジロウさんの中にあった「分かってほしい」という気持ちにも変化が出てきました。
最初は、「どうにかして理解してもらいたい」「ちゃんと話せば分かってもらえるはず」と思っていたそうです。
ただ、状況や相手の状態を整理していく中で、「今はそれが難しいタイミングなのかもしれない」と受け止められるようになっていきます。
すると、不思議と気持ちが少し軽くなったといいます。
もちろん、すべてを受け入れられたわけではありません。それでも、「どうしても分かってもらわなければいけない」という思いから少し離れたことで、自分の気持ちを整理する余裕が生まれていきました。
ここから、関係をどうするかではなく、「これから自分はどうしていくか」に意識が向いていくようになります。
無理に関係を戻そうとしない選択が、次の一歩につながった
これまでの出来事や気持ちを丁寧に整理していく中で、ジロウさんの中には少しずつ変化が生まれていきました。
最初は「どうにか元に戻したい」「ちゃんと話し合えば分かり合えるはず」という思いが強くありましたが、相手の状況やタイミング、そして今の距離感を見つめ直す中で、「無理に関係を戻すことだけが正解ではないのかもしれない」と考えられるようになっていきます。
関係を続けることも大切ですが、それ以上に「お互いがこれ以上傷つかない形を選ぶ」という視点も必要になることがあります。
ジロウさんは、自分の気持ちをしっかりと認めたうえで、「これからどうしていくか」に意識を向け始めました。
すぐに答えが出るものではありません。それでも、立ち止まりながら考える時間そのものが、次に進むための大事なプロセスになっていきました。
「解決する」よりも「納得できる形を探す」という考え方へ
夫婦関係の問題は、「どちらが正しいか」で片づけられるものではないことも多いものです。今回のケースでも、明確な正解があるわけではありませんでした。
だからこそジロウさんは、「解決しなければいけない」という考えから、「自分が納得できる形は何か」を探す方向へと少しずつシフトしていきます。
その中で、「当事者だけでは難しい部分もある」と感じ、第三者の専門家に相談するという選択も視野に入れるようになりました。
これは決して“逃げ”ではなく、「一人で抱え込まない」という大切な一歩です。
関係をどうするかだけでなく、「自分がどうありたいか」を基準に考えていくことで、見える景色が少しずつ変わっていきました。
幸せは“続くもの”ではなく、“積み重ねていくもの”
今回の経験を通して、ジロウさんの中にはひとつの気づきが残りました。
それは、「今うまくいっている関係や幸せが、ずっと続くとは限らない」という現実です。
これはネガティブな意味ではなく、「だからこそ、今ある時間や関係を大切にしたい」という前向きな気持ちにつながっていきました。
当たり前だと思っていた日常や、そばにいる人との関係も、状況やタイミングによって変わっていくことがあります。
だからこそ、「今、自分が大切にしたいものは何か」を意識することが、これからの選択を支えてくれるものになります。
ジロウさんは、この経験を通して、過去にとらわれ続けるのではなく、「これからの自分」に目を向けていこうと考えられるようになっていきました。
一人で抱え込まなくていいと気づけたことが、大きな変化だった
つらい状況にいるときほど、「自分でなんとかしなければ」と思いがちです。ジロウさんも、最初は一人で抱え込み、どうにかしようと頑張っていました。
しかし、気持ちを言葉にしながら整理していく中で、「誰かと一緒に考えること」の大切さにも気づいていきます。
話すことで、自分の中では気づけなかった視点が見えてきたり、感情が少しずつ落ち着いたりすることもあります。
すぐに状況が変わらなくても、「一人ではない」と感じられることが、心の支えになることも少なくありません。
今回の経験は、ジロウさんにとって決して簡単なものではありませんでした。それでも、自分の気持ちと向き合いながら、一歩ずつ進もうとしているその姿勢こそが、これからにつながっていく大切な力になっていくのだと感じられました。
「どうしたらいいか分からない」と感じたときに、ひとりで抱えなくていい
ここまで読んでくださった方の中にも、
「状況が整理できないまま苦しい」
「気持ちをどこに向けていいか分からない」
そんな感覚を抱えている方がいるかもしれません。
人との関係は、どれだけ大切にしていても、タイミングや環境によって思い通りにいかなくなることがあります。
そして、その中で感じる戸惑いや不安、怒りや悲しさは、とても自然なものです。
大切なのは、その気持ちを「なかったことにしないこと」。
そして、ひとりで抱え込まずに、少しずつでも整理していくことです。
もし今、誰にも話せずに苦しさを感じているなら、
「まずは一度、自分の気持ちを言葉にしてみる」そんな時間をつくってみるのもひとつの方法です。
よりびとでは、そうした想いを安心して言葉にできる場を用意しています。
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今の状況を少し整理したいときや、これからどうしていくか考えたいときに、ひとつの選択肢として活用してみてください。
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