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SNSや動画をやめたいのにやめられない|刺激を求めてしまう心理と気持ちの整え方

SNSや動画をやめたいのにやめられない|刺激を求めてしまう心理と気持ちの整え方

「少しだけSNSを見ようと思ったのに、気づけば1時間経っていた」「動画を次々と見てしまい、寝る時間が遅くなる」「ゲームや買い物、推し活など、楽しいはずなのに止めどきが分からない」。そんな経験はありませんか。

刺激の強いものに夢中になっていると、「自分は意志が弱いのでは」「また時間を無駄にしてしまった」と、自分を責めたくなることもあるかもしれません。

でも、何かを繰り返し求めてしまう背景には、単に「楽しいから」という理由だけではなく、疲れやストレス、不安、寂しさ、退屈などから少し離れたい気持ちが隠れていることがあります。刺激に触れている間は、考えたくないことを忘れられたり、気分が少し軽くなったりするためです。

大切なのは、無理にすべてをやめようとすることではありません。「最近、どうしてこんなに刺激を求めているんだろう」と、自分の今の状態に目を向けてみることです。

この記事では、SNSや動画などの刺激をやめたいのにやめられないと感じるとき、心の中で何が起きているのかを一緒に整理していきます。

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まずは動画で要点をチェック。
もっと詳しく知りたいところがあれば、本文でゆっくり読んでみてください。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
■ 一言キャッチコピー

ストレス・人間関係・自己肯定感の悩みに寄り添い、“話を聴いてもらえる安心”から考え方のクセを整える心理カウンセラー

■ 経歴・実績

心理カウンセラーとして、ストレス、不安、うつ傾向、人間関係、自己肯定感の低さ、仕事やキャリアの悩みなど、幅広いご相談に対応しています。

オンラインを中心にカウンセリングを提供し、安心して本音を話せる時間を大切にしています。

また、人材紹介会社にてキャリアコンサルタントとして転職相談に従事してきた経験もあり、仕事の悩みやキャリアの迷い、職場での人間関係についても、現実的な視点を持ちながらサポートしています。

■ 保有資格

産業カウンセラー

■ 主な相談内容

ストレス・メンタル不調
不安・うつ・気分の落ち込み
職場・家族・恋愛などの人間関係の悩み
自己肯定感の低さ・自己否定
HSP気質・繊細さによる生きづらさ
仕事の悩み・キャリアの迷い
本音が言えない・自分の気持ちが分からない悩み
誰かに話を聴いてほしい時の気持ちの整理

■ カウンセリングの特徴・強み

私が大切にしているのは、まず安心して話せることです。

悩みを抱えている時、人はすぐに答えがほしいとは限りません。アドバイスよりも先に、「まずは話を聴いてほしい」「分かってほしい」と感じていることがあります。

そのため、否定せず、急かさず、話がまとまっていなくても受け止めることを大切にしています。

そのうえで、ストレスや不安の背景にある気持ちを一緒に整理し、自分でも気づきにくい“考え方のクセ”や“認知の歪み”に気づけるようサポートします。

ただ聴くだけで終わるのではなく、話すことで心を整え、必要に応じて日常で実践できる具体的な対処法も一緒に考えていきます。

■ アプローチ方法

クライアント中心療法、来談者中心療法を大切にしながら、認知行動療法、CBTの考え方も取り入れています。

特に、感情・思考・行動のつながりを一緒に見える化し、ストレスや不安が強くなるパターンを整理していきます。

「なぜ同じことで悩みやすいのか」
「どうして自分を責めてしまうのか」
「人間関係で疲れやすい理由は何か」

そういった部分を、無理に決めつけるのではなく、対話を通して一緒に見つけていきます。

■ カウンセラーになったきっかけ

子どもの頃から、自分の気持ちや「嫌だ」という思いをうまく言えない環境で育ちました。

本当はつらいと感じていても、それを言葉にすることが難しく、気持ちを飲み込んでしまうことが多くありました。

その経験から、「自分の気持ちを安心して話せる場所があること」「否定されずに話を聴いてもらえること」が、人にとってどれほど大切なのかを、身をもって感じるようになりました。

大人になってからは、人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして転職相談に携わりました。

そこでは、仕事の悩みやキャリアの迷いだけでなく、職場の人間関係、将来への不安、自信のなさなど、さまざまな思いを抱えた方のお話を聴く機会が多くありました。

相談を受ける中で感じたのは、多くの方が「答え」だけを求めているわけではないということです。

まずは自分の気持ちを整理したい。誰にも言えなかった不安を聴いてほしい。否定されずに、今の思いを受け止めてほしい。

そういった気持ちを抱えながら、一人で頑張っている方がたくさんいることを実感しました。

話を聴いてもらうことで、表情が少し和らいだり、自分の本音に気づいたり、次の一歩を考えられるようになったりする姿を見て、傾聴には人の心を支える力があると感じました。

子どもの頃に感じていた「うまく言えない苦しさ」と、キャリア相談の現場で出会った「誰かに聴いてほしい思い」。

その両方の経験が重なり、安心して本音を話せる場所をつくりたい、一人で抱え込んでいる方の力になりたいと思うようになったことが、心理カウンセラーを目指したきっかけです。

■ 大切にしていること

安心して本音を話せる場づくり
否定せず、そのままを受け止めること
一人ひとりの価値観やペースを尊重すること
話すことで心を整える時間を大切にすること
「話してもいいんだ」と感じられる経験を積み重ねること

■ メッセージ

ストレスや不安、人間関係の悩みの多くは、自分でも気づかない“考え方のクセ”が影響していることがあります。

ただ、そのクセに気づくためには、まず安心して話せることが大切です。

整体で身体を整えるように、心もまた、話すことで少しずつ整っていくことがあります。

「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか分からない」
「誰かに聴いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」

そんな段階でも大丈夫です。

話がまとまっていなくても、同じ話を繰り返しても、途中で言葉に詰まってもかまいません。

安心して話せる場所として、そして自分の本音に気づき、少しずつ自分らしく生きるための時間としてご利用ください。

目次

気づけばSNSや動画を見続けてしまう

布団に包まりスマホを覗く女性のイラスト。SNSや動画を見続けてしまう話題を伝える表紙デザイン。大きな文字で『気づけば SNSや動画を見続けてしまう』と書かれている。夜の部屋と猫、温かな雰囲気のリラックス画面。ゲームカードのようなSNSカードが周囲に浮かぶ。身体と心を休めるメッセージ性を持つビジュアル。」「スマホを手にする女性が布団の上でくつろぐ様子。大きな文字で『気づけば SNSや動画を見続けてしまう』と表示され、周囲にはSNS風カードが飛び交う情報シーン。穏やかな夜の雰囲気の表紙。」「リラックスした寝室でスマホを見る女性。SNSや動画の通知カードが周囲に浮かぶ様子を描き、“気づけば…”という題名が強調された表紙イラスト。」]} }}}? Wait need proper JSON with array. Remove extraneous. Provide 3 options. Let's fix. The required format is {

「少しだけ見よう」と思ってスマホを手に取ったのに、気づけば30分、1時間と時間が過ぎていた。そんな経験は、今では珍しいことではありません。

SNSを開けば新しい投稿が次々に流れてきて、動画を見終わればすぐに次のおすすめが表示されます。ゲームには続きがあり、ネットショッピングでは新しい商品が目に入り、「もう少しだけ」と思うきっかけが途切れません。

最初は気分転換のつもりだったのに、いつの間にかやめるタイミングが分からなくなることがあります。そしてスマホを置いたあとで、「また時間を使いすぎた」「今日は早く寝ようと思っていたのに」と後悔する。

こうしたことが続くと、「自分は意志が弱いのかな」と考えてしまいがちです。でも、ここで少し気にしてみたいのは、何を見ていたかだけではありません。どんなときにスマホを手に取っているのかということです。

「5分だけ」のつもりが止まらなくなる

仕事や家事がひと段落した夜、「少し休もう」とソファに座ってスマホを開く。最初は好きな人の投稿を見るだけのつもりだったのに、そこから関連する動画、おすすめ投稿、ニュースへと移っていく。

ふと時計を見ると、もう寝る予定だった時間を過ぎています。

「なんでまた見続けちゃったんだろう」

そう思いながらスマホを閉じても、翌日になると同じことを繰り返す。こういう流れは、本人にとっても不思議に感じるかもしれません。

特にSNSやショート動画は、「次に何が出てくるか分からない」という楽しさがあります。面白くなければすぐ次へ行けるので、区切りをつけるタイミングも曖昧です。

だから「あと1本だけ」「あと少しだけ」が続きやすくなります。見ること自体が悪いのではなく、気づかないうちに時間が過ぎてしまう仕組みの中にいることを、まず知っておくことが大切です。

疲れている日ほどスマホから離れにくい

不思議なことに、元気な日よりも、くたくたに疲れた日のほうがスマホを長く見てしまうことがあります。

たとえば仕事で嫌なことがあった日。本当は早くお風呂に入って寝たほうが楽になると分かっているのに、なぜかベッドに寝転がって動画を見続けてしまう。

「今日は疲れたから何も考えたくない」

そんな気持ちのまま、短い動画を次々に眺めているうちに時間が過ぎていきます。

頭を使う余裕がないときほど、考えなくても楽しめる刺激は魅力的です。新しい情報が次々に入ってくる間は、仕事の失敗や人間関係のモヤモヤを一時的に考えなくて済むこともあります。

つまり、単に「スマホが好きだから」というだけではなく、疲れた心を休ませるためにスマホへ向かっている場合もあるのです。ここに気づくと、「自分がだらしないから」という見方とは少し違ってきます。

見終わったあとに残る「またやってしまった」

スマホを見ている間は楽しかったのに、閉じた瞬間に急にむなしくなる。

「もっと早く寝ればよかった」
「今日も何もできなかった」
「また同じことをしている」

そんなふうに自分を責めてしまう人もいます。

すると翌日は「今日は絶対に見すぎない」と決めます。ところが、また疲れたり、嫌なことがあったりするとスマホを開いてしまう。そして同じように後悔する。この繰り返しが続くほど、自分への評価まで下がってしまうことがあります。

私たちが大切だと考えているのは、ここでいきなり「スマホをやめよう」と決めることではありません。

まずは、「どんな日に見すぎるのか」「見始める前はどんな気分だったのか」と振り返ってみることです。

そこには、退屈だけではなく、疲れや不安、寂しさ、考えたくないことなどが隠れているかもしれません。その部分が見えてくると、刺激を求めてしまう自分への見方も、少しずつ変わっていきます。

疲れや不安があるほど刺激を求めやすくなる

布団でスマホを覗く疲れた女性。猫と温かな室内、浮かぶ吹き出しに不安と刺激を求める気持ちが表現された表紙。

「今日は何もしたくない」「頭を空っぽにしたい」。そんな日に限って、SNSや動画を長く見てしまうことがあります。

本当は休みたいはずなのに、静かに過ごすよりも、次々に新しい情報が入ってくるものへ手が伸びる。これは少し矛盾しているように見えるかもしれません。

けれど、心や頭に余裕がないときほど、考えなくても楽しめる刺激はとても魅力的です。仕事のこと、人間関係のこと、これからのこと。考え始めると重たくなるものから、ほんの少しだけ距離を取ることができるからです。

そのため、「刺激を求めてしまう」という行動だけを見るよりも、その前にどんな疲れや不安があったのかを見ていくことが大切です。

頭を使いすぎた日は「考えなくていいもの」に惹かれる

一日中仕事で判断を求められたり、人に気を遣ったりした日の夜。家に帰っても、頭の中ではまだ今日の出来事が続いていることがあります。

「あの言い方でよかったかな」
「明日の準備もしないと」
「返信していないメッセージがある」

そんなことを考えているうちに、何となくスマホを開く。すると、短い動画や面白い投稿が次々に流れてきて、しばらくの間は何も考えなくて済みます。

この「考えなくていい時間」は、疲れているときほど心地よく感じやすいものです。

だからこそ、「今日は特に長く見てしまった」という日は、その行動だけを責めるのではなく、「今日はかなり頭を使っていたんだな」と振り返ってみることもできます。刺激を求めたことが、疲れに気づくサインになっている場合もあるのです。

不安があると「静かな時間」が落ち着かないこともある

夜、スマホを置いて部屋が静かになると、急にいろいろなことを考え始める。

「この先どうなるんだろう」
「あの人に嫌われていないかな」
「仕事、このままで大丈夫かな」

昼間は忙しくて考えずに済んでいたことが、静かになった途端に浮かんでくることがあります。

すると、その不安を感じないために、もう一度スマホへ手が伸びる。動画を見たり、SNSを眺めたりしている間は、頭の中が別の情報で埋まるため、不安が少し遠ざかったように感じるからです。

「暇だから見ている」と思っていても、実は静かな時間に出てくる気持ちを避けようとしていることもあります。

そう考えると、問題はスマホそのものだけではありません。スマホを置いたときに出てくる気持ちにも、少し目を向ける必要がありそうです。

寂しさを感じる夜ほど誰かの気配を探してしまう

特に予定のない夜。誰とも話さず、一人で部屋にいると、なんとなく落ち着かないことがあります。

そんなときSNSを開くと、誰かの日常や会話、楽しそうな様子が流れてきます。直接話しているわけではなくても、人の気配を感じられるだけで少し安心することがあります。

気づけば何度も画面を更新して、「何か新しい投稿はないかな」と探している。

このとき求めているのは、必ずしも情報ではありません。もしかすると、「誰かとつながっていたい」「一人でいる感じを薄めたい」という気持ちかもしれません。

私たちは、刺激を減らすことだけを目標にするより、その奥にある気持ちを知ることが大切だと考えています。

疲れ、不安、寂しさ。そうしたものに気づけるようになると、「また見てしまった」という自己嫌悪よりも、「今日は少ししんどかったんだな」と、自分の状態を理解する方向へ少しずつ変わっていきます。

問題は「意志の弱さ」ではなく刺激が心の逃げ場になっていることかもしれない

A woman in pastel pajamas lies in bed at night, scrolling on her phone, surrounded by thought clouds about stress, loneliness, and self-care; a cat sleeps nearby.

SNSや動画を見すぎたあと、「明日からは絶対に控えよう」と決めたことがある人もいるでしょう。アプリを削除したり、利用時間を設定したり、スマホを遠くへ置いたり。それでも数日すると元に戻ってしまい、「やっぱり自分は意志が弱い」と落ち込んでしまう。

でも、ここまで見てきたように、刺激を求める背景に疲れや不安、寂しさがあるとしたら、単純にスマホを遠ざけるだけでは解決しないこともあります。

たとえば、仕事で強く落ち込んだ夜に動画を見ることで気持ちを紛らわせていた人が、動画だけを禁止したらどうでしょう。画面を見る時間は減っても、落ち込んだ気持ちはそのまま残ります。その結果、別の刺激を探したり、我慢した反動で一気に見続けたりすることもあるでしょう。

大切なのは「どうすれば我慢できるか」だけではなく、なぜ今、それほど刺激が必要になっているのかを考えてみることです。そこに目を向けると、自分を責めるだけでは見えなかったものが少しずつ見えてきます。

「禁止すれば解決する」とは限らない

ある人が「最近スマホを見すぎている」と気づき、思い切って夜はSNSを一切見ないと決めたとします。

初日はうまくいきました。スマホを机の引き出しに入れて、「これで生活を変えられる」と少し嬉しくなります。

ところが数日後、仕事で嫌なことがありました。家に帰ってもそのことが頭から離れません。普段ならSNSを眺めながら忘れていたのに、その日は我慢しなければならない。だんだんイライラしてきて、「ちょっとだけなら」とスマホを開きます。

気づけば、以前より長い時間見続けていました。

すると「せっかく我慢していたのに全部台無しだ」と落ち込んでしまいます。しかし、ここで注目したいのは「我慢できなかったこと」ではありません。

その日は、いつも以上につらい出来事があったということです。刺激を減らす工夫ももちろん役立ちますが、それだけではなく、その日抱えていた気持ちをどう扱うかも考える必要があります。

「何時間見たか」より「見る前の気持ち」を振り返ってみる

スマホを使いすぎたと感じると、多くの場合は利用時間に目が向きます。

「今日は3時間も見てしまった」
「昨日より1時間増えている」
「こんなに使っていたらダメだ」

もちろん時間を把握することは、自分の生活を見直すきっかけになります。ただ、もう一つ確認してみてほしいことがあります。

それは、スマホを開く直前にどんな気持ちだったかです。

たとえば、「仕事から帰ってきてすごく疲れていた」「家族と少し気まずいことがあった」「予定のない休日で寂しかった」など、その日の出来事と一緒に振り返ってみます。

すると、「残業した日は動画を見る時間が長い」「人間関係で嫌なことがあるとSNSを何度も確認する」など、自分なりのパターンが見えてくることがあります。

こうした気づきがあるだけでも、「また3時間見てしまった」という結果だけではなく、その前に何があったのかを考えられるようになります。行動だけでなく気持ちまで振り返ることで、自分への理解が少し深まっていきます。

「またやってしまった」から「今日は何があった?」へ

夜中になってスマホを閉じたとき、「またやってしまった」と思う。

これまでなら、そこで「自分はだらしない」「どうして普通にやめられないんだろう」と自分を責めて終わっていたかもしれません。

でも、少しだけ問いかけを変えてみます。

「今日は何があったんだろう?」

すると、「午前中からずっと忙しかった」「上司の言葉が引っかかっていた」「家に帰ってから誰とも話していなかった」と、その日一日のことが浮かんでくるかもしれません。

この違いは小さく見えますが、とても大切です。「またやってしまった」は自分への評価ですが、「今日は何があった?」は自分を理解しようとする問いだからです。

私たちは、行動をすぐに直そうとする前に、その奥にある気持ちに気づくことも大切だと考えています。

刺激を求めることが続いているなら、それは「もっと頑張って我慢して」というサインではなく、「最近ちょっと疲れていない?」「何か抱えていない?」と、自分の心から届いているサインなのかもしれません。

やめることより「今の自分に気づく」ことから始めてみる

Anime-style illustration of a girl in a cozy bedroom holding a mug, with plants and a cat nearby, and pastel text promoting a self-reflection lounge on LINE.

SNSや動画を見すぎてしまったとき、「明日から絶対にやめよう」と考えるのは自然なことです。でも、これまで見てきたように、刺激を求める背景には疲れや不安、寂しさ、何も考えたくない気持ちなどが隠れていることがあります。

そうであれば、必要なのは自分を厳しく管理することだけではないのかもしれません。

たとえば、夜遅くまで動画を見てしまった日に、「またダメだった」と反省する代わりに、「今日は何がしんどかったかな」と振り返ってみる。すると、昼間に嫌なことがあったり、誰にも話せないモヤモヤを抱えていたりすることに気づく場合があります。

刺激を完全になくすことを目標にするより、まずは今の自分が何を感じているのかを知る。その小さな積み重ねが、刺激との付き合い方を見直すきっかけになります。

スマホを開く前に「今、どんな気分?」と聞いてみる

仕事から帰宅してソファに座り、いつものようにスマホを開こうとしたとき、ほんの数秒だけ手を止めてみます。

「今、どんな気分なんだろう?」

難しく考える必要はありません。「疲れた」「イライラしている」「寂しい」「暇」「何も考えたくない」くらいで十分です。

ある日は、「今日は上司の一言がずっと引っかかっていた」と気づくかもしれません。別の日には、「誰ともちゃんと話していなくて寂しかったんだ」と分かることもあります。

もちろん、気づいたからといってスマホを使ってはいけないわけではありません。そのまま動画を見る日があってもいいでしょう。

大切なのは、無意識に刺激へ向かうだけではなく、自分の状態を一度確認することです。

「動画が見たい」の奥に、「今日はしんどかった」という気持ちが見えてくるだけでも、自分への接し方は少し変わります。

「やめる」以外の休み方をひとつ増やしてみる

疲れた日の夜、これまではスマホを眺めることが唯一の休憩になっていたとします。

そこで、無理にスマホを取り上げるのではなく、休み方の選択肢をひとつだけ増やしてみます。

温かい飲み物を飲む。好きな音楽を1曲だけ聴く。お風呂にゆっくり入る。ベランダに出て少し外の空気を吸う。誰かに短いメッセージを送る。

最初は「そんなことで変わるのかな」と感じるかもしれません。

でも、「疲れたら動画を見る」しかなかったところに、「今日はお茶を飲んでから考えよう」という別の道ができると、少しずつ行動の幅が広がります。

大きく生活を変える必要はありません。SNSを見る日があっても、動画を長く見る夜があってもいい。そのうえで、「今日はこっちの休み方も試してみよう」と選べるものを増やしていく。

禁止するよりも、自分に合った休み方を探す。そのほうが続けやすい場合もあります。

うまく説明できない気持ちは誰かに話してもいい

「最近ずっとスマホを見ているけれど、自分でも理由が分からない」

そんなとき、一人で原因を探そうとしても、なかなか答えが見つからないことがあります。

「仕事が嫌なわけではない。でも疲れている」
「寂しいのかもしれないけれど、人に会いたいわけでもない」
「特別につらいことはないのに、何となく落ち着かない」

気持ちはいつも、きれいに言葉にできるとは限りません。

誰かに話しているうちに、「そういえば最近ずっと気を張っていたかも」「本当はあの出来事が引っかかっていたんだ」と、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。

私たちは、答えが出てから話す必要はないと考えています。

「何となくモヤモヤする」「最近スマホばかり見てしまう」というところからでも十分です。

刺激をやめることばかり考えて苦しくなったときは、その奥にある気持ちを誰かと一緒に眺めてみる。傾聴ラウンジ「ここより」も、まとまっていない気持ちをそのまま話せる場所のひとつです。

「どうすればやめられる?」の前に、「最近の私は、どんな毎日を過ごしているんだろう」。そこからゆっくり考えてみてもいいのではないでしょうか。

「やめなきゃ」と頑張る前に、今の気持ちを話してみませんか

Two women in a cozy cafe talking, with Japanese callouts and a LINE app promo on the right, conveying a supportive lounge vibe.

SNSや動画を見すぎてしまうと、「もっと自分をしっかり管理しないと」「こんなに時間を使ってしまう自分はダメだ」と考えてしまうことがあります。

でも、その行動の奥には、疲れや不安、寂しさ、誰にも言えていないモヤモヤが隠れていることもあります。

そんなときは、無理に答えを出そうとせず、今感じていることを誰かに話してみるのもひとつの方法です。

傾聴ラウンジ「ここより」は、「こんなことで話していいのかな」と感じるようなことでも、気軽に話せる場所です。

「最近ずっとスマホを見てしまう」
「何となく疲れている」
「理由は分からないけれど落ち着かない」
「誰かに聞いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」

そんな、まだうまく整理できていない気持ちのままでも大丈夫です。

話しているうちに、「本当は仕事のことで疲れていたんだ」「最近ずっと寂しかったのかもしれない」と、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。

何かを無理にやめることより、まずは今の自分を知ることから。

傾聴ラウンジ「ここより」では、あなたのペースでお話をうかがいます。

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