看護師の転職支援がカウンセラーの原点に
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回は私自身の事についてお話したいと思います。私がカウンセラーとして活動することになった理由ですね。
私は大学で臨床心理学科に属していましたので、もともと心理学に興味はありました。ただ、入学して1年以内にカウンセラーを職業として生計を立てていくのは難しいと判断し、断念した経緯があります。
そして、一般企業対象に就活を行い、最初は飲食業界に就職しました。しかし、全く合わず半年で退職してしまいました。その後ご縁を頂いたのが、看護師の転職支援を行っている会社でした。
そこで私のカウンセラー人生が芽生えることになるのです。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。
2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。
3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。
4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。
5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。
6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。
7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。
8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。
9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。
10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。
【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。
2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。
3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。
4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。
5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。
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目次
転職支援にはキャリアカウンセリングはあるが・・・
これは転職支援(人材紹介)全体のことになりますが、求人側と求職側をマッチングすることがメイン業務となります。会社によっては求人開拓の営業と求職者への求人提案を行うコーディネーターが分かれているケースはありますが、私が勤めていた会社では求職側に専属担当としてつき、求人開拓も全て一貫して行いました。
求職者に登録頂く際にキャリアカウンセリングを行いますが、カウンセリングといってもキャリアや希望条件の確認がメインです。通常のカウンセリングのように悩みや愚痴を吐き出してもらうことがメインの場ではありません。
しかし、私がキャリアカウンセリングをすると仕事上での悩みや愚痴を吐き出す方が多く、涙を流される方もいました。うつ病やパニック障害、適応障害の既往歴がある方もいらっしゃいました。看護師を担当していましたので、看護師の過酷な労働環境からこういった話が多かったのだろうとも思いますが、私の中にあるカウンセラーの心とリンクしたのかもしれません。
私はこういったご自身の悩みを吐き出してもらえることは嬉しく思いましたが、仕事としてはあまり良いことではありませんでした。話を聞き過ぎると、ご案内できる求人が少なくなってしまうためです。また、1人にかける時間が長くなってしまい、人材紹介会社の社員としては望ましい状況ではなく、私自身もどかしい思いをしていたのを記憶しています。
心が健康であれば仕事はいくらでもある
これは扱っている職種が看護師だったから感じたことだと思いますが、看護師は売り手市場で求人はたくさんありました。ある程度であればイレギュラーな条件でも受け入れてくれる求人も少なくない状況でした。
その中で私が感じたことは、看護師に関しては条件に合う求人を探す支援よりも、心の健康を保つ支援の方が必要なのではないかということです。
もちろん、その看護師に条件的にも職場の雰囲気的にも合った求人を提供すれば良いわけですが、職場の雰囲気は表面的にしか把握することができません。また、最初は良かったとしても歳月とともに人の入れ替わりもありますし、ずっと同じではありません。
その度に新しい求人を提供することが支援なのか、それとも心の健康を保つためにカウンセリングなど心のケアをすることが支援なのか、という極論にはなってきますが、自分の中で考えるようになってきました。
そして、「心が健康であれば仕事はいくらでもある」のであれば、心の健康に役立つサービスを提供したいと考え、カウンセリングの道を進むことになったのです。
自分自身と向き合って決めたカウンセラーの道
転職支援(人材紹介)会社は全部で3社勤務し、看護師だけでなくその他医療従事者、介護職、保育士など様々な職種に携わってきました。そしてキャリアカウンセラーとして活動しながら、必要な方にはメンタル面のサポートもできる範囲で行ってきました。
自分自身とも向き合い、今後どのような活動をしていきたいのか、そしてどのようにして生計を立てていくのかを考えに考え、現在に至ります。
看護師の転職支援に携われたことで、私自身のしたいことと向き合うことができました。人生の中でどこに転機があるか分からない、本当にそう思います。
自分がしたいことと出来ることは違うというケースもありますが、整理するとしたいことと出来ることの中でリンクするものが見えてくることもあります。こういったことをしていくのが「コーチング」ですね。
想いを形にすることは簡単なことではありませんが、誰でも出来ることです。もし、自分だけではなかなか踏み出せないという方はいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。全力でサポートさせて頂きます。