自分に価値がない」と感じるあなたへ|強みが分からない時にやるべきシンプルな考え方(相談事例)

SNSで流れてくる「成功している人の話」を見て、
なんだか焦ってしまう夜、ありませんか。
同じように頑張っているはずなのに、
自分だけが取り残されているような感覚。
「このままじゃダメだ」と思えば思うほど、
何をしたらいいのか分からなくなってしまうこともあると思います。
今回お話しするのは、
会社員として働きながら副業を始めた、20代後半のRさんの事例です。
SNSで活躍する人たちや、先に会社を辞めて挑戦している同期を見て、
「何者かにならなきゃいけない」と強く思うようになり、
気づけば自分の価値を見失っていました。
いろんな方法を試しても、どこかしっくりこない。
好きだったことさえ分からなくなってしまう。
そんな状態の中で、Rさんが少しずつ取り戻していったのは、
“特別な何か”ではなく、もっと静かで、自然な感覚でした。
遠回りに見えるそのプロセスの中にこそ、
自分らしさのヒントが隠れているのかもしれません。


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SNSやオンライン上での人間関係や恋愛に触れる中で、
見えにくい距離感や気持ちのすれ違いに悩む方の声に多く関わってきました。
また、臨床心理学の学びや相談対応の経験を活かし、
一人ひとりの性格や状況に合わせた関わりを大切にしています。
■ こんな方におすすめ
・マッチングアプリでの恋愛に悩んでいる
・SNSでの人間関係に疲れている
・相手の気持ちがわからず不安になる
・恋愛のことで頭の中がいっぱいになってしまう
・気持ちを整理したい
■ メッセージ
SNSや恋愛の悩みは、身近なテーマだからこそ、
「こんなことで悩んでいいのかな」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、その気持ちはとても大切なものです。
安心して話せる時間の中で、
一緒に気持ちを整理していけたらうれしいです。
目次
- ○ 「このままじゃダメ」と焦るあなたへ|周りと比べて苦しくなる理由
- ・「頑張っているのに満たされない」と感じるとき
- ・「最短で結果を出さなきゃ」が自分を苦しめる
- ・「好き」が分からなくなっていく理由
- ○ 強みが分からない人ほどハマる落とし穴|“正解探し”をやめられない理由
- ・「これが正解」と思い込むほど苦しくなる
- ・「できること」より「すごいこと」を探してしまう
- ・「自分を知る前に動きすぎてしまう」落とし穴
- ○ 答えは外じゃなく内側にある|“自然にできること”に気づいた瞬間
- ・子どもの頃の感覚にヒントがあった
- ・「すごいこと」じゃなくていいと気づいたとき
- ・「最短」ではなく「納得できる道」を選び始めた
- ○ 遠回りに見える道が正解になる|自分らしい働き方の見つけ方
- ・小さな「できている」に目を向けられるようになった
- ・「比べる相手」が変わると気持ちが楽になる
- ・「何者かになる前に、あなたでいること」
- ○ 読者へのメッセージ
「このままじゃダメ」と焦るあなたへ|周りと比べて苦しくなる理由
気づけば、スマホの中には「うまくいっている人」の情報ばかりが並んでいませんか。
月収〇〇万円、好きなことで生きている、自由な働き方。そんな言葉を目にするたびに、「それに比べて自分は…」と、心が少しずつ削られていく感覚。
今回のRさんも、まさにそんな状態でした。会社員として働きながら副業を始めたものの、SNSで見かける成功者や、先に会社を辞めて挑戦している同期と自分を比べてしまい、「このままの自分では価値がない」と感じるようになっていきました。
本当は、自分なりに一歩を踏み出しているはずなのに、その事実はどんどん見えなくなっていく。
代わりに、「もっと早く結果を出さなきゃ」「何者かにならなきゃ」という焦りだけが大きくなっていく。
そうなると、不思議なことに、どれだけ行動しても満たされなくなります。
何かを始めても「これじゃない気がする」と感じてしまい、また別の方法を探す。その繰り返しの中で、だんだんと「自分が何をしたいのか」さえ分からなくなっていくのです。
焦りは、前に進むエネルギーになることもあります。
でも、比べる対象が増えすぎると、その焦りはいつの間にか「自分を否定する力」に変わってしまうことがあります。
ここでは、Rさんの状態を通して、どうしてこんなにも苦しくなってしまうのか、その背景を少しずつひも解いていきます。
「頑張っているのに満たされない」と感じるとき
Rさんは、決して何もしていなかったわけではありません。
副業に挑戦し、自己啓発の本を読み、高額なスクールにも参加していました。「変わりたい」という気持ちは、むしろ人一倍強かったと思います。
それでも、「頑張っているのに満たされない」という感覚が消えませんでした。
なぜなら、その努力の基準が“自分の感覚”ではなく、“他人の成功”になっていたからです。
たとえば、「これをやれば稼げる」「この方法が最短ルート」と言われるものを選んでいくうちに、自分に合っているかどうかよりも、「正しいかどうか」で判断するようになっていきます。
そうすると、本来は楽しいはずのことや、少しでも興味があったことも、「結果につながるかどうか」でしか見られなくなってしまうんです。
気づけば、どんな選択をしても「これでいいのかな」と不安がついて回る。
そして、その不安を打ち消すために、さらに新しい情報を探してしまう。
このループに入ってしまうと、どれだけ行動しても「やっている感覚」だけが残り、心は満たされにくくなっていきます。
「最短で結果を出さなきゃ」が自分を苦しめる
Rさんの中で強くなっていたのが、「最短で結果を出さなきゃ」という思いでした。
この感覚、今の時代ではすごく自然なものかもしれません。
効率よく、無駄なく、早く成果を出す。
それ自体は悪いことではないけれど、それが強くなりすぎると、「遠回り=ダメなこと」という認識に変わっていきます。
すると、少しでも時間がかかることや、すぐに結果が見えないことに対して、不安や焦りが強くなってしまいます。
本当は、ゆっくり育てていくものや、試行錯誤の中で見えてくるものもあるのに、それを待てなくなってしまうんです。
Rさんも、「これをやって意味があるのか」と考えるたびに、手を止めたり、方向を変えたりしていました。
結果として、どれも中途半端に感じてしまい、「自分は何も続かない人間なんじゃないか」と、さらに自信を失っていきました。
でも実際は、続かなかったのではなく、“合っていなかっただけ”ということも多いんです。
その違いに気づけないまま、自分を責め続けてしまうことが、苦しさを深めてしまう原因のひとつでした。
「好き」が分からなくなっていく理由
一番つらかったのは、「自分が何をしたいのか分からない」という状態でした。
もともとは、興味があったことや、少しでも「いいな」と思ったことがあったはずなのに、それさえも見えなくなってしまう。
これは、決して珍しいことではありません。
むしろ、「好きなことを仕事にしたい」と思って行動している人ほど、ぶつかりやすい壁でもあります。
なぜなら、「好き」をそのまま感じる前に、「これってお金になる?」「意味ある?」というフィルターを通してしまうからです。
すると、本来はワクワクするはずの感覚が、評価や結果と結びついてしまい、純粋に楽しめなくなっていきます。
Rさんも、「自分の強みを見つけなきゃ」と思うあまり、「好きかどうか」よりも「価値があるかどうか」で判断するようになっていました。
その結果、どんなことにもピンとこなくなり、「自分には何もない」と感じてしまったんです。
でも実際には、「ない」のではなく、「感じ取る余白がなくなっていた」だけということもあります。
焦りや不安でいっぱいのときほど、心はとても繊細になります。
だからこそ、まずはその状態に気づくことが、次の一歩につながっていきます。
強みが分からない人ほどハマる落とし穴|“正解探し”をやめられない理由
「自分の強みを見つけたい」
そう思って動き出したはずなのに、気づけばどんどん分からなくなっていく。
Rさんもまさにその状態でした。
本を読んだり、講座に参加したり、いろんなやり方を試しているのに、「これだ」と思えるものに出会えない。むしろやればやるほど、「自分には何もないんじゃないか」という感覚が強くなっていきました。
こういうとき、多くの人が無意識にやってしまうのが、「正解を外に探すこと」です。
誰かがうまくいった方法、誰かが言っている“成功の法則”。それをなぞれば、自分も同じようにうまくいくんじゃないかと期待してしまう。
でも、そのやり方が合わなかったとき、私たちは「方法が合わなかった」とは思わず、「自分がダメなんだ」と結論づけてしまいがちです。
Rさんも、「これもダメだった」「やっぱり自分には無理かもしれない」と、少しずつ自信を失っていきました。
ここで大事なのは、うまくいかない原因を“自分の価値”と結びつけてしまっていることに気づくことです。
強みが分からなくなる背景には、単に経験不足や視点のズレだけでなく、「間違えたくない」「失敗したくない」という気持ちも深く関わっています。
その状態のまま進もうとすると、どんどん身動きが取れなくなってしまう。
だからこそ、一度立ち止まって「どうしてこんなに苦しくなっているのか」を丁寧に見ていくことが大切になってきます。
「これが正解」と思い込むほど苦しくなる
Rさんは、「これをやればうまくいく」と言われる方法を、いくつも試していました。
でも、そのたびに「なんか違う」と感じてしまう。
本当は、その違和感こそがヒントになるはずなのに、「せっかく始めたんだから」と無理に続けてしまう。
そして結果が出ないと、「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んでしまう。
ここで起きているのは、「正解への執着」です。
一度「これが正しい」と思ってしまうと、それに合わない自分を責める方向に意識が向いてしまうんです。
でも実際には、どんな方法も“向き・不向き”があります。
合わないこと自体は、失敗でもなんでもない。
むしろ、「違うかもしれない」と感じられたことは、自分の感覚がちゃんと働いている証拠でもあります。
ただ、その感覚を信じる余裕がないと、「もっと頑張らなきゃ」「やり方が足りないんだ」と、さらに自分を追い込んでしまう。
Rさんも、「続けられない自分が悪い」と思い込んでいましたが、実際には“無理して合わせようとしていた”だけでした。
正解をひとつに絞ろうとするほど、選択肢は狭くなり、苦しさは増えていきます。
少し視点をゆるめるだけで、その重さは変わっていくことがあります。
「できること」より「すごいこと」を探してしまう
強みを探そうとするとき、多くの人がやってしまうのが、「すごいこと」を見つけようとすることです。
特別なスキル、人より優れている何か、誰かに誇れる実績。
そういうものを探そうとすればするほど、「自分には何もない」と感じやすくなります。
Rさんも、「自分だけの強み」を見つけようとしていましたが、その基準がとても高くなっていました。
“人と比べて優れているかどうか”が、判断の軸になっていたんです。
でも実際には、強みというのはもっと地味で、もっと日常的なものだったりします。
本人にとっては当たり前すぎて、見逃してしまうようなもの。
たとえば、人の話を自然に聞けるとか、文章を書くときに読みやすさを大事にしているとか。
そういう「無意識にやっていること」こそが、その人らしさだったりします。
ただ、それは目立ちにくいので、「こんなの意味あるのかな」と感じてしまいやすい。
Rさんも最初は、「これが強み?」と半信半疑でした。
でも、少しずつその感覚に目を向けていく中で、「無理して作るものじゃないんだ」と気づいていきました。
強みは、探しにいくというより、気づいていくもの。
その視点に変わるだけで、見える景色が少しずつ変わっていきます。
「自分を知る前に動きすぎてしまう」落とし穴
もうひとつ、Rさんの中で起きていたのが、「とにかく動かなきゃ」という焦りでした。
何かしていないと不安になる。止まってしまうと置いていかれる気がする。
その気持ち自体は自然なものですが、動くことが目的になってしまうと、本来見るべきものが見えなくなってしまいます。
たとえば、「なぜそれをやりたいのか」「どんなときに楽しいと感じるのか」
そういった、自分の内側の感覚を置き去りにしたまま進んでしまう。
すると、どこかで違和感が出てきて、またやり直しになる。
その繰り返しで、「自分は何をやってもダメなんじゃないか」と感じてしまうこともあります。
Rさんも、行動量は多かったけれど、「自分がどう感じているか」を振り返る時間がほとんどありませんでした。
だからこそ、一度ペースをゆるめて、「何をしているときに少し楽だったか」「どんな瞬間にホッとしたか」
そういう小さな感覚に目を向けることから始めていきました。
遠回りに見えるかもしれないけれど、その時間があるからこそ、あとからの選択がぶれにくくなります。
焦って動くことよりも、立ち止まって感じること。
そのバランスが取れてくると、「自分がどこに向かいたいのか」が、少しずつ見えてくるようになります。
答えは外じゃなく内側にある|“自然にできること”に気づいた瞬間
ここまでRさんは、「どうすれば成功できるか」「どんな強みを持てばいいか」と、ずっと外側に答えを探してきました。
でも、いろいろ試してもうまくいかない中で、少しずつ見えてきたのは、「そもそも探す場所が違っていたのかもしれない」という感覚でした。
ここで大切にしていったのは、「何が正しいか」ではなく、「どんなときに自分の心が動いているか」という視点です。
評価されるかどうか、結果につながるかどうかではなく、「自分にとって自然かどうか」を丁寧に見ていく時間。
最初は戸惑いもありました。
「こんなこと考えて意味あるのかな」と感じる場面もあったと思います。
でも、急いで答えを出そうとせずに、少しずつ言葉にしていく中で、Rさんの中にあった感覚が少しずつ輪郭を持ち始めました。
それは、特別なスキルでも、大きな実績でもありませんでした。
むしろ、「当たり前すぎて気づいていなかったこと」。
遠くにある理想ではなく、足元にある感覚。
そこに目を向けたとき、初めて「これでいいのかもしれない」と思える瞬間が生まれていきました。
子どもの頃の感覚にヒントがあった
Rさんと一緒に振り返ったのが、「子どもの頃、どんなことに夢中になっていたか」ということでした。
これには理由があります。
子どもの頃は、「役に立つか」「評価されるか」といった視点がまだ強くない分、純粋に「好き」や「楽しい」で動いていることが多いからです。
Rさんは少し考えたあと、「文章を書くことは、昔から苦じゃなかった」と話してくれました。
誰かに見せるためではなく、自分の中を整理するために書いていたこともあったそうです。
ただ、それを「強み」とは思っていませんでした。
特別に上手いわけじゃないし、誰かに評価された経験もなかったからです。
でも、その「苦じゃない」「自然にできる」という感覚こそが、とても大事なヒントになります。
無理して身につけたものではなく、もともと自分の中にあるものだからです。
ここに気づいたとき、Rさんの中で少しだけ空気が変わりました。
「これも含めていいんだ」と思えたことで、見えていなかったものが少しずつ浮かび上がってきました。
「すごいこと」じゃなくていいと気づいたとき
Rさんが大きく変わったきっかけのひとつが、「すごいことじゃなくていい」と思えた瞬間でした。
それまでは、「人より優れているもの」「お金につながるもの」を探し続けていたので、どうしてもハードルが高くなっていました。
その結果、「自分には何もない」と感じてしまっていたんです。
でも、視点を少し変えて、「自然にできること」「やっていて苦じゃないこと」に目を向けてみると、今までとは違う見え方がしてきました。
たとえば、文章を書くときに「どうすれば読みやすいか」を考えていること。
相手がどう受け取るかを想像しながら言葉を選んでいること。
そういう細かい部分は、本人にとっては当たり前すぎて見逃してしまいがちです。
でも、それは立派な“持ち味”でもあります。
Rさんも、「こんなこと意味あるのかな」と最初は半信半疑でしたが、それを大事にしてみることで、自分の中にある感覚を少しずつ受け入れられるようになっていきました。
強みは、特別なものではなくていい。
その感覚が、安心感につながっていきました。
「最短」ではなく「納得できる道」を選び始めた
もうひとつ大きかったのは、「最短で結果を出さなきゃ」という考え方が、少しずつゆるんできたことでした。
これまでは、「早く成果を出さなきゃ意味がない」と思っていたので、どうしても焦りが強くなり、選択にも迷いが出ていました。
でも、自分のペースや感覚を大事にする中で、「時間がかかってもいいから納得できる道を選びたい」という気持ちが出てきました。
たとえば、すぐに結果が出る方法ではなくても、「これは自分に合っている気がする」と思えることを続けてみる。
評価や数字よりも、「続けられるかどうか」「無理がないか」を基準にする。
そうやって選び方が変わっていくと、不思議と焦りも少しずつ落ち着いていきます。
Rさんも、「今は会社員として安定しながら、自分をゆっくり育てていけばいい」と思えるようになっていきました。
それは諦めではなく、自分に合った進み方を見つけた結果でした。
遠回りに見える道でも、自分が納得して歩けるなら、それはちゃんと前に進んでいます。
その感覚が持てるようになったことが、何より大きな変化でした。
遠回りに見える道が正解になる|自分らしい働き方の見つけ方
ここまでの流れの中で、Rさんの中にあった大きな変化は、「何者かにならなきゃ」という焦りが少しずつゆるんでいったことでした。
最初は、「このままじゃダメだ」「早く結果を出さなきゃ」と思い続けていたRさん。
でも、自分の内側にある感覚に目を向けていく中で、「今の自分のままでもいいのかもしれない」という感覚が、少しずつ芽生えていきました。
それは、諦めではありません。
むしろ、“無理に自分を変えようとしなくていい”と気づいたことで、力が抜け、本来の自分の動き方が戻ってきたような状態でした。
遠回りに見える道は、不安になることもあります。
周りと比べてしまうと、「これでいいのかな」と迷うこともあると思います。
でも、自分の感覚に沿って進んでいる道は、あとから振り返ったときに「必要な時間だった」と思えることが多いものです。
Rさんも、すぐに大きな結果が出たわけではありません。
それでも、「今の自分で進んでいい」と思えるようになったことで、日々の過ごし方や感じ方が大きく変わっていきました。
ここでは、その変化がどんな形で現れていったのか、そして同じように悩んでいる方が今日からできるヒントをお伝えしていきます。
小さな「できている」に目を向けられるようになった
これまでのRさんは、「まだ足りないもの」にばかり目が向いていました。
もっとスキルをつけなきゃ、もっと結果を出さなきゃ、と自分に課し続けていたんです。
でも、自分の感覚に目を向けるようになってからは、「すでにできていること」にも気づけるようになっていきました。
たとえば、毎日仕事を続けていること。
副業にチャレンジしたこと。
迷いながらでも、ここまで歩いてきたこと。
それまで当たり前だと思っていたことが、「ちゃんとやってきたこと」に変わっていきました。
この視点の変化は、とても大きいものです。
なぜなら、人は「できていない」と感じているときほど、自信を失いやすく、さらに行動が止まりやすくなるからです。
逆に、「少しはできているかも」と思えるだけで、次の一歩がぐっと軽くなります。
Rさんも、「自分は何もないわけじゃなかったんだ」と感じられるようになってから、表情がやわらかくなり、本業にも前向きに取り組めるようになっていきました。
大きな変化は、こうした小さな気づきの積み重ねから生まれていきます。
「比べる相手」が変わると気持ちが楽になる
これまでRさんが比べていたのは、SNSで見かける成功者や、先に結果を出している人たちでした。
どうしても「自分はまだまだだ」と感じやすい相手です。
でも、その比較の対象を少し変えてみると、見え方は大きく変わります。
たとえば、「過去の自分」と比べてみる。
半年前の自分、1年前の自分と比べたときに、どんな変化があったかを見ていく。
すると、「前より考え方が変わっている」「少し行動できるようになっている」といった成長に気づけることがあります。
Rさんも、「前はここまで考えられていなかったかもしれない」と話してくれました。
比べること自体が悪いわけではありません。
ただ、その対象によって、心が軽くなることもあれば、苦しくなることもあります。
自分を追い込む比較ではなく、少しでも前に進めていると感じられる比較に変えていく。
それだけでも、日々の感じ方はずいぶん違ってきます。
無理にポジティブになろうとしなくても、「前より少しだけ進んでいるかも」と思えるだけで、十分なんです。
「何者かになる前に、あなたでいること」
Rさんが最後に持ち帰った言葉があります。
それは、「何者かになる前に、まずあなたでいてください」というものです。
これまでのRさんは、「何者かにならなきゃ」と思うあまり、今の自分をどこか否定していました。
だからこそ、どれだけ頑張っても満たされなかったんです。
でも、「今の自分のままでもいい」と思えたとき、初めて肩の力が抜けました。
そして、その状態で見えてくるものの中に、自分らしさのヒントがありました。
誰かと同じようになる必要はありません。
むしろ、自分にとって自然な形を見つけていくことのほうが、長く続いていきます。
実際にRさんは、小さな趣味として始めたブログの中で、「読みやすい」と言われることが増え、自分の中にある“書く力”に気づいていきました。
それは、無理に作ったものではなく、もともと持っていたものです。
もし今、「このままでいいのかな」と不安を感じているなら、少しだけ立ち止まってみてください。
何かを足す前に、「すでにあるもの」に目を向けてみる。
その中に、あなたらしい道のヒントが、ちゃんと残っています。
読者へのメッセージ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もし今、「このままでいいのかな」と不安を感じていたり、
何かを変えなきゃいけない気がして苦しくなっているなら、
その感覚はとても自然なものだと思います。
頑張ろうとしている人ほど、
自分に厳しくなってしまうことがありますよね。
でも、本当に必要なのは、
無理に何かを足すことよりも、
今の自分の中にあるものに、少し気づいていくことだったりします。
ひとりで考えていると、どうしても同じところをぐるぐるしてしまうこともあります。
そんなときに、少し視点を変えるきっかけがあるだけで、
気持ちがふっと軽くなることもあります。
もし「一度整理してみたいな」と思ったタイミングがあれば、
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必要なときに、無理のない形でつながれる場所として、
そっと思い出していただけたらうれしいです。
あなたのペースで大丈夫です。
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