彼氏の気持ちがわからない…結婚を焦すほど不安になる20代女性が見落としていた“本当の原因”【恋愛相談事例】

気持ちがざわつくときって、頭の中がつい「不安」「こうあるべき」「まだ足りない」といった考えでいっぱいになりますよね。
特に大切な人の気持ちがわからなくなると、胸の奥がキュッと重くなってしまうものです。
この話は、ある20代の女性がそんな不安を抱えた日常から一歩抜け出していった実例です。
「本当はどう感じているんだろう?」
「この不安って、彼のせいなの?」
そんな問いがぐるぐる頭をめぐる中で、彼女が自分自身の気持ちとどう向き合っていったのかを、一緒にたどっていきます。
大げさなことではありません。
誰でも感じうるモヤモヤや違和感。
でもその“当たり前の気持ち”を、ただ話すだけではなく言葉として丁寧に扱っていくことで、ふっと心が軽くなる瞬間って本当にあるんです。
この文章を読み進めるうちに、あなた自身の日々の思いにも寄り添えるような、そんな時間になればうれしいです。


投稿者プロフィール

- よりびと
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※海外在住のためZoomでの対応となります。(カメラのオンオフは自由)
■待機時間:月・火・木・金の17時~24時、日の18時~24時
■年齢:30代
■ キャッチコピー:安心して思うままに、なんでも話せる時間。
■ 得意なテーマ
– もやもやしている気持ちの整理
– 誰にも言えない話の受け止め
– 人間関係の悩み・恋愛相談
– とにかく話を聴いてほしいとき
– 感情の吐き出し
■ 聴き方・スタイル
– あなたの気持ちに寄り添い、丁寧に聴きます。
– どんな思いも置いていけるよう、安心感を大切にしています。
– 沈黙も含め、思いのままの話を受け止めます。
■ 経験
– 10年間にわたる海外生活(留学・国際結婚・海外でのキャリア)や政府機関での勤務経験を通じて、多様な文化や価値観の中で生きる人々と向き合ってきました。異なる背景を持つ相手の立場を正確に理解し、気持ちに寄り添いながらコミュニケーションをとる姿勢を大切にしています。
– 職場では中間管理職として、上層部とチームの間で橋渡し役を務め、日常的にメンバーからの相談や悩みに対応してきました。責任やプレッシャーを抱える人たちの声を受け止め、状況を整理しながら支えてきた経験があります。
– 精神疾患や発達障害(ADHD、ディスレクシア)、自閉スペクトラムを抱える家族と長く関わる中で、当事者として感じる苦しさも、支える側が抱える不安や負担にも触れてきました。その経験は、心の声を丁寧に受け止める姿勢や、誰にも言えない気持ちに寄り添う感覚を育ててくれたと感じています。
– 5年間にわたり個人の相談に関わり続け、身近な人たちの人生の変化や心の揺れに向き合ってきました。どんな気持ちも否定せず、相手が安心して話せる空間をつくることを意識して関わってきました。
– 心理学・傾聴の学習経験があります。
■ 大切にしていること
– 安心して話しやすい雰囲気を作るよう心がけています。
– 話してくれるお話をすべて丁寧に聴きます。
– 話す人の気持ちに寄り添い、信頼を積み重ねます。
■ 人柄・ユニークポイント
– 好きなもの:海 / ピラティス / 料理 / 犬 /読書(海外古典文学)
– よく言われる性格:話しやすい、ポジティブ、落ち着いている
– ちょっとしたこだわり:黒い服が好きで、気付くと全身黒コーデになっています。
– 聴き手としての密かな強み:話す人のペースやトーンに合わせて柔軟に寄り添うことができます。
■ メッセージ
ここは決して批判も評価もされず、思う存分話せる場所です。
私は「話を聴く」という行為が、ただ耳を傾けるだけではなく、相手の世界にそっと入り込むような深い姿勢だと考えています。誰かに吐き出すことで少し軽くなる気持ちや、言葉にして初めて整理できる思いに寄り添える存在でありたいと思っています。
あなたが安心して本音を置いていける、そんな小さな休憩所のような場になれたら嬉しいです。
目次
- ○ 彼氏の気持ちがわからない…結婚を意識するほど不安が強くなった理由
- ・連絡が減っただけで「嫌われたかも」と感じてしまう心のクセ
- ・周りが結婚していくと、自分の恋愛が急に「間に合うかどうか」になる
- ・「利用されてるのかも」という疑いが消えないとき、心は“過去”を見ていることがある
- ○ 国際恋愛で起きやすいすれ違いと、自己肯定感が揺れる瞬間
- ・「愛情表現の当たり前」が違うと、安心の基準がズレてしまう
- ・言葉の壁より怖いのは、「誤解されそう」で黙ってしまうこと
- ・自己肯定感が下がっていると、相手の反応が“自分の価値”に直結して見える
- ○ 不安の“正体”は彼の態度じゃなかった|過去の傷が今の恋愛を揺らしていた
- ・「事実」と「想像」を分けたら、不安が“暴走”しにくくなった
- ・「彼の問題」と「私の価値」を切り離す練習が、心の土台になった
- ・「好きなのに疑う自分がつらい」その苦しさを、まず自分に優しく扱った
- ○ 「不安な私でも大丈夫」選ばれる恋愛から、選ぶ恋愛へ
- ・不安が出たときの合言葉は「いま、私は何を怖がってる?」
- ・伝えるのが怖い人ほど、「責めない伝え方」を型にしておく
- ・最後に大事なのは「私はどう扱われたい?」を自分に聞き続けること
- ○ 読者へのメッセージ
彼氏の気持ちがわからない…結婚を意識するほど不安が強くなった理由
付き合い始めの頃は、連絡もスキンシップもたっぷりで、「大事にされてる」って感じられていたのに。
気づけば、返信のペースが落ちて、会う頻度もなんとなく減ってきて…。
そんな変化があると、頭では「忙しいのかも」「環境に慣れてないのかも」って思おうとしても、心は勝手にザワザワします。
特に、周りの友だちが結婚したり、妊娠したり、家を買ったり。人生がどんどん進んで見える時期だと、「私、このままで大丈夫?」って焦りが一気に強くなるんですよね。
今回の相談事例の主役は、20代女性のゆうかさん(仮名)。
外国人の彼と交際を始めて数か月、最初の甘い時間が落ち着いてきた頃から、不安が止まらなくなりました。
「また選ばれなかったらどうしよう」
「重いって思われたら終わるかもしれない」
そんな言葉が頭の中で何度も繰り返されて、返信を待つ間は動悸がしたり、寝つきが悪くなったり。
でも、この不安は“彼の態度”だけでできていたわけじゃなかったんです。
まずは、ゆうかさんの不安がどこから膨らんでいったのか、その入り口を一緒に見ていきます。
連絡が減っただけで「嫌われたかも」と感じてしまう心のクセ
連絡の頻度って、恋愛中の安心材料になりやすいですよね。
だからこそ、それが減ると「私、何かしちゃった?」と一気に自分のせいにしてしまうことがあります。
ゆうかさんもまさにそれで、返信が遅いだけで心が落ち着かなくなっていました。
「忙しいのかも」と思いたいのに、スマホを見るたびに胸がざわつく。
そして、返信が来るまでの間に頭の中でストーリーが出来上がっていくんです。
たとえば、
「他に好きな人ができたのかも」
「飽きられたのかも」
「私は結局、愛されないタイプなのかも」
ここで大事なのは、“事実”と“想像”がごちゃっと混ざりやすいってこと。
事実は「返信が遅い」「連絡が減った」だけなのに、想像が膨らむと、心はもう失恋したみたいな痛みを感じます。
このクセが強いほど、相手のちょっとした変化が「危険信号」に見えてしまうんですよね。
そして不安になればなるほど、言いたいことが言えなくなる。
言えないから、さらに不安が増える。
ゆうかさんは「本音を言って関係が壊れるのが怖い」と話していました。
でも実は、“言えないこと”自体が、不安を育てる土台になっていたんです。
周りが結婚していくと、自分の恋愛が急に「間に合うかどうか」になる
恋愛って、本来は「一緒にいて楽しい」「安心できる」が中心のはずなのに、
周りの状況によって、急に“期限付きの課題”みたいに感じることがあります。
ゆうかさんも、友人たちの結婚や出産の話を聞くたびに、心の奥がチクッとしていました。
「私だけ取り残されてる気がする」
「早く決めないと」
「次こそ結婚につながる恋愛にしたい」
こういう焦りが強い時期って、相手の小さな態度が“採点対象”になりやすいんですよね。
返信が遅い=優先度が低い?
会う頻度が減る=愛が冷めた?
みたいに、全部が「この人は結婚相手としてアリかナシか」に直結して見えてしまう。
しかも焦りは、ひとりで抱えるほど増幅します。
誰かに話すと「そんなに深刻に考えなくても」と言われそうで、余計に言えない。
結果、心の中だけでジャッジが厳しくなっていくんです。
ゆうかさんは「好きなのに、疑う自分が一番つらいです」とぽつり。
この言葉には、“恋愛を大事にしたい気持ち”と、“失敗したくない怖さ”が同時に入っていました。
焦りって、がんばり屋さんほど抱えやすい。
まずはその焦りを責めずに、「そりゃ不安にもなるよね」と気持ちの居場所を作ることが、最初の一歩になります。
「利用されてるのかも」という疑いが消えないとき、心は“過去”を見ていることがある
国際恋愛だと、言葉や文化の違いがあるぶん、相手の気持ちを読み取りにくい瞬間が増えます。
だからこそ「私のこと、本気なのかな?」って不安になりやすい。
ゆうかさんも「日本に慣れるために利用されてるのでは」と疑いが頭から離れませんでした。
ただ、この“疑い”って、今の彼だけを見て生まれるとは限らないんですよね。
心が強く反応するテーマには、だいたい過去の痛みがくっついています。
ゆうかさんには、過去に婚約が破棄になった経験がありました。
その出来事の後、「私は選ばれない」「大切にされないのかも」という感覚が残ってしまっていた。
すると、新しい恋愛で少しでも不安要素が出てくると、心は過去の記憶を引っ張り出してしまいます。
ここで起きるのが、
“目の前の彼”を見ているようで、実は“過去の怖さ”を見ている状態。
だから、いくら彼が優しくしてくれても、不安の穴が埋まりにくい。
むしろ優しさがあるほど、「これがなくなったらどうしよう」と怖くなることすらあります。
ゆうかさんは、少しずつ「不安は彼の態度だけじゃなく、自分の中の傷が反応しているのかも」と言葉にできるようになっていきました。
この気づきは、疑いをゼロにするためじゃなくて、疑いに飲み込まれないための土台になります。
「不安を感じる私は弱いわけじゃない」
そう思えるだけで、恋愛の見え方は少し変わっていきます。
国際恋愛で起きやすいすれ違いと、自己肯定感が揺れる瞬間
ゆうかさんの不安は、最初は「彼の連絡が減った」みたいな小さな変化から始まりました。
でも話を丁寧にたどっていくと、そこには“国際恋愛ならでは”のすれ違いと、ゆうかさん自身の自己評価の揺れが、絡み合っていたんです。
言葉や文化が違うと、同じ出来事でも受け取り方がズレやすい。
たとえば、相手は「落ち着いた関係になってきた」と思っているだけなのに、こちらは「冷めたのかも」と感じてしまう。
それが続くと、「私は大事にされてないのかな」と、じわじわ自信が削られていきます。
しかも、過去のつらい恋愛経験があると、心は“危険を回避するモード”に入りやすいんですよね。
傷つかないように先回りして疑ってしまったり、嫌われないように本音を飲み込んでしまったり。
その結果、相手との距離が縮まるどころか、ひとりで不安の迷路に入ってしまうこともあります。
ここからは、ゆうかさんがつまずきやすかったポイントを3つに分けて、わかりやすく整理していきます。
「あるある…」って思う人、きっと多いはずです。
「愛情表現の当たり前」が違うと、安心の基準がズレてしまう
国際恋愛って、ロマンチックで素敵な反面、地味に効いてくるのが“当たり前の違い”です。
特に愛情表現のスタイルは、育った環境でかなり差が出ます。
たとえば、付き合い始めは毎日連絡してくれたのに、慣れてきたら頻度が落ちる。
相手からしたら「関係が安定してきた」サインでも、こちらは「熱が冷めたのかな?」と感じてしまう。
このズレが積み重なると、安心の貯金が減っていくんですよね。
ゆうかさんは「最初はこんなに大事にしてくれてたのに…」という気持ちが強くて、変化に敏感になっていました。
しかも相手は日本に来たばかり。生活を整えるだけでもエネルギーが必要な時期です。
それでも“変化した事実”だけを見ると、心は不安を選んでしまう。
ここで大事なのは、「相手がどういう愛情表現を“通常運転”としているか」を知ること。
そのためには、責める言い方じゃなくて、素直に確認するのがコツです。
たとえば、
「最近ちょっと寂しく感じる日があって。あなたは今、どんなペースが心地いい?」
みたいに、“相手を裁かずに自分の気持ちを伝える”形。
こういうやり取りができると、ズレはズレのままでも、必要以上に不安が膨らみにくくなります。
「違いがある=終わり」じゃなくて、「違いがある=話し合えるポイント」なんですよね。
言葉の壁より怖いのは、「誤解されそう」で黙ってしまうこと
国際恋愛というと、まず“言葉の壁”を思い浮かべる人が多いと思います。
でも実は、もっと厄介なのは「うまく言えないから黙る」ことだったりします。
ゆうかさんも、本音を言う前に頭の中でシミュレーションをしていました。
「こんな言い方だと重いと思われるかも」
「ニュアンスが伝わらず、面倒な子って思われたら嫌だ」
そう考えるほど、言葉が喉のところで止まってしまう。
すると何が起きるかというと、相手は“問題が起きていること”に気づけないんですよね。
こちらは必死でこらえているのに、相手は普通に過ごしている。
この温度差が、「私ばっかり頑張ってる」感覚を作ってしまいます。
黙るのは優しさでもあるけど、黙り続けると心は孤立します。
しかも孤立した心は、疑いを育てやすい。
「言えない」→「わかってもらえない」→「大事にされてないのかも」って、勝手に結論が出てしまうんです。
だからこそ、完璧な英語(や日本語)よりも、伝え方の“姿勢”が大事。
短い言葉でも、
「I feel a little anxious lately. I want to understand you.」
みたいに、気持ち+意図(仲良くしたい)をセットで出すだけで、受け取られ方は変わります。
言葉は完璧じゃなくていい。
「伝えたい」という姿勢が、関係を守る力になります。
自己肯定感が下がっていると、相手の反応が“自分の価値”に直結して見える
ここが、ゆうかさんのしんどさの核心に近いところです。
自己肯定感が下がっている時期って、相手の態度がそのまま“自分の価値”に見えてしまうんですよね。
返信が遅い=私は後回し
会う頻度が減った=私は魅力がない
そっけない=私は愛されない
こういうふうに、現実の出来事が全部「自分への評価」みたいに変換されてしまう。
しかもこの変換は、本人の意思とは関係なく起きます。
だから余計に苦しい。
ゆうかさんは過去に婚約が破棄になった経験があり、「また同じことになったらどうしよう」という怖さが心の奥に残っていました。
その怖さがあると、恋愛が“幸せな時間”ではなく、“試験”みたいになることがあります。
落第しないように、嫌われないように、合わせ続ける。
でも合わせれば合わせるほど、「本当の私は愛されないのかも」という感覚も強くなっていくんです。
ここで切り分けたいのは、
相手のコンディションや生活事情と、あなたの価値は別物だということ。
相手が疲れてる日があるのと、あなたが大事にされていないことはイコールではありません。
とはいえ、頭でわかっても心が追いつかない日もあります。
そんなときは「今、私は事実を見てる?それとも怖さを見てる?」って一度立ち止まるのが効果的です。
不安が出るのは、真剣だから。
弱いからじゃない。
この前提を持てるだけで、恋愛の中で自分を見失いにくくなっていきます。
不安の“正体”は彼の態度じゃなかった|過去の傷が今の恋愛を揺らしていた
ここまで読んで、「たしかに国際恋愛だと不安になりやすいよね」と思った人もいるかもしれません。
でも、ゆうかさんの話をさらに丁寧にたどっていくと、もう一段深いところに“引っかかり”がありました。
それは、彼の連絡頻度や態度そのものよりも、ゆうかさんの中に残っていた「また捨てられるかもしれない」という怖さ。
過去の婚約破棄の経験が、今の恋愛の中で何度もフラッシュバックみたいに顔を出していたんです。
たとえば、返信が遅いだけで動悸がする。
少し距離を感じるだけで「利用されてるのかも」と確信に近い疑いが出てくる。
本当は彼のことが好きで大切にしたいのに、疑う自分がつらくて、さらに自分を責めてしまう。
こうなると、恋愛は「相手を知る時間」ではなく、「自分が傷つかないための警戒モード」になってしまいます。
だから、彼の言動をいくら分析しても、安心が長続きしない。
安心できたとしても、またすぐ不安が戻ってきてしまう。
この場面で大事なのは、「彼を変える」ではなく、まず“自分の心の反応”を正しく扱うこと。
ここからゆうかさんは、少しずつ「不安に飲み込まれない自分」に切り替わっていきました。
「事実」と「想像」を分けたら、不安が“暴走”しにくくなった
不安が強い時って、頭の中の映像がやたらリアルになります。
「返信が遅い」→「冷めた」→「別れたいのかも」→「また私だけ捨てられる」
みたいに、一気に未来の結論まで飛んでしまうんですよね。
ゆうかさんもまさにこの状態で、スマホを見るたびに心がジェットコースター。
返信が来たら一瞬安心するけど、次に遅くなるとまた急降下。
この上下動だけでも、心はかなり消耗します。
そこで大切にしたのが、「今わかっている事実は何?」を一回書き出すこと。
たとえば、
・返信が遅い日がある
・でも会えば優しい
・最近仕事や生活が忙しそう
みたいに、“確定している情報”だけを並べてみる。
その次に、「私が想像していることは何?」を別枠で書く。
・飽きられたのかも
・他に相手がいるのかも
・私は大事にされない人間なのかも
こうして分けると、びっくりするくらい頭が整理されます。
ポイントは、想像を「ダメ」と否定しないこと。
不安なときに想像が膨らむのは自然です。
ただ、想像を“事実扱い”しない。これが効きます。
ゆうかさんはこの切り分けを始めてから、「不安が来ても、いったん止まれる感じがする」と言っていました。
不安をなくすより、不安が暴走しない道を作る。
これだけで、恋愛の苦しさはかなり変わってきます。
「彼の問題」と「私の価値」を切り離す練習が、心の土台になった
連絡が減ったり、態度がそっけなく感じたりすると、つい「私がダメだからだ」と結びつけてしまう。
でもそれって、相手の事情と自分の価値を、ごちゃっと一緒にしてしまっている状態なんですよね。
たとえば相手が疲れている、環境に慣れていない、仕事が大変、文化的に“マメな連絡”が当たり前じゃない。
こういう要因があったとしても、不安が強いと「理由はどうあれ、私は大切にされてない」に直結してしまう。
ゆうかさんの場合、過去の婚約破棄が「私は選ばれない」という感覚を強めていました。
だから、今の彼の小さな変化が“過去の傷”に触れてしまう。
すると、彼の行動がそのまま「私の価値の証明」みたいになってしまうんです。
ここで役に立ったのが、シンプルな言葉の置き換え。
「返信が遅い=私は価値がない」ではなく、
「返信が遅い=彼の今の余裕が少ない可能性がある」
みたいに、主語を相手に戻す練習です。
もちろん、相手の行動に納得できないこともあります。
でもそのときに「私はダメだから」と自分を殴らない。
「私はどう扱われたい?」という視点に戻す。
ゆうかさんはこの練習を重ねるうちに、表情が少しずつ柔らかくなっていきました。
自分の価値を、相手の機嫌や返信速度で決めない。
それができると、不安は“波”になって、ずっと居座らなくなります。
「好きなのに疑う自分がつらい」その苦しさを、まず自分に優しく扱った
ゆうかさんの印象的な言葉がありました。
「好きなのに、疑う自分が一番つらいです」
これ、恋愛で不安が強い人ほど刺さる言葉だと思います。
疑ってしまうと、相手にも申し訳ない気がする。
でも疑いが出てくるのを止められない。
その結果、「こんな自分は面倒」「重い」「愛されない」って、二重三重に自分を責めてしまう。
でもね、疑いって“性格の悪さ”じゃないんです。
多くの場合、過去に傷ついた経験があって、「もう二度と痛い思いをしたくない」と心が守ろうとしている反応。
つまり、疑いはあなたを苦しめるためじゃなくて、守るために出てきている。
だから最初にやってほしいのは、疑いを消すことよりも、
「疑ってしまうくらい、怖かったんだね」
って自分に言ってあげることです。
ここを飛ばして「疑うなんて最低」と責めると、不安は余計に強くなります。
ゆうかさんは、自分の中にある怖さを言葉にできるようになってから、少しずつ“疑いの熱”が下がっていきました。
疑いをゼロにしなくてもいい。
疑いが出ても、自分を責めずに扱えるようになるだけで、恋愛はかなり楽になります。
そしてこの土台ができて、ようやく次に進めるんです。
「私は、どんな関係を望んでいる?」
「この人と、どう話していきたい?」
ここから“自分を取り戻す”流れにつながっていきます。
「不安な私でも大丈夫」選ばれる恋愛から、選ぶ恋愛へ
不安って、なくそうとすればするほど、逆に大きくなることがあります。
「不安になっちゃダメ」
「疑っちゃダメ」
そうやって押さえ込むほど、心はもっと強いサインを出してくるんですよね。
ゆうかさんも最初は、不安を感じる自分を責めていました。
でも、事実と想像を分けたり、相手の事情と自分の価値を切り離したり、少しずつ“心の扱い方”が変わっていく中で、表情が明らかに落ち着いていきました。
そして最後に残ったのは、「彼がどう思うか」よりも、
「私はどうしたいか」
「私はどんな関係が心地いいのか」
という視点でした。
ここが大きな転換点です。
恋愛が苦しいときって、つい“相手に選ばれるかどうか”に意識が寄ってしまいます。
嫌われないように合わせて、言いたいことも飲み込んで、相手の反応で一喜一憂する。
でもそれだと、心の主導権がずっと相手に渡ったままなんです。
ゆうかさんは、「不安を感じる私は弱いわけじゃない」と受け取れたことで、やっと自分の気持ちを大事にできるようになりました。
不安が出ても大丈夫。
その上で、私はどう関わりたい?どう扱われたい?
そんなふうに“選ぶ側の目線”を持てるようになったのが、いちばんの変化でした。
不安が出たときの合言葉は「いま、私は何を怖がってる?」
不安が湧いた瞬間って、心はだいたい“最悪の未来”に走ります。
返信が遅いだけで「冷めたのかも」
会えない日が続くだけで「終わりかも」
って、結論が早いんですよね。
だからこそ、いったん立ち止まるための合言葉があると強いです。
それが、
「いま、私は何を怖がってる?」
です。
たとえば、
・嫌われるのが怖い
・ひとりになるのが怖い
・また選ばれないのが怖い
・期待して傷つくのが怖い
こうやって“怖さの正体”を言葉にすると、不安は少しだけ形を変えます。
モヤモヤした怪物みたいなものが、「あ、私はこれを怖がってたんだね」って理解できる対象になるんです。
ゆうかさんは、この問いを使うことで「不安に飲み込まれる前に一度止まれる」と話していました。
不安ってゼロにするものじゃなくて、扱えるようになるもの。
そして扱えるようになると、不安は「危険信号」じゃなくて「自分の大事な希望があるサイン」にも見えてきます。
結婚したい、安心したい、大切にされたい。
その願いがあるから不安になる。
そう思えるだけで、自分への見方が優しくなっていきます。
伝えるのが怖い人ほど、「責めない伝え方」を型にしておく
本音を言うのが苦手な人って、だいたい優しいです。
相手を困らせたくない。
重いと思われたくない。
関係を壊したくない。
だから黙る。
でも、黙り続けると心はどんどん苦しくなって、結果的に関係もギクシャクしやすくなります。
だからおすすめなのが、“責めない伝え方”を型として用意しておくことです。
たとえば、こんな順番。
1)事実:最近、連絡のペースが変わった気がする
2)気持ち:ちょっと寂しく感じる日がある
3)意図:仲良くしたいから話してみたかった
4)お願い:今のあなたのペースも教えてほしい
この形だと、相手を攻撃せずに、自分の気持ちをちゃんと出せます。
国際恋愛の場合は、短い言葉にしてもOKです。
大事なのは“責めない+仲良くしたい”が伝わること。
ゆうかさんも、最初は言葉にするのが怖かった。
でも「完璧に言わなくていい」「相手を裁かない形なら出しやすい」と感覚が変わっていきました。
伝えることは、関係を壊すためじゃなくて、関係を育てるため。
この視点を持てると、恋愛は少しずつ“安心の場”に戻っていきます。
最後に大事なのは「私はどう扱われたい?」を自分に聞き続けること
恋愛で迷うとき、多くの人が「相手はどう思ってる?」に意識が集中します。
もちろん気になります。
でも、それだけだと自分の軸が薄くなって、相手の反応に振り回されやすくなるんですよね。
だから、最後に戻ってきたい問いがあります。
それが、
「私はどう扱われたい?」
です。
たとえば、
・連絡は最低このくらいあると安心
・約束は守ってほしい
・不安なときは話を聞いてほしい
・大事にされてる実感がほしい
こういう“望み”を持つことは、わがままじゃありません。
むしろ、関係を続けるための必要条件です。
ゆうかさんは、以前は「嫌われないこと」が最優先でした。
でも少しずつ、「私は大切にされたい」「ちゃんと向き合える関係がいい」と言えるようになっていきました。
ここが“選ばれる恋愛”から“選ぶ恋愛”への切り替えです。
そして、選ぶ恋愛になると、たとえ相手との関係を見極める場面が来ても、自分を見失いにくくなります。
「この恋を続けるかどうか」は、相手の気分だけで決まるものじゃなくて、あなたの心地よさも同じくらい大事だから。
不安があるままでもいい。
その不安を抱えた自分を置き去りにせず、ちゃんと連れていく。
それが、恋愛で自分を守りながら進むコツなんだと思います。
読者へのメッセージ
恋愛の不安って、気合いで消せるものじゃないんですよね。
「考えすぎだよ」って言われても、頭より先に心が反応してしまう。
だから、あなたが今モヤモヤしていたとしても、それは弱いからじゃありません。
大切にしたい相手がいるからこそ、ちゃんと向き合っている証です。
そしてもうひとつ。
不安が強いときほど、人は“ひとりで答えを出そう”としてしまいます。
スマホを見ては落ち込み、また見ては安心して…を繰り返して、気づけば心が疲れ切ってしまう。
でも本当は、答えを急いで出す前に「いまの気持ちを言葉にして整理する時間」が必要なだけだったりします。
もしあなたが、
「重いと思われたくなくて本音が言えない」
「疑ってしまう自分が嫌で、さらに苦しくなる」
「結婚の焦りで心が落ち着かない」
こんな状態に心当たりがあるなら、まずは安心できる場所で、今の気持ちをそのまま話してみてください。
正しい結論を出すためじゃなくて、あなたの心が少し休めるために。
私はこれまで、日本人との恋愛も、国際恋愛も数多く経験してきました。
その中で「言葉や文化の違い以前に、人は不安になるものだ」ということ。
そして「不安を抱えたまま一人で考え続けるほど、答えが見えなくなってしまう」ということを何度も実感してきました。
傾聴ラウンジ「ここより」では、否定されない空気の中で、頭の中に絡まった気持ちを一緒にほどいていけます。
うまく話せなくても大丈夫。
泣いてしまっても、言葉が詰まっても大丈夫。
「こんなこと相談していいのかな」と迷う内容ほど、実は話していいものです。
恋愛の不安は、あなたの価値を下げるものじゃありません。
あなたが望む関係に近づくためのサインです。
ひとりで抱え込まずに、必要なときは頼ってくださいね。





