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ママ友との距離感がしんどい…価値観が合わない相手と無理せず付き合うために私がやったこと

ママ友との距離感がしんどい…価値観が合わない相手と無理せず付き合うために私がやったこと

ママ友との距離感って、誰しも一度は戸惑ったことがあるんじゃないでしょうか。最初は笑顔で集まったランチやお茶も、何となく心がざわついたり、聞かれたくないことに踏み込まれると「これって普通…?」と自分の感覚が揺れてしまうこと、ありますよね。私自身も、子どもの幼稚園時代にそんな関係にモヤモヤを感じていた時期がありました。声をかけてくれるありがたさと同時に、「ちょっと距離を置きたい」と思う自分がいて、そのバランスに戸惑い続けていたんです。

一見、普通のママ友との付き合い。でも、いつのまにか心の中がしんどさで埋まっていく感覚。「子ども同士の関係があるから我慢しなきゃ」と思い込んで、自分の気持ちにはなかなか触れられない――そんな日々の中で、ある言葉がきっかけとなって私の見え方が少しずつ変わっていきました。今回は、私自身の体験を通して、“無理して付き合い続ける前に知っておきたい距離の取り方”についてお話ししたいと思います。

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投稿者プロフィール

浅野 好子
浅野 好子よりびと
■待機時間:18時~23時(シフト制)
※シフトは2週間単位で掲載します

■年齢:40代

■ キャッチコピー:場の雰囲気を大切にします


■ 得意なテーマ

– 誰にも言えない話の受け止め

■ 聴き方・スタイル

– 急かさず、ご自身のペースを大切に聴きます

■ 経験

– 看護師として約20年実務するなかで、子どもから高齢者まで疾患を問わず様々な方と関わらせていただきました。
– 精神疾患を抱える患者様との関わりは、いかに対話することが大切かということを実感しました。
– 国際結婚をし、海外に住んでいた経験もあります。
– 語学学校で多国籍に色々な国の方と出会い視野も広がりました。

■ 大切にしていること

– どんなお話も否定せずゆっくり聴くこと

■ 人柄・ユニークポイント

– 好きなもの:料理 海外旅行
– よく言われる性格:落ち着いている 咄嗟のことに動じない冷静さ 機転が効く
– ちょっとしたこだわり:ハマると収集癖があります
– 聴き手としての密かな強み:安心感を与えること


■ メッセージ

どんな些細なお話でも大丈夫です。言葉に詰まっても、沈黙も苦しくないような雰囲気作りを心がけます。
お気軽にお話しくださいね。

目次

ママ友との距離感にモヤモヤ…「なんか合わない」を飲み込んでいた私の話

幼稚園の送り迎えって、毎日同じ顔ぶれになることが多いですよね。最初は「挨拶できる人がいるだけで助かるな」くらいの気持ちだったのに、気づけば“ママ友づきあい”が生活の一部になっていく。私もまさにそんな感じでした。声をかけてもらえて、お茶に誘ってもらえるのは嬉しい。だけど、一緒に過ごしていると、なぜか心が落ち着かない。帰り道に「今日の会話、疲れたな…」ってため息が出る。

それでも当時は、「私が気にしすぎなのかな」「せっかく仲良くしてくれてるのに」って、自分の違和感を小さく扱っていました。子どもを通してつながった関係だからこそ、簡単に距離を取れない感じもあって、「卒園まではうまくやらなきゃ」って思い込んでいたんです。今振り返ると、あの頃の私は“相手の気持ち”を優先しすぎて、“自分の気持ち”を後回しにしていました。ここから、少しずつそのズレがしんどさに変わっていきました。

誘われるのは嬉しいのに、会う前から気が重くなっていた

最初は、ただの雑談でした。「今日は寒いね」とか「園の行事どうする?」みたいな、当たり障りのない話。そこから少しずつプライベートな話題が増えていって、「え、そこまで聞く?」と思うようなことも混ざるようになりました。本人は悪気がないのかもしれないし、距離が近いタイプなのかもしれない。でも私は、会話の途中で小さく構えてしまう感覚がありました。

それなのに、誘われると断りづらいんですよね。「断ったら感じ悪いかな」「子ども同士が気まずくなったらどうしよう」って、頭の中で勝手に最悪の未来を作ってしまう。だからニコニコしながら予定を合わせて、当日も笑顔で頑張る。だけど帰宅すると、どっと疲れてソファに沈む。

この“嬉しいはずなのに疲れる”って感覚、実は心のサインなんだと思います。自分のペースが守れていない、無理が積み重なっている、そんな合図。あの頃の私は、そのサインを「大したことない」と見ないふりしていました。でも、違和感って、無視するほど大きくなるんですよね。

「卒園までは我慢」って決めつけて、しんどさを自分の中に溜めていた

子どもを介した関係って、独特の難しさがあるなと思います。大人同士の付き合いなら「合わないな」と思ったらフェードアウトもしやすい。でも、子ども同士が仲良かったり、クラスが同じだったりすると、親の都合だけで距離を取るのが怖くなる。私もまさにそれでした。

「ここで関係を崩したら、子どもが困るかもしれない」
「園生活が気まずくなったらどうしよう」

そう考えると、しんどくても我慢する方が“正しい”気がしてきて、気づけば自分の気持ちを置き去りにしていました。

でも本当は、我慢って一時的にはラクでも、心の中に小さなストレスを貯金していく感じがあるんですよね。しかも、そのストレスは家の中で出やすい。私は子どもや夫に強く当たってしまうことがあって、「私、何やってるんだろう」って自己嫌悪になったこともありました。

今思うのは、しんどさを溜め込んでしまう人ほど、相手を責めたいわけじゃなくて、ただ“安心して付き合いたい”だけなんだと思います。だからこそ、我慢以外の方法を持つことが大事だったんだなと感じています。

聞かれたくないことを探られるたびに、心が縮こまっていった

一番しんどかったのは、収入や貯金額みたいな話を探られたときでした。雑談の流れでさらっと聞かれるんですけど、私にとってはかなり踏み込まれた感覚で、「なんでそこまで?」と内心ざわざわしていました。

ただ、その場で「それはちょっと…」って言えないんですよね。言い方を間違えたら空気が悪くなる気がして、笑って誤魔化したり、曖昧に返したりしてしまう。でも帰ってから、「なんで言えなかったんだろう」「私が弱いのかな」って、自分を責めてしまう。

さらにやっかいなのが、スマホが鳴るとドキッとすること。連絡が来るだけで緊張して、通園すら苦痛になる。こうなると、相手がどうこうよりも、私の中で“警戒スイッチ”が入りっぱなしになってしまうんです。

ここで大事なのは、「嫌だと感じた自分」を否定しないことだと思います。嫌だと思うのには理由があるし、境界線を守りたい気持ちも自然なもの。あの頃の私は、その自然な感覚を「大人なんだから我慢しなきゃ」と押し込めてしまっていました。だからこそ、次の段階で“自分の気持ちを言葉にする”ことが、大きな一歩になっていきます。

気づけば「我慢が当たり前」になっていた…小さなストレスが積み重なる日々

違和感を飲み込みながら付き合いを続けていると、だんだん“我慢すること”が普通になってきます。最初は「今日はちょっと疲れたな」くらいだったのに、次第に会う前から心が重い。誘われるたびに予定を確認する手が止まる。スマホの通知音だけでドキッとする。そんなふうに、生活のあちこちに小さな緊張が入り込んでいきました。

でも当時の私は、そのしんどさを誰にも言えませんでした。「ママ友関係ってこんなものなのかな」「私がうまくやれないだけかも」って、自分の感じ方を疑ってしまっていたからです。さらに厄介だったのは、“子どもを通した関係”という縛り。「角が立ったら子どもが困るかもしれない」と思うと、嫌な質問をされても笑って流すしかない気がしていました。

本当は、相手を責めたいわけじゃないんです。ただ、安心して関わりたいだけ。なのに我慢が続くと、心の余裕が削れて、家の中でイライラが出たり、自己嫌悪になったりする。そんな悪循環に、私もじわじわとはまっていきました。

「嫌だ」と言えない自分を責めて、さらに苦しくなっていった

しんどさが続くと、相手へのモヤモヤよりも先に「言えない私が悪いのかな」と自分を責める気持ちが強くなっていきます。私もまさにそうでした。聞かれたくないことを聞かれても、その場で止められない。話題を変えるのも苦手で、愛想笑いで乗り切ってしまう。帰り道に「なんであのとき言えなかったんだろう」と反省会が始まって、家に着く頃にはどっと疲れていました。

でも冷静に考えると、言えないのには理由があるんですよね。空気を悪くしたくない、関係を壊したくない、子どもの立場もある。そういう“守りたいもの”があるからこそ、言葉が出にくくなる。なのに当時の私は、その背景を見ずに「私が弱いからだ」と決めつけてしまっていました。

ここで大事なのは、「言えない=ダメ」ではないということ。むしろ言えないほど、あなたは周りを大事にしようとしている。優しい人ほど、境界線を引くのが苦手だったりします。だからこそ、責めるより先に「そりゃ言いづらいよね」と自分の気持ちに寄り添う視点が必要だったんだと思います。

子どもが絡むと余計に身動きが取れない…“関係を崩せない”プレッシャー

ママ友関係が難しいのは、当人同士だけの問題じゃなくて、子どもの世界とつながっているところですよね。もし距離を置いたら、子ども同士が気まずくなるかもしれない。遊ぶ約束が減ったら、子どもが寂しがるかもしれない。そんなふうに想像が膨らむと、たとえ自分がしんどくても「私が我慢すれば丸く収まる」と思ってしまう。私もそれを何度もやっていました。

ただ、ここで落とし穴があって。“我慢で保っている関係”って、心の負担が大きいんです。表面上はニコニコしていても、内側では緊張しっぱなし。そうすると、家に帰ってから疲れが爆発しやすくなる。私は子どもにきつく言ってしまったり、夫に当たってしまったりして、「本当はこんなふうにしたくないのに」と落ち込むことがありました。

子どもを守りたい気持ちは大切。でも、親がずっと無理をしていたら、結局しんどさが生活全体に広がってしまいます。だから「子どものために我慢」だけが正解じゃない。親自身の心の安心も、同じくらい大事にしていい。承の段階では、そのことにまだ気づけていなかったのが正直なところです。

スマホが鳴るだけで不安に…日常にまで影響が出ていたサイン

一番わかりやすい変化は、体が先に反応するようになったことでした。例えば、スマホに通知が来るとドキッとする。メッセージを開く前から心拍が上がる。返信を考えるだけで疲れる。これって、「気にしすぎ」ではなくて、もう心が限界に近づいているサインなんだと思います。

さらに、通園が苦痛になりました。園の門の前で会うかもしれないと思うだけで緊張する。視線を探してしまう。会ったら会ったで、また話題を合わせなきゃいけない気がする。こういう状態になると、日常の中で“安心できる時間”が減ってしまうんですよね。

当時の私は、ここまで来てもまだ「私がうまく付き合えばいい」と思っていました。でも今振り返ると、あれは完全に“無理を続けた結果”でした。大きなトラブルがあるわけじゃないのに、じわじわ消耗していくタイプのストレス。だから気づきにくいし、周りにも伝わりにくい。

もしこの記事を読んでいる人の中に、「連絡が来るだけで憂うつ」「会う前から疲れる」という感覚があるなら、それは心が出している大事なサインかもしれません。ここから先、私がどうやって“我慢以外の選択肢”に気づいていったのか、次で書いていきます。

「話したくないことは、話さなくていい」友人のひと言で景色が変わった

しんどさが限界に近づいていた頃、私は思い切って高校時代の友人に相談しました。園のママ友には話しにくいし、家族にも説明が難しくて、ずっと一人で抱えていたんです。でも、誰かに聞いてもらいたい気持ちが溜まりすぎて、「ちょっと聞いてほしい」と連絡しました。

そこで返ってきたのが、「話したくないことは、きちんと伝えたらいいんじゃない?」というシンプルな言葉でした。正直、その瞬間は驚きました。私の中では“我慢するしかない”が当たり前になっていたので、別の選択肢があるなんて思っていなかったからです。

友人は、相手を悪く言うでもなく、私を責めるでもなく、「あなたはどう感じたの?」と落ち着いて聞いてくれました。その時間が、私にとってはすごく救いでした。否定されない場で言葉にしていくうちに、「私は本当は距離を取りたいんだ」「怖いのは関係が壊れることじゃなく、嫌な気持ちを抱え続けることだ」と、自分の本音が見えてきたんです。ここが私の転機でした。

相談して初めて気づいた「私はずっと自分の気持ちを置き去りにしてた」

友人に話し始めたとき、最初はうまく言葉になりませんでした。「嫌な人ってわけじゃないんだけど…」「でもなんか疲れて…」みたいに、曖昧な表現ばかり。たぶん私は、相手を悪者にしたくなかったし、自分がわがままに見えるのも怖かったんだと思います。

でも友人が「うんうん、それで?」と急がせずに聞いてくれたことで、少しずつ心がほどけていきました。話しているうちに気づいたのは、私が“嫌だ”と思う瞬間を何度もスルーしてきたこと。収入や貯金を探られたときも、戸惑いながら笑ってしまった。連絡が来てドキッとしたときも、「私が気にしすぎ」と片づけた。

こうやって振り返ると、私はずっと「相手がどう思うか」を優先して、「私はどう感じるか」を後回しにしていたんですよね。友人の“否定しない聞き方”があったからこそ、その事実を責めることなく受け止められました。気づけた瞬間、「私の気持ちを大事にしてもいいんだ」と、少し肩の力が抜けたのを覚えています。

「環境は変えられないけど、自分の行動は変えられる」と腹落ちした

ママ友の性格や距離感って、こちらがコントロールできるものじゃないですよね。相手は相手のペースがあるし、もしかしたら“近い距離が当たり前”な文化で生きてきた人かもしれない。だからこそ私はずっと、「相手が変わらないなら、私が我慢するしかない」と思っていました。

でも友人の言葉を聞いてから、見方が変わりました。「相手を変える」じゃなくて、「自分の行動を選ぶ」という発想です。例えば、嫌な質問をされたときに全部答えなくてもいい。笑って誤魔化す以外にも、話題を変える、言葉を濁す、“それはちょっと内緒で”と軽く線を引く。こういう小さな選択肢って、意外とあるんですよね。

「言う=関係が壊れる」と思い込んでいたけど、実際は“言い方”や“タイミング”で、関係を守りながら自分も守れることがある。ここが腹落ちしたとき、私の中で「我慢しかない」から「できることがある」に変わりました。環境がそのままでも、心の状態は変えられる。そう思えたことが、次の一歩につながっていきました。

否定されずに聞いてもらえた経験が、「伝えてみよう」の勇気になった

相談の時間で一番大きかったのは、友人が“結論を急がない”でいてくれたことでした。「こうしなよ」と押しつけるのではなく、「それは嫌だったよね」「怖くなるのも自然だよ」と受け止めながら聞いてくれる。私はその安心感の中で、初めて自分の本音をちゃんと認められた気がします。

人って、不思議ですよね。自分の気持ちが整理できていないときほど、相手に伝えるのって難しい。でも、誰かに丁寧に聞いてもらうと、心の中が少しずつ言語化されて、「私はこうしたい」が見えてくる。私の場合、それが「嫌な質問には答えたくない」「無理して会うのはやめたい」でした。

そしてもう一つ大事だったのは、“悩んでいる環境とは別の人”に話したこと。園の世界の中にいると、どうしても常識が固まりやすいんですよね。「波風立てないのが大人」「付き合いは大事」みたいに。でも外の友人は、その前提をいったん外して見てくれる。だから新しい視点が入ってくる。

この経験が、「少しずつでも伝えてみよう」という勇気になりました。次では、実際に私がどう伝えて、関係がどう変わっていったのかを書いていきます。

少しずつ気持ちを伝えたら、関係は意外と壊れなかった

「言ったら気まずくなるかも」「嫌われるかも」って怖さがあると、気持ちを伝えるのはすごく勇気がいりますよね。私も、正直ドキドキしながらでした。でも、友人に話を聞いてもらって「自分の気持ちを大事にしていい」と思えたことで、少しずつ試してみようと思えたんです。大げさに宣言するんじゃなくて、まずは小さく、やわらかく。自分を守るための“線引き”を、ちょっとずつ言葉にしていきました。

結果として驚いたのは、関係が壊れるどころか、相手が私の雰囲気を察してくれたことでした。嫌な質問は減り、会う前の緊張も少しずつ薄れていきました。もちろん、何でもうまくいったわけじゃないし、今も「相手に嫌な思いをさせてないかな」と気になることはあります。でも、少なくとも「我慢しかない」と思っていた頃より、ずっとラクになったのは確かです。

“溜め込まずに少しずつ伝える”って、相手を攻撃するためじゃなく、自分の心を守りながら関係を続けるための方法なんだなと、今は感じています。

いきなり言い返さない。「小さな線引き」から始めたのがよかった

私が最初にやったのは、強い言い方でストップをかけることではありませんでした。そこまで言うと自分も緊張してしまうし、相手もびっくりするかもしれない。だから、まずは“軽く”“短く”“逃げ道を残す”ような言い方を意識しました。

たとえば、収入の話になりそうなときは、「お金の話はちょっと苦手で…」と笑いながら言ってみる。貯金を聞かれたら、「そこは秘密にしておくね」とさらっと流す。話題を変えたいときは、「そういえばさ〜」と別の話を出す。

こういう小さな線引きって、最初は「こんなのでいいのかな?」って不安になるんです。でも、やってみると意外と相手も引いてくれることがあります。私の場合も、最初の一言が言えたことで、次の一言が言いやすくなっていきました。

大事なのは、“完璧に伝える”じゃなくて、“伝えない状態から一歩進む”こと。いきなり100点を目指すと苦しくなるけど、10点でも20点でも、自分のための表現ができると心が少し落ち着く。私はそれを体感して、「伝えるって怖いだけじゃないんだ」と思えるようになりました。

相手を変えようとしないで、「私はこうしたい」に集中したらラクになった

以前の私は、「なんでそんなこと聞くの?」「普通は聞かないよね?」って、心の中で相手にツッコミを入れていました。もちろんそれも自然な感情なんだけど、そこで相手を変えようとすると、余計に疲れるんですよね。相手の性格や価値観はコントロールできないから。

だから途中からは、意識を変えました。「相手がどうか」より「私はどうしたいか」。嫌な質問が出たら、“答えない”を選ぶ。会いたくない日は、“無理して会わない”を選ぶ。話題がしんどいなら、“話題を変える”を選ぶ。

これって冷たくすることじゃなくて、自分の心の健康を守ることだと思います。関係を続けるためにも、無理しすぎないことって大事なんですよね。私も、会う回数を減らしたり、短時間で切り上げたり、少しずつ“自分のペース”を取り戻していきました。

不思議なもので、私が落ち着いて線引きできるようになると、相手との時間も以前ほど消耗しなくなりました。たぶん私の中の緊張が減ったことで、空気が変わったんだと思います。相手を責めるより、「私はこうしたい」に集中する。これは、人間関係全般で使える考え方だなと感じています。

子どもの関係は崩れなかった。むしろ親がラクになると家の空気が変わった

一番怖かったのは、「距離を取ったら子ども同士の関係が壊れるかもしれない」という不安でした。でも実際は、想像していたようなことは起きませんでした。子どもは子どもで、園で普通に遊ぶし、親同士がベッタリじゃなくても関係は続く。もちろん状況によるとは思いますが、少なくとも私の場合は、“親が無理して仲良くする”ことが必須ではなかったんです。

それに、私がラクになったことで家の空気も変わりました。以前は、園から帰ってきた後にどっと疲れて、子どもにきつく言ってしまうことがありました。でも、会う前の緊張が減って、モヤモヤを溜め込みにくくなったら、イライラが減ったんですよね。結果として、子どもにも優しく接しやすくなりました。

今でも「相手に嫌な思いをさせてないかな」と気になることはあります。だけど、相手を傷つけないために自分が壊れてしまったら本末転倒。大切なのは、相手を攻撃することじゃなくて、“自分の気持ちを丁寧に扱うこと”だと思います。

もし同じようにママ友関係でしんどさを抱えている人がいたら、まずは小さくでいいので、自分の気持ちを言葉にしてみてください。溜め込まず、少しずつ開示することも、関係を守る一つの方法になるかもしれません。

読者へのメッセージ

読者へのメッセージとして最後に伝えたいのは、「我慢できるかどうか」よりも、「本当はどう感じているか」を大事にしていい、ということです。ママ友との距離感って、正解がないぶん、余計にしんどくなりますよね。相手を悪者にしたくないし、子どものこともあるし、波風も立てたくない。だからこそ、気づいたら自分の気持ちだけ置き去りになっていた…という人も多いと思います。

もし今、「モヤモヤするけど言えない」「断ったら関係が壊れそうで怖い」「誰にも話せないまま抱えている」そんな状態なら、まずは“気持ちを言葉にする練習”からで大丈夫です。いきなり相手に伝えなくてもOK。自分の中で「私はこう感じた」「本当はこうしたい」と整理できるだけでも、心は少し軽くなります。

そして、身近な人に相談しづらい時は、第三者に話すのも一つの方法です。傾聴ラウンジ「ここより」では、アドバイスで急かすのではなく、あなたの気持ちを否定せずに丁寧に聴きながら、今のしんどさを整理するお手伝いをしています。「こんなこと相談していいのかな?」と思うような内容ほど、言葉にできるとラクになることがあります。

溜め込んで限界になる前に、まずは小さく話してみる。
それが、あなた自身を守る一歩になるかもしれません。

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