電話カウンセリングのリ・ハートご相談者様の傾向と特徴
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない
【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。
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目次
ご相談者様共通の性格特性・気質
電話カウンセリングのリ・ハートをご利用頂いているご相談者様は、様々な問題を抱えた状態で電話カウンセリングを希望されますが、その根底にあるものは「生きにくさ」です。そして、「生きにくさ」を感じる最も大きな要因は性格特性・気質です。
ではどういった性格特性・気質を持っているのか?それはHSP(Highly Sensitive Person)です。HSPは簡単に日本語訳すると「繊細な人」となり、障害や病気ではありません。人よりも多くの刺激を受けやすく、多くの刺激を受けるという状況を考えただけでも疲れやすい環境に身を置いているということが分かります。
こういった方は、まずは自分自身がHSPの性格特性・気質を持っていることを認識し、受け入れることが大切になります。そして、受け入れた上でどのように付き合っていくかを考えていく必要があります。電話カウンセリングのリ・ハートでは、多くの方にHSPの性格特性・気質を持っていることを認識頂き、受け入れたり付き合い方を考えていくサポートを行っています。まずは「生きにくさ」を感じている状況があれば、一度ご利用ください。
以下に10のチェック項目を記しましたので、自分がいくつ該当するかをご確認ください。5つ以上該当すると、HSPの性格特性・気質を持っている可能性が高いです。
1.他人の気持ちに非常に敏感
他人の感情や気分を敏感に感じ取りやすいと感じますか?
2.刺激に圧倒されやすい
騒音や明るい光、強い匂いなどに圧倒されやすいですか?
3.短時間で疲労感を感じやすい
多くのことを一度にこなすと、すぐに疲れてしまいますか?
4.深く考える傾向がある
物事を深く考えたり、熟考したりする時間が多いですか?
5.豊かな想像力と感情表現
感情や想像力が豊かで、芸術や自然に強い感動を覚えることが多いですか?
6.急な変化に弱い
環境や計画の急な変化に対応するのが難しいと感じますか?
7.他人の批判に敏感
他人からの批判や否定的な意見に強く影響されやすいですか?
8.強い共感力
他人の痛みや悲しみを自分のことのように感じることが多いですか?
9.集団の中で疲れやすい
多くの人が集まる場所で、すぐに疲れを感じたりストレスを感じたりしますか?
10.細かいことに気づきやすい
細かい音や些細な変化など、他人が気づかないようなことに気づくことが多いですか?
ご相談ケースとして最も多い不安障害
上記のHSPの性格特性・気質を持っている状態で、様々な症状を発症しているご相談者様がいます。その中で多いのが不安障害です。
不安障害とは、日常生活に支障をきたすほど強い不安や恐怖を感じる精神的な状態のことを指します。この障害は、過度な心配や緊張感、パニック発作、恐怖症など、さまざまな形で現れることがあります。通常の不安とは異なり、不安障害の症状は長期間続き、本人がコントロールできないことが多いです。
不安障害にはいくつかのタイプがあります。たとえば、パニック障害では突然の強い恐怖感や不安が襲い、息切れや心拍数の増加といった身体的症状が現れます。社交不安障害では、人前での発表や社交的な場面で強い不安を感じることが特徴です。全般性不安障害では、日常的なことに対して過剰に心配する傾向があります。
こういった不安障害に対してもご相談者様ご自身の性格特性・気質を理解し受け入れることが最も重要なことになります。そして、その性格特性・気質をを見つめ直していくと、姿を現すのがHSPなのです。自分自身の性格特性・気質を見つめ直し、受け入れることができるだけで、「生きにくさ」が大きく改善し、不安障害と上手く付き合っていくベースを構築することができます。
【不安障害チェックリスト】
1.過度な心配や不安が長期間続く
日常の出来事や未来について、過剰に心配し続けることが多い。
2.集中力の低下
不安や心配が原因で、集中力が低下し、仕事や学業に影響を与えていると感じる。
3.疲労感が強い
不安やストレスからくる慢性的な疲労感を感じることが多い。
4.イライラしやすい
些細なことでイライラし、怒りやすくなっている。
5.筋肉の緊張や身体のこわばり
不安を感じると、肩こりや頭痛など、身体に緊張が現れることが多い。
6.不眠や睡眠の質の低下
不安から寝付きが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることが増えた。
7.消化器系の問題
不安によって胃痛や下痢、便秘などの消化器系の問題が頻繁に起こる。
8.過呼吸や息苦しさ
不安やパニック時に、息苦しさや過呼吸を感じることがある。
9.社会的状況を避けたくなる
人との接触や社交の場に出ることが不安で、避けがちになる。
10.極端な先送り
やらなければならないことを、不安から先送りにすることが多く、結果的にさらに不安が増す。
ご相談ケースの内容に含まれていることが多い依存症
依存症とは、特定の行動や物質に対して強い欲求や必要性を感じ、その行為や物質を繰り返し使用することで、日常生活や健康に悪影響を及ぼしている状態を指します。依存症には、物質依存と行動依存の2つのタイプがあります。
1.物質依存: アルコール、薬物、ニコチンなどの物質に対する依存症です。これらの物質を摂取することで一時的な快楽や安心感を得る一方、身体や精神に深刻なダメージを与える可能性があります。物質依存は、身体的な禁断症状を引き起こすことが多く、依存者がその物質を止めるのは非常に困難です。
2.行動依存: ギャンブル、インターネット、ゲーム、買い物、さらには食事など、特定の行動に対する依存症です。これらの行動を行うことで快感や達成感を得るものの、制御が効かなくなり、社会生活や人間関係に悪影響を及ぼすことがあります。
依存症は単なる「悪い習慣」とは異なり、治療が必要な病的な状態です。依存症が進行すると、自分の意思では制御できなくなり、専門的な治療やカウンセリングが求められることが多いです。この依存症には様々な要因がありますが、性格特性・気質にはやはりHSPがあります。その根底を見つめ直し受け入れていくことで、依存症との向き合い方が見えてきます。
【依存症チェックリスト】
1.使用・行動をやめることができない
依存の対象をコントロールしようとしても、やめることができない。
2.使用・行動の頻度や量が増加する
満足感を得るために、より多くの時間やお金を使うようになる。
3.依存の対象に関する考えが頭から離れない
常にそのことを考えたり、次にいつそれをするかを計画したりしている。
4.周囲からの注意や批判を受けても続けてしまう
家族や友人から心配されたり、指摘されたりしても、行動をやめられない。
5.依存の対象が日常生活に悪影響を及ぼしている
仕事、学校、家族関係などに支障が出ているにもかかわらず、やめられない。
6.以前楽しんでいたことへの興味が薄れる
依存の対象以外の趣味や活動に対する興味が失われる。
7.離脱症状が現れる
依存の対象をやめた際に、イライラ、不安、震え、落ち着かないなどの症状が現れる。
8.秘密にする傾向がある
依存の対象について他人に嘘をついたり、隠したりすることが増える。
9.経済的な問題が発生する
依存の対象にお金を使いすぎ、借金が増えたり、生活費が圧迫されることがある。
10.依存の対象を正当化する
「ストレス解消だから」「他の人もやっているから」などの理由で、自分の行動を正当化することが多い。