「話すのが苦手な人ほど安心できる、冷静に寄り添うタイプ」 よりびと006 浅野 好子

今回は、私が「よりびと」としてどんなタイプなのかを、実際の関わり方の雰囲気と一緒に紹介します。
よりびとにはいろんなスタイルがありますが、私は“穏やかな流れで冷静にあなたに寄り添うタイプ”です。相手の不安を助長しないよう、否定せず、包み込むようにサポートすることを大切にしています。
会話に詰まっても場の雰囲気を壊さないよう、決して促したりせず沈黙も心地よくなっていただけるような関わり方をします。聞いて欲しいこと、吐き出したいことをそのまま受け止めるのが私のスタイルです。

投稿者プロフィール

- よりびと
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■待機時間:18時~23時(シフト制)
※シフトは2週間単位で掲載します
■年齢:40代
■ キャッチコピー:場の雰囲気を大切にします
■ 得意なテーマ
– 誰にも言えない話の受け止め
■ 聴き方・スタイル
– 急かさず、ご自身のペースを大切に聴きます
■ 経験
– 看護師として約20年実務するなかで、子どもから高齢者まで疾患を問わず様々な方と関わらせていただきました。
– 精神疾患を抱える患者様との関わりは、いかに対話することが大切かということを実感しました。
– 国際結婚をし、海外に住んでいた経験もあります。
– 語学学校で多国籍に色々な国の方と出会い視野も広がりました。
■ 大切にしていること
– どんなお話も否定せずゆっくり聴くこと
■ 人柄・ユニークポイント
– 好きなもの:料理 海外旅行
– よく言われる性格:落ち着いている 咄嗟のことに動じない冷静さ 機転が効く
– ちょっとしたこだわり:ハマると収集癖があります
– 聴き手としての密かな強み:安心感を与えること
■ メッセージ
どんな些細なお話でも大丈夫です。言葉に詰まっても、沈黙も苦しくないような雰囲気作りを心がけます。
お気軽にお話しくださいね。
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目次
1.タイプの特徴
私のタイプを一言で表すと、「冷静に相手に気を遣わせないよう関わるタイプ」。
話すテーマが無くても途中で話しに詰まっても焦らせることなくじっくり傾聴します。
声のトーンはクールで穏やかです。
一見冷たく思われがちですが、ゆっくり、じっくり、丁寧に寄り添いながら聴くのが特徴です。
説明が苦手な方や、気持ちがまとまらない人ほど、私のタイプと相性が良いと感じています。
2.タイプが発揮された場面
例えば、仕事がうまくいかない、職場の人間関係に悩む若い女性が相談に来られました。
仕事の悩み、人間関係がうまくいかない、退職したいなど様々な思いを話してくれました。
15分ほど話した後に今の生活に希望が見出せない…と話に詰まってしまいました。
私はその時、
大丈夫ですよ。ご自身のペースでお話しください。
とだけ伝え、その場を共有しました。
3.どんな関わり方をしたか
彼女が話し終え少し呼吸を整えたタイミングで、「今一番お辛いことはどんなことですか?」とそっと問いかけました。
押し付けようとせず、会話を引き出そうと圧迫感を与えず、あくまで彼女のペースに合わせた質問です。
その後、「業務ができない自分が悔しい。成長し続けている同期たちが羨ましい」とか細い声で話してくれました。
その気持ちに丁寧に寄り添いながら、「それは本当に苦しかったですね」と感情を受け止めていきました。
4.相手に起きた変化
20分ほど経過した頃、少し落ち着かれたようで、声色にも張りが戻りました。
また「友人や知り合いには恥ずかしくて話しづらいことをこちらで話せて聞いてくれたことが嬉しかった。弱い自分を曝け出すことが怖かったけれど、吐き出すことで楽になった」
と言ってくれ、その声はさらにしっかりとしたものでした。
冷静に寄り添うタイプの良さは、相手の羞恥心や申し訳なさを取り除きながら回復していく力。
お手伝いすることができることだと改めて実感した瞬間でした。
5.なぜこのタイプになったのか(背景)
私は幼い頃から友人に頼られることが多く、話を聴く側になることが多くありました。
もちろん私自身も過去辛い経験があった際は友人を頼ることもありましたが、普段聴き役が多いため弱い自分が恥ずかしく感じていたり、それを見せることを情けなく感じることもありました。
それでもやはり聞いてもらいたいという気持ちが大きくなった時は、いつも相談しやすい相手として冷静な友人を選択していました。
茶化されたり軽い受け止め方をされると、もう話すのをやめようかなと思ってしまうためです。
こういった経験から、落ち着いて話せる環境が必要だと感じており、私も落ち着いて話せる場を提供できる人間でありたいと思っています。
また、人の表情や呼吸の変化に敏感な性質も、冷静に寄り添うタイプを形成する大きな要素です。
6.読者へのメッセージ
もしあなたが「うまく話せない」「説明が苦手」「気持ちをどう言葉にしていいか分からない」と感じていても、本当に大丈夫です。
感情的になっても、ゆっくり、じっくり冷静に受け止めます。どうぞお気軽にお声掛けくださいね。


