浮気されたショックで「自分には価値がない」と思ってしまった私が、自己否定から抜け出すまで【体験談】

まさか自分が、こんな気持ちになるなんて思ってもいませんでした。
パートナーの浮気がわかった瞬間、頭が真っ白になって、現実なのかどうかも分からなくなったのを今でも覚えています。
怒りや悲しみよりも、最初に押し寄せてきたのは
「私って、そんなにダメだったのかな?」
という、理由の分からない自己否定でした。
信じていた相手に裏切られたはずなのに、なぜか責めているのは自分。
鏡を見るたびに、自分の存在価値まで揺らいでしまうような感覚がありました。
この記事では、そんなふうに
「浮気された=自分には価値がない」
と思い込んでしまった私自身の体験と、そこから少しずつ気持ちが変わっていった過程を、正直に書いています。
今、同じように心がボロボロで、
誰にも言えない気持ちを抱えている人がいたら、
「ひとりじゃないよ」と、そっと伝えられたら嬉しいです。


投稿者プロフィール

- よりびと
-
■待機時間:10時~19時(土日祝を含む週5日程度のシフト制)
※シフトは2週間単位で掲載します
■年齢:20代後半
■ キャッチコピー:あなたの心の声をそのまま受け止める、安心の止まり木です。
■ 得意なテーマ
– もやもやしている気持ちの整理
– 誰にも言えない話の受け止め
– 人間関係の悩み・恋愛相談
– とにかく話を聴いてほしいとき
– 感情の吐き出し
■ 聴き方・スタイル
– 話す準備ができるまでじっくりと待ちます。
– 言葉の裏にある感情を丁寧に拾い上げます。
– 否定的な判断を挟まず、お話を丸ごと受け入れます。
– 解決策は求められるまで出しません。聴くことに徹します。
■ 経験
– 臨床心理学を学び、人格特性やストレスの対処法について研究していました。
– 認定心理士、証券外務員1種、FP等の資格を持ち、専門的な知識でサポートします。
– オンライン上の相談サービスで年齢や性別、国籍を問わず様々な相談を受けました。
– 守秘義務を徹底し、年間40件以上の相談を継続的に担当していました。
■ 大切にしていること
– 否定ゼロ。あなたの全てを受け入れます。
– 話したくないことは無理に聞きません。
– 対等な立場で傾聴します。
– 泣いても沈黙してもOK。決して急かしません。
■ 人柄・ユニークポイント
– 好きなもの:音楽 / ゲーム / ラーメン / 犬・猫
– よく言われる性格:温かみがある / 話しやすい / 誠実
– ちょっとしたこだわり:旅行先の地域で一番おいしいラーメンを探しています。
– 聴き手としての密かな強み:言葉の温度から、微細な感情の変化を読み取ります。
■ メッセージ
感情が溢れたり、話が前後しても気にしないでください。あなたの伝えたい気持ちを丁寧に見つけ出します。まずは気持ちの全てを預けて、心をそっと休ませてあげましょう。
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目次
- ○ 浮気がわかった日、「私には価値がない」って決めつけてしまった
- ・証拠を見つけた瞬間、現実感がなくなっていった
- ・「私がもっと良い人なら…」と、完璧主義が暴走した
- ・夜が怖い、不眠、吐き気…「心の痛み」が体に出てきた
- ○ 「許したいのに許せない」気持ちがぐちゃぐちゃになって、毎日が消耗戦になった
- ・「普通なら別れるよね?」が刺さって、さらに孤独になった
- ・安心したくて確認するのに、確認するほど不安が増えるループ
- ・「頑張って良い恋人になれば戻れる」と思って、自分が空っぽになった
- ○ 「前を向かなきゃ」をやめたら、心が少し息をしはじめた
- ・やっと出てきた本音は、きれいじゃなくて当たり前だった
- ・「私の価値=相手の評価」をやめる練習をした
- ・距離を置いたことで、初めて「心地よさ」を基準にできた
- ○ 傷は消えなくても大丈夫。自分の価値は、自分の手に戻ってきた
- ・「思い出しても崩れない」日が、少しずつ増えていった
- ・「自分を大事にしない人」から距離を取るのは、冷たいことじゃなかった
- ・同じ痛みの人に伝えたいのは、「あなたの価値は減ってない」ってこと
- ○ 読者へのメッセージ
浮気がわかった日、「私には価値がない」って決めつけてしまった
あの日のこと、いま思い出しても不思議なくらい“音”が消えた感じがします。
パートナーの浮気が発覚した瞬間って、ドラマみたいに泣き崩れる…というより、まず頭が真っ白になりませんか。私はまさにそれでした。
そして、いちばん驚いたのはここからで。
裏切られたのは私なのに、なぜか責め始めたのも私でした。
「私が完璧じゃなかったから?」「私の魅力が足りなかったから?」って、答えのないクイズを延々と解き続けるみたいに。
さらに厄介なのが、“日常は進む”こと。
仕事も家事も予定もあるのに、心だけが置いていかれて、スマホを見るだけで胃がキュッとなる。
夜が近づくと「また考えちゃう…」って怖くなる。
それでも平気なフリをして、いつも通りを頑張ろうとしちゃうんですよね。
ここでは、私が「浮気された=私には価値がない」って短絡的に結論づけて、どんどん自己否定に飲み込まれていった最初の頃の話をします。
重たい話にしすぎたくないので、当時の“あるある”も交えながら、ゆるっと正直に書いていきますね。
証拠を見つけた瞬間、現実感がなくなっていった
最初に違和感があったとき、私は「気のせいかも」で片づけようとしていました。
だって、信じていたかったし、疑う自分になりたくなかったから。
でも、ふとしたタイミングで見つけてしまうんですよね。
通知の切れ端とか、会話の矛盾とか、妙に増えた外出とか。
そして決定打みたいなものを見た瞬間、心の中で何かが“ガラガラ”と崩れました。
ここでやっかいなのが、涙より先に「え、これ夢?」が来ること。
怒っていいはずなのに、身体が固まって動けない。
相手の顔を見ても、言葉が入ってこない。
なのに、頭の中だけが高速回転して、「いつから?」「誰?」「私のどこがダメだった?」って、止まらない。
その後の私は、ふつうの生活をしているつもりなのに、ずっと心ここにあらずでした。
ごはんを作っていても味が分からないし、笑っていても笑えてない。
「いつも通り」を保とうとすればするほど、心が追いつかなくて疲れていきました。
もし今、同じように現実感がなくてフワフワしている人がいたら。
それ、弱いからじゃなくて、心がびっくりしすぎて“安全モード”に入ってるだけかもしれません。
まずは「そりゃそうなるよね」って、自分に言ってあげてほしいです。
「私がもっと良い人なら…」と、完璧主義が暴走した
浮気された直後の私が一番ハマったのは、反省会という名の自己攻撃でした。
相手が悪いのに、なぜか私は「改善点探し」を始めてしまって。
「もっと優しくできたかも」
「もっと可愛くいられたかも」
「もっと空気を読めたかも」
…いやいや、何のオーディション?って今なら思うんですけど、そのときは本気でした。
そして、相手が「もうしない」「ごめん」と言うほどに、逆に苦しくなるんですよね。
だって“次こそは失敗できない”みたいな気持ちになるから。
再構築するなら私が頑張らなきゃ、私が許さなきゃ、私が笑ってあげなきゃ…って、勝手に背負ってしまう。
でも実際は、頑張れば頑張るほど、心のどこかで「なんで私だけ?」が膨らんでいきました。
怒りも悲しみも置き去りにして“良い人”を演じていると、感情は消えるどころか、あとで倍になって戻ってくるんですよね。
この時期の私は、選ばれるために自分を削っていました。
本当は「怖い」「悔しい」「無理」って言いたいのに、言ったら嫌われる気がして飲み込む。
その結果、いちばん嫌っていたはずの「自分を大切にしない扱い」を、私が私にやってしまっていました。
重く言うと反省会ですが、もっと軽く言うなら“脳内ダメ出し大会”です。
もし同じ大会が開催されているなら、いったん閉会して大丈夫。
今必要なのは改善点じゃなくて、傷ついた自分の保護かもしれません。
夜が怖い、不眠、吐き気…「心の痛み」が体に出てきた
気持ちがしんどいときって、案外いちばん正直なのは体だったりします。
私の場合、まず食欲が落ちました。食べても味がしない。
それから眠れない。寝たと思ったら悪夢で起きる。
夜が近づくだけで「また考えちゃう…」って、胃がキュッとなる。
あと、地味にしんどかったのが“急に涙が出る”こと。
電車の中とか、歯磨き中とか、どうでもいいタイミングで突然きて、自分でもびっくりするんですよね。
「こんなところで泣かないで」って自分に言って、さらに苦しくなるというループ。
当時の私は、浮気の証拠を探しては見つけて、見つけては崩れて…を繰り返していました。
探りたくないのに探ってしまう。
知りたくないのに知ってしまう。
そして見つけたあとに「私の代わりなんていくらでもいる」って、また自分を突き落とす。
でも今思うのは、あれは“弱さ”じゃなくて、心が必死に状況を理解しようとしていただけだったんだろうな、ということです。
納得できないことが起きると、人は答えを探します。
その答えが「自分が悪い」だと、いったん筋が通った気がしてしまうから余計に危ない。
もし今、体に症状が出ているなら、まずは生活のハードルを下げてOKです。
温かい飲み物を一杯飲む。
布団に入って目を閉じるだけでも合格にする。
“ちゃんと回復”じゃなくて、“ちょっと楽になる”を積み重ねる感じ。
その小ささが、あとでちゃんと効いてきます。
「許したいのに許せない」気持ちがぐちゃぐちゃになって、毎日が消耗戦になった
浮気が発覚して少し時間が経つと、次にくるのは“気持ちの揺れ”でした。
怒っていいのに、情もある。別れたいのに、ひとりになるのが怖い。信じたいのに、疑ってしまう。
この矛盾がずっと同時に存在して、心の中がぐちゃぐちゃのまま止まらなくなるんです。
相手が謝れば謝るほど、「じゃあ私が受け止めなきゃ」みたいな気持ちも出てくる。
でも、ちょっとした言動でフラッシュバックして、また怒りと不安がぶり返す。
そのたびに「私って器が小さいのかな」「前向きになれない私はダメなのかな」って、自分にダメ出ししてしまっていました。
しかも、安心したくて確認したいのに、確認するほど新しい不安が増える。
スマホの通知、帰宅時間、機嫌、言い回し。
“疑う材料”って、探そうと思えばいくらでも見つかるんですよね。
気づけば私は、恋人と向き合っているというより、「不安」と同棲しているみたいになっていました。
ここでは、浮気発覚のショックが“日常の消耗戦”に変わっていった頃の話をします。
いちばんしんどいのは、相手よりも「自分の心」に振り回されることだったりします。
だからこそ、「こんな自分おかしいのかな?」って思っている人に、少しでも安心を渡せたら嬉しいです。
「普通なら別れるよね?」が刺さって、さらに孤独になった
浮気の話って、相談しづらいんですよね。
身近な人に言ったら言ったで、相手を悪者にするしかなくなる感じもあるし、何より「自分が選ばれなかった」みたいで恥ずかしい気持ちも出てくる。
やっとの思いで話しても、返ってくる言葉が
「え、普通は別れるでしょ」
だったりすると、心がズドンと落ちます。
それ、正論っぽいけど、当事者の心にはなかなかキツい。
だって、別れる・別れないって、単純な二択じゃないんです。
好きだった時間も、思い出も、生活も、未来の予定も、ぜんぶ絡んでくる。
それに、裏切られた直後って自己肯定感が地面にめり込んでるから、「別れたら終わりだ」みたいに感じることもある。
私も「こんな状態で別れたら、もう誰とも付き合えないんじゃないか」って本気で思っていました。
今なら笑えるけど、当時は笑えないくらいリアルだったんです。
だからこそ、軽く背中を押されるほど、逆に自分を責めてしまう。
「決められない私が弱いんだ」って。
もしあなたが今、周りの言葉でさらに苦しくなっているなら、覚えていてほしいです。
誰かの“普通”は、あなたの心の回復速度とは別物。
あなたの気持ちが追いついていないなら、それが今の正直な状態です。
まずは「決められないほど傷ついてるんだな」って認めるだけでも、ちょっと楽になります。
安心したくて確認するのに、確認するほど不安が増えるループ
この時期の私は、とにかく安心したかったんだと思います。
だから、相手の言葉を信じたい。
でも同時に、「また嘘だったらどうしよう」も強い。
その結果、確認行動が増えていきました。
帰宅時間が少し遅いだけでザワつく。
スマホを伏せて置いただけで胸がザワつく。
ちょっと優しい言葉を言われても、「罪悪感で言ってるだけ?」って疑ってしまう。
頭では「考えすぎ」と分かってるのに、体が先に反応してしまう感じ。
そして、確認して何もなければ一瞬落ち着くんですよ。
でもその落ち着きが、長く続かない。
また次の疑いが出てきて、また確認して…の繰り返し。
安心を買うために行動しているのに、結果的に不安に課金してるみたいでした。
ここでさらにしんどいのが、「疑う自分が嫌」って気持ち。
私はもともと、疑い深いタイプじゃありませんでした。
なのに、疑ってしまう自分が出てきて、「私ってこんな人だったっけ?」って自己嫌悪する。
でも、疑いたくて疑ってるわけじゃないんですよね。
一度信頼が壊れたら、心が“警戒モード”に入るのは自然な反応です。
大事なのは、確認をゼロにすることよりも、
「私は今、安心が足りないんだな」
って自分で気づいてあげること。
そのうえで、安心の作り方を“相手だけに依存しない形”に少しずつ広げていく。
それが、後半の回復につながっていきました。
「頑張って良い恋人になれば戻れる」と思って、自分が空っぽになった
浮気された側って、なぜか「取り戻さなきゃ」って焦ることがあります。
私もそうでした。
相手が離れていかないように、機嫌を取ったり、明るく振る舞ったり、以前より“良い恋人”になろうとしたり。
でも、これってじわじわ効いてくるんです。
だって、自分の悲しみや怒りを押し込めたまま「笑顔」だけ増やすから。
心が置き去りのまま、表情だけ前向きにしていく感じ。
私は当時、「許したい」と「許せない」がずっと同居していました。
許したいのは、関係を壊したくないから。
許せないのは、傷が生々しいから。
この状態で無理に“優しい私”を続けると、心がどんどんすり減っていきます。
そして、ふとした瞬間に爆発する。
ちょっとした一言で涙が出たり、急に怒りが出たり、無性に虚しくなったり。
そのたびに「私、またダメだ」って自己否定。
…いや、ダメじゃない。心が限界なだけなんです。
この頃の私は、相手に選ばれることを“自分の価値の証明”にしていました。
だから、選ばれ続けるために頑張る。
でもそれは、どこまでいっても不安定で、相手の行動ひとつで崩れます。
少しずつ回復していくために必要だったのは、
「相手に選ばれるかどうか」と「私の価値」を切り離すことでした。
最初から完璧にできなくていい。
ただ、「私、今めちゃくちゃ頑張りすぎてるかも」って気づけた日から、空っぽになる速度が少しだけ落ちました。
「前を向かなきゃ」をやめたら、心が少し息をしはじめた
どん底のときって、不思議と“元気になろう”としちゃいませんか。
泣いている自分が嫌で、弱っている自分が情けなくて、早く立ち直らなきゃって焦る。私もまさにそれでした。
でも、ある日、似たような経験をした友人にポツリと話したとき、返ってきた言葉が意外だったんです。
「無理に前を向かなくていいよ。今は、ボロボロのままでいいんだよ」って。
その瞬間、胸の奥がふっと緩んだ感じがしました。
“頑張らなくていい”じゃなくて、“ボロボロでいい”って言われたのが、すごく大きかった。
立ち直る前に、まず崩れていい。ちゃんと傷ついていい。
そう思えたら、今まで握りしめていた「私がもっとちゃんとしないと」が少しだけ手放せたんです。
そして気づきました。
私が一番苦しかったのは、浮気された事実そのものに加えて、
「こんなことで傷つく自分は弱い」
「許せない私は器が小さい」
みたいに、さらに自分を責め続けていたことだったんだなって。
ここでは、“自分を責めるループ”がほどけていったきっかけと、そこから少しずつ気持ちを立て直していったプロセスを書きます。
大きな出来事というより、「小さな許可」を自分に出していった感じ。
ここが変わり始めると、世界の見え方がじわっと変わってきました。
やっと出てきた本音は、きれいじゃなくて当たり前だった
「本音を言っていいよ」って言われても、すぐに言える人って少ないと思います。
私も、いざ言おうとすると言葉が詰まりました。
だって出てくるのは、前向きなセリフじゃなくて、ドロドロした気持ちだったから。
「悔しい」
「ムカつく」
「情けない」
「消えたい」
…こういうのって、頭の中にあるだけでも“ダメな人”になった気がして、押し込めたくなるんですよね。
でも、押し込めても消えない。
むしろ、押し込めた分だけ夜に暴れ出す。
夢に出たり、急に涙が出たり、心臓がバクバクしたり。
だから私は、まず“きれいじゃない本音”を、否定せずに出すところから始めました。
ここで大事だったのは、答えを出さないこと。
「こう感じちゃダメ」も言わない。
「もっと強くならなきゃ」も言わない。
ただ、「そりゃそうだよね」って受け止める。
最初は自分でそれをやるのが難しくて、友人の言葉を借りる感じでした。
不思議なんですけど、本音って“出した瞬間に解決”はしないのに、
出した瞬間に“息ができる”ようになることがあるんです。
詰まっていたものが少し流れて、体の緊張がゆるむ。
あの感覚は、回復のスタートラインでした。
「私の価値=相手の評価」をやめる練習をした
浮気された直後って、自分の価値が相手の行動に直結しませんか。
相手が優しくすると「まだ大丈夫かも」と思って、
冷たくすると「やっぱり私はダメだ」と落ちる。
このジェットコースター、めちゃくちゃ消耗します。
私はその状態に気づいたとき、ハッとしました。
私、相手の態度で自分の価値を決めちゃってたんだ…って。
しかもそれって、相手が良い人でも悪い人でも、超不安定なんですよね。
相手が機嫌悪い日があるだけで、私の価値まで下がってしまうから。
だから、いきなり大きく変えるんじゃなくて、
「相手の評価じゃない場所」に価値を置く練習をしました。
たとえば、すごく小さなことでいいんです。
温かい飲み物を飲んで「落ち着く」を感じる。
ちゃんと寝られなくても「布団に入れた」だけで合格にする。
泣けたら「泣けた私、えらい」と言う。
こういう“自分で自分を扱う感覚”を取り戻すのが先でした。
浮気って、心の中の「私は大切にされる存在だ」という土台を揺らします。
だからこそ、土台を相手に預けっぱなしにしないことが大事だった。
自分で自分を雑に扱わない。
この積み重ねが、あとから効いてきました。
距離を置いたことで、初めて「心地よさ」を基準にできた
正直に言うと、私はすぐに決断できませんでした。
別れた方がいいって頭では分かっているのに、情が邪魔をする。
「もうしない」って言われると揺れる。
ひとりになる怖さもある。
…ここ、めちゃくちゃリアルだと思います。
だから私は、まず“白黒つける”より先に、距離を置きました。
この「距離を置く」って、逃げじゃなくて、心を守るためのスペース作りだったなと思います。
相手の言葉や態度に触れる回数が減るだけで、頭の中の騒音が少し下がるんですよね。
距離を置いて初めて、私は「自分の心地よさ」が分かるようになりました。
いま何がしんどいのか。
何をすると少し楽になるのか。
誰といると落ち着くのか。
逆に、何が私を削るのか。
それまでは、“正しい選択”を探していました。
でも本当は、“心が生き延びる選択”が必要だった。
心地よさを基準にしていい。
しんどいものから離れていい。
そう自分に許可を出せたとき、決断って少しずつ現実的になっていきました。
そして最終的に、私は別れを選びました。
傷は消えないけど、「自分を大事にしてくれない場所で頑張り続ける」ことはやめた。
この選択が正解だったかどうかより、
“自分を守る選択をした”という事実が、私の中の安心につながっていきました。
傷は消えなくても大丈夫。自分の価値は、自分の手に戻ってきた
正直に言うと、あの出来事が「なかったこと」になる日はたぶん来ません。
ふいに思い出して胸がチクッとしたり、似たような話を聞いてザワついたり、たまに夢に出てきたり。そういうのは今もあります。
でも、昔みたいに「だから私はダメだ」には繋がらなくなりました。
傷が残っていることと、自分の価値が下がることは別。
この切り分けができるようになったのが、私にとって一番大きな変化だったと思います。
浮気された直後は、相手に選ばれなかったことが“人生の判定”みたいに感じていました。
「私は必要とされていない」「代わりはいくらでもいる」って、勝手に結論を出して、自分で自分を見放していたんですよね。
でも今は、選ばれるかどうかより先に、
「私は私をどう扱いたい?」
を考えるようになりました。
心がしんどいときは無理をしない。苦しい人間関係からは距離を取る。嬉しいことはちゃんと受け取る。そうやって、自分の生活の真ん中に“私”を戻していく感じです。
ここでは、回復のゴールって「完全に忘れる」ことじゃなくて、
“自分を取り戻していくこと”なんだな、と実感した話を書きます。
もし今、あなたが「この痛み、一生続くのかな…」と思っていたとしても、少し違う景色はちゃんと見えてくる。そんなことを、やわらかく渡せたら嬉しいです。
「思い出しても崩れない」日が、少しずつ増えていった
回復って、分かりやすい変化がドーンと起きるものじゃないんですよね。
私も最初は、「早く元気になりたい」「前みたいに戻りたい」って思っていました。
でも現実は、元気な日が1日あって、次の日にまた落ちる…みたいな繰り返し。
ただ、ある時ふと気づいたんです。
同じように思い出しても、前ほど息が詰まらない日がある。
泣いても、ちゃんと立ち上がれる日がある。
夜が怖くても、朝がちゃんと来る日がある。
この“崩れない回数”が増えていくのが、回復のリアルなんだと思います。
傷は残っている。だけど、傷に飲み込まれない。
この違いって、めちゃくちゃ大きい。
あと、私の場合は「思い出しそうになった時の対処」を決めておくのが助けになりました。
深呼吸して、あったかい飲み物を飲む。
とりあえずシャワーを浴びる。
布団に入ってスマホを置く。
大それたことじゃなくていいんです。
“また思い出してしまった”は失敗じゃない。
心が反応してるだけ。
そう思えるようになったら、思い出すこと自体が怖くなくなっていきました。
「自分を大事にしない人」から距離を取るのは、冷たいことじゃなかった
以前の私は、距離を取ることに罪悪感がありました。
「私が我慢すれば丸く収まる」
「嫌われたくない」
「見捨てるみたいで怖い」
そんな気持ちが強かったんです。
でも、浮気の一件で痛感しました。
我慢して一緒にいることが、必ずしも優しさじゃないって。
むしろ、自分を削って続けた関係は、じわじわ自分を壊していくこともある。
距離を取るって、相手を攻撃することじゃなくて、
自分の心の安全を確保すること。
その感覚が分かってきてから、私は人間関係の見え方が変わりました。
たとえば、会うと毎回どっと疲れる相手。
話すと否定される感じがする相手。
機嫌で空気が変わる相手。
こういう人たちに対して、前は「私がうまくやらなきゃ」って思ってたんですよね。
でも今は、
「それ、私の担当じゃないかも」
って考えられるようになりました。
無理して合わせるより、心が落ち着く距離感を選ぶ。
それは冷たさじゃなくて、セルフケアに近いものだと思っています。
同じ痛みの人に伝えたいのは、「あなたの価値は減ってない」ってこと
浮気された直後って、自分の価値が“外側の出来事”で決まった気がします。
選ばれなかった。裏切られた。嘘をつかれた。
それだけで、「私はダメ」って結論に飛びついてしまう。
でも、本当は逆なんですよね。
あなたがダメだから裏切られたんじゃない。
相手が相手の未熟さで、そういう選択をしただけ。
ここを切り分けるのって、最初は難しいけど、めちゃくちゃ大事です。
そして、今しんどいあなたに伝えたいのは、
“ちゃんと立ち直ろう”としなくていい、ということ。
泣きながらでもいいし、震えながらでもいい。
今日一日をやり過ごせたなら、それだけで十分すごい。
私も当時は、「強くならなきゃ」「早く忘れなきゃ」って思っていました。
でも回復って、強くなることじゃなくて、
弱っている自分を見捨てないことから始まるんだと思います。
最後に、これだけは何回でも言いたいです。
誰かに裏切られても、あなたの価値は1ミリも減っていません。
選ばれるかどうかで、あなたの存在の尊さは決まりません。
あなたは、存在するだけで十分に大切な人です。
読者へのメッセージ
読んでくれて、ありがとうございます。
ここまで読んでくれたあなたは、きっと今も心のどこかで「なんとかしなきゃ」って踏ん張っている人だと思います。
でも本当は、踏ん張るより先に“休んでいい”し、“ぐちゃぐちゃのままでいい”んです。
浮気されたこと、裏切られたこと、信じていた世界が崩れたこと。
それって、あなたの弱さのせいじゃありません。
そして何より、相手の行動であなたの価値が下がることは絶対にないです。
もし今、
「頭では分かってるのに、心が追いつかない」
「誰にも言えなくて、ひとりで抱えてる」
「言葉にしようとすると涙が出て止まらない」
そんな状態なら、無理に整理しなくて大丈夫です。
私は、答えを急がせたり、正解を押し付けたりしたくありません。
あなたの中にある、怒りも悲しみも、矛盾も、未完成な気持ちも、
「そう感じるのは当たり前だよね」ってところから一緒に受け止めたい。
うまく話せなくても、途中で黙ってしまっても大丈夫。
言葉にならない部分も含めて、ちゃんと大切に扱います。
もし、「ひとりで抱えるのがそろそろ限界かも」と思ったら、
傾聴ラウンジ 「ここより」 を思い出してください。
ここよりは、気持ちをきれいにまとめてから来る場所じゃなくて、
“まとまっていないまま”でも来ていい場所です。
話すことで少し軽くなることもあるし、
「それを言っていいんだ」って安心できるだけでも、心はちゃんと回復に向かいます。
あなたが自分の価値を思い出せるように。
あなたがあなたの味方に戻れるように。
その一歩を、ここよりで一緒に作れたら嬉しいです。





