ネット恋愛で依存して「死にたい」と感じた10代女性の相談事例|返信ひとつで心が壊れそうなあなたへ

いつもなら気にならないはずの通知が、今日は胸の奥でざわついて離れない。
返信が来ないだけで、不安と孤独が一気に押し寄せてきて、息が詰まりそうになる——。
スマホの画面を見つめながら、
「もう彼しか支えがないのかもしれない」
そんな思いが頭の中をぐるぐる巡る日々を、今回話してくれたのは10代の女性、Aさんです。
Aさんにとって、その人とのやり取りは日常の中心であり、安心感でもありました。
でも、返信が来ない時間が増えるほどに、「私には価値がないのかもしれない」「生きる意味が見えなくなる」と感じるようになっていったといいます。
私は最初に、Aさんのその“いま感じている不安そのもの”を、ありのまま受け止めることから始めました。
言葉が詰まっても、沈黙が訪れても、それは決して悪いことではありません。
その瞬間の気持ちにしっかり寄り添いながら、Aさん自身が抱えている想いの流れを、少しずつ一緒にたどっていきました。
この後、Aさんがどのように日々の苦しさと向き合っていったのか。
そのプロセスを追いながら、あなた自身の“似たような痛み”とも向き合えるヒントが見つかれば嬉しいです。


投稿者プロフィール

- よりびと
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■待機時間:10時~19時(土日祝を含む週5日程度のシフト制)
※シフトは2週間単位で掲載します
■年齢:20代後半
■ キャッチコピー:あなたの心の声をそのまま受け止める、安心の止まり木です。
■ 得意なテーマ
– もやもやしている気持ちの整理
– 誰にも言えない話の受け止め
– 人間関係の悩み・恋愛相談
– とにかく話を聴いてほしいとき
– 感情の吐き出し
■ 聴き方・スタイル
– 話す準備ができるまでじっくりと待ちます。
– 言葉の裏にある感情を丁寧に拾い上げます。
– 否定的な判断を挟まず、お話を丸ごと受け入れます。
– 解決策は求められるまで出しません。聴くことに徹します。
■ 経験
– 臨床心理学を学び、人格特性やストレスの対処法について研究していました。
– 認定心理士、証券外務員1種、FP等の資格を持ち、専門的な知識でサポートします。
– オンライン上の相談サービスで年齢や性別、国籍を問わず様々な相談を受けました。
– 守秘義務を徹底し、年間40件以上の相談を継続的に担当していました。
■ 大切にしていること
– 否定ゼロ。あなたの全てを受け入れます。
– 話したくないことは無理に聞きません。
– 対等な立場で傾聴します。
– 泣いても沈黙してもOK。決して急かしません。
■ 人柄・ユニークポイント
– 好きなもの:音楽 / ゲーム / ラーメン / 犬・猫
– よく言われる性格:温かみがある / 話しやすい / 誠実
– ちょっとしたこだわり:旅行先の地域で一番おいしいラーメンを探しています。
– 聴き手としての密かな強み:言葉の温度から、微細な感情の変化を読み取ります。
■ メッセージ
感情が溢れたり、話が前後しても気にしないでください。あなたの伝えたい気持ちを丁寧に見つけ出します。まずは気持ちの全てを預けて、心をそっと休ませてあげましょう。
目次
- ○ 返信が来ないだけで、世界が真っ暗になる夜がある
- ・スマホが手放せなくなるのは、あなたがダメだからじゃない
- ・「私には彼しかいない」が強くなるほど、毎日がしんどくなる
- ・既読スルーの裏側を想像しすぎると、心が勝手に傷ついていく
- ○ 「画面の向こうにしか居場所がない」――孤独が深まるほど、恋が命綱になる
- ・不安が強いときほど、頭の中は「最悪の予告編」を流し続ける
- ・「好き」より先に「失う怖さ」が主役になると、恋は息ができなくなる
- ・ひとりで抱えるほど、世界が狭くなって「彼=全て」になりやすい
- ○ 相手は変えられない。でも、苦しさの波に飲まれない方法は作れる
- ・「今すぐ安心したい」を叶えようとすると、逆に不安が増えることがある
- ・「彼に愛されない私は価値がない」という思い込みを、いったん脇に置く
- ・スマホを置く練習は「我慢」じゃなくて「自分を守る技術」
- ○ 選ばれなくても、あなたはここにいていい――人生を相手任せにしない感覚を取り戻す
- ・「完全に立ち直らなくていい」と思えた瞬間、心は少し自由になる
- ・「彼がいなくなったら終わり」ではなく「私は私で続いていく」へ
- ・今も苦しいあなたへ――一気に変わらなくていい、戻りながらでいい
- ○ 読者へのメッセージ
返信が来ないだけで、世界が真っ暗になる夜がある
スマホの通知音が鳴るたびに、心臓がドクンと跳ねる。
画面を見ても何も来ていないと、胸の奥がスーッと冷えていく。
「さっきまで普通に笑ってたのに、急に涙が止まらない」
そんな夜って、実はめちゃくちゃ多いんじゃないかなと思います。
今回の相談事例は、オンラインゲームで出会った彼との関係がきっかけで、気持ちがぐらぐら揺れてしまった10代の女の子のお話です。
最初はただ楽しかったはずなのに、返信が遅い、既読スルーが続く、ゲーム内で他の女性と仲良さそうにしているのを見てしまう……。
その瞬間から、「捨てられる」「私には価値がない」「もう消えたい」という思いが止まらなくなっていきました。
本人も「こんなことで苦しくなる自分が嫌だ」と分かっているのに、感情はブレーキがきかない。
ここで大事なのは、苦しさを“弱さ”として片づけないこと。
返信ひとつで心が壊れそうになるのは、それだけ相手を大切にしてきた証拠でもあります。
まずは、その揺れやすい心が今どんな状態なのかを、丁寧にほどいていきます。
スマホが手放せなくなるのは、あなたがダメだからじゃない
「数分おきにスマホを見ちゃう」
「SNSをチェックして、相手の動きを探してしまう」
これって、やめたくてもやめられない感じがありますよね。
でもそれは、“依存”という言葉だけで片づけられる単純な話じゃなくて、心が安心を求めて必死になっているサインでもあります。
返信が来るかどうかは、今の自分の気持ちを左右する超重要イベント。
だから通知が来ない時間は、ただの空白じゃなくて、
「見捨てられるかもしれない」
「私の居場所が消えるかもしれない」
みたいな恐怖が勝手に膨らんでしまうんです。
しかもネットの関係は、会えない時間が長かったり、相手の生活が見えにくかったりするぶん、想像が暴走しやすい。
頭では「考えすぎ」と分かっていても、心のほうが先に反応してしまう。
ここで自分を責めると、余計に苦しくなります。
まずは「私は今、安心が足りないんだな」って気づいてあげること。
その一言だけでも、心の緊張が少しゆるむことがあります。
「私には彼しかいない」が強くなるほど、毎日がしんどくなる
「彼がいない世界に価値を感じられない」
この言葉って、口にするのも怖いし、誰にも言えなくなりやすいです。
でも実際には、そう思ってしまうほど追い込まれている人は少なくありません。
相手が世界の中心になると、嬉しさも不安も“相手次第”になります。
返信が早い日は天国、遅い日は地獄。
すると、心が休まるタイミングがどんどん減っていくんですよね。
さらに苦しいのは、「こんな自分じゃ重いよね」と分かっているのに、縋るようなメッセージを送ってしまうこと。
送ったあとに自己嫌悪が来て、相手の反応が怖くて、またスマホを見て……ってループに入る。
この状態の本当のしんどさは、恋愛の問題だけじゃなくて、
“自分の存在価値”まで相手に預けてしまっている感覚にあります。
だから、ここで必要なのは「相手を忘れよう」みたいな乱暴な話じゃなくて、
“相手以外の支え”をほんの少しずつ取り戻すこと。
ゼロから大きく変えるんじゃなくて、数分でいいから、自分の心が落ち着く時間を増やす方向です。
既読スルーの裏側を想像しすぎると、心が勝手に傷ついていく
返信が遅いとき、人はだいたい“理由”を探します。
「嫌われた?」
「他の子といる?」
「私のこともうどうでもいいの?」
でも実際には、相手が忙しいだけかもしれないし、気分が乗らないだけかもしれない。
つまり、真実が分からない状態なんですよね。
それなのに心がしんどくなるのは、分からない部分を“最悪のストーリー”で埋めてしまうから。
しかもそのストーリーは、過去に傷ついた経験や、「愛されない私は価値がない」という思い込みと結びつきやすい。
結果として、相手がまだ何も言っていないのに、こちらの心だけが先にボロボロになる。
これは本当に消耗します。
だから最初の一歩としておすすめなのは、想像が暴走したときに、いきなり結論を出さないこと。
「今、私は“捨てられるストーリー”を再生してるな」
そう気づくだけで、心と考えの距離が少し取れます。
そして、苦しさがピークのときはスマホを置いて深呼吸。
1分でもいいから、体の反応(動悸、息苦しさ、涙)を落ち着かせる。
気持ちの整理は、落ち着いてからで大丈夫です。
「画面の向こうにしか居場所がない」――孤独が深まるほど、恋が命綱になる
返信が遅いだけで胸が締めつけられて、何度もスマホを開いてしまう。
既読がついた瞬間は少し安心するのに、次の返事が来ないとまた不安でいっぱいになる。
こういう状態が続くと、恋の悩みというより「生きる土台」が揺らいでいきます。
今回の相談者さんも、最初はただ彼との時間が楽しかっただけでした。
でも遠距離で、会いたいときに会えない。周りにも相談しづらい。
そうして現実の居場所が薄くなっていくほど、画面の向こうの彼が“世界の全部”みたいになっていきました。
「私には彼しかいない」「捨てられたら終わり」――そんな言葉が頭の中で鳴り続けると、日常の景色まで変わってしまいます。
この段階でいちばんつらいのは、「自分でも止められない」こと。
重いと思われたくないのに連投してしまう。やめたいのにSNSを見てしまう。
そして落ち込んだ自分を、さらに責めてしまう。
ここでは、恋のテクニックの話よりも先に、心の中で何が起きているのかを整理していきます。
「なんでこんなに苦しいの?」の答えは、ちゃんとあります。
不安が強いときほど、頭の中は「最悪の予告編」を流し続ける
返信が来ない。通話にも出ない。ゲームで別の子と楽しそう。
その“事実”だけなら、まだ耐えられる人もいます。
でも、しんどさを爆発させるのは、その後に始まる想像です。
「私のこと飽きたんだ」
「もう好きじゃないんだ」
「きっと他に本命がいる」
こういう“最悪のストーリー”が、勝手に上映され始める。
しかも不安が強いときの想像って、だいたいリアルなんですよね。
細部まで作り込まれてて、心が先に傷つく。
まだ何も確定していないのに、失恋したみたいな痛みを味わってしまう。
ここでよく起きるのが、証拠集めです。
SNSを見て、ログイン時間を見て、誰と遊んでるか見て…。
一瞬だけ安心しても、また別の疑いが生まれて、終わりがない。
だからまずは、「今、私の頭は“最悪の予告編”を流してるな」って気づくこと。
気づけると、想像と現実を少し分けて見られます。
不安は、あなたを守ろうとして暴走しているだけ。
悪者扱いせずに、「不安が出てきたね」と声をかけるくらいで大丈夫です。
「好き」より先に「失う怖さ」が主役になると、恋は息ができなくなる
恋って本来、会話が楽しいとか、思い出が増えるとか、そういう“嬉しい”が中心にあるはずです。
でも不安が強くなると、いつの間にか主役が変わってしまう。
「好きだから一緒にいたい」じゃなくて、
「失いたくないから離れないで」になる。
この変化は、本人もつらいです。
本当は軽やかに話したいのに、気づけば確認メッセージばかり送ってしまう。
「今なにしてる?」「私のこと好き?」「もう嫌いになった?」
聞きたいのは安心なのに、相手からすると“責められている”みたいに見えることもある。
そして距離を取られると、さらに怖くなる。
怖いから追いかける。追いかけるから離れられる。
このループに入ると、恋が命綱みたいになって、息ができなくなっていきます。
ここで大事なのは、「相手が悪い」「自分が悪い」で片づけないこと。
今起きているのは、心が“安心不足”の状態で必死に踏ん張っているということです。
安心が戻ってくると、同じ恋でも見え方が変わります。
だからまずは、関係を操作するより、心の酸欠をほどく方が先です。
ひとりで抱えるほど、世界が狭くなって「彼=全て」になりやすい
ネットの恋って、相談しづらいんですよね。
「どうせ遊びでしょ」と言われたくない。
「そんなのやめなよ」と否定されたくない。
だから黙って耐える。
でも黙って耐えるほど、心の中で彼の比率が大きくなる。
学校のこと、友達のこと、家のこと。
本来はいろんな出来事があるはずの毎日が、
「返信が来た/来ない」だけで埋まっていく。
それって、あなたが弱いからじゃなくて、頼れる場所が少ないから起きます。
安心を補給できる相手がいないと、心は一か所に集中してしまうんです。
そしてその一か所が揺れたとき、全部が崩れるように感じる。
だからこの段階で必要なのは、「彼以外の場所」を増やすこと。
大きなことでなくていいです。
好きな音楽、温かい飲み物、短い散歩、ノートに気持ちを書く。
“私が私に戻れる時間”を、ほんの数分でも作る。
孤独がゼロにならなくても、逃げ道が一つ増えるだけで、心はだいぶ持ち直します。
「画面の向こうしか居場所がない」から、
「画面の外にも、少し居場所を作れるかも」へ。
この小さな変化が、次の章につながっていきます。
相手は変えられない。でも、苦しさの波に飲まれない方法は作れる
不安が強いときって、「どうしたら彼が戻ってくるか」ばかり考えてしまいます。
返信を早くしてほしい。自分だけを見てほしい。安心させてほしい。
でも、ここで一度だけ視点を変えてみます。
彼の行動(返信の速さ、ゲームで誰と遊ぶか、機嫌)って、実は自分ではコントロールできません。
どれだけ頑張っても、お願いしても、証拠を集めても、完全には握れない部分です。
その“握れないもの”を握ろうとすると、心はどんどん疲れていきます。
そして疲れた心は、さらに不安に弱くなって、悪循環が加速する。
ポイントは、ここを断ち切ること。
「相手を変える」から「自分の心の守り方を増やす」へ。
それは、あきらめでも負けでもなくて、ちゃんと自分を救うための作戦です。
今回の相談者さんも、最初は泣きながら「もう無理」「消えたい」と話していました。
でも、気持ちを否定されない場所で言葉にしていくうちに、呼吸が少しずつ整い、
「今夜は少し眠れそう」と言えるところまで戻っていきました。
ここからは、苦しさの波が来たときに“沈まない工夫”を、現実的に積み上げていきます。
「今すぐ安心したい」を叶えようとすると、逆に不安が増えることがある
不安でいっぱいのとき、心が求めているのは即効性です。
「今すぐ返信がほしい」
「今すぐ好きって言ってほしい」
「今すぐ疑いを消したい」
この気持ちはめちゃくちゃ自然です。
ただ、ここで“今すぐ安心”を相手からもらおうとすると、うまくいかないことが多いんですよね。
連投してしまう。確認してしまう。
すると相手が重く感じて距離を取る。
距離を取られると、こちらはもっと不安になる。
このパターンって、心が弱いからじゃなくて、
「安心の蛇口が相手側にしかない」状態だから起きます。
だからまずやるのは、安心を“相手以外”からも取れるようにすること。
たとえば、通知を待つ時間に深呼吸を3回。
冷たい水で手を洗う。温かい飲み物を飲む。
体を落ち着かせるだけで、心の波は少し下がります。
不安のピークって、ずっとは続かないんです。
「ピークが過ぎるまでの10分をやり過ごす」
それだけでも、連投や監視の衝動は弱まっていきます。
「彼に愛されない私は価値がない」という思い込みを、いったん脇に置く
転の場面で出てくる大きな気づきがこれです。
苦しさの根っこに、
「彼に選ばれる=価値がある」
「選ばれない=価値がない」
みたいな極端なルールが隠れていることがあります。
このルールがあると、返信の遅さはただの遅さじゃなくて、
“自分の存在を否定された”みたいに感じてしまう。
だから痛みが強烈になるんです。
ここで大事なのは、いきなり「そんなの間違いだよ」と自分を説得しないこと。
正論で押し返すと、心が反発して余計につらくなることがあります。
おすすめは、少し距離を取る言い方。
「今、私は“価値がないストーリー”を信じかけてるな」
「この考えが出てくるほど、怖いんだな」
こうやって“思い込み”を、感情から少し離れた場所に置きます。
価値って、本当は恋の勝ち負けで決まらない。
でも、そう思えない日もある。
だからこそ、まずは「思えない自分」を責めないのが第一歩です。
スマホを置く練習は「我慢」じゃなくて「自分を守る技術」
「スマホを見ないようにしよう」って言われると、正直きついですよね。
だって見ないと不安になるし、見れば少し安心できる気がする。
だからここでのポイントは、“我慢”にしないことです。
スマホを置くのは、相手を無視するためじゃなくて、
自分の心が壊れないように守るための技術。
たとえば、ルールは小さくてOKです。
・通知が来ても、すぐ開かずに10回数える
・スマホを机に置いて、両手を太ももに当てる
・「今の気持ち」をメモに3行だけ書く
これだけでも、衝動の勢いが落ちます。
衝動って、勢いのまま行動すると後悔が増えるけど、
少し間を置くと「やらなくても大丈夫かも」に変わりやすい。
今回の相談者さんも、最初は「無理、見ちゃう」と言っていました。
でも“数分だけ置く”を繰り返すうちに、
「自分の寂しさを、自分で抱きしめる」感覚が少し芽生えていきました。
相手がどう動くかは読めなくても、
自分の心を落ち着かせる手段が増えると、人生のハンドルが少し戻ってきます。
この感覚が、次につながる土台になります。
選ばれなくても、あなたはここにいていい――人生を相手任せにしない感覚を取り戻す
ここまで読んでくれたあなたは、
きっと「もう前みたいには戻れないかもしれない」と感じているかもしれません。
相手中心で回っていた毎日。
返信ひとつで一喜一憂して、心が擦り切れていった時間。
それを手放すのは、想像以上に怖いですよね。
でも、結論から言うと――
全部が解決しなくても、生き方は少しずつ楽になります。
今回の相談者さんも、彼への気持ちが完全に消えたわけではありません。
不安がゼロになったわけでもない。
それでも、「死ななくても大丈夫かもしれない」と思える瞬間が、確実に増えていきました。
転で積み上げてきた小さな工夫は、
「相手がどうするか」ではなく
「自分がどう自分を扱うか」へ視点を戻す練習でした。
結では、その変化がどんな意味を持つのか、
そして、これからの人生をどうやって“自分の足で”支えていけるのかを整理していきます。
「完全に立ち直らなくていい」と思えた瞬間、心は少し自由になる
多くの人が苦しくなる理由のひとつが、
「ちゃんと元気にならなきゃ」
「もう不安になっちゃダメ」
と、自分に厳しいゴールを課してしまうことです。
でも実際は、心ってそんなに器用じゃありません。
好きな気持ちも残るし、また不安になる日もある。
それは後退じゃなくて、回復の途中にある“揺れ”です。
相談者さんが大きく変わったポイントは、
「まだしんどい自分」を許したことでした。
不安になるたびに、
「またダメだ」
「私は弱い」
と責めるのではなく、
「今日はここまでで十分」
「よく耐えた」
と声をかけるようになった。
すると不思議なことに、
不安そのものが暴れにくくなっていきました。
心は、追い詰められると暴走します。
でも、少し居場所を与えてあげると、
意外と静かに隣に座ってくれる。
完全に元気じゃなくてもいい。
そう思えた瞬間から、人生のハードルは一段下がります。
「彼がいなくなったら終わり」ではなく「私は私で続いていく」へ
以前の相談者さんにとって、
彼との関係は“人生そのもの”でした。
だから揺れた瞬間に、「全部が終わる」感覚になる。
でも少しずつ、こんな感覚が育っていきました。
「彼がどうであれ、私の一日は続く」
「今日をやり過ごす力は、私の中にもある」
これは強がりじゃありません。
実際に、
・好きな音楽を聴く
・安心できる飲み物を飲む
・気持ちを言葉にする
そんな小さな積み重ねを重ねてきたからこそ、出てきた実感です。
相手が中心だった人生から、
“自分もちゃんと真ん中にいる人生”へ。
恋が大事じゃなくなったわけじゃない。
ただ、恋だけに人生を預けなくなった。
この違いは、とても大きいです。
心の重心が少し戻るだけで、
不安に振り回される頻度は確実に減っていきます。
今も苦しいあなたへ――一気に変わらなくていい、戻りながらでいい
もし今、
「まだ全然楽になれていない」
「また同じことで苦しくなっている」
そう感じていたとしても、大丈夫です。
回復は一直線じゃありません。
前に進んだと思ったら、また戻る。
それを何度も繰り返しながら、人は少しずつ自分を取り戻します。
大切なのは、
「戻ってしまった自分」を見捨てないこと。
苦しくなったら、深呼吸する。
スマホを置く。
「今つらいね」と自分に言う。
それだけでいい日も、たくさんあります。
あなたは、誰かに強く選ばれなくても、
結果を出さなくても、
完璧じゃなくても、
ここにいていい存在です。
今はまだ信じられなくても構いません。
信じられないままでも、今日を越えていい。
人生は、相手の返信ひとつで決まるものじゃない。
あなたの人生は、あなたが生きている限り、ちゃんと続いていきます。
ここまで読んでくれたあなたが、
今夜を少しでも安全に、静かに過ごせますように。
読者へのメッセージ
ここまで読んで、「私のことかも…」って胸がぎゅっとなった人もいると思います。
返信ひとつで心が浮いたり沈んだりして、眠れなかったり、涙が止まらなかったり。
そんな自分を責めてしまう日もあるかもしれません。
でもね、それは弱さじゃないです。
それだけ誰かを大切にしてきた証拠だし、ひとりで抱え続けるには重すぎる痛みです。
もし今、「友達にも家族にも言いにくい」「言ったら否定されそうで怖い」って感じているなら、
安心して気持ちを置ける場所を一つだけでも持ってほしいなと思います。
傾聴ラウンジ「ここより」では、結論を急がず、あなたの言葉のペースを大切にしながらお話を聴いています。
うまく話せなくても大丈夫。途中で泣いても、言葉が詰まっても大丈夫。
「いまの気持ち」をそのまま持ってきてくれたら、それで十分です。
今すぐ何かを変えなくていいし、関係をどうするか決めなくてもいい。
まずは、苦しさを一人で抱え込まないことから始めてみませんか。
あなたが少しでも安心して呼吸できる時間が増えるように。
必要なときは、「ここより」で待っています。





