大切な人を失ってつらいあなたへ|話して少し楽になる時間を大切にしています

人生のなかで、大切な人を失ったあと、
どこにも本音を話せない時間ってありませんでしたか?
言葉にしようと思っても、
「こんなことを話していいのだろうか」と迷ってしまったり、
胸の奥にある言葉がつかえて出てこなかったり。
話すべき順番やまとまりなんて考えなくていいし、
泣きたいときに泣いても、言葉が止まってしまっても、
そのままのあなたで大丈夫です。
— 話したいことだけ、
— 話せるところまでの言葉だけ、
ゆっくりお伝えください。
ここでは、否定も評価もされず、
あなたの「いまの気持ち」を大切にする時間を一緒につくっていきたいと思っています。
話すことで、少しだけ呼吸がしやすくなる。
それは無理に元気にならなくても起きる、静かな変化です。
あなたの中にある想いを、そのまま受け取る時間を用意しています。


投稿者プロフィール

- よりびと
-
■待機基本シフト:10時-23時(シフト制)
※シフトは2週間単位で掲載します
■年齢:50代
■ キャッチコピー:話すだけで少し楽になる時間
■ 得意なテーマ
– 大切な人や大切な存在を失った悲しみ喪失感
– 愛する人や存在が居なくなりそうな不安感
– 言葉にならない気持ちの整理
– 誰にも言えない話の受け止め
– 人間関係の悩み・恋愛相談
– とにかく話を聴いてほしいとき
– 誰も自分の事をわかってくれない絶望感
■ 聴き方・スタイル
– 沈黙の時間も大切にします
– ゆっくり聴きます
– 話がまとまっていなくても大丈夫
– 否定せず、穏やかに受け止めます
– 無理に聞き出しません
■ 経験
– 介護職に20年程携わり日常の人間関係、死生観、お悩み、好きな物の事、昔話、夢等、色んなお話をよくお聴きしてきました
– 上智大学グリーフケア研究所在籍
– 子どもや知人、職場で相談を受けてきました
– 対人援助職の中で日常の人間関係、死生観、お悩み、好きな物の事、昔話、夢等、色んなお話をよくお聴きしてきました
■ 大切にしていること
– お話されたいテンポでお聴きします
– お一人お一人大切な存在として通話時間を共に過ごさせていただきます
■ 人柄・ユニークポイント
– 好きなもの:焚き火/いちご/夜空/神社
– よく言われる性格:穏やか/面白い/ゆっくり
– ちょっとしたこだわり:誠実さ
– 聴き手としての密かな強み:決めつける事なく、お話された事をそのまままっすぐうけとめます
■ メッセージ
ご両親、お子様、ご家族、恩師、恋人、友人、ペット等大切な存在や役割、大切な関係性を失った後、また、失いそうな不安な時の『今の気持ち』をそのまま話せる場所としてご利用ください。あなたのペースで安心してお話しくださいね。
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目次
- ○ 大切な人を失ったあと、「ちゃんとする」ほど苦しくなるときがある
- ・話せないのは「弱いから」じゃなくて、守ってきた証拠
- ・「泣いたら迷惑かも」と思うほど、ひとりで抱えすぎている
- ・「忘れる」じゃなくて、「思い出しても大丈夫」へ近づくために
- ○ 「早く元気にならなきゃ」に追い立てられるほど、心は置き去りになる
- ・「大丈夫?」にうまく答えられないのは、気持ちが複雑だから
- ・励ましがつらく感じる日は、「弱い」じゃなくて、疲れているだけ
- ・「話したら余計につらくなりそう」を越えるコツは、“少し”から始めること
- ○ 話せた瞬間に起きるのは「解決」じゃなくて、静かなゆるみ
- ・言葉が詰まるのはダメじゃない。むしろ「大事なところ」に近づいているサイン
- ・沈黙は気まずさじゃなくて、「心が追いつく時間」になる
- ・「整理しすぎない」ほうが楽になることもある。悲しみは“きれいにまとめない”でいい
- ○ 悲しみを抱えたままでいい。少し呼吸がしやすくなる方向へ
- ・話しても、大切な人への気持ちは薄れない。むしろ守れることがある
- ・変化は大きくなくていい。「少し楽」が積み重なると、日常が戻ってくる
- ・最初の一歩は「うまく話そうとしない」こと。話せるところまでで大丈夫
- ○ 読者へのメッセージ
大切な人を失ったあと、「ちゃんとする」ほど苦しくなるときがある
大切な人や存在を失ったあとって、悲しいのに、つらいのに、なぜか「平気なふり」が上手になってしまうことがあります。
周りを心配させたくなくて、空気を壊したくなくて、泣くタイミングを探しているうちに、結局ひとりで飲み込んでしまう。
でも本当は、元気なふりをした分だけ、心は疲れていきます。
言葉にできない気持ちが胸の奥にたまって、呼吸が浅くなったり、夜に急に涙が出てきたり、何気ない言葉にグラッと揺れたり。
「時間が解決するよ」
「前を向かなきゃ」
そんな言葉が悪気なく投げられるほど、置いていかれた感じがすることもあります。
ここで大切にしたいのは、立ち直ることを急がないこと。
うまく話せなくても、まとまっていなくても、途中で言葉が止まっても大丈夫です。
“少し話して、少し呼吸がしやすくなる”
そんな時間があってもいい。
あなたが抱えている気持ちを、無理に明るく変えなくてもいいまま、いったん外に出せる場所があること。
まずはその前提から、一緒に始めていけたらと思います。
話せないのは「弱いから」じゃなくて、守ってきた証拠
「話せません」
そう言う人ほど、実はずっと頑張ってきた人が多いです。
つらいのに仕事に行って、家のこともやって、周りの会話にも合わせて。
泣きたい夜も、朝になったらまた普通に動いて。
それって、ただの我慢じゃなくて、“崩れないための工夫”だったりします。
誰かに話すって、思っているより体力がいります。
話したら壊れそうで怖い。
言葉にした瞬間、現実が確定してしまいそうで怖い。
だからこそ、人は無意識に「話さない」を選ぶことがあります。
それは弱さではなく、心が自分を守ってきた形です。
今まで耐えてきた自分を責めなくて大丈夫。
そして、もし少しだけ余裕ができたら、
“話せない”の中身を、まずは一緒にゆっくり見ていけばいい。
「どこから話せばいいのかわからない」なら、そこからでいい。
「言葉が出てこない」なら、出てこないままでもいい。
話すことは、整理して正しく伝える競技じゃありません。
あなたのペースを守りながら、少しずつで大丈夫です。
「泣いたら迷惑かも」と思うほど、ひとりで抱えすぎている
涙って、出そうなときほど我慢してしまいませんか。
電車の中、職場、家族の前。
「泣いたら心配される」
「泣いたら重いって思われる」
そんなふうに考えるほど、気持ちは行き場をなくしていきます。
でも涙は、壊れるサインというより、
“これ以上ため込まないための逃げ道”みたいなものでもあります。
泣くことで少し息が深くなる瞬間があるのは、体がちゃんと反応しているからです。
とはいえ、泣くのが怖い人もいます。
泣いたら止まらなくなりそうで怖い。
泣いたら戻ってこれなくなりそうで怖い。
その感覚もすごくわかります。
だから、泣かせようとしなくていい。
泣かないように頑張らなくてもいい。
“泣いても泣かなくても大丈夫”という前提があるだけで、
心は少しだけ緩みます。
言葉が出ないとき、沈黙が長くなるとき、
その時間は無駄じゃありません。
あなたが安全かどうかを確かめている時間でもあります。
無理に明るい話に変えなくていいし、
途中で話が飛んでもいい。
大事なのは、あなたの気持ちが置き去りにならないこと。
そこを最優先にしていきます。
「忘れる」じゃなくて、「思い出しても大丈夫」へ近づくために
大切な人を失ったあと、よく起きるのが、
“思い出すのが怖い”という感覚です。
写真を見たら崩れそう。
場所に行ったら戻れなくなりそう。
ふとした匂いや音で、心が持っていかれそう。
だから、避ける。
考えない。
忙しくする。
それもまた、心を守る方法のひとつです。
ただ、ずっと避け続けると、別の形でしんどさが出てくることがあります。
夜に急に苦しくなる、胸が詰まる、理由なく涙が出る、イライラする。
それは「弱いから」ではなく、押し込めた気持ちが出口を探しているだけかもしれません。
ここで目指したいのは、無理に“前向き”になることではありません。
忘れることでもありません。
むしろ、
「思い出しても大丈夫」
「言葉にしても大丈夫」
そう感じられる時間を少しずつ増やしていくこと。
大切な存在は、話したから薄れるわけではありません。
話すことで、ちゃんと大切にし続けられる形に変わっていくことがあります。
あなたが抱えている気持ちは、きれいにまとめなくていい。
途中で途切れてもいい。
うまく言えなくてもいい。
まずは、呼吸が少し深くなるところから。
それだけでも、十分に意味のある一歩です。
「早く元気にならなきゃ」に追い立てられるほど、心は置き去りになる
大切な人を失ったあと、周りは思っている以上に“日常”へ戻るのが早いことがあります。
職場はいつも通り動いて、家の用事も待ってくれなくて、季節も勝手に進んでいく。
その流れの中で、あなた自身も「そろそろ元気にならなきゃ」と自分を急かしてしまうことがあるかもしれません。
でも、気持ちはスイッチみたいに切り替わりません。
元気なふりをして笑えた日ほど、夜にどっと疲れが出たり。
何気ない一言で急に胸がギュッとなったり。
「もう大丈夫」って言った瞬間に涙が出そうになったり。
それは後戻りではなく、ちゃんと悲しんでいる証拠です。
悲しみには、正しい順番も期限もありません。
ここで大切にしたいのは、「元気になること」をゴールにしないこと。
無理に前向きにならなくてもいい。
ただ、今の気持ちをそのまま置ける時間があるだけで、呼吸が少し楽になることがあります。
“良くなろう”と頑張りすぎる前に、
まずは心が置き去りになっていないかを、一緒に確かめていけたらと思います。
「大丈夫?」にうまく答えられないのは、気持ちが複雑だから
「大丈夫?」って聞かれたとき、返事に困った経験はありませんか。
大丈夫じゃないけど、説明するのもしんどい。
心配をかけたくないし、場を重くしたくない。
だから反射的に「うん、大丈夫」と言ってしまう。
でも本当は、その“うん”の中にいろんな感情が混ざっています。
寂しさ、怒り、後悔、虚しさ、安心したい気持ち。
誰かに分かってほしい気持ちと、分かられたくない気持ち。
気持ちが複雑なときほど、言葉はまとまりません。
まとまらないのは当然で、むしろ自然です。
だから、きれいに話そうとしなくて大丈夫。
「何がつらいのか分からない」も立派な言葉です。
「今日はうまく話せないかも」も、そのまま出していい。
“答えを出すため”じゃなくて、
“今の自分を置き去りにしないため”に言葉を使う。
その感覚を大事にしていくと、少しずつ呼吸が戻ってくることがあります。
励ましがつらく感じる日は、「弱い」じゃなくて、疲れているだけ
励ましの言葉がしんどい日に、自己嫌悪になる人は多いです。
「言ってくれてるのにありがたく思えない」
「前向きになれない自分はダメだ」
そんなふうに責めてしまうこともあります。
でも、励ましがつらいのはあなたが弱いからではありません。
“頑張るモード”をもうこれ以上続けられないくらい、心が疲れているだけです。
「元気出して」
「時間がたてば平気になる」
その言葉が間違っているわけではないけれど、
今のあなたには“届き方”が合わないことがある。
落ち込むこと、泣くこと、思い出して苦しくなることは、
悪いことでも、直すべき欠陥でもありません。
むしろ、失った存在が大切だった証拠です。
ここで必要なのは、気持ちを変えることじゃなくて、
気持ちを追い込まないこと。
「前向きになれない日があってもいい」
そう思えるだけで、心の力は少し温存できます。
頑張ることが正解じゃない日もあります。
その日に合うペースを選んでいいんです。
「話したら余計につらくなりそう」を越えるコツは、“少し”から始めること
「話したら余計につらくなりそう」
これは、すごく多くの人が感じることです。
話した瞬間に崩れそうで怖い。
涙が止まらなくなりそうで怖い。
心のフタが開いてしまいそうで怖い。
だから、無理に全部話そうとしなくて大丈夫です。
“少し”でいい。ほんの少し。
たとえば、
「今日は胸が重い」
「朝が特につらい」
「ふとした瞬間に思い出す」
それだけでも、立派な一歩です。
話すことは、感情を全部放出することじゃありません。
気持ちの外側をなでるみたいに、触れられる範囲からでいい。
言葉にならないなら、「言葉にならない」をそのまま出していい。
そして、沈黙があってもいい。
言葉が止まっても、そこで終わりじゃありません。
むしろ、その間に気持ちが追いついてくることがあります。
“元気になるために話す”ではなく、
“呼吸が少し楽になるために話す”。
このくらいの温度感で始めると、心は構えずにすみます。
焦らなくて大丈夫。
あなたのペースがいちばん大事です。
話せた瞬間に起きるのは「解決」じゃなくて、静かなゆるみ
つらさって、何かを“理解した瞬間”に消えるものではないですよね。
むしろ、頭では分かっているのに、心が追いつかない。
そのズレがいちばん苦しかったりします。
だから私は、話す時間を「問題を解く場」みたいにしなくていいと思っています。
大事なのは、答えを出すことよりも、いまの気持ちが置き去りにならないこと。
実際に、言葉が少し出た瞬間に起きる変化は、とても小さいことが多いです。
涙が一粒こぼれるとか、深く息を吐けるとか、肩の力がふっと抜けるとか。
でも、その小さな変化が“生き延びる力”になっていくことがあります。
たとえば、ずっと「もう泣かないようにしている」と淡々と話していた方が、
ふと声を詰まらせたときがありました。
そのときに無理に言葉を足さず、急がせず、ただ一緒に間を持った。
すると、深く息を吐いて「少し、楽になりました」とぽつり。
この“少し”が大切なんです。
悲しみを消すことはできなくても、呼吸が少し戻る。
心がほんの少し緩む。
その積み重ねが、これからの日々を支えてくれます。
言葉が詰まるのはダメじゃない。むしろ「大事なところ」に近づいているサイン
話そうとした瞬間に、喉が詰まったり、胸がぎゅっとなったり。
そのせいで「私、ちゃんと話せないな…」と落ち込む人がいます。
でも、言葉が詰まるのは失敗じゃありません。
それだけ大切なものに触れている証拠です。
どうでもいい話なら、スルスル出てきます。
出てこないのは、そこに“重さ”があるからです。
だから、詰まってもいい。
言葉が止まってもいい。
途中で「ごめんなさい、分からなくなりました」って言ってもいい。
むしろ、その瞬間に無理に先へ進もうとすると、心はまた守りに入ってしまいます。
「大丈夫、今は止まっていいよ」
そう思えるだけで、次の一言が自然に出てくることがあります。
話せる量は人によって違います。
今日は一文だけ、次は二文だけ、でも十分です。
気持ちは、少しずつしか外に出せないこともあります。
そのペースを尊重することが、いちばん安心につながります。
沈黙は気まずさじゃなくて、「心が追いつく時間」になる
会話って、沈黙があると焦りますよね。
「何か言わなきゃ」
「間が空いて申し訳ない」
そう思う人が多いです。
でも、悲しみの話は特に、沈黙がとても大切です。
言葉にした瞬間に、感情がどっと湧いてくることがあるから。
そのとき心は、今起きていることを処理しようとしている。
沈黙は、心が追いつくための時間なんです。
沈黙の中で、呼吸が変わることがあります。
涙が出ることもあるし、逆に涙が引くこともある。
肩が落ちたり、手がぎゅっと握られたり。
言葉より先に、体が反応している場合もあります。
だから、沈黙を埋めなくていい。
その場で起きていることを「ダメ」としない。
ただ“ここにいていい空気”を保つことが、安心につながります。
話していない時間も、ちゃんと進んでいます。
何も言わないで一緒にいるだけで、救われる瞬間がある。
それは気休めじゃなくて、心が回復するための大事な土台になることがあります。
「整理しすぎない」ほうが楽になることもある。悲しみは“きれいにまとめない”でいい
悲しみを話すとき、「分かりやすく説明しなきゃ」と思ってしまう人がいます。
何が起きて、どう感じて、だから私はこうで…みたいに。
でも、悲しみってそんなにきれいに並びません。
今日は後悔が強くて、明日は怒りが出て、次の日は急に静かになる。
同じ出来事なのに、感情が日替わりで変わる。
それが普通です。
だから、整理しすぎないでいい。
無理に意味づけしないでいい。
「こういう学びがありました」みたいに結論を作らなくていい。
むしろ、結論を急ぐと、心が置いていかれます。
「私はこう思うべき」
「こんなふうに受け止めるべき」
そんな“べき”が増えるほど、苦しくなることがあります。
話すときは、今ある形のままでいい。
ぐちゃぐちゃでも、矛盾してても、途中で変わってもいい。
そのまま出せたときに、ふっと楽になる瞬間が生まれます。
悲しみを“理解できる形”に閉じ込めない。
それが、呼吸を守るコツになることがあります。
悲しみを抱えたままでいい。少し呼吸がしやすくなる方向へ
大切な人を失ったあと、心の中は思っている以上に忙しいです。
寂しさや後悔、怒りや虚しさが、順番もなく押し寄せてきたりします。
それなのに日常は続くから、気持ちを置き去りにしたまま動いてしまう。
「もう大丈夫なふり」をするほど、誰にも見えないところで消耗していく。
そんな時間を過ごしている人は、実はとても多いと思います。
でも、悲しみは“消すもの”ではなくて、“抱えながら生きていくもの”でもあります。
忘れられないのは、あなたが弱いからじゃありません。
それだけ大切だったからです。
だから、無理に元気にならなくていい。
前向きな答えを急がなくていい。
ただ、少し話して、少し呼吸がしやすくなる。
その小さな変化が、明日を支える力になっていきます。
あなたの中にある「言葉にならない気持ち」も、
「まとまらない話」も、
「泣きたいのに泣けない感じ」も、
どれもそのまま大切にしていいものです。
ここから先は、無理に大きく変わろうとしなくても大丈夫。
まずは、ひとりで抱えなくていい時間を少しずつ増やしていきましょう。
話しても、大切な人への気持ちは薄れない。むしろ守れることがある
「話したら忘れてしまいそう」
「言葉にしたら、軽くなってしまいそう」
そんな不安を持つ人は少なくありません。
でも実際は、話したからって大切な人への気持ちが薄れることはありません。
むしろ、胸の奥で押しつぶされそうになっていた思いが、
少し外に出ることで“守れる形”になることがあります。
思い出すのがつらいのは、それだけ愛情があるから。
忘れられないのは、それだけ大事だったから。
その気持ちは、否定されるものじゃないし、急に手放す必要もありません。
話すときに必要なのは、立派な言葉じゃなくて、ほんの一言でも十分です。
「会いたい」
「さみしい」
「悔しい」
その短い言葉の中に、あなたの全部が詰まっています。
気持ちを言葉にすることは、思い出を“消す”ことではなく、
思い出と一緒に生きるための呼吸を整えること。
そのくらいの感覚でいいと思います。
あなたが大切に思っていることは、あなたの中でちゃんと残ります。
話すことは、その大切さを雑にするんじゃなくて、丁寧に扱うための方法にもなります。
変化は大きくなくていい。「少し楽」が積み重なると、日常が戻ってくる
つらいときって、「早く元通りにならなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも、元通りってそもそも何だろう、とも思います。
失ったものが大きいほど、前と同じに戻るのは難しい。
だからこそ、目標を大きくしすぎないことが大事になります。
たとえば、
夜に少し眠れる日が増える。
食べられるものが一つ増える。
外に出るのがほんの少し楽になる。
呼吸が浅い時間が減る。
こういう“ちょっとした回復”は、見えにくいけれど確かな変化です。
そして、こういう変化は「頑張って勝ち取るもの」というより、
安心できる時間の中で自然に起きることが多いです。
話すことで、気持ちが全部スッキリするわけじゃない。
でも、胸の奥の圧が少し下がる。
それだけで、次の日のしんどさが少し違ってきます。
大きく変わらなくていい。
すごい前向きにならなくていい。
“少し楽”が積み重なると、日常はちゃんと手触りを取り戻していきます。
あなたのペースで、あなたの生活の中に、少しずつ戻ってくるものがあります。
その道のりを、急がせないことがいちばん大切です。
最初の一歩は「うまく話そうとしない」こと。話せるところまでで大丈夫
「初めて話すのは緊張する」
「どこから話していいか分からない」
「涙が出たらどうしよう」
そんなふうに感じるのは、当たり前です。
でも、最初から上手に話す必要はありません。
むしろ、上手に話そうとすると、心はまた“頑張るモード”になってしまいます。
必要なのは、正しく伝えることよりも、無理をしないことです。
話の順番がバラバラでもいい。
同じことを何度言ってもいい。
途中で沈黙になってもいい。
「今日はここまで」と途中で止めてもいい。
そして、答えたくないことは答えなくていい。
言いたくないことは言わなくていい。
その“選べる感じ”があるだけで、安心はぐっと増えます。
もし一言だけ選ぶなら、
「最近、呼吸が浅い気がする」
「ふとした時に苦しくなる」
そんな短い言葉でも十分です。
あなたが抱えてきた気持ちは、急に軽くならなくていい。
ただ、ひとりで抱え続けなくてもいい。
話せるところまでで大丈夫です。
少し話して、少し呼吸がしやすくなる。
その時間を、あなたのために用意してお待ちしています。
読者へのメッセージ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
大切な人を失ったあと、
「元気にならなきゃ」
「前を向かなきゃ」
そうやって自分を動かし続けてきた人ほど、ふとした瞬間に息ができなくなることがあります。
でも、それはあなたが弱いからではありません。
大切だったから、簡単に終わらないだけです。
悲しみは、消さなくていいし、急いで片づけなくていい。
話すことで忘れてしまうことはありません。
むしろ、抱えたままの気持ちを少し外に出せると、
呼吸がほんの少しだけ深くなることがあります。
その「少し」が、これからの日々を支えてくれることもあります。
もし今、
誰にも本音を言えないまま頑張り続けているなら。
言葉にならないものを、ひとりで抱えているなら。
傾聴ラウンジ「ここより」を思い出してみてください。
うまく話せなくても大丈夫です。
泣いても泣かなくても大丈夫です。
沈黙があっても、そのままで大丈夫です。
話せるところまで、話せる分だけ。
あなたのペースを乱さないまま、
「ここにいていい空気」を一緒に保つ場所として、「ここより」を用意しています。
まずは、少しだけでも。
あなたの気持ちが置き去りにならない時間を、ここから始めてみませんか。


