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ブログ(こころの不思議)

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結婚すると思っていた彼に振られた私が、失恋を乗り越えて本当の幸せに出会うまで

結婚すると思っていた彼に振られた私が、失恋を乗り越えて本当の幸せに出会うまで

「この人と結婚するんだろうな」
そう思っていた相手と、ある日突然、別れることになるなんて――
当時の私は、そんな未来を一度も想像していませんでした。

高校生の頃から長く一緒にいて、嬉しいことも、しんどい時期も共有してきた存在。
そばにいるのが当たり前で、いなくなる可能性なんて考えたこともなかったんです。

だからこそ、メールで告げられた別れの言葉を見た瞬間、
頭の中が真っ白になり、時間が止まったような感覚になりました。
悲しいのか、不安なのか、それとも信じられなかったのか。
自分の気持ちさえ、うまく言葉にできませんでした。

もし今、あなたが失恋のつらさの中にいるなら、
「こんなに苦しいのは自分だけじゃないのかな」と感じているかもしれません。
でも大丈夫。
その痛みは、ちゃんと理由があって、ちゃんと意味のあるものです。

これは、かつて失恋で心も体もボロボロになった私自身の体験です。
立ち止まり、泣いて、迷いながらも、少しずつ前に進んでいった過程を、
今日は正直に書いてみようと思います。

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投稿者プロフィール

小川 結愛
小川 結愛よりびと
■待機時間:月・火・木・金・土の21時~24時
※祝日はお休みです

■年齢:40代

■ キャッチコピー:安心して、リラックスして話せる雰囲気を提供します


■ 得意なテーマ

– 人間関係の悩み・恋愛相談
– 介護の悩み、自宅介護の悩み、認知症の悩み
– ママの働き方の悩み、高齢出産
– 発達凸凹、発達しょうがい、発達に関する悩み 
– 介護職の悩み、人間関係のモヤモヤ
– 家族関係の悩み
– カサンドラ症候群
– 身体のお悩み(疲れやすい、PMS、緊張しやすいなど)
– 頑張りすぎてしまう。ついつい、強がってしまう。無理して、大丈夫。がくちぐせ。

■ 聴き方・スタイル

– どんな話もまるっと受け止めます
– 相手のペースに合わせてゆっくり聴きます
– 話がまとまっていなくても大丈夫
– 否定せず、穏やかに受け止めます
– 沈黙も気まずくしないスタイルです

■ 経験

– これまで20年介護職の仕事をしています。
– 特別養護老人ホーム、認知症対応型グループホーム、老健、ディサービス、有料老人ホームの経験あり。常に、傾聴、共感、受容を大切にしています。現在は、特別養護老人ホームで、パートとして勤務。
– 介護福祉士、認知症実践者研修修了。
– 障がい者ケアホームでの経験もあり。
– 傾聴ボランティア・ハンドマッサージなどでも、高齢者と関わる。
– 自身も祖父の在宅介護の経験あり。9年程していました。
– パニック障害、過呼吸、バセドウ病の経験あり。パニック障害、過呼吸は完治。
– ジストニアの経験あり。薬継続中。
– 10歳、2歳の男の子のママ。
– 10歳児の子供が発達凸凹→小児精神科で、自閉症+ADHDあり。不登校経験あり。
– 療育支援センター→放課後ディサービスを利用している。普通に見えるがゆえの難しさに直面。
– 心理学、コーチング、アドラー流メンタルトレーナー、HSPカウンセラーなどの講座を受講。

■ 大切にしていること

– どんな話でも否定しません
– 話したくないことは無理に聞きません
– 気持ちが整理されていなくてもそのままで大丈夫
– 泣いても沈黙してもOK
– どんなお話もお聴きします
– 話したいように話せるように、あなたのペースに呼吸を合わせます

■ 人柄・ユニークポイント

– 好きなもの:鬼滅の刃 / 心理学、カラー&タロット占い / ラーメン、焼肉、グッズ集め
– よく言われる性格:話やすい。温和。地に足がついている。やさしい。芯がある。愛のある人。
– ちょっとしたこだわり:自分時間を大事にしている。
– 聴き手としての密かな強み:どんな話にも寄り添います。私に話すことで、スッキリ出来ます。


■ メッセージ

ここでは、どんな話をしても大丈夫です。安心、安全の場を作ります。安心してお話ください。自分の感情を感じるお手伝いを致します。

目次

「結婚すると思っていたのに」――突然の別れで、心が置いていかれた話

「この人と一緒に歳を重ねていくんだろうな」
そう信じていた恋が、ある日ふいに終わりました。しかも、ちゃんと顔を見て話す前に、メールで届いた「別れたい」の一言。読み返しても意味が頭に入ってこなくて、しばらく画面を見つめたまま動けなかったのを覚えています。

長く付き合っていると、相手がそばにいることが“日常”になります。毎日の忙しさの中で、いつしか「いてくれるのが当たり前」になってしまう。私もそうでした。仕事もプライベートもそれなりに充実していて、未来のイメージも勝手に出来上がっていて…。だからこそ、失った瞬間の衝撃が大きくて、心も体も一気に崩れていきました。

この記事では、当時の私がどんなふうに落ち込み、何に苦しみ、どうやって少しずつ立ち上がっていったのかを、できるだけ正直に書いていきます。もし今、失恋の痛みの中にいるなら、「私だけじゃなかったんだ」と、ほんの少し肩の力が抜ける時間になればうれしいです。

長く一緒にいたからこそ、「失う」実感が追いつかなかった

長く付き合っていると、楽しい思い出が増える分だけ、別れの現実を受け止めるのに時間がかかる気がします。私の場合、高校生の頃からずっと一緒で、いつの間にか「このまま結婚するんだろうな」という前提で日々を過ごしていました。特別な約束をしていたわけじゃなくても、心の中では“決定事項”みたいになっていたんです。

だから、別れを告げられた瞬間に起きたのは、悲しみよりも先に「思考停止」でした。
「え?どういうこと?」
「なんで?」
「結婚するんじゃなかったの?」
頭の中で同じ言葉がぐるぐる回って、答えがないのに探し続けてしまう。気づけば、現実を飲み込むより先に、自分の心が置いていかれていました。

周りから見たら「失恋」なのかもしれないけど、本人の中では“生活の一部が突然消えた”みたいな感覚でした。部屋の空気、スマホを見る回数、帰り道の景色まで変わってしまう。失恋って、恋が終わるだけじゃなくて、「当たり前」だと思っていた未来が一気に消えることなんだな、とその時初めて知りました。

「私が頑張れば戻るはず」…自分を追い込んだ思い込み

別れた直後の私は、悲しみよりも「取り戻したい」が強かったです。正直、そこには意地もあったと思います。
「私がもっと頑張れば、きっと戻ってきてくれる」
そう信じたくて、むしろ信じないと崩れてしまいそうで、必死でした。

でも、冷静に考える余裕がない時ほど、人は“自分を責める方向”に進みやすいんですよね。私も例外じゃなくて、「私が悪かったんだ」「もっと気づけたはずだ」って、勝手に裁判を開いて、勝手に有罪にしていました。相手の気持ちや状況がどうだったかより、まず自分を追い詰めてしまう。

その結果、心だけじゃなく体にも影響が出ました。眠れない、食欲が落ちる、動悸がする、涙が止まらない。体重も落ちて、疲労感が抜けない。こういう時って「気合いでどうにかする」じゃ無理なんですよね。むしろ無理をすると、余計にダメージが広がります。

今振り返ると、あの頃の私は「相手を取り戻すこと」よりも、「捨てられた自分を認めたくない」気持ちが強かったのかもしれません。だから頑張り方がどんどん苦しくなって、空回りして、さらに自分を嫌いになっていった。失恋の苦しさって、相手を失う痛みだけじゃなくて、“自分への攻撃”がセットになりやすいんだと痛感しました。

否定されずに話を聞いてもらえた時、心が少しだけ動き出した

一番しんどかった時期、私にとって救いになったのは「正解を教えられること」じゃありませんでした。
「こうしなよ」「忘れなよ」みたいなアドバイスって、頭では分かっても、心が追いつかない。むしろ、追いつけない自分を責めてしまって、余計につらくなることもあります。

そんな時に出会ったのが、否定せずに話を聞いてくれる人の存在でした。
「そりゃ苦しいよね」
「急に終わったら、心が追いつかないよね」
この“分かろうとしてくれる言葉”が、当時の私にはものすごく沁みました。話しているうちに、自分でも気づいていなかった本音が少しずつ出てくるんです。「悔しい」「怖い」「置いていかれた」「もう誰も信じられないかも」…ぐちゃぐちゃでも、言葉にしていいんだと思えた瞬間、心の圧がほんの少し下がりました。

私は今も、人の話を聞くときに大事にしていることがあります。
それは、いきなり結論に持っていかないこと。
まずは「その気持ちが出てくるのは自然だよね」と、感情をちゃんとその場に置いてあげること。感情って、押し込めるほど暴れやすいけど、受け止められると少し落ち着くことが多いんですよね。

失恋から立ち直るって、いきなり元気になることじゃなくて、「今の自分の気持ちを、今のまま認められる」瞬間が増えていくことなのかもしれません。私が少しずつ動き出せたのも、まさにそこからでした。

「うまくいってる」と思い込んでいた――気づけなかった小さな変化と、私の毎日

別れを告げられた時、私が一番ショックだったのは「終わったこと」そのものより、終わりが来ていたことに全然気づけなかった自分でした。高校生の頃から長く一緒にいて、笑い合う時間もたくさんあって、周りから見ても仲がいいと思われていたはず。私自身も「うまくいってる」と信じきっていました。

でも、恋愛って“事件”みたいに急に崩れることもあるけど、実際はもっと静かにズレていくことが多いのかもしれません。相手のテンションが少し変わる、連絡の間隔がちょっと空く、会話の温度が少し下がる。そういう小さなサインを、忙しさや安心感で見逃してしまう。私はまさにそれでした。

当時の私は仕事も責任ある立場で、家のことも抱えていて、心の余裕が少なかったのに、「頑張らなきゃ」で突っ走っていました。気づけば、相手との関係を“見直す”より、“回す”ことが優先になっていたんですよね。ここでは、あの頃の生活の空気感と、見えなくなっていたものを、できるだけリアルに振り返ってみます。

忙しさの中で、恋愛を「後回し」にしていた自分がいた

今思うと、当時の私は毎日がいっぱいいっぱいでした。仕事ではリーダーの立場で責任が増えて、周りのことにも目を配らなきゃいけない。家では家族の介護のこともあって、気持ちが休まる時間が少なかったと思います。そういう状況になると、人って「とりあえず回す」モードになりがちなんですよね。

恋愛って本来、ホッとできる場所だったり、安心できるつながりだったりするはずなのに、余裕がないと“点検”ができなくなる。相手の表情の変化や、言葉のトーンの違いに気づきにくくなる。私は「大丈夫、大丈夫」って自分に言い聞かせながら、ちゃんと向き合うタイミングを先延ばしにしていました。

もちろん、忙しいのが悪いわけじゃないし、責任を背負って頑張っていた自分も否定したくない。だけど、忙しさって、気づかないうちに心のアンテナを鈍らせます。相手との会話で違和感があっても「疲れてるだけかな」で流してしまったり、「今はそんなこと考える余裕ない」で見ないふりをしたり。

だから、別れが来た時に「突然」に感じたのは、ある意味当然だったのかもしれません。突然じゃなくて、私の視界から“ゆっくり消えていったサイン”があっただけ。失恋って、相手の心の変化だけじゃなくて、こっちの生活の状態にも大きく左右されるんだな、とあとから気づきました。

「いてくれるのが普通」になった時、関係は静かに崩れやすい

長く付き合っていると、相手がいることが“当たり前”になります。毎日連絡が来る、会えば笑う、休日はだいたい一緒。そういう日常が積み重なるほど、安心感が増えていく。これ自体は悪いことじゃないんです。むしろ、安心できる関係って素敵だと思う。

でも、その安心感がいつの間にか「当然」に変わると、ちょっと危ない。私はまさにそこにいました。どこかで「彼はずっといてくれる」と思い込んでいて、相手の気持ちが変わる可能性を、あまり想像していなかったんです。今なら分かるけど、“相手がいる”って、当たり前じゃないんですよね。

しかも、相手の中で何かが変わっていたとしても、長く一緒にいるほど「いつもの感じ」に見えてしまうことがある。気づくべき違和感が、日常の中に溶けてしまうんです。会話が少し減っても「忙しいのかな」で済ませる。目が合う回数が減っても「疲れてるのかな」で流す。そうやって、少しずつ“確認”をしなくなっていく。

そして、別れの時に一気に現実が来る。私の場合は、相手が別れたあとすぐに別の人と結婚したことも重なって、心の衝撃がさらに大きくなりました。「私との時間は何だったの?」って思ってしまうし、「自分が壊してしまったのかも」と責めてしまう。

でも、本当に大事なのは「誰が悪いか」を決めることじゃなくて、「当たり前に見えていた関係を、どう扱っていたか」を振り返ることなのかもしれません。責めるためじゃなくて、次の自分を守るために。私はそれを、痛いほど学びました。

心と体が限界の時ほど、恋愛の痛みは何倍にも響く

失恋がきつかった理由って、恋が終わったからだけじゃないんですよね。今振り返ると、私はもともと心身の負荷が高い状態でした。仕事のプレッシャー、家のこと、そして体調面のしんどさ。そこに「別れ」が乗ってきたから、心も体も一気に耐えきれなくなったんだと思います。

眠れない、食欲が落ちる、動悸がする、涙が止まらない。こういう反応が出ると、「こんなことで弱い自分が嫌だ」と思ってしまう人も多いけど、私は声を大にして言いたいです。これは弱さじゃなくて、限界を超えたサインです。むしろ体が必死に知らせてくれている。

しかも、体がしんどいと、考え方もどんどん偏っていきます。夜中に一人でスマホを見て、思い出を掘り返して、勝手に結論を出してしまう。
「私が足りなかった」
「もっと頑張ればよかった」
「私なんて選ばれない」
そんな言葉が頭の中で増殖していって、気づけば自分で自分を追い詰めるループ。

この状態って、いきなりポジティブになろうとしても難しいんですよね。大事なのは、まず“回復できる土台”を作ること。寝る、食べる、少し外の空気を吸う。小さくていいから、体を落ち着かせる。心の話は、その次でもいい。私も、いきなり立ち直れたわけじゃなくて、まずは崩れた自分を「そりゃそうなるよね」と受け止めるところから始まりました。

失恋って、心の出来事に見えるけど、実は体の状態とセットです。だからこそ、「気持ちだけで頑張る」より、「今の自分を回復させる」方向に舵を切ることが、立ち直りの近道になることもあります。

「まだ大人の恋愛は知らないよね?」――その一言で、視界がふっと開けた

失恋のどん底にいる時って、頭の中が同じ映像のリピートになります。別れた瞬間の言葉、相手の態度、気づけなかった自分への後悔。気づけば「もしあの時こうしてたら…」ばかりで、現在の自分の呼吸すら浅くなっていく。私もまさにその状態でした。

そんな私に、ある日職場の方がぽつりと言ったんです。
「まだ大人の恋愛は知らないよね。大人の恋愛を経験してごらん。」
正直、その場で急に元気になったわけじゃありません。むしろ最初は「今そんなこと言われても…」って思いました。でも、その言葉は不思議と心の奥に残りました。責めるでもなく、正論で押すでもなく、ただ“別の景色がある”ことを見せてくれた感じがしたんです。

あの一言を境に、私は少しずつ「この別れは、人生の終わりじゃない」と思えるようになっていきました。悲しみが消えるわけじゃないけど、悲しみの中に“次の選択肢”が混ざってくる。ここでは、私の視点が切り替わっていった瞬間と、その後の小さな変化を、できるだけ等身大で書いてみます。

「あの恋がすべて」から、「人生の一部」へ。見方が変わると苦しさが少し緩む

失恋直後の私は、世界がその恋だけでできているように感じていました。
「もう二度と、こんな人に出会えない」
「私の人生、終わった」
本気でそう思ってしまうくらい、視野が狭くなっていたんです。これって、気持ちの問題というより“脳が危機モード”に入っている感じに近いと思います。大事なものを失ったから、必死に取り戻そうとして、他の可能性が見えなくなる。

でも、職場の方の「まだ大人の恋愛は知らないよね」という言葉は、私の中の“決めつけ”をゆるめました。
あの恋は確かに大きかった。でも、人生全部じゃない。
今は痛すぎて信じられないだけで、知らない世界がまだある。
そんなふうに思えると、苦しさが少しだけ緩むんですよね。

もちろん、これは「すぐ切り替えよう」って話じゃありません。切り替えられない自分を責めないことが大前提です。ただ、もし誰かの一言や、何気ない出来事で「別の見方があるかも」と思えたら、それは立ち直りの入り口になることがある。私はその入り口に、やっと片足を置けた感じでした。

それから私は、「戻るか戻らないか」だけを軸にするのをやめました。軸を“相手”から“自分”へ戻す。これが本当に大きかったです。自分がどう生きたいか、どう扱われたいか、どんな関係が心地いいか。失恋は痛いけど、そこに向き合うチャンスも混ざっているんだなと、少しずつ思えるようになりました。

音楽や物語に救われた夜――「気持ちを言葉にする」だけで心は軽くなる

あの頃の私は、誰かに全部を説明する気力がありませんでした。
「何がつらいの?」と聞かれても、うまくまとめられない。
泣いてしまうのが恥ずかしいとか、弱いと思われたくないとか、そういう気持ちもあって、言葉が喉で止まってしまう。だから夜は特に、ひとりで抱え込みやすかったです。

そんな時に助けられたのが、音楽や“物語”でした。歌の歌詞って、自分の気持ちを代わりに言ってくれることがありますよね。「それ!それなんだよ…」って、胸の奥に刺さる言葉が突然見つかる。私はそれに何度も救われました。うまく言えない感情を、外側の言葉が形にしてくれるだけで、呼吸が少し楽になるんです。

ここで大事なのは、気持ちを“正しく整理”しようとしないこと。ぐちゃぐちゃのままでもいいから、「今、私は悲しい」「悔しい」「怖い」って、自分の中でラベルを貼ってあげる。すると感情って、少し落ち着きます。逆に「こんな感情持っちゃダメ」と押し込めると、夜中に暴れ出すことが多い。

私は今でも、人の話を聞くときにまずやるのが「気持ちの確認」です。結論より先に、感情を置く場所を作る。
「つらかったんだね」
「それはショックだよ」
たったこれだけで、心がほどける瞬間って本当にあります。あの頃の私が欲しかったのも、きっとそれでした。言葉にできなかった感情を、言葉にしてもらうこと。そういう小さな積み重ねが、次に進む力になります。

「縁がなかっただけ」って、突き放しじゃなくて“自分を守る言葉”だった

失恋から立ち直る過程で、私の中に残った言葉があります。
「縁がなかっただけ。」
これ、最初はすごく冷たい言葉に聞こえる人もいるかもしれません。でも私にとっては、心を守るために必要な言葉でした。

別れた直後って、どうしても「原因探し」になります。
「私のここがダメだった?」
「もっとこうしてたら?」
「相手の気持ちを変えられた?」
答えが出ないのに、ずっと自分を責め続けてしまう。だから私は、どこかでそのループを止めたかったんです。

「縁がなかっただけ」は、あきらめじゃなくて“手放し”に近い。
自分を否定するための理由探しを、いったん終わらせるための言葉。
そして同時に、「縁があるなら、またどこかで会えるかもしれない」と未来に余白を残す言葉でもありました。相手を悪者にしなくてもいいし、自分を罰しなくてもいい。少し距離を取って眺められるようになるんです。

さらに後から気づいたのは、タイミングのズレって本当に大きいってこと。相手は早く結婚したかった、私はまだそうじゃなかった。どっちが正しいじゃなくて、歩幅が合わなかっただけの可能性もある。そう思えた時、胸の奥の“罪悪感”が少し薄まりました。

もちろん、きれいに割り切れるまでには時間がかかります。だけど、苦しみの中で自分を守れる言葉を持つのは大切です。私にとってはそれが「縁がなかっただけ」でした。あなたにもきっと、あなたの心を守る言葉が見つかります。今はまだ見つからなくても大丈夫。まずは「つらい」と思う自分を、否定しないところから始めてみてください。

失恋は終わりじゃなかった――泣いた分だけ、ちゃんと次の幸せに近づいていった

あの頃の私は、「この痛みは一生消えないかも」と本気で思っていました。眠れない夜が続いて、食べられなくて、何をしていても胸の奥がズキズキして。周りはいつも通りの毎日を送っているのに、自分だけ時間が止まったみたいで、「置いていかれた」感じがすごく強かったんです。

でも今は、はっきり言えます。失恋は、私の人生の終わりじゃありませんでした。むしろ、あの経験があったからこそ、「自分はどう扱われたいのか」「どんな関係が安心なのか」を真剣に考えるようになって、結果的に本当に大切な人たちに出会うことができました。

もちろん、立ち直りは一直線じゃありません。進んだと思ったら戻ったり、平気な日が続いたのに急に泣けたり。だけど、その揺れも含めて“回復”なんだと思います。この記事の最後では、今の私が感じていることと、同じように失恋で苦しい人に伝えたいことを、できるだけ押しつけずに書いてみます。

穏やかな日が増えたのは、「強くなった」からじゃなくて「自分を守れるようになった」から

失恋から時間が経った今、昔の自分と一番違うのは「動揺しにくくなった」ことです。昔は、ちょっとした言葉や出来事で心がぐらんぐらん揺れて、頭の中が不安でいっぱいになっていました。でも今は、揺れたとしても、戻ってこれる。これって“メンタルが強くなった”というより、“自分を守るコツを覚えた”感じに近いです。

例えば、つらい気持ちが出てきた時に、昔の私はすぐ「そんなこと思う自分がダメだ」って責めていました。でも今は、「あ、今しんどいんだね」って、まず気持ちを確認できる。これだけで、感情の暴れ方が全然違います。感情って、無視されるほど大声になるけど、受け止められると少し静かになるんですよね。

それから、人との距離の取り方も変わりました。頑張りすぎて抱え込む癖があると、相手の顔色をうかがって無理をしやすい。私はそこに気づいてから、「無理な時は無理」と言えるようになったり、しんどい時は休むことを自分に許せるようになったりしました。

失恋がくれた学びって、意外とこういう“生活の土台”に効いてくるんだと思います。恋が終わっただけじゃなくて、自分の心の扱い方を見直すきっかけになった。だから今の穏やかさは、たまたまじゃなくて、積み重ねてきた結果なんだなと感じています。

「あの人じゃなきゃダメ」は思い込みだった――大事な人は、ちゃんと別の形で現れた

失恋の直後って、「もう二度とこんな人に出会えない」と思いがちです。私もそうでした。長く一緒にいたからこそ、その人が“唯一の存在”みたいに感じてしまう。思い出が多いほど、代わりがいないように思えてしまう。

でも、今の私は大切な家族に出会えて、心から感謝しています。ここで言いたいのは「ほらね、次があったでしょ」という軽い話じゃなくて、“人はちゃんと回復する力を持ってる”ってことです。痛みの中にいる時は、未来が真っ暗に見える。でも未来は、見えないだけで、ちゃんと続いています。

私が少しずつ前に進めた理由の一つは、世界を広げたことでした。外に出る、人と会う、新しい場所に行く。最初は無理やりじゃなくていいんです。気分転換のドライブでもいいし、夜景を見に行くでもいい。自分の心が少し楽になる場所を増やす。それだけで、「この失恋だけが私の人生じゃない」と体が思い出してくれます。

そして、恋愛って“好き”だけで続けるのは難しい時もあります。相手を思いやること、尊重すること、安心できる距離感。そういうものが揃った時に、関係は「愛」に近づく。私は失恋を通して、その違いを身をもって知りました。だからこそ、次に出会った大事な人たちを、ちゃんと大切にできている気がします。

いま失恋で苦しいあなたへ――泣いていいし、立ち止まっていい。あなたのペースで大丈夫

もし今、失恋の痛みの真ん中にいるなら、まず伝えたいです。
つらいのは当たり前です。
忘れられないのも当たり前です。
「早く切り替えなきゃ」って焦るほど、苦しさは増えやすい。

失恋って、心の中で大切にしていたものが一度崩れる体験だから、痛くて当然なんです。しかも、周りには見えにくいから「普通にしてなきゃ」と思ってしまう。でも本当は、普通じゃなくていい。泣いていいし、食べられない日があってもいいし、何もしたくない日があってもいい。まずは自分の反応を責めないことが、回復のスタートになります。

それと、誰かに話すことができるなら、話してみてほしいです。ポイントは、正論をくれる人じゃなくて、あなたの気持ちをそのまま受け止めてくれる人。
「そう感じるよね」
「それは苦しいよね」
そんなふうに言ってもらえるだけで、心は少し落ち着きます。言葉にするって、それだけで整理になるからです。

最後にもう一つ。失恋の経験は、あなたの価値を下げません。むしろ、あなたが誰かを本気で大切にした証拠です。その時間は無駄じゃない。今はただ、悲しむ時期なだけ。悲しみきった先に、必ず少しずつ、息がしやすい日が増えていきます。

あなたのペースで大丈夫。
立ち上がるタイミングも、歩くスピードも、人それぞれでいいんです。

読者へのメッセージ

ここまで読んでくれてありがとうございます。
失恋って、周りからは「時間が解決するよ」と言われがちだけど、本人の中ではそんな簡単に片づかないですよね。頭では分かっているのに、心が追いつかない。急に涙が出たり、思い出がよみがえって息が苦しくなったり、「私が悪かったのかな」って自分を責めてしまったり。

もし今のあなたがそんな状態なら、まず伝えたいです。
その反応はおかしくありません。
それだけ本気で人を大切にしてきた証拠です。

そして、立ち直るために“正しい答え”を急いで見つけなくて大丈夫です。大事なのは、いま心の中にある気持ちを、いったんそのまま置いてあげること。私は人の話を聞くとき、すぐに結論を出したり、無理に前向きにさせたりしません。まず「そう感じるよね」「それはつらいよね」と、気持ちが安心して出てこられる順番を大切にしています。感情って、押し込めるほど大きくなるけど、受け止められると少し落ち着いていくことが多いからです。

ひとりで抱えていると、夜に考えが暴走したり、同じ場面を何度も思い出して苦しくなったりします。そんな時は「整理できてから話そう」と思わなくていいので、まとまってなくても、ぐちゃぐちゃのままでも、言葉にしてみてください。話すことは、弱さじゃなくて回復の動きです。

もし「身近な人には話しづらい」「否定されずに、ただ聞いてほしい」と感じるなら、傾聴ラウンジ「ここより」も選択肢のひとつにしてみてください。気持ちを急かさず、アドバイスで押すのではなく、あなたのペースで言葉を置いていける場所として用意しています。まずは短い一言からでも大丈夫です。

失恋の痛みは、あなたの価値とは無関係です。
いまは泣いていいし、立ち止まっていい。
その先で、ちゃんと呼吸が楽になる日が増えていきます。

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