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【相談事例7】30代女性:人の顔色を伺いながらの生活が辛い

人の顔色を伺いながらの生活が辛い

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

こちらで挙げる相談事例は、特定の個人の相談内容とアプローチ内容、その結果を掲載しているものではなく、特定の個人のことと分からないように配慮した上で記載しています。

ただ、特定の個人のことにならないようにすると、どうしても不特定多数の方が「自分のことかも」と感じることがあるかもしれません。それだけ、個人的な背景を除けば相談内容自体は似ているものが多いためです。

リ・ハートにはこういう相談が多いんだ、というのを知ることで、自分自身の悩みを相談するのに適しているかどうかの判断にお役立て頂ければ幸いです。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

相談プロファイル

○利用サービス:電話カウンセリング
○サービス利用期間:1年
○利用頻度:1ヶ月に1回程度
○30代女性
○仕事:転々と
○相談内容:自分がしたことに対して相手がどのように思っているか気になってしまい、常に様子を伺ってしまう。その姿がおどおどしているように見えるらしく、相手にイライラされてしまうことが多い。自信がないから顔色を伺っているのは分かっているが、自分は存在価値がないように感じ、死にたいと思う時がある。

電話カウンセリングアプローチ

電話カウンセリングを利用する際は、まずきっかけとなる出来事があるケースが多い。事前にきっかけとなった出来事を文章でもらっていたが、ご相談者様の口から再度話してもらう。説明しようと思わずに、気持ちを吐き出すように。話が前後しても分かりにくくても何も問題ありませんからと。

今回は上司から振られた仕事を行い提出したが、その上司が提出書類を確認している様子を見るご相談者様の姿にイライラして怒鳴られたことが原因。ご相談者様は自信がないため、心配な様子で上司の顔色を伺うように見ていると、自信がないものを提出するな、と言われたよう。

話を聴く中で、ご相談者様自身は真面目に仕事は行なっていて、その書類に関して全く問題ないものだったと。ただ、その上司が自信がなさそうに持ってくる様子に対して、ちゃんと取り組まなかったからではないか、と感じたかもしれないと気づく。

そして、ご相談者様が自信を持てなくなった原因について過去を遡って話を聴いていくと、両親との関係性にあった。両親から褒められることなく、いつも「お前は出来が悪い」といったことをずっと言われていた。自尊心が低い状態になってしまっている。

まずは自分が好きなこと、これだったらできると思えることをしましょうと提案。そして、できた自分を自分で褒める、ご褒美を与えることをする。そうすることで、できた→褒められた→自尊心を高めることに繋がる。

そして、できたことを私に報告してください、いっぱい褒めますからと。その後、不定期ではあるが気持ちが沈んだ時だけでなく、何かできた時にも電話カウンセリングを受け、少しずつ自信を持てるようになってきている。

電話カウンセリングアプローチのポイント

リ・ハートの電話カウンセリング

今回のケースもHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かもしれません。自尊心が低いことにより、過剰に相手の反応を気にしてしまうということです。HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は簡単に言うと繊維な人ですが、生まれつきの人と環境によって作られた人がいます。ただ、実際には環境によって作られた人の方が多いように思います。

繊細な感受性というとポジティブですが、過敏に反応するというとネガティブになってしまいます。つまり、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は個性であり、どのように自分自身が受け入れるかが重要なのです。受け入れた上で、その個性をどのように活かすか、上手く活かすことができれば、大きな成功を収める可能性は十分にあります。

接したことはなく確証はありませんので実名は挙げませんが、大物アーティストの中にもHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)ではないか、と思われる人はいます。人にはそれぞれの背景があり、その背景を変えることはできません。しかし、背景を活かすことはできます。リ・ハートの電話カウンセリングでは、その背景の活かし方を一緒に考える、サポートもしています。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)というのは病名ではありませんので、明確な基準はないですし、設ける必要はありません。1人1人に合わせた臨機応変なカウンセリングを心がけています。

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