ブログ(こころの不思議)

Blog

生き苦しさを感じた時に実行すべき行動3選

生き苦しさを感じた時に実行すべき行動3選

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は「生き苦しさを感じた時に実行すべき行動3選」というテーマでお話していきたいと思います。

現代社会においては選択の自由が重要視されていて、例えば仕事に関しても男性の仕事、女性の仕事という縛りがなくなってきつつあります。当然男性の希望者が多い職種、女性の希望者が多い職場といったことは存在しますが、本人が希望しているのであれば、男性の多い職場でも女性が活躍できるようになってきています。

こういったことは好意的な目で見られていますが、逆に難しくなっている面もあります。自由に選択できるということは、それだけ自分の責任において決定しなければいけないことが増えており、思い悩むケースも多くなっているのです。それが生き苦しさを感じる人の増加にも繋がっていると言えるでしょう。

生き苦しさを感じた時にどのような行動を取れば対処することができるのか?代表的な行動を3つご紹介しますので、興味のある人は最後までお付き合いください。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。

2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。

3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。

4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。

5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。

6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。

7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。

8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。

9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。

10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。

【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。

2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。

3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。

4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。

5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。

目次

1.別の選択肢を考える

自分自身で選択した仕事や家庭、ネットワークなどがしっくりこない、生き苦しさを感じた時に思い切って別の選択肢を考えることも1つの手段です。仕事であれば転職、家庭であれば離婚や別居、ネットワークであれば距離を置き他のネットワークに属するなどです。

こういったことは日本人は苦手としていて、例えば仕事を数年で辞めて転職するのは我慢が足りない、離婚はバツがつくと表現されるように悪い印象があるなど、なかなか実行に移せないのが実情です。

もちろん、今の環境の中で自分自身が生き苦しさを感じることがない状況を作ることができることがベストです。しかし、環境は自分だけでは作ることができない、自分で全てコントロールすることは難しいですよね。はっきりいうと無理です。であれば、生き苦しさを感じるまでの状況になってしまっているのであれば、別の選択肢を考え今の環境から離れることがベストです。

まずは別の選択肢を考えることを決めることです。それだけでも少し気持ちが楽になるケースが多いです。

2.専門家に相談する

別の選択肢を考えた上で、自分だけでは心細い、どうしたら良いか分からないという場合には、専門家に相談する方が良いですね。ただし、専門家に相談するのは自分の気持が決まってから、つまり別の選択肢を考えることを決めてからの方が良いです。

自分の気持が決まっていなければ、専門的な話を聞く中で気持ちが揺らぐことがあります。もちろん、専門家の話を聞いて別の選択肢を考えることを辞めても問題はありませんが、ここで気持ちが揺らぐというのは自分がどうしたいかが明確になっていないためです。ここで別の選択肢を考えることを辞めても、また考えるようになる可能性が高いです。ということは、ずっと生き苦しい状態が続いてしまうことになります。

自分の気持ちと向き合い自分がどうしたいのか理解したい上で専門家を頼ると、専門家からのアドバイスが大変心強いものになるでしょう。ちなみに、自分自身の気持ちを確かめる、どうしたいのかを見つめ直した方が良いと感じた場合は、この手の専門家としてはカウンセラーがいます。

カウンセリングを利用し、自分自身の意思を固めてから別の選択肢に繋がる専門家に相談するとスムーズに現在の生き苦しさから脱出することができるでしょう。

3.諦めも肝心

上記では別の選択肢を考えて行動する前提のお話になりましたが、ここではとどまる前提での話となります。選択肢が多く情報も簡単に手に入る現代社会では、全てにおいて自分の希望通りになる選択肢を求める場合があります。多くの選択肢の中から選択を間違わなければ、自分が求めている仕事、家庭、ネットワークなど全て手に入る、手に入れてやるという考え方ですね。

確かに選択肢や情報量が増えたことによって、自分の希望するライフプラン通りの選択肢を選ぶことができる可能性は増えてきました。しかし、やはり希望に完全に一致した職場や家庭、ネットワークを探すことは至難の業と言えます。

そこで必要になってくる考え方が、諦めも肝心です。選択肢が少なかった時代、一旦会社に入るとそこで定年まで働くのが一般的、家庭に入ると仕事を辞めて専業主婦になるのが当たり前という考え方の時代だと、一般常識的な部分での諦めを強いられることがありました。諦めてしまうと迷いがなくなり現状でそれなりに楽しくやっていくことを考えるようになります。

理想を追い求め過ぎると生き苦しさを感じてしまうことがあります。程々にという意味合いでの諦めも肝心、という言葉を胸に刻んでおくと良いかもしれません。

4.まとめ

リ・ハートの電話カウンセリング

「生き苦しさを感じた時に実行すべき行動3選」について説明してきましたが、いかがでしたか?行動というよりも思考という方がしっくりとくるかもしれませんが、最終的に行動することになりますので行動としました。

選択の自由、選択肢が多いということは良いことである反面、迷いが生じやすい環境になっているとも言えます。選択肢がなければやるしかないとなりますが、別の選択肢があればその選択肢について考えることになるためです。考える分が迷いとなるのです。

多くの選択肢の中から自分が希望する選択肢を選ぶためには、まずは自分自身をしっかりと見つめ直して把握しておくことが必要になります。リ・ハートでは電話カウンセリングにて対応していますので、自宅にいながら仕事帰りや休日にうけることができます。生き苦しさを感じている人はまずはお問い合わせください。

SHARE
シェアする

ブログ(こころの不思議)一覧

ページの先頭へ