【相談事例5】30代女性:母親との共依存

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
こちらで挙げる相談事例は、特定の個人の相談内容とアプローチ内容、その結果を掲載しているものではなく、特定の個人のことと分からないように配慮した上で記載しています。
ただ、特定の個人のことにならないようにすると、どうしても不特定多数の方が「自分のことかも」と感じることがあるかもしれません。それだけ、個人的な背景を除けば相談内容自体は似ているものが多いためです。
リ・ハートにはこういう相談が多いんだ、というのを知ることで、自分自身の悩みを相談するのに適しているかどうかの判断にお役立て頂ければ幸いです。
投稿者プロフィール

- 心理カウンセラー
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■ 一言キャッチコピー
ストレス・人間関係・自己肯定感の悩みに寄り添い、“話を聴いてもらえる安心”から考え方のクセを整える心理カウンセラー
■ 経歴・実績
心理カウンセラーとして、ストレス、不安、うつ傾向、人間関係、自己肯定感の低さ、仕事やキャリアの悩みなど、幅広いご相談に対応しています。
オンラインを中心にカウンセリングを提供し、安心して本音を話せる時間を大切にしています。
また、人材紹介会社にてキャリアコンサルタントとして転職相談に従事してきた経験もあり、仕事の悩みやキャリアの迷い、職場での人間関係についても、現実的な視点を持ちながらサポートしています。
■ 保有資格
産業カウンセラー
■ 主な相談内容
ストレス・メンタル不調
不安・うつ・気分の落ち込み
職場・家族・恋愛などの人間関係の悩み
自己肯定感の低さ・自己否定
HSP気質・繊細さによる生きづらさ
仕事の悩み・キャリアの迷い
本音が言えない・自分の気持ちが分からない悩み
誰かに話を聴いてほしい時の気持ちの整理
■ カウンセリングの特徴・強み
私が大切にしているのは、まず安心して話せることです。
悩みを抱えている時、人はすぐに答えがほしいとは限りません。アドバイスよりも先に、「まずは話を聴いてほしい」「分かってほしい」と感じていることがあります。
そのため、否定せず、急かさず、話がまとまっていなくても受け止めることを大切にしています。
そのうえで、ストレスや不安の背景にある気持ちを一緒に整理し、自分でも気づきにくい“考え方のクセ”や“認知の歪み”に気づけるようサポートします。
ただ聴くだけで終わるのではなく、話すことで心を整え、必要に応じて日常で実践できる具体的な対処法も一緒に考えていきます。
■ アプローチ方法
クライアント中心療法、来談者中心療法を大切にしながら、認知行動療法、CBTの考え方も取り入れています。
特に、感情・思考・行動のつながりを一緒に見える化し、ストレスや不安が強くなるパターンを整理していきます。
「なぜ同じことで悩みやすいのか」
「どうして自分を責めてしまうのか」
「人間関係で疲れやすい理由は何か」
そういった部分を、無理に決めつけるのではなく、対話を通して一緒に見つけていきます。
■ カウンセラーになったきっかけ
子どもの頃から、自分の気持ちや「嫌だ」という思いをうまく言えない環境で育ちました。
本当はつらいと感じていても、それを言葉にすることが難しく、気持ちを飲み込んでしまうことが多くありました。
その経験から、「自分の気持ちを安心して話せる場所があること」「否定されずに話を聴いてもらえること」が、人にとってどれほど大切なのかを、身をもって感じるようになりました。
大人になってからは、人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして転職相談に携わりました。
そこでは、仕事の悩みやキャリアの迷いだけでなく、職場の人間関係、将来への不安、自信のなさなど、さまざまな思いを抱えた方のお話を聴く機会が多くありました。
相談を受ける中で感じたのは、多くの方が「答え」だけを求めているわけではないということです。
まずは自分の気持ちを整理したい。誰にも言えなかった不安を聴いてほしい。否定されずに、今の思いを受け止めてほしい。
そういった気持ちを抱えながら、一人で頑張っている方がたくさんいることを実感しました。
話を聴いてもらうことで、表情が少し和らいだり、自分の本音に気づいたり、次の一歩を考えられるようになったりする姿を見て、傾聴には人の心を支える力があると感じました。
子どもの頃に感じていた「うまく言えない苦しさ」と、キャリア相談の現場で出会った「誰かに聴いてほしい思い」。
その両方の経験が重なり、安心して本音を話せる場所をつくりたい、一人で抱え込んでいる方の力になりたいと思うようになったことが、心理カウンセラーを目指すきっかけです。
■ 大切にしていること
安心して本音を話せる場づくり
否定せず、そのままを受け止めること
一人ひとりの価値観やペースを尊重すること
話すことで心を整える時間を大切にすること
「話してもいいんだ」と感じられる経験を積み重ねること
■ メッセージ
ストレスや不安、人間関係の悩みの多くは、自分でも気づかない“考え方のクセ”が影響していることがあります。
ただ、そのクセに気づくためには、まず安心して話せることが大切です。
整体で身体を整えるように、心もまた、話すことで少しずつ整っていくことがあります。
「こんなことで相談していいのかな」
「うまく話せるか分からない」
「誰かに聴いてほしいけれど、身近な人には話しにくい」
そんな段階でも大丈夫です。
話がまとまっていなくても、同じ話を繰り返しても、途中で言葉に詰まってもかまいません。
安心して話せる場所として、そして自分の本音に気づき、少しずつ自分らしく生きるための時間としてご利用ください。
目次
相談プロファイル
○利用サービス:電話カウンセリング
○サービス利用期間:半年
○利用頻度:月に数回
○30代女性
○仕事:OL
○相談内容:自分の要求を押し付けてくる母親にうんざりしているが、実家を出て一人暮らしをしても実家にいる時間が長くなり、結局実家に帰ってしまう。母親は60代になっており健康面での不安も少しずつ出てきており心配な面もあるが、それよりも親離れできていないような、母親なしでは生きていけないような気がして今後が心配。母親が亡くなったら私はどうなるんだろうとも思う。
電話カウンセリングアプローチ
まずは母親との関係性の中での愚痴をしっかりと聴く。その中でご相談者様自身の想いを聴く。最初は母親に対して憎しみであったり鬱陶しいと感じる感情を吐き出す。
そして、そう感じるようになったのはいつ頃かを確認すると、20代になってからと。しかし、話を聴いていくと、幼少期からずっと母親の希望を押し付けられていたことが分かる。そして、母親の言うことを聞かないといけない、母親の存在が絶対ということが潜在意識の中に刷り込まれていることに気づく。つまり、20代になって違和感を感じるようになったが、実は幼少期からすでにそうであったと。
ここからは今後の母親との接し方について一緒に考える。一気に母親と離れることはできないし、望んでいない。そして、母親のことが嫌いかというとそうではないという気持ちも確認。母親がこれから変わってくれることはあまり期待できないので、母親の発言や行動を客観的にみることができるように、第三者の視点を意識することを提案。
まだまだ衝突も多いが、少しずつ母親との適切な距離感を掴めつつあるよう。
電話カウンセリングアプローチのポイント

母娘による共依存は程度の違いはあれど非常に多いケースです。発端は母親が自分ができなかったことを娘にさせようとする、自分自身と重ね合わせて子育てをしていることです。
もちろん、自分自身と重ね合わせて自分の親の子育てを参考にするのは問題ありませんが、参考にしているのか、それとも自己実現できなかったことを娘で実現しようとしているのか、によって違ってきます。
そして、母親の理想を押し付けられた娘は、今度は自分の娘に同じようにしていく、共依存の連鎖が発生します。断ち切るためには、母親との関係性に客観的視点を持ち込むことです。客観的視点が加われば、同一視することがなくなるため、依存状態から抜け出しやすくなります。
ただ、長年の関係をすぐに変えることはできません。カウンセリングを受けながらゆっくりと母親との関係性を見つめ直していくことが大切です。




