【相談事例2】40代女性:ダブル不倫の彼との関係
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
こちらで挙げる相談事例は、特定の個人の相談内容とアプローチ内容、その結果を掲載しているものではなく、特定の個人のことと分からないように配慮した上で記載しています。
ただ、特定の個人のことにならないようにすると、どうしても不特定多数の方が「自分のことかも」と感じることがあるかもしれません。それだけ、個人的な背景を除けば相談内容自体は似ているものが多いためです。
リ・ハートにはこういう相談が多いんだ、というのを知ることで、自分自身の悩みを相談するのに適しているかどうかの判断にお役立て頂ければ幸いです。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。
2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。
3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。
4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。
5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。
6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。
7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。
8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。
9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。
10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。
【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。
2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。
3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。
4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。
5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。
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目次
相談プロファイル
○利用サービス:電話カウンセリング
○サービス利用期間:単発的
○利用頻度:数回
○40代女性
○仕事:営業職
○相談内容:ダブル不倫でお互いに家庭があり、お互いに子供もいるため離婚して一緒になることは考えていない。月に数回会える時間を楽しめればという感じでスタートしたが、彼との感情の温度差を感じることが多くモヤモヤする。
電話カウンセリングアプローチ
この手の相談は非常に多くなっており、誰かに話を聴いて欲しいが周りの人には言えない、というのが最も大きな理由になっている。また、根本的な部分でのご相談ではなく、今の不倫相手のことに対するピンポイントな悩み相談になるため、ピンポイントで利用頂く人が多い。
このケースでは、まずは今回電話カウンセリングを利用しようと思った経緯(悩みの概要)を私に説明するのではなく、聴いて欲しいことを吐き出すように話してもらうようにする。話が前後しても話が分かりにくくても全く問題ない。心の声に耳を傾ける。
一通り話を聴いたのち、大事なポイントとなる部分の質問をする。このケースでは彼との温度差を感じる部分、例えばLINEのやり取りは自分からスタートし自分で終わる、自分は家庭のことを匂わせないが彼からは家庭のことが出てくる、予定を合わせるのはいつも自分、などは経緯の中に含まれるが、その背景は分からない。彼の年齢や仕事、家庭環境や性格面などを確認。
ある程度全容が見えてくると、ご相談者様も同じように何となく見えてくるもの、気づきが出てくる。そして、彼がとった行動や発言の裏にどのような感情があるのかを一緒に考える。
多くの場合の不一致は、「身体が満たされたいor心が満たされたい」か「居場所が欲しいor居場所を増やしたい」からきており、男性は「身体が満たされたい&居場所を増やしたい」というケースが多く、女性は「心が満たされたい&居場所が欲しい」というケースが多い。今回もまさにそのパターン。
これに気づいた時、モヤモヤは少しスッキリした感覚を覚えてくれたよう。気づいた上で今後をどうするかはこれから考えようと思うというところで終了。
電話カウンセリングアプローチのポイント
不倫はいけないこと、ということは皆理解しています。少なくとも相談される人は理解しています。その上でも求めてしまった、そして別れないといけないと思っているが別れられない、という状況にある人も少なくありません。
こういったケースで心理カウンセラーができることは、頭の中を整理するサポートをすることと、話し相手(聴き手)になることです。誰にも言えずに苦しんでいる状況からは抜け出すことができます。心理カウンセラーは守秘義務がありますので、口外は一切しませんし安心して話せる場となります。
今回の電話カウンセリングのポイントは、彼のプロファイリングです。彼の人物像を的確に把握する質問をすることで、ご相談者様も彼の人物像を再認識することができます。再認識したことの中に「そういえば」という内容が結構あります。自分にとって都合の良くない情報は見ないようにしている、そのフィルターを取ってあげることが大切なことと言えるでしょう。