寂しい気持ち
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回は【寂しい気持ち】というテーマでお話していきたいと思います。今日はクリスマスイブで土曜日ということもあって大いに楽しむ予定の人も多いと思います。その反面、一緒に過ごす相手がいないことで憂鬱な気持ちになっている人もいるでしょう。
ただ、最近ではクリぼっち商戦という言葉も出てきており、1人でクリスマスを楽しみたい人のためのグッズやイベントなども増えてきており、クリスマスというイベントを純粋に楽しむために自分はどうしたいのか、という発想になりつつあります。
この流れは私個人的には良いことだと思っています。人それぞれ楽しいと感じることは違いますし、自分に合った楽しみ方を探そうとするのは素晴らしいことです。
しかし、冒頭でも述べたようにやはり1人であることに関して憂鬱に感じる、【寂しい気持ち】を感じてしまう人も多くいます。いつもは特に感じることはなくても、クリスマスシーズンになると急に寂しくなる、誰でもいいから一緒にいて欲しいと思う、となります。
では、なぜクリスマスシーズンになると【寂しい感情】が全面に出てくるようになるのでしょうか?メカニズムについて説明していきたいと思いますので、興味のある人は最後までお付き合いください。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。
2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。
3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。
4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。
5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。
6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。
7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。
8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。
9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。
10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。
【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。
2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。
3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。
4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。
5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。
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目次
1.固定概念や認知によって引き出される孤独感
クリスマスシーズンになると、街の雰囲気が大きく変わります。クリスマスツリーや電飾が増え、イルミネーションなどを楽しむ機会も増えます。クリスマスというと華やかで賑やかなイベントであって、みんなで、もしくは恋人や家族で楽しい時間を過ごすイベント、というイメージが多くの人の頭の中にあります。
これがいわゆる固定概念です。クリスマスといえばこうすべきもの、ということですね。そして、その固定概念をより意識するように仕向けるものが認知です。クリスマス特有の街の雰囲気などを見ていると、クリスマスの季節がやってきたことと、クリスマスはこうすべきものという固定概念が同時に思い浮かんできます。
そこに自分自身の現状を照らし合わせて、クリスマスシーズンを固定概念通りに過ごせる状況にあるのかどうか、なければ【寂しい気持ち】が湧き上がってきます。
2.【寂しい気持ち】を感じない人
では、クリスマスを1人で過ごすことになる人が皆【寂しい気持ち】を感じているかというとそうではありません。1人のクリスマスを大いに楽しんでいる人もいます。そういった人は、独自のクリスマスの楽しみ方があるのです。
例えば、クリスマスシーズンになるとクリスマス限定のスイーツや料理などがあります。そういったものを自分の好みだけで堪能するというのも1つですよね。例えば恋人と一緒だと自分の好みでお店を選ぶことができないかもしれません。また、女性であれば特に思う存分食べることができないかもしれません。
他にも好きなバンドやアイドルのライブやコンサートに1人で行ったり、共通の趣味の人が集まる交流会に参加するのも良いでしょう。何もしなくても、クリスマスのテレビの特番を見ながらちょっと贅沢なシャンパンを飲む時間を楽しむこともできます。
ここで大切なのは、固定概念に囚われずに自分が楽しめるクリスマスの過ごし方を考えることです。1人=寂しいクリスマスではなく、1人=自分のためだけのクリスマスと捉えることで、【寂しい気持ち】を感じることはなくなります。
3.【寂しい気持ち】にならないために
【寂しい気持ち】は、日々の生活に満足していないために感じる感情です。ここでいう満足というのは本人が感じるものですので、周りから見てどうなのかといった部分は関係ありません。周りから見ると羨ましいと感じるような生活をしている人であっても、【寂しい気持ち】になる人はいます。
満足感とは、その名の通りではありますが心が満たされている状態にあります。心が満たされるためには、自分らしく生きていることが出来ているのか、という点が最も重要になってきます。
この自分らしく生きているというのは現代のキーワードになりつつあり、芸能人やスポーツ選手でも、仮にその道で成功していたとしても苦しんでいる、【寂しい気持ち】を感じているんだろうなという人が増えているように思います。
満足感を感じ、自分らしく生きるために何が必要なのかを見つめ直すためのカウンセリングをリ・ハートでは行なっています。まずは、その気持ちを吐き出してください。どんなことでもしっかりと受け止めながら聴きますので、気持ちが楽になると思いますよ。
4.まとめ
【寂しい気持ち】について説明してきましたが、いかがでしたか?クリスマスを例に出して説明しましたが、【寂しい気持ち】は何か出来事が起こった時にふと感じるものです。なので、感じる人は大きなイベント時だけではなく、常日頃から感じるタイミングはあるはずです。
【寂しい気持ち】を感じないようにするためには、日々の生活の中で満足感を感じることが大切です。満足感を感じるためには、自分らしく生きることが必要です。自分らしく生きることができていれば、ごく平凡な日常生活であっても、【寂しい気持ち】になることなく幸せを感じることが出来ます。
私は、1人でも多くの人に幸せを感じてもらいたい、そこに使命感を持ってカウンセリングを行なっています。その使命感は私自身の自分らしく生きることに繋がっているのです。多くの人の幸せに触れることを心より願っています。