夫婦円満の秘訣
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回は【夫婦円満の秘訣】というテーマでお話していきたいと思います。これは多くの人が知りたいのではないかと思いますし、実際に検索すると多くの情報がありますよね。
私事ですがこの10月で結婚19年になりました。いろいろなことがありましたし、良い時期ばかりではありませんでしたが、トータルで見れば円満な夫婦関係を構築できているのではないかと思います。
秘訣と言えるかどうかは分かりませんが、結婚生活において大切だと感じたことを綴っていきたいと思います。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない
【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。
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目次
1.認めること
結婚とは、別々の家庭環境で育った2人が一緒に暮らしていくものです。当然ながらお互いの価値観、考え方、常識などなど様々なことが違います。離婚する芸能人がよく「価値観の違い」を離婚理由に挙げていますが、それは嘘ではありません。ただ、価値観が完全一致している夫婦はほとんどいないでしょう。
少し話がそれますが、私は離婚しない結婚の形というだけで考えれば、一昔前の家同士で決めていくお見合いは理にかなっていたと思います。家同士で取り決めるということは、ある程度似ている環境で育った可能性が高いためです。ということは全く一致とまではいかなくても、ある程度価値観や考え方が似ている可能性が高くなります。
こういったことを踏まえて、現代の個人対個人が結婚する、更に最近ではより多くの価値観が尊重されるようになる中で、価値観は間違いなく違うものだ、ということを認めることが大切です。
どんなことに関しても、価値観や考え方は違うことを根底に置き、その上でお互いの価値観、考えを尊重し合った上でどう折り合いをつけるのかという流れになります。
そんなこと言われなくても分かっている、と思うかもしれません。しかし、相手との価値観が違うことは頭では分かっていても、相手の価値観を認めていない、そして自分の価値観を認めてもらいたいという気持ちを持ってしまうケースが多いです。これでは、本当に認めていることにはなりません。
実は、私と妻の育ってきた家庭環境はびっくりするほど真逆でした。あまりにも違い過ぎたため、価値観や考え方が一緒なわけがない、というところまでお互いに思っていたと思います。それが良かったんでしょうね。
それに、お互いに全く考えが違うため、どう考えているか確認することも多かったです。確認することでこういう時にはこう考えるというのが分かってくるため、結果的に認めることに繋がっていきます。
夫婦円満の秘訣として1つ目は「認めること」でした。もう1つ大切なことを次で挙げていきます。
2.諦めること
目新しいことではないかもしれませんが、認めた上で「諦める」ことが非常に重要になってきます。価値観や考え方が違うことを認めただけでは、「違うけれども」となってしまうことがあります。上記でも述べた、頭では分かっている状態ですね。頭では分かっていることを納得するために最も簡単な手段が「諦める」ことなのです。
この「諦める」という行為は、一般的にはあまり良い言葉ではないかもしれません。しかし、使い方によっては非常に前向きになれる言葉でもあるのです。
「諦める」の正しい使い方は、自分ではどうにもできない場合に使う、です。自分がベストを尽くしてもどうにもならない、もしくは自分には何もできない場合ですね。例えば、相手の価値観や考え方を変えさせる、なんてことは容易に出来ることではありません。そして、相手が望まない場合、信頼関係が失われてしまう危険性もあります。
この点に関して私が苦労したのは、周りに諦めてもらうことでした。ここでは具体的には書けませんが。ただ、最初は抵抗があったとしても、幸せそうであれば受け入れてくれるものです。最終的には幸せであること、幸せに繋がることであることが大切と言えるでしょう。
ここまでで、夫婦円満の秘訣として「認めること」「諦めること」を挙げてきました。最後にもう1つ加えたいと思います。
3.楽しむこと
これは相手との価値観や考え方の違いを「楽しむ」ということです。私達が行っていたことは、私達に関係のないシチュエーション、例えばドラマであったりニュースであったりに対して、お互いが感じていることを伝えあっていました。
お互いの価値観や考え方を肯定するわけでもなく否定するわけでもなく、「そういう考え方もあるんだ」と新しい発見を「楽しむ」感覚を持つことですね。
ここでのもう1つのポイントは自分達に関係ない話題に対して価値観や考え方を伝え合うことです。関係ないことなので、真剣な議論に発展しないためです。
私達夫婦が共に心理学を専攻していたこともあって、こういったことが日常で行われていたのかもしれません。ただ、お互いが価値観や考え方は伝え合う時間を作ることは、どの夫婦にとっても大切なことではないかと思います。円満な夫婦はやり方は違えど価値観や考え方を伝え合う時間を持っていることでしょう。
もちろん、夫婦によって手段はまちまちです。お互いの価値観や考え方を伝え合う環境をどのようにして作っていったら良いか分からないという人は、リ・ハートの電話カウンセリングをご利用ください。一緒に考えていきたいと思います。
4.まとめ
今回は【夫婦円満の秘訣】についてお話してきましたが、いかがでしたか?価値観の違いを「認めること」、そして価値観を一致させることを「諦めること」、その上で価値観の違いを「楽しむこと」、これが私の考える【夫婦円満の秘訣】です。
もちろん、そうやっていても困難な状況になることもあります。とても円満とは言えない時期を経験することもあるでしょう。しかし、上記のことができていれば、少なくもお互いに信頼関係が出来上がり、困難なことも乗り越えていくパートナーという意識が芽生えていきます。
今は結婚に関しても様々な価値観があり、結婚に対しても一概には言えません。自分自身が幸せに生きる選択肢が増えたことは喜ばしいことですが、その分悩むことも増えています。選択肢が増えれば悩みも増える、これは当然のことですよね。
そういった意味も含めて、私は今後心理カウンセラーの需要が高まると思っています。実際にご相談内容のバリエーションがどんどん増えているように感じます。私自身も様々な価値観に触れながら、日々勉強していく所存ですので、今後ともよろしくお願いします。