ダイエットに必要な「強い意志」を持ち続ける方法
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回はダイエットに必要な「強い意志」を持ち続ける方法についてお話していきたいと思います。
私事ですが、昨年の11月20日から12月31日までの約40日間で7キロのダイエットに成功しました。身長165センチ、体重67キロだったのが60キロになりました。過去に何回か挑戦しましたが、いつも途中で挫折していました。しかし、今回はあることが加わったことでやり遂げることができました。
ダイエットや禁煙などもそうですが、「強い意志」がないと続けることができませんよね。ダイエットであれば好きなものが食べられない、辛いトレーニングを継続しなくてはいけない、など我慢しなければいけないことが沢山あります。少しの間であれば我慢できても、ずっとは難しいですよね。余程のダイエットが必要な理由がないとなかなか成功しないのはそのためです。
では、「強い意志」を持つためにはどうしたら良いのでしょうか?「強い意志」を持つとなるとメンタルと鍛えると思いがちですが、ここでは「イメージ力」を用いてメンタルとコントロールすることで「強い意志」を持ち続ける方法を開設していきます。
「イメージ力」を使うとダイエットが楽に楽しくなります。ダイエットがどうしても上手くいかない人、これから始めようと思っている人は是非最後までお読みください。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。
2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。
3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。
4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。
5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。
6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。
7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。
8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。
9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。
10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。
【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。
2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。
3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。
4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。
5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。
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目次
1.まずは成功した先をイメージしよう
ダイエットをしようと思うきっかけは人それぞれだと思いますが、肥満は健康に悪いとか見た目が良くないという印象は殆どの人が持っていると思います。つまり、少し太ったと感じることがあると、ダイエットしようかなと思う人は多いわけです。
少し太ったと感じる瞬間は、体重計に久しぶりに乗ってみた時、去年着れていた服が着れなくなっていた時、周りの人から指摘された時などがあります。太ることに対して良いイメージがない人はこの時点でダイエットしようかなとなるのですが、この時点でスタートすると殆どの人が失敗します。
理由は成功した事によって得られるポジティブイメージがしっかりとできていないためです。ここでいうポジティブイメージとはより具体的なダイエット成功後の生活を指します。
例えば、
●ダイエット成功によって大好きな服のブランドを着こなすことができて、街を歩くだけで注目される
●異性と仲良くなることがなかったが、話しかけられるようになって異性の友人が増え恋人もできた
こういったことを具体的にイメージするのです。もちろん、あなたのボディーイメージはダイエット成功後のものです。こういうボディーになればこうなれる、というのをイメージすることで脳に刷り込みます。
人間は基本的に辛いことからは逃げたくなります。立ち向かうためにはそれなりの成果報酬が必要なのです。考え方としては営業職のインセンティブと同じですね。得られる報酬が大きければ頑張りますが、少ないとそのために頑張ろうとはなりません。
ただ仕事の場合はインセンティブが少なくてもやらないわけにはいきませんが、ダイエットの場合は殆どのケースでやらなくても良いわけです。つまり、それだけ強いポジティブイメージを持たないとダイエットを続けることはできないと言えますね。
2.早い段階で成功体験をしよう
ポジティブイメージを持った後は、早い段階でダイエットの成功体験をするようにしましょう。例えばですが最初の3日で1キロ痩せるとかです。
人間は自分がやっていることが正しいと信じることができないと、継続することができません。辛いことを我慢してやろうとしているがそのやり方で成果が出るかどうか分からない、ではちょっとやって成果が出なければ止めてしまう人が多いでしょう。ダイエットでもこれが多いです。
まずは最初にきついことをしてでも痩せることができた経験をすることです。私の場合は3日間の断食を行いました。断食をすれば少なくとも1〜2キロは減りますよね。そして、そこから食事制限を取り入れました。
食事を制限(絶食だったが)すれば痩せることができる、という成功体験をもとに本格的な食事制限をすることで、辛い食事制限を続けることができるのです。
3.自分がイメージできる情報のみ活用しよう
減量というとボディービルダーのYouTubeチャンネルがあります。色々な人のチャンネルを見ました。どれも間違いではないと思いますが、そのまま活用することをしませんでした。どうなりたいかが全く違いますし、トレーニングなどの活動量も違うためです。
また、理解できないことは続けることができません。そこで、イメージできることだけを活用するようにしました。例えば、脂質抑えてタンパク質を取ることですね。脂質を取ると脂が体内に入り体脂肪になる、というのはイメージしやすかったんですよね。なのでできるだけ脂質の少ないものを食べるようにしました。
カロリー計算も本当は必要だと思いますが、私は細かいことをやると面倒になって続かないので、朝と夜の体重を測りつつ今日のカロリーが適正だったかどうかを感覚的に振り返るようにしました。
自分自身で続きやすい環境を作ることも大切なことですね。
4.体内に食べ物を入れた時のイメージをしよう
ダイエット中は好きだけど食べれない物が沢山出てきますよね。目の前にして眺めるだけとか、我慢の限界でついつい...ということもありますよね。そんな時はその食べ物を体内に入れた時にどうなるのかをイメージすると良いです。
例えば脂質が高いお菓子を食べると、そのお菓子の脂が体脂肪となって筋肉の上に乗っかるイメージをすると食べたい気持ちが収まったりします。イメージはすごく大切で、イメージすることでメンタルのコントロールができるようになったりもします。
我慢するよりも食べる気がなくなる方がメンタルも安定しますよね。ダイエットをする時にいかに我慢するかではなく、いかに我慢せずにコントロールするかということが大切なのです。
まとめ
ダイエットに必要な「強い意志」を持ち続ける方法について説明してきましたが、いかがでしたか?
「強い意志」には、成功後のポジティブイメージを持ち、早い段階で成功体験をする、そして自分がイメージできる情報を活用しつつ、イメージすることでメンタルをコントロールすることが大切となります。
ちなみにですが、私が今回ダイエットすることにしたのは趣味で行っているテニスのためです。現在10年のキャリアを積む中で、試合にも出場しある程度のレベルになってきました。しかし、レベルが高い試合に出るようになり、なかなか勝てなくなってきました。もうワンランク実力を上げるために、体質改善に取り組もうと思い、ダイエットを決意しました。
痩せれば上手くなるわけではありませんが、痩せることでこうなるという強いポジティブイメージを持つことで、高いモチベーションを保ちながらダイエットに取り組むことができました。そして今回の結果が得られたのです。
ダイエットは自分との戦いではありますが、周りの人を巻き込むと成功しやすくなります。家族に食事の面で協力してもらったり、ダイエットで頑張ったことを聞いてもらったりするだけでも随分と気持ちが楽になります。
もしそういった人が周りにいない場合は、カウンセラーに話を聞いてもらいダイエットに対する自分の気持ちを定期的に見つめ直すのも1つの方法です。行動を持続するためにはメンタルのコントロールが不可欠です。是非ダイエットにもカウンセリングを活用してみてくださいね。