カウンセリングのオンライン化が必要な3つの理由
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回はカウンセリングのオンライン化が必要な3つの理由についてお話したいと思います。
カウンセリングというと、カウンセリングルームでカウンセラーと対面で行うイメージが強いと思います。確かに精神疾患等で心理療法を用いる場合のカウンセリングは、対面である必要があります。
しかし、カウンセリングは対面だけでなくオンラインで行うこともできます。コロナ禍でオンラインの需要が高まっているのもありますが、それを差し引いても今後カウンセリングのオンライン化は進んでいくと思います。
その理由を詳しく解説していきます。
投稿者プロフィール
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。
2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。
3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。
4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。
5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。
6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。
7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。
8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。
9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。
10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。
【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。
2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。
3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。
4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。
5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。
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目次
1.カウンセリングを受けたい時にすぐ受けることができる
リ・ハートでは事前予約の上でカウンセリングを受けて頂いていますが、当日を希望される方もいます。結果的に枠がなく翌日になるケースも多いですが。
カウンセリングを希望される方は大きく分けると2通りになります。
1.自分自身を見つめ直したいと考えカウンセラーを探している
2.突発的な出来事によって急にカウンセリングを受けたいと思ってカウンセラーを探している
1.の場合だと事前予約で数日後というケースが多いですが。2.の場合だと当日カウンセリングを希望して電話にてお問合せ頂くケースが多くなっています。もちろん愚痴聞きも当日希望が多いです。こういった時に、対面のカウンセリングはなかなか難しいですよね。
オンライン(電話カウンセリング含む)の最も大きなメリットは、スピーディーにカウンセリングを受けることができる点にあります。そして、そのニーズが多いことから、カウンセリングのオンライン化は必要なことと言えます。
2.スマートフォンで簡単に予約できる
カウンセリングのオンライン化というと、SkypeやZoomなどオンライン上でカウンセリングを受けるシステムのことと捉えがちですが、それだけではありません。予約システムの構築なども、カウンセリングのオンライン化の中で必要なことです。
カウンセリングを受けたいと思う瞬間は、日々の生活の中で突然やってくることがあります。そういった時に、スマートフォンから簡単に予約ができるシステムがあれば心強いですよね。何かあれば頼れるものがあるというのは、精神的な支えになってくれるものです。
リ・ハートではLINE公式アカウントを取得し、友だち追加しておけばいつでもスマートフォンから簡単に予約できるようにしています。カウンセリングは1回受けたら終わりというものではなく、特に最初のうちは急にカウンセリングを受けたくなることが多いです。
そういった時にスマートフォンから簡単に予約できるのは、大変心強く感じてもらえると思います。カウンセラーの仕事はカウンセリングを行うことですが、ご相談者様が安心できる環境作りもしていく必要があると思っています。
カウンセリングサイトとしては、他にも構築していきたいシステムがありますが、キャパを考えながら徐々に取り組んでいきたいと思います。
3.カウンセリング業務以外の業務をスリム化できる
カウンセリングサイトは大きく分けると2通りになります。1つはカウンセラーを集めたポータルサイト、もう1つはリ・ハートのように個人で立ち上げているサイトです。
カウンセラーを集めたポータルサイトではオンライン化が進められており、カウンセリング終了までの全ての行程を自動化できているケースも増えています。登録カウンセラーも相談者もやり取りが最低限に抑えられ、手間がなくなっています。
逆に個人で立ち上げているサイトは、なかなかオンライン化が進んでいないケースが多いです。個人の場合は金銭的にそこまで費用をかけれないであったり、システム導入の方法を知らなかったりするためです。カウンセラーからすると、オンライン化は本職ではありませんので仕方ない部分もありますが。
ただ、ご相談者様のことを考えると、カウンセリングサイトのオンライン化は必要なことだと思います。スピーディーに安心して利用することができるサイトが増えることが、業界全体としても必要なことだと思います。
まとめ
今回はカウンセリングのオンライン化が必要な3つの理由について説明してきましたが、いかがでしたか?
カウンセリングのオンライン化は、「すぐに受けたい場合に対応できる」「予約が簡単にできる」「やり取りを最低限に抑えることができる」という3つの理由から必要と言えます。
この内容は全てご相談者様の目線で考えました。ご相談者様にとってカウンセリングのオンライン化がどのようなメリットがあるのだろうと。
最も大きなメリットは、電話で問い合わせるとなるとなかなか一歩踏み出せないが、オンライン化されたシステムであれば一歩踏み出しやすいのではないか、という点です。最初のハードルを下げることで、前に進める可能性が高くなるのです。
リハートでは以下のオンライン化を行っています。
・当日の電話カウンセリング対応
・予約システムの導入(ライン公式アカウント)
・オンライン決済の導入(10月から予約システムと連動したものを導入予定)
・LINE公式アカウントでのお問合せ対応
今後運営していく中で、必要と感じたものは改善、追加していく所存です。ご相談者様にとって利用しやすいサイト作りをしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます【電話カウンセリングの需要が高まっていると感じる3つの傾向】