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諦めきれない夢

諦めきれない夢

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は【諦めきれない夢】についてお話したいと思います。子供の時いろいろな夢を持っていた人、ずっと1つのことを追い求めた人、あまり夢を持つことがなかった人、人それぞれだと思います。

ちなみに私はいくつか夢を持ち、結果的にこうして心理カウンセラーとして活動している、これは高校生の時に生まれた夢でした。今夢を叶えているわけですが、ここまで何回も心理カウンセラーになるという夢を諦め、別の道を歩んだ経験があります。つまり、今回は自分の体験からの話をしたいと思っています。

最近のニュースで上智大学名誉教授の犯罪心理学者である福島章先生が亡くなられたというのを知りましたが、実は福島先生が私が心理カウンセラーを志すようになったきっかけとなる人でした。当時のことが思い出され人生の振り返りを行うことが出来ましたので、興味のある人は最後までお付き合いください。

福島先生のご冥福をお祈り致します。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

1.心の闇に魅了された18歳

私の高校時代は酒鬼薔薇聖斗事件など少年犯罪が社会問題として取り上げられる時代でした。夏休みなどはよくワイドショーを観ていたので、その中で福島先生のコメントを聞くことが多々ありました。

私が心理カウンセラーを志すきっかけになったのが福島先生と上記で書きましたが、お会いしたことはありません。このワイドショーでの犯罪者の心理についてコメントする内容を聞く中で、人間の心の闇の部分に対して興味を持つようになったのです。そして、人間の心の闇の部分が生まれる背景、家庭環境に対しても興味を抱きました。

なので、心理カウンセラーを志したと書きましたが、当時は犯罪心理学について勉強したいという気持ちと、問題がある家庭環境に関わる仕事や犯罪者の更生に関わる仕事に就きたいと思っていました。ただ、今思うと単純に家庭環境と心の育ち方の関係性に興味があっただけだったのだと思います。

特に凶悪な犯罪を犯す少年少女の心の闇がどのようにして生まれたのか、このことに興味を持つこと自体私も変わり者だったのかもしれませんね。

2.私にとっての【諦めきれない夢】は?

私はずっと心理職に就きたいと思っていました。ただ、収入面であまり恵まれていなかったり、当時臨床心理士になるためには大学院に行く必要があるなど、早くしっかりと稼げるようになりたいと考えていた私には選択し難い職種でした。

そこで、人材業界でキャリアに悩む人のお手伝いをすることで、心理職に就きたいという夢との間を取ろうという考えに至りました。ただ、ここで幸運だったのが看護師の人材紹介に携われたことです。

看護師は激務や職場の人間関係によりメンタル面での不調をきたしている人が多く、ただ単に仕事を紹介する、キャリア相談を受けるだけではなかったのです。

そして、ここが最も重要なことで今回振り返って気づいたのですが、私にとって【諦めきれない夢】とは家庭環境によって生じる心の歪みに困っている人の力になることでした。つまり、家庭環境に最も興味があったのです。看護師は複雑な家庭環境の人も比較的多く、そこに触れることで私の心理カウンセラーへの気持ちが高ぶるようになったと言えますね。

3.【諦めきれない夢】は思い続ける理由がある

私の場合は上記で述べたように、ずっと【諦めきれない夢】に触れていたため、知らず知らずのうちに夢への気持ちが大きくなっていました。

夢は、行動しない、考えることがない、関わることが全くなくなってしまうと、そのまま消えていくものです。嫌なことがあった時に時間が解決してくれるという言葉がありますが、夢を諦めるのも時間が解決してくれます。

しかし、自分でも気づかないうちに夢に関わっていることもあります。すると夢に対する気持ちが増大し、【諦めきれない夢】になるのです。【諦めきれない夢】になったものは、諦めようとしても諦めることができるものではありません。ずっと、夢を諦めたふりをしながら、心の中にモヤモヤやしこりがあるような状態になってしまいます。

【諦めきれない夢】にまでなってしまったものは、諦めることよりも出来ることを考えた方が気持ちとしては楽になります。多様化している現代社会であればきっと良い方法が見つかるはずです。電話カウンセリングでは夢を叶えるサポートを行うこともありますので、【諦めきれない夢】がある人は是非ご利用ください。

4.まとめ

リ・ハートの電話カウンセリング

【諦めきれない夢】についてお話してきましたが、いかがでしたか?私自身、今回福島先生の死をきっかけに自分自身の振り返りを行うことで、【諦めきれない夢】の正体を見極めることが出来ました。

【諦めきれない夢】にはそれだけ強い想いがあることは分かりますが、その強い想いを育てていた可能性もあるのです。強い想いを育てる環境なくして【諦めきれない夢】が10年も20年も続くことはまずないでしょう。

つまり、【諦めきれない夢】がある人はずっと夢を追い続けて繋がる行動を取っているのです。それに気づくかどうか、そして気づいた場合にはもう1度真剣に向き合うことをお勧めします。

仮に【諦めきれない夢】をそのままではなく形を変えて追うことになったとしても、それに気づいていれば自分の中で納得できるものです。夢に対してモヤモヤしたものが残っている人は、カウンセリングによって現在の状況に気づき、今後の夢の追い方を考えることが出来ます。

リ・ハートの電話カウンセリングでも、夢についての相談内容は多いです。是非活用してみてくださいね。

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