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電話カウンセリングの将来性について

電話カウンセリングの将来性について

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は「電話カウンセリングの将来性について」というテーマでお話したいと思います。

電話カウンセリング自体は随分と昔からありました。しかし、対面カウンセリングが主流となっており、ご利用者様が希望するなら電話でも対応している、というケースが多かったように思います。

しかし、現在のコロナ禍の中で電話カウンセリングの需要が高まっています。近年オンライン、例えばZoomやSkypeなどの利用が増えていますが、カウンセリングに関してはオンラインよりも電話の方が人気ですね。

今後の社会情勢によって変化もあると思いますが、電話カウンセリングの将来性について私自身思うところを綴っていきたいと思いますので、興味のある人は最後までお付き合いください。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。

2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。

3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。

4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。

5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。

6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。

7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。

8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。

9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。

10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。

【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。

2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。

3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。

4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。

5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。

目次

1.電話はカウンセリングに最適なツール

私はコロナ禍になる前から電話によるカウンセリングを中心に行ってきました。理由は色々とありますが、最も大きいのは電話がカウンセリングに最適なツールであったためです。

電話のどういったところがカウンセリングに適しているかというと、情報を得られる場所が限定されていることです。具体的にいうと、声からしか情報を得られない、そしてご相談者様も声、言葉に集中することができます。

人間は情報を得られる場所が多いと集中が分散してしまうことがあります。対面となると発言中の様子であったり質問に対して考える時の仕草であったり、多くの場所を注意深く観察することになります。

もちろん、観察する場所が多ければそれだけ多くの情報を得ることができ、適切なカウンセリングになる可能性もありますが、情報が多くなることでカウンセリングがなかなか前に進まないこともあります。

電話カウンセリングの場合は声だけに集中することができますので、話の内容、声の調子、話の間合いなどから判断し、適切な問いかけやフィードバックを行っていきます。

もともとは電話カウンセリングは忙しくて訪問できない、遠方のカウンセラーに対応してもらっているので訪問できないなどの理由で行っているケースが多かったですが、実際にコロナ禍で電話カウンセリングを利用するようになると、電話でもいいんじゃないか、となりつつあるようです。

ただ、精神疾患に対する心理療法など、対面カウンセリングでないと対応できないものもありますので、自分自身の状況によって判断する必要はありますね。

2.電話で話をするのが苦手な場合は?

電話カウンセリングを選択しないケースで多いのが、電話が苦手という人です。電話で上手く話すことができる自信がないので、対面でサポートを受けながら少しずつ説明していきたいと考えているパターンですね。

この場合は、まず上手く説明する必要はないという認識を持つことが大切です。電話カウンセリングであっても対面カウンセリングであっても、なぜカウンセリングを受けようと思ったのか、こういうことがあってカウンセリングを受けにきた、といった内容を思うがままに伝えれば良いのです。

しっかりと伝わらないかもしれませんが、カウンセラーはまずは話を聴くことが仕事です。話しやすくなるような質問をしてくれますので、質問に対してゆっくりと答えていけば良いのです。

カウンセリングを受ける理由の一つに心の声を聞いて欲しいというのがあるはずです。心の声は上手く説明しようと思うと出てきませんので、話したいと感じたことをそのまま話すようにすると良いですね。この感覚が身につけば電話カウンセリングに対して抵抗はなくなるはずです。

3.継続しやすいのは電話カウンセリング

対面カウンセリングとなると、時間の確保がなかなか難しかったりします。また、気持ちの浮き沈みによってカウンセリングを受けに行くことが億劫になってしまうこともあります。本来そういった時の方がカウンセリングが必要ですが、出向く元気がないのであればどうにもなりません。

電話カウンセリングの場合は家にいながら受けることができますので、気持ちが沈んでしまっていても、その状態で受けることができます。また、予定も組みやすいですし、日時の変更もしやすいケースが多いです。というのも、対面カウンセリングの場合は前もって予約が必要ですが、電話カウンセリングの場合は比較的直近の予約が多いためです。直近の予約が多いのであれば日時の変更もしやすいですよね。

カウンセリングは1回2回ですぐに効果が出るケースは稀で、数ヶ月から場合によっては数年継続することもあります。もちろん、スッキリする感覚は毎回感じてもらえるようにカウンセリングを進めますが、また同じような内容でストレスが溜まってしまうためです。

原因を取り除くためには、時間をかけて自分自身を見つめ直していく作業が必要になります。電話カウンセリングだとその作業が非常にしやすいと言えます。

4.まとめ

リ・ハートの電話カウンセリング

「電話カウンセリングの将来性について」というテーマでお話をしてきましたが、いかがでしたか?

電話カウンセリング自体は昔からありましたが、コロナ禍の中でカウンセリング業界自体も見直されてきており、より電話カウンセリングの需要が高まってきています。

しかし、電話カウンセリングは声だけに集中して情報を得るため、カウンセラーにも経験が必要です。そして、傾聴がしっかりとできていないと気まずい空気になってしまうこともあります。

リ・ハートでは私が対応していますが、長年電話カウンセリングを中心に行ってきているため、安心して受けていただけると思います。

電話カウンセリングを受けることを検討されている人は、是非検討してみてくださいね。

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