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継続は力なり、継続するために必要な3つの要素

継続は力なり、継続するために必要な3つの要素

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は「継続は力なり、継続するために必要な3つの要素」というお題でお話をしていきたいと思います。

殆どの人がなかなか継続できなくて悩んだ経験があると思います。例えば苦手な英語を克服するために毎朝10分リスニングをしようとか、ダイエットのために毎朝30分ランニングしようとか。

全くできないわけではないけど、1週間、2週間、1ヶ月のところで中断してしまい、そのままやらなくなってしまうことが多ですよね。では、この時になぜ継続できなくなってしまうのでしょうか?継続できなくなる理由と継続できる理由は同じです。継続できない理由を追求すれば、継続するために必要なことが自ずと見えてきます。

今更という内容もあるかもしれませんが、今一度見つめ直すことで継続するための行動を行うことができるようになることもあります。継続がなかなかできなくて困っている人は、是非最後までお付き合いください。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
1.ストレス管理とメンタルケア
・日々のストレスやプレッシャーにどう対応すれば良いか。
・仕事や家庭でのストレス解消法。

2.自己理解と自己成長
・自己肯定感を高めたい。
・自分の強みや価値観を明確にしたい。

3.人間関係の悩み
・職場や家庭でのコミュニケーションの改善。
・対人関係における不安や緊張感への対処法。

4.不安や恐怖の克服
・予期不安や強い緊張感に悩んでいる。
・パニック障害や全般性不安障害のケア。

5.うつ症状や気分の浮き沈み
・やる気が出ない、気分が落ち込みがち。
・抑うつ状態から抜け出したい。

6.人生の転機や変化への対応
・キャリアチェンジや子育てなど、ライフイベントへの適応。
・新しい環境への不安や戸惑い。

7.恋愛や夫婦関係の悩み
・パートナーシップの問題解決。
・自分の感情や価値観をどう伝えるべきか。

8.自己批判やネガティブ思考の改善
・自分を責めすぎる傾向を変えたい。
・過去のトラウマや後悔にとらわれず前向きに生きる方法。

9.家族関係や親子間の問題
・子育ての悩み。
・親や家族との関係性の見直し。

10.生きる意味や自己実現の探求
・人生の目的を再確認したい。
・自分らしい生き方を見つけるサポート。

【アプローチ方法】
1.傾聴を重視したカウンセリング
・クライアントの気持ちや考えを尊重し、安心して話せる場を提供します。
・言葉だけでなく表情や態度も大切に、深いレベルで共感することを心がけています。

2.クライアント中心療法
・クライアント自身の中にある解決の糸口を引き出すサポートを行います。
・「どうしたいか」「何を感じているか」を一緒に探るプロセスを大切にします。

3.認知行動療法(CBT)
・ネガティブな思考や行動パターンを明確にし、それを建設的なものに変えるお手伝いをします。
・小さな行動目標を設定し、実際の生活に役立つ具体的な変化を目指します。

4.ナラティブセラピー
・クライアント自身のストーリーを紡ぎ直し、ポジティブな視点で捉え直すプロセスを支援します。
・過去の経験を成長や学びとして活用する力を引き出します。

5.対話を通じた柔軟なサポート
・一人ひとりのニーズに合わせて柔軟にアプローチを変えます。
・言葉だけでなく非言語的な表現(声のトーンや間合い、表情やしぐさなど)にも焦点を当てる場合があります。

目次

1.楽しいことは継続できる

当たり前のことですが、楽しいことは自分から進んで継続して行いますよね。例えば学生の時に、勉強を毎日2時間することはなかなかできないが、好きな部活は毎日欠かさず参加していた、という人も多いでしょう。そして、その中には勉強しないとまずいという意識はあり、しようとしている人も多くいます。

そこでの違いは楽しいかどうかですよね。勉強は楽しくなくて部活は楽しい。至ってシンプルです。実は私もこういった経験があります。その時は、それでも必要に迫られてギリギリになって勉強し、何とか必要最低限のことはクリアしていましたが、今振り返った時に、「どうしたら勉強を楽しむことができるか」を考えると良かったと思っています。

そのためには、自分にとって楽しいとはどんなことかを知ることが必要です。そして、自分にとって楽しいことに当てはめて勉強のプランや方法を作っていくのです。

「楽しいこと、好きなことに勝るものはない」

これを常に意識して物事に取り組むようにすると、継続することが容易になるでしょう。

2.苦しいことから逃げる

よく苦しいことから逃げるな、苦しいことを乗り越えると成長できる、と言いますよね。確かにそうなのですが、苦しいことを乗り越えると成長できるということは、乗り越えることができなければ成長できないとも言えます。

もちろん、挑戦したことで乗り越えなくても成長できたというケースもありますが、自信を失ってしまいやる気が無くなってしまうことも少なくありません。

特に継続することで力をつけていく内容のものであれば、苦しくないことが絶対条件です。苦しいことを乗り越え続けることができる人間が普通ではありません。殆どの人が苦しいことから逃げた経験は持っています。それが悪いことではありません。

ただ、そこで1つ考えないといけないのは、苦しいことから逃げるのは良いが、しなくてはいけないことはしなくてはいけないということです。つまり、苦しいことを如何に苦しくない方法で行えるようにするかを考えることが大切と言えます。

そんな方法はないだろう、見つかるんだったら苦労しない、と思われる人もいると思いますが、多くの人は先入観があり自分にとって苦しくないやり方を考えることをしていない人が多いです。

これをするのは嫌だなあ、きついなあ、という気持ちを一旦フラットにし、苦しくない方法を考えてみましょう。苦しい方法から逃げて苦しくない方法で行う、これが継続するために必要な考え方です。

3.仲間と一緒に取り組む

どんなことでもそうですが、1人で頑張るのは精神的な強さが求められます。何人かで一緒に行うということは、モチベーションの低下を防いでくれる効果が期待できます。

例えばダイエットでランニングを毎朝行う時に、一緒に走る仲間がいれば継続しやすいですよね。1人だと寝坊したら仕方ないという気持ちで寝るところが、寝坊すると一緒に走る人に迷惑がかかるとなると絶対起きなきゃ、となります。

また、なかなか思うような効果が出ていなくてモチベーションが下がってしまった時でも、仲間がいると話を聞いてもらうこともできます。そして、もう一度モチベーションを上げて頑張ろうと思えます。

ただ、仲間と一緒に行う際には切磋琢磨できる関係性の人でないと思うような結果は出ません。お互いに励まし合って目標に向かって頑張っていこうとしている人と一緒に行いましょう。

4.継続におけるカウンセラーの役割

リ・ハートの電話カウンセリング

なかなか継続ができなくて困っている、自分ではどうにもできない、という人はカウンセリングを受けるのも1つの方法です。カウンセリングの中で、自分を見つめ直すことで自己理解が深まり、行動へのアプローチ方法を見直すことができます。

また、継続する過程の中でカウンセラーに話を聞いてもらうと、モチベーションの維持をしやすくなります。心に迷いが生じた時にカウンセリングを受けることで、モヤモヤが晴れるケースも多いです。

継続する力は人それぞれ持っていますが、走り出すところで多くのエネルギーが必要になるケースがあります。その走り出す部分において、走り続けるための工夫が必要なのです。その工夫をするためには、自分を知っている必要があります。そこにカウンセラーの役割があると感じています。

この記事を読んで自分を見つめ直したい、継続できない自分を変えたいと感じた人はカウンセリングを検討してみてくださいね。

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