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焦りを感じた時に落ち着くための3つのシグナル

焦りを感じた時に落ち着くための3つのシグナル

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

1. 呼吸に集中する

呼吸に集中する

焦りを感じた時には、まず自分の呼吸に意識を向けることが重要です。深呼吸をすることで、体内の酸素が増え、リラックス効果が得られます。ここでは、簡単にできる呼吸法を紹介します。

【深呼吸の方法】
1.楽な姿勢を取る:椅子に座っても、床に横になっても構いません。背筋を伸ばし、リラックスした姿勢を保ちましょう。
2.ゆっくり息を吸う:鼻からゆっくりと息を吸い込み、肺が膨らむのを感じましょう。約4秒かけて吸うのが理想的です。
3.息を止める:吸い込んだ息を約4秒間止めます。これにより、酸素が体中に行き渡ります。
4.ゆっくり息を吐く:口からゆっくりと息を吐き出します。これも約4秒かけて行います。

この呼吸法を数回繰り返すことで、心拍数が安定し、リラックス効果が得られます。瞑想の一環としても取り入れると、さらに効果的です。

2. 自分の体の反応を確認する

自分の体の反応を確認する

焦りを感じた時、自分の体がどのように反応しているかを観察することが重要です。体の反応を確認することで、焦りの原因や程度を把握しやすくなります。ここでは、自分の体の反応を確認する方法と、その対処法を紹介します。

【体の反応を観察する方法】
1.筋肉の緊張を感じる:肩や首、背中の筋肉が緊張していることがあります。意識的にこれらの部位をリラックスさせましょう。
2.心拍数を確認する:焦りを感じると心拍数が上がることが多いです。手首や首の脈を測り、普段より早くなっているかをチェックします。
3.呼吸の浅さに注意する:焦ると呼吸が浅く速くなりがちです。ゆっくり深呼吸をして、呼吸を整えましょう。

【体の反応を和らげる方法】
1.ストレッチをする:軽いストレッチを行い、筋肉の緊張を和らげます。肩を回したり、首をゆっくりと動かしたりすると効果的です。
2.マッサージを取り入れる:手軽にできるセルフマッサージも有効です。特に肩や首を優しく揉むことで、リラックス効果が期待できます。
3.ウォーキングや軽い運動:短時間のウォーキングや軽い運動をすることで、体内の緊張をほぐし、リフレッシュすることができます。

これらの方法を実践することで、焦りによる体の反応をコントロールし、落ち着きを取り戻すことができます。

3. ポジティブな自己対話を行う

ポジティブな自己対話を行う

焦りを感じた時には、否定的な思考が頭を支配しがちです。そんな時こそ、ポジティブな自己対話を取り入れることが大切です。自己対話とは、自分自身に向けた内なる言葉であり、これをポジティブにすることで、心を落ち着け、前向きな気持ちを取り戻すことができます。ここでは、ポジティブな自己対話の方法とその効果について紹介します。

【ポジティブな自己対話の方法】
1.肯定的なフレーズを使う:焦りを感じた時に、「大丈夫、落ち着こう」「これは一時的なことだ」といった肯定的な言葉を自分に投げかけます。これにより、不安やストレスが軽減されます。
2.成功体験を思い出す:過去に成功した経験や乗り越えた困難を思い出し、「あの時もできたから、今回も大丈夫」と自分に言い聞かせます。
3.感謝の気持ちを持つ:自分の周りにあるポジティブな事柄や、感謝すべきことを思い浮かべ、「ありがとう」と自分に言うことで、前向きな気持ちを育てます。

【ポジティブな自己対話の効果】
1.ストレスの軽減:ポジティブな言葉を使うことで、心の中の否定的な思考を減らし、ストレスを和らげる効果があります。
2.自己肯定感の向上:自分を肯定することで、自己肯定感が高まり、自信を持つことができます。これにより、焦りに対する耐性が強くなります。
3.精神的な安定:ポジティブな自己対話を継続することで、心が安定し、冷静な判断を下しやすくなります。

これらの方法を実践することで、焦りを感じた時でも落ち着いて対処できるようになります。ポジティブな自己対話は、日常生活においても役立つスキルですので、ぜひ取り入れてみてください。

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