話し相手サービスについて
ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。
今回は話し相手サービスについてお話したいと思います。話し相手サービスとはその名の通りですが、誰かと話をしたいと思っている方と話をするサービスです。自分の周りに気軽に話を出来る相手がいない方や、話したことがない人と話すことで刺激を得たい、といった方が利用しています。
もちろん状況によっては仕方ないケースもありますが、本来話し相手は自分の周りにいるものです。そして、話し相手サービスを利用するということは、話し相手を欲している状態であって、元気であると言えます。
話し相手サービスを利用することが悪いわけではありませんが、やはりお話ができる相手は周りにいて欲しいものです。話し相手サービスが必要ない環境づくりについて詳しく説明していきます。
投稿者プロフィール

- 心理カウンセラー
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【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上
【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない
【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。
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目次
1.年下(後輩)との人間関係のあり方を見直す
社会の中で生きていると、年を重ねるごとに年下の人との関わりが増えてきます。仕事上で言えば部下、プライベートでは人生の後輩でしょうか。自分の年齢が上がっていますので当然ですよね。
あなたは年下の人と関わる時にどのような接し方をしていますか?仕事上で言えばやはり上司としての威厳を示さないとという態度になってしまったり、プライベートでは口うるさい教えたがり人になっていませんか?
これは悪いことではありませんが、相手からするとなるべく関わらないようにしようとなってしまいます。なぜかというと、聞きたい話ではないからです。
多くの方は無理に威厳を示そうとしなくても、年上の人には相応の礼儀を持って接しています。つまり、自分からアピールする必要はないのです。逆にあなたが対等と思って接することで、相手は気さくな話やすい先輩として良い印象を持ってくれます。
上下関係を植え付けようとした場合は、下である必要がないと感じた時に崩壊します。メリットによって関係性が成り立っているとも言えます。対等な人間関係を構築しようとした場合は、人と人としての関係性が構築されそう簡単に崩れることはありません。例えば仕事上での付き合いが終わった後でも、話し相手になってくれるでしょう。そういった人を1人でも多く持つことで、話し相手サービスを利用しなくても良い環境が生まれます。
2.人間関係の輪を広げていこう
日本人は職場、家庭以外の人間関係の輪を持つことが苦手という人が多いです。実際には苦手というよりもなかなか職場、家庭以外の時間を取ることができないというのが実情でしょう。確かに残業も含めると1日10時間仕事をし、通勤時間を含めると12時間拘束、睡眠5時間、食事やお風呂や準備時間などで2時間と考えると、自分の時間は5時間です。テレビを見たりゴロゴロしていればあっという間ですね。
そして、休日は家族サービスを行ったり日頃の疲れを癒やすために睡眠をたっぷり取る人も多いでしょう。この事自体は悪いことではありませんが、ずっとこういった生活を続けていくと、周りに相談できる人、話し相手がいなくなってしまいます。
何でも話せる話し相手は、すぐに出来るものではありません。年を重ねるごとに慎重にコミュニケーションを取るようになりますので、尚更人間関係の構築に時間がかかります。
身近なところでは、職場の中で気が合う人と飲み仲間になったり、異業種交流会などに参加したり、趣味のサークルに参加したりなど、人間関係の輪を広げる行動を取っていくことが、話し相手に困らない日常を作る上で重要なことです。
3.話し相手サービスは良いサービスです
ここまでの話は、話し相手サービスを利用しなくて良い環境づくりをしていきましょうというものでしたが、話し相手サービス自体は非常に良いサービスです。なかなか身近な人に話しにくいことを話すことができますし、初めての人とお話をするのは良い刺激にもなります。
日常生活の中で良い人間関係の輪を構築し、その上で必要に応じて話し相手サービスを利用すると、精神的に豊かな生活が出来るようになります。ただし、話し相手サービスに依存してしまうと、ふとした瞬間に虚しさが込み上げてくるようになります。
何事もバランスが大切ですね。
まとめ
話し相手サービスについて説明してきましたがいかがでしたか?話し相手サービスは、現代の核家族化において必要性が高まっているサービスであると言えます。人間が精神的に豊かな生活を送る上で、人と話をする、コミュニケーションを取ることは非常に大切なことだからです。
しかし、話し相手サービスはあくまでサービスです。通常の人間関係の輪で足りないものを補う補助的なものという認識をしておいた方が良いですね。
人間関係の構築を本質的に見直したい、という状況にある人はカウンセリングを受けることをお勧めします。カウンセリングでは自分自身の人間関係における現状の問題点などを見つめ直すことができ、自分自身が理想とする人間関係の輪を構築するための行動を取れるようになります。
現状の足りないところを埋めるのは話し相手サービス、本質的な改善を考えている場合はカウンセリングと覚えておいてくださいね。