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【相談事例4】20代男性:転職についての愚痴相談

転職についての愚痴相談

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

こちらで挙げる相談事例は、特定の個人の相談内容とアプローチ内容、その結果を掲載しているものではなく、特定の個人のことと分からないように配慮した上で記載しています。

ただ、特定の個人のことにならないようにすると、どうしても不特定多数の方が「自分のことかも」と感じることがあるかもしれません。それだけ、個人的な背景を除けば相談内容自体は似ているものが多いためです。

リ・ハートにはこういう相談が多いんだ、というのを知ることで、自分自身の悩みを相談するのに適しているかどうかの判断にお役立て頂ければ幸いです。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

相談プロファイル

○利用サービス:電話カウンセリング
○サービス利用期間:2年
○利用頻度:数ヶ月に1回
○20代男性
○仕事:営業職
○相談内容:職場環境や上司に対する不満から転職を考えるが、転職することで改善されるのかどうかに不安を感じ、踏みとどまっている状態。職場の愚痴から転職、転職後までキャリア全般についての相談。

電話カウンセリングアプローチ

中小企業の営業職として、サービス残業は当たり前、上司は自分の仕事や自分のミスを押し付けてきたりで、日々長時間労働な上に怒られることばかり。数ヶ月に1回の電話カウンセリングは、まずはその数ヶ月に起きた出来事の中でよりストレスを感じたことを吐き出すことから始まる。

一通り愚痴を吐き出して落ち着きを取り戻したところで、転職相談に切り替わる。ここでもキャリア相談というよりも転職に対する不安や、なぜ自分が辞めなくてはいけないのかという不満を聴くことが中心。

全て聴き終えたところで、ご相談者様の心の声を問いかける。すると、転職した方が労働環境は良くなると思うが、このまま辞めるのは自分自身納得いかないという気持ちがあることに気づく。では、どうなれば自分自身が納得して転職できるのかを考える、というのを繰り返している。

電話カウンセリングアプローチのポイント

リ・ハートの電話カウンセリング

まず、このご相談者様の場合、転職したいわけではありません。転職した方が良いことは分かっている、でも今のままで転職したくないのです。ではどうしたいのか。成果を残して重要な仕事を任されるようになってから辞めてやる、という気持ちですね。

こういった人は結果的に辞めないかもしれません。自分が重要なポジションにつけば職場環境を変えることができるケースもあるため、転職する必要がなくなるかもしれないためです。

基本的にはストレスが溜まって爆発寸前になった時に、ガス抜きとして電話カウンセリングを利用している、という感じでしょうか。気持ちに寄り添って話を聴くことで、この数カ月間の出来事を整理することができ、明日からの活力が蘇ってきます。

根本的な解決にはなっていないかもしれませんが、どんなことでも共感して聴いてくれる存在があるだけで耐えることができる、そしてその耐えた先には確固たる自分の居場所があるのです。

電話カウンセリングサービスの利用でしたが、愚痴聞き、コーチング全ての要素が含まれたケースだと思います。

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