ブログ

Blog

無料電話カウンセリングをお勧めしない3つの理由

無料電話カウンセリングをお勧めしない3つの理由

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回は無料電話カウンセリングをお勧めしない3つの理由についてお話したいと思います。

有料電話カウンセリングを行っているサイトを運営していれば無料のところは勧めないよね、と思われるかもしれませんが、今回はそういった話ではありません。

無料電話カウンセリングというのは、完全に無料で行っているケースと初回無料(2回目以降は有料)というケースがあります。実は以前リ・ハートでも初回無料を行っていましたが、双方にとって良くないと感じ止めました。

無料電話カウンセリングの場合の特性や、ご相談者様の心理的な面から詳しく解説していきます。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

1.無料電話カウンセリングには無料の理由がある

無料電話カウンセリングには無料の理由がある

完全に無料でカウンセリングを行っているところというのは、「いのちの電話」のような感じの国や県、市町村やNPO団体が運営しています。そして対応するカウンセラーは基本的にボランティアが多いです。仮に収入があったとしても、決して良いとは言えない金額設定になっています。

つまり、お金が目当てではなく電話カウンセリング業務に携わりたいという気持ちが強い人が、こういった公共事業の電話カウンセリングでカウンセラーをしています。こうやって書くと志がある人が対応してくれるならいいんじゃないの?となりますが、そこには大きな問題点が潜んでいるのです。

カウンセラーとしてキャリアがあり、しっかりとしたカウンセリングスキルがある人は、相応のサラリーをもらって電話カウンセリングに従事することができるはずですよね。自分で独立することもできますし、登録カウンセラーを募っているポータルサイトも増えています。

つまり、ボランティアで対応しているカウンセラーは、カウンセラーの卵か人助けが趣味、という感じの人が多いのです。よって、電話カウンセリングのスキルに問題があったり、カウンセリングとは言えない対応をされたという話も聞きます。もちろん、親身になって話を聞いてくれるカウンセラーもいますが、カウンセラーの指名もできないケースがほとんどなので次回はどうか分かりません。

更に対応時間帯の制限があったり、なかなか電話が繋がらないケースもあります。こういったことから、定期的にかかりつけカウンセラーとして利用するのは難しいと言えますね。

そしてもう1つのケース、初回無料についてですが、初回無料はいわゆるお試しです。試してみて良かったら次回から有料で利用してね、というものです。しかし、初回無料で探しているご相談者様は無料でカウンセリングを受けたいだけの人が多いです。継続する人は初回無料で探していたわけでなく、問い合わせた電話カウンセリングサービスが初回無料を行っていた、という感じですね。

また、本当に初回無料で電話カウンセリングを受けて継続するか見極めたいと思っている人は、「カウンセラーという職種に対しての信頼」がありません。様々なカウンセラーのカウンセリングを受けたが良かったケースがない、という中で「カウンセラーという職種に対しての信頼」を失ってしまったのです。

こうなると初回無料から継続になるケースは殆どありません。カウンセリングにおいては、カウンセラーとご相談者様のラポール形成(信頼関係)が非常に重要だからです。疑うところ、いわゆるマイナスからのスタートで、初回無料の短い時間(初回無料は時間を短くしているケースが多いです)でラポールを形成するのは至難の業と言えるでしょう。

リ・ハートではお電話にてお問い合わせ頂いた場合は、ご質問や症状の確認、カウンセリングプランなどをご提案することはあります。これだけで10分程度対応していることもありますので、電話カウンセリングを受ける前の不安を和らげる対応は十分に行っていると考えています。

また、自分自身のことをカウンセラーに話すのも、ご相談者様によって違いがあります。ご相談者様それぞれに合ったアプローチを考え電話カウンセリングを行っていく、これは有料だからできることです。

2.無料だと自分と向き合う覚悟が持てない

無料だと自分と向き合う覚悟が持てない

これは全員というわけではありませんが、無料となるととりあえず、になってしまう人が多いです。例えばいらない景品でも無料ならもらっておこう、みたいなことってありますよね。ここではその景品をもらうことについて深く考えてもいませんし、景品をもらうことに向き合っていません。

もしこの景品が欲しいものであった上で何かを購入するともらえる、といった感じで条件がつくと深く考えると思います。この時は景品をもらうことに向き合っていると言えます。

電話カウンセリングを無料で受ける、有料で受ける場合も同じことです。自分と向き合う覚悟があるかどうかで、実際の電話カウンセリングの効果も全く異なります。

自分に向き合うことは決して楽しいことではありません。辛い記憶が蘇って来ることも多々あります。覚悟がなければちゃんと向き合おうとせず、きちんとカウンセリングを受けたと言えない状態で終了してしまい、効果がなかったことで別の無料カウンセラーを探すことになってしまいます。

カウンセリングサービスを受ける際に、カウンセラーの技術、ご相談者様との相性も必要ですが、ご相談者様の覚悟も同じように必要ということをこの場でお伝えしたいと思います。

3.カウンセリングの価値を感じてほしい

カウンセリングの価値を感じてほしい

これはカウンセラーとしての私の想いです。心の問題を抱えている、今の自分を変えたいと感じている人が、カウンセリングに対してお金を払って受ける価値があると感じてほしいのです。

そのためには、カウンセリングサービスに興味を持ってくださったご相談者様に、期待に沿うサービスを提供し続けることが大切だと思っています。そして、カウンセリングとはどういうものなのかをきちんと把握してほしいと願っています。

有料となるとハードルが高くなるかもしれませんが、不安なことなどがあればお電話にて対応もしていますので、お気軽にお問い合わせください。ご納得頂いた上で効果的なカウンセリングをご提案致します。

まとめ

リ・ハートの電話カウンセリング

無料電話カウンセリングをお勧めしない3つの理由について説明してきましたが、いかがでしたか?

今回ご案内した内容は全ての人に当てはまっているものではないと思います。あくまで傾向として認識ください。

ただ、無料と有料の電話カウンセリングに上記で説明したような違いは存在します。カウンセリングを受ける中で同じことを繰り返している、と感じた場合には思い切って有料のカウンセリングを受けてみるのも1つの手段でしょう。

今の状況を変えたいという気持ちが強いのであれば、ぜひリ・ハートまでお問い合わせください。状況を伺った上でカウンセリングプランをご提示致します。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ