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こころに強い弱いはない?

こころに強い弱いはない?

ご訪問ありがとうございます。
リ・ハート代表カウンセラーの佐藤です。

今回はこころの強さについてお話したいと思います。

「あの人はこころが弱い」

この表現は正しいと思いますか?確かにこころにダメージを受けやすい人と打たれ強い人がいます。しかし、その違いはこころの強さの違い、ではないのです。どういうことなのかを詳しく説明していきます。

投稿者プロフィール

佐藤 公俊
佐藤 公俊心理カウンセラー
【経歴】
・キャリアカウンセラー15年
・心理カウンセラー10年
※相談件数10,000件以上

【主な相談内容】
・うつ病、パニック障害などの精神疾患との向き合い方
・周りの人には言えない恋愛相談
・仕事が長続きしない、キャリア形成に悩んでいる
・人間関係が上手くいかない

【アプローチ】
まずは話したいこと、聴いてほしいこと、頭に浮かんだことを自由にお話ください。どんな話でも否定しませんので、安心してありのままをお話くださいね。あなたの話を受け止めた上で、心の声をキャッチし一緒に向き合い、フィードバックしていきます。

目次

こころは弱いもの

こころは弱いもの

こころが強い、弱いというのは皆のイメージによるもので、実際に強いとか弱いとかいうことはありません。目に見えるものではありませんので、落ち込みやすい人をこころが弱い、落ち込むようなことがあっても前向きに頑張れる人をこころが強いのではないか、というイメージで表現しています。

しかし、実際にはこころが大きな衝撃を受ける(ストレスを受ける)と皆同じようにこころが弱ります。つまり、こころというものは弱いのです。では、なぜ人によって同じストレスがあった場合でも受けるこころの衝撃が違うのか、それはこころが衝撃を受ける前の防御技術が違うためです。

打たれ強い人は上手く衝撃をかわしています

ストレスに対処

こころに衝撃(ストレス)を受けると、皆同じようにダメージを受けます。衝撃に対して強い、弱いではなく衝撃をいかに上手く軽減するか、その技術があるかどうかによってこころの強さが変わってきます。

例えば、柔道で投げ技を受けた時に受け身を取ります。これは受け身を取らないと投げられた衝撃をもろに受けてしまい、怪我をしてしまうためです。柔道では、投げ技を教える前にまずは受け身を教えるのもそのためです。

しかし、こころの面では柔道でいう受け身を教えてもらってから学生になる、社会人になる、ということにはなっていませんよね。よって、育ってきた環境によって知らず知らずのうちにこころの受け身を取るスキルを身につけているかどうか、ということになるのです。

打たれ強い人はダメージの回復を上手く行っています

ストレスから回復

普通に生活をしていると、ストレスによってこころはダメージを受けます。全くこころにダメージを受けないという人はいません。

ストレスという衝撃を上手くかわしてダメージを軽減することも大切ですが、もう1つ大切なのがダメージからの回復です。時間の経過によって自然と回復するものではありますが、回復よりもダメージの方が大きくなることが続くと、こころが壊れてしまいます。

ダメージの回復において最も大切なのは、タイミングです。我慢して我慢して我慢しきれなくなって誰かに相談する、という話はよくありますが、このタイミングでは対応が遅いです。我慢する前が理想ですが、せめて1度我慢してその次のタイミングで対応することが必要ですね。

回復するための行動としては、友達に相談する、美味しいものを食べに行ったり飲みに行ったりする、趣味の時間を作る、済民をしっかりと取る、カウンセリングを受けるなどがあります。

回復のための行動はどんなことでも構いません。本人が回復のための行動という認識で行ったことであれば良いのです。ただし、回復できているイメージができない、スッキリしないときには、別の方法を考える必要があります。

こころが弱いと感じている方はカウンセリングを

カウンセリングを受けよう

こころに強い弱いはないと述べてきましたが、自分はこころが弱いと感じている方は対処法を身につけていくことが大切です。

リ・ハートでは、ストレスに上手く対処していく技術を身につけていただくためのサポートをしています。ストレスの衝撃を上手くかわしてダメージを軽減し、最適なタイミングで回復することができれば、もうこころが弱いと感じることはありません。

こころが弱いと感じる日々に別れを告げ、ストレスと上手に付き合っていく日々。一歩を踏み出しましょう。

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