キャッチコピーって何?
例えば、自分自身を商品としている仕事をされている方、例えばコンサルタントやコーチ、カウンセラーなんかもそうですが、自分が得意な分野を分かりやすくするためにつけるものです。
また、商品に関しても「こんなことができる商品なんだ」ということをアピールするために使われていますね。
キャッチコピーがあると、利用を考えている人が求めているものかどうかが分かりやすくなります。例えば、ただ単に「経営コンサルタント」と名乗っていてもどんなことができるのか分かりません。
ここに「医師の開業支援ならお任せください!」というキャッチコピーが加わると、医師の開業支援を行っている経営コンサルタントであることが分かります。
更に「従業員の教育に不安がある方」や「集客までしっかりと対応」などのキャッチコピーを加えていくと、医師の開業支援の中でもどの分野に強いのかが分かります。
キャッチコピーというのは、「一言で表現する取扱説明書」とも言えます。
自分自身のキャッチコピーがなぜ必要なの?
自分自身のキャッチコピーを持つことで、以下のことが起こります。
●自分自身のことを求めている人が寄ってくる
●自分らしく生きることができる
まず、キャッチコピーがはっきりしている人は、周りの人から見ても分かりやすいです。分かりやすいから、それを求めている人が寄ってきます。結果として円滑な人間関係が出来上がります。円滑な人間関係になる人だけが寄ってくるのです。
そして、自分らしく生きることができるというのは、キャッチコピーを意識すと、自分らしさを意識することになるためです。つまり、キャッチコピーが自分らしさなのです。
自分自身のキャッチコピーの見つけ方
1.紙に長所短所を意識せずに、自分の性格を思うままに書き出してください。(出来るだけ多く、10個以上が目安)
2.書き出した性格を長所短所に振り分けてみてください。
3.振り分けた長所短所に対して「本当に長所なの?」「本当に短所なの?」と問いかけてください。
4.長所短所を見つめ直すと、実は長所にも短所の部分があり、短所にも長所の部分があることに気がつきます。性格には長所短所はない、固定概念を捨てフラットな気持ちで書き出した性格を見ることができるようになります。
5.短所として挙げていた性格の中で、より具体的なものに注目しましょう。例えば「人に意見をはっきりと言うことができない」などです。それは「はっきり意見を言いたいけどできていない」というものです。
ということは「はっきり言える自分になりたい」、つまりなりたい自分であり、なりたいと思っていることが自分らしさなのです。
6.上記のことに気づいた時、改善するための行動を起こしましょう。カウンセリングも1つの手段です。そして改善できた時に、自分自身のキャッチコピーになりますね。
上記の方法は自分らしく生きることができていない人向けの方法です。では、自分らしく生きることができている人はどうなのか?もうすでにキャッチコピーは持っています。
もし、気づいていないのであれば、自分自身のキャッチコピーを意識してみてください。上記のように書き出しても良いでしょう。そして、長所として挙げた具体的な性格がキャッチコピーです。