日本人はカウンセリングと聞くと少し抵抗がある方が多いです。カウンセリングは精神疾患がある時に受ける、そんなイメージが先行してしまっています。
そして、カウンセラーも「日本ではカウンセリングが受け入れられない」と思い、カウンセリングという言葉を使わずに類似商品を生み出しているケースが多いですね。
自己啓発関係などはカウンセリングが形を変えたものですし、占いとセットで商品化しているものも目にします。
こういったことを否定はしませんが、カウンセリングという文字を使わないサービスを普及しても、やはりカウンセリングの普及には繋がりません。それに一過性の流行としてすぐに消えていくことも多いです。
カウンセラーが「カウンセリング」という言葉にこだわり、カウンセリングを広めていきたいですね。ただ、どんなカウンセリングを行っているか、どういった考えでカウンセリングを行っているか、などを示すことは必要です。
私のカウンセリングは、自分らしく生きることをテーマにしています。そして、カウンセリングをレッスンと捉えて頂くと分かりやすい、と考えています。
但し、生徒はあなたで講師もあなたです。カウンセラーである私は生徒であるあなたと講師であるあなたが、対話しやすい環境を作ります。つまり、レッスンを行う教室そのものです。
カウンセラーが教室、カウンセラーに包まれて自分と自分が対話する、その出来事の名称がカウンセリングです。自分らしさを一番分かっているのは自分ですから。