メンタルの世界ではポジティブな発想が良いとされていますが、このポジティブというのがなかなか難しいものです。例えば無理やり「自分はできる」と思い込もうとしても、心からそう思えていなければポジティブ言語にはなりません。
最悪ネガティブ言語に発展してしまうこともあります。
カウンセリングは、自分に適したポジティブ言語を見つける機会にもなります。自分にとって心地よい言葉に気づくことがあるためです。ポジティブ言語というと、前向きな言葉と捉えがちですが、結局は発する本人が心地よいかどうかです。
どれだけ前向きな言葉であったとしても、本人が苦しく感じればそれは発した本人にとってはポジティブな発言とは言えないのです。
カウンセリングを受ける中で、こんな発言をしてはいけないのに、と思っていたことを発して心地よい気分になることがあります。それが自分のポジティブ言語であるケースがあります。
そして、最終的には誰が聞いてもポジティブと思う言葉を発するようになっていきます。一言で言うと、ネガティブな時はネガティブを受け入れる、ということですね。
ネガティブを受け入れるとポジティブになっていく、そういったイメージができるようになると、落ち着いた気持ちで生活できるようになります。
答えは常に自分の中にあることを意識しましょう。