私のカウンセリングでは、最も大切にしていることが「気づいてもらうこと」です。なぜ悩んでいるのか、その本当の原因に気づくことで、8割くらいは解決することになるためです。
私がカウンセラーとして交流会などで名刺交換をすると、多くの方から質問を受けることがあります。それは、「どういった分野を専門としてますか?」といった内容です。私は「何でも行っています。それにカウンセリングに分野はありません。」と回答しています。
確かにいろいろな分野があると言えばありますが、アプローチは変わりません。悩みというのは、簡単に説明すると「分からないことが悩み」なのです。
つまり、分かれば悩みは解消されるということになります。このメカニズムに当てはめて考えると、専門分野うんぬんという話はなくなりますよね。
気づくことで落ち着く、この感覚を大切にしたカウンセリングを実践していきたいと思っています。そのために、心の目を鍛え、鋭さを増すイメージをしています。
「穏やかな優しい眼差しに、鋭い心の目」
これが私が理想とする3つの目です。