覚えているものと忘れているもの、その違いは何かと言うと、心に響いたかどうかです。記憶は脳で行うものですが、脳にシワが刻まれることで記憶する、本当に簡単に言うとそんな感じだったと思います。
「響く」と「刻む」、若干の違いがありますが、似ている表現です。心と脳というもののイメージに合わせて表現しています。つまり、心に響いた時には脳に刻まれているとも言えます。
言い方を変えると、すぐに忘れてしまう時には、心に響かなかった、そして脳に刻む必要がなかった、とイメージできます。すると、少し気分楽になりますよね。自分にとっては忘れても問題ないもの、として捉えることができますので。
人間はいろいろなことに理由を求めます。そして、理由が見つからないとモヤモヤします。ただ、明確な理由というものが見つからない、もしく複数考えられることがあって、どれが正解なのか分からないというケースもあるでしょう。
こういった時に、自分で勝手に理由をつけるといいのです。「心に響いたものは忘れない」というタイトルも、特に根拠はありません。気になった方は共感した人でしょう。
そういった方は、「忘れる」ということに対して上記のようなイメージをすると、心のモヤモヤがなくなります。
自分なりの答えの見つけ方が分からない、という方はカウンセリングを受けると良いかもしれません。結局は自分自身を見つめることですから。