自分自身でメンタルケアを行う、いわゆるセルフコントロールというものがありますが、これには限界があります。単刀直入に言うと、自分自身の領域内でのセルフコントロールになるため、対処できる範囲が狭いのです。
これは、カウンセラーなどの心の専門家であっても同じことが言えます。自分自身で気づきを得て、心を整えることは至難の業です。
よって、カウンセラーや心理士、コーチなどを活用し、メンタルケアを行っていくことが必要になります。もちろん、訓練を行っていくことで、セルフコントロールできる範囲は広くなっていきます。
ただ、いくら広くなったとしても、自分の領域の外から見ることはできない、ということを認識しておくと良いでしょう。自分の領域の外から見ることができるのか、自分以外の人間です。これが客観的な視点ということですね。
主観的な視点で上手くいかない場合は、客観的な視点を用いることを考える、こういった考え方ができると、精神的に安定した状態を保つことができます。