かかりつけ医がストレス診断?
風邪をひいてかかりつけ医に診てもらいに行ったとき、問診がありますよね。ガラガラ(昔ながらです)って扉を開けると、回転する椅子が1つあり、その前に医師がいます。
私が子供の時は問診というと症状を確認するだけだったんですよね。でも、当然といえば当然です。風邪をひいたみたいなんです、といえば風邪の症状を確認して、喉を見たり触診をしたりします。そして、どういった薬を処方するかを決めます。
それが、最近ではストレスについて確認する医師が増えてきています。私の実体験ですが、肩を軽くもんで「かなりストレスが溜まっているんじゃないの?」と言われたことがあります。大人になったからかな、と思っていたんですが、私の子供も同じことを言われていました(笑)
まだまだ診断とまではいきませんが、ストレスによって体調を崩すということを医師も認識し、ストレス解消を促すようになってきているというのを実感した出来事です。
実際にストレスで起こる症状とは?
やはり一番多いのが頭痛です。定期的な偏頭痛を持っている方は、ストレスが原因となっている可能性があります。イメージとしては、ストレスが神経を攻撃すると思ってください。つまり、ストレスが多ければ多いほど神経が攻撃され、それが頭痛やその他の神経系の痛みに繋がっています。
また、吐き気を訴える人も多いですね。これは、消化器系の機能が低下する、正確には乱れることが原因となります。いわゆる胃酸の出過ぎですね。ストレスによって、胃酸の出るタイミングが狂ってしまい、その結果吐き気、最悪の場合は胃に穴があいてしまいます。
もう1つ吐き気が起こる理由は、吐き出したい気持ちを抑えていることです。自分を抑え込んでいる状態でストレスを感じている場合は、それを吐き出したくて仕方ない状態になっています。
でも、吐き出せないという葛藤から、本当に吐き気が生じているということもあります。
ストレス解消法はいっぱいあるけど・・・
結局は解消しなかったという方が結構います。それはストレス解消法だからそれをすればストレスに効く、という考えで実践してしまうためです。ストレス解消法は自分にとって楽しめること、リラックスできることを行って、初めて効果があるのです。
極端な言い方をすると、呼吸法などがよくありますが、やれと言われて嫌々やっても効果はありません。リラックスしていることをイメージして行って初めて効果が現れます。
自分自身が楽しめているイメージ、リラックスできているイメージがあるものを、ストレス解消法として選択しましょう。