オウム返しは心のキャッチボール

カウンセリングの基本的にスキルの1つに、「オウム返し」というものがあります。言葉からも何となくイメージできるかと思いますが、相手の言葉をそのまま返すという手法で、相談者が頭の中を整理したり、重要な部分に気づく効果があります。

「昨日海に行ってすごく楽しかったんですよ。」⇒「昨日海に行かれたんですね。」

「昨日海に行ってすごく楽しかったんですよ。」⇒「楽しかったんですね。」

上記のような感じになるのですが、ちょっと違いがあるのが分かるでしょうか?上は出来事に対して返しています。つまり、海に行ったことを返しており、話してはこの後海に行くことになった経緯、海での出来事などを話すでしょう。

では下のケースはどうでしょうか?これは感情に対して返しています。この後話し手は、楽しいと感じた理由を話しますね。

オウム返しというのは、聞きたいことを話してもらう便利なツールです。オウム返しを上手く活用することで、日常会話も上達します。

何を話したら良いか分からなくて気まずい沈黙が流れることが多い、という方は質問ではなくてオウム返しを活用すると、自然と次の会話を促すことができます。

そしてもう1つ、オウム返しを活用して話が続かない場合は、相手があまり話したくないことを返していることになります。となると、ポイントがずれていることにもなりますので、その点を身につけることで、コミュニケーション能力の向上に繋がります。

また、世間話の場合は上のケース、カウンセリングの場合は下のケースです。カウンセリングでのオウム返しは、心のキャッチボールということなのです。

感情を投げてくれたものを、そのままの感情で返す、するとその感情の裏に秘められたものを見つめることができる、そういった流れですね。

オウム返しが上手な方が、本当の聞き上手かもしれませんね。

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